どちらかが彼女を殺した



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初公開日(参考)1996年06月
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長編小説

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どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

1999年05月14日 どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。 (「BOOK」データベースより)




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どちらかが彼女を殺したの総合評価:7.46/10点レビュー 149件。Bランク


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全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(4pt)

どちらかが彼女を殺したの感想


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mick
M6JVTZ3L
No.19:
(6pt)

どちらかが彼女を殺したの感想


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くっち
4QZYGZFW
No.18:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

コンパクトで読み易い

この著者の作品は割と読んでいる方だが、この作品は未読だったので、手にした。
コンパクトにまとめられてあり、非常に読み易い。
登場人物も多くないので混乱しない。
そういうことで、あっという間に読み終えることが出来た。

※ネタばれに続く

作品は20数年前の作品ということですが、古さは全く感じませんね。
というか、著者の小説の面白さを再認識できました。
もう一度、読んでない作品を読み進めたいと思います。

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.17:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

まさにタイトル通りの話ではありますが……

まさにタイトル通り、容疑者候補は2人でどちらが犯人なのか……というのが主題の作品であり、読者にしっかり推理しながら読んで欲しいという意志が込められた作品となっています。しかし、個人的には見所というか読者としての作品として楽しむポイントはどちらが犯人なのかよりも、被害者の遺族にして第一発見者であり、そして警察官の身でありながら、最愛の妹を殺した犯人を司法の手にゆだねる気はなく、証拠を意図的に回収し独自捜査を始めるという、主人公も一種の「探偵」であり「犯人」でもあり、シリーズ本来の探偵役である加賀と対決するという、この作品独自の構図が面白く、行く末が気になるストーリーでした。


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マリオネットK
UIU36MHZ
No.16:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

やはり推理してこそミステリ

あえて犯人が誰かを書かない本格ミステリという野心的な作品である本書は発表当時非常に話題になったものだ。
これは『名探偵の掟』にも登場人物の口から語られていた
「本当に推理しながらミステリを読む読者なんているのか?」
という疑問を解き明かす為に東野氏が読者に挑んだ作品なのだ。

その昔からもエラリイ・クイーンに代表される「読者への挑戦状」という形式で読者との知的ゲームを演出していたが、本書のように真相すらも読者の推理次第で変わるという風に徹底したのは初めて。

しかしそれを成立させる為には読者が真相を解明できるためのヒントは全て開示しなければならないというリスクも発生する。つまり東野氏もまた挑戦者でもあるのだ。

殺人事件の容疑者は2人というシンプルな設定も意気込みを感じる。エラリイ・クイーンも後期は登場人物がどんどん少なくなっていったが、本書はさらにその上を行くシンプルさ。

しかしそれだけでは終わらない。妹和泉園子の仇を討つために兄康正が現場を自殺に見せかけてまで、自身で犯人を捉え、復讐を企む相手に疑問を投げかける加賀。つまり本書はどちらも犯人を捕まえる目的でありながら、自殺に見せかけようとする康正と他殺の線がどうしても拭いきれない加賀との、警官同士の一騎打ちという構図もまた現れる。
やはり東野圭吾はただの推理小説は書かないのだ。

さすがに真相が語られないとなると読書も通常よりも緊張感が増すように感じられる。元々私は推理をしながら読む方なのだが、それでさえなおそう感じる。まあ、推理しながら読むといいながらもその勝率はかなり低いのだから、仕方がないのだが。

さらに感心したのは犯人が誰かを明かさないという読者を突き放した結末でありながらも欲求不満を感じるものではなく、きちんと小説としての結末が成されていることだ。妹を殺され、佃潤一と弓場佳世子の前に立ちふさがる和泉康正の復讐とそれを阻止せんと奮闘する加賀との対決が物語の読みどころになっているところが素晴らしい。
最後に容疑者2人と康正と加賀が犯行現場の園子の部屋で一堂に会して繰り広げるサスペンスフルなやり取りは非常にスリリングで読み応えがある。しかもそこで語られる内容が犯人を特定する重要なヒントになっているのだから読書にも熱が入るのだ。

しかしかような本格ミステリに特化した物語でありながら、東野氏の数少ないシリーズキャラクター加賀恭一郎の存在感が更に厚みを増したように感じる。ディック・フランシスの競馬シリーズでいうならば、東野作品のシッド・ハレーというと云い過ぎだろうか?

