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本格推理7 異端の建築家たち



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初公開日(参考)1996年05月
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本格推理〈7〉異端の建築家たち (光文社文庫―文庫の雑誌)

1996年05月01日 本格推理〈7〉異端の建築家たち (光文社文庫―文庫の雑誌)

本格推理界に壮大な楼閣を築こうとする