また改めて本格ミステリが読者との知的ゲームであることを再認識させてくれた東野氏に感謝したい。本当にミステリは当っても外れても面白い。それが作者の挑戦に真っ向から勝負したとあっては尚更である。同趣向の『私が彼を殺した』では是非ともリベンジを果たしたい。


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Tetchy
WHOKS60S
No.15:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

加賀恭一郎シリーズ第3弾

自殺に偽装を施された妹の遺体を警察官である兄が発見した。
容疑者は2人に絞られたが、妹を殺したのは親友か元恋人か? それとも・・・

基本的に2択ですが、タイトルがミスリードだと考えて終盤まで他の可能性も無駄に追ってました(笑)
具体的に犯人の名前が記されない珍しいミステリですが、タイトルの意義とある1文から見当が付くことを踏まえるとそこまで気になりませんでした。

エーカー
NWKWLAAY
No.14:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

テンポも良く、話にグイグイ引き込まれていくんですが、読み終わった後、私は「・・・ん?えっ!ええ~!!」となってしまいました。
上級者向けの本ですかね?

sinsin9171215
9HSRJ8EP
No.13:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

加賀シリーズですが、読者への挑戦をテーマとした第1弾ですが、問題は細かな点を読み解く読解力、推理力などが高く要求されるので、一般人には少し難しく、最後はもやもや感が残ります。
(袋とじにもヒントのみで、正解は明確には記載されていないので、わからない人はググってください)
さて、本題のストーリーはというと、’とても切ない’です。この辺の読者への感情の持たせ方はさすがです。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.12:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

なかなか面白かったです。 シンプルな構成だけど凝っていて、最後の謎解きも楽しく参加できました。 スピーディーに読めるけどあんまりハラハラドキドキはしませんでした。

marebear
FLDW4YE1
No.11:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

どちらかが彼女を殺したの感想


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orehima
6U69YNBU
No.10:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

ラストでも犯人を明かさず終了するという作品で、ある意味読者への挑戦の趣向を取っています。

主に謎を解明していくのが、警察官とはいえ交通課勤務の被害者の兄です。
彼の推理ではなかなか核心を突くには至りません。そして読者に与えられる情報は断片的です。
そこに肉付け、関連付けする役目を担っているのが、今作ではお助けマンに徹している感のあるあの加賀です。
本来の加賀であれば「瞬殺」だろうなと思いつつ、「私には全てお見通し」視線で主人公をそして読者をゲームに誘っているように思えます。
予めこの趣向を念頭に練られたプロットのはずで、やはり回りくどく真相に対して遠回りしている印象は拭えません。
なので、物語本体の部分はイマイチです。
この作品の評価は「犯人当て」を委ねられた読者が、その趣向を面白いと思えるかどうかでしょう。
私は個人的に余り感心しません。
犯行に至るまでの犯人の心情など、本来必要であるはずの描写が欠落しているからです。
加害者の犯行へ至るまでの経緯が読後感に大きな影響を及ぼす事って多々ある訳ですから・・・

梁山泊
MTNH2G0O
No.9:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

スゴい。
読み終わったあと、思わず口にした言葉でした。
初めから犯人は2人のどちらかなのに、最後の最後まで絞り込めない。しかも、主人公は兄である康正。全く犯人がわかりませんでした(笑)
どの小説よりもドラマチックで人間味溢れる巧みな展開に感動しました。
加賀の人間性、洞察力、張り強さに陶酔しました。

マグル
ZH9M7YFR
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
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どちらかが彼女を殺したの感想

加賀刑事シリーズ三作目の作品です。
この作品から加賀刑事の魅力がアップされ、シリーズとしても面白さが出てきたように思われます。
この作品は最後まで犯人が明かされない作品で読者への挑戦物となっています。
文章中のヒントから犯人を推測しながら読むのは、意外と楽しく感じました。

松千代
5ZZMYCZT
No.7:
(5pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

う~ん↘あんまり好みではなかった。

みい
XL0AKYF3
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
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どちらかが彼女を殺したの感想

妹が自室で死亡する。状況は自殺とも思えたが、兄は殺人と確信してついに容疑者を2人に絞り込む。どちらが彼女を殺したのか?、と言う話です。これぞ本格推理といった感じで、少しずつ真相へ近づく過程は非常に面白かったです。動機が分からなかったのも終盤明らかになりますし、犯人を特定する決めてもまあ一応納得出来ました。ただエンディングが非常に珍しい終わり方で、ここの好みで作品の評価は分かれるでしょう。ご存じの方も多いでしょうが、以下ネタバレにて。

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なおひろ
R1UV05YV
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

読者への挑戦状を叩きつけられたみたいで、新鮮でした。しかし難しくてすぐに解説を見ることに……。
なるほどな、と納得です

アルバトロス
CRRRDTJB
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

やっぱり、結末が知りたいです。教えてください。

yaya
4EUKWF5D
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

どちらかが彼女を殺したの感想

容疑者はたったの2人。
どっちだろう…。普段は推理する事なんてないので自分で考えるって意外と新鮮。でも、直ぐに解答を見ちゃいました。

Umosuke
R5IJL8HR
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

どちらかが彼女を殺したの感想




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ゆー
98N04ZLM
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)
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過程を楽しむ為の作品

犯人当てや凶器、トリック、最後のどんでん返しなど、人それぞれミステリーの好みがあるだろう。
本書は、理論的に犯人を当てるまでの過程を楽しむ為の作品だと感じた。
過程を楽しむのは好きだが、物語としては地味だったので普通な評価。

Ariroba78
5M53WTS6
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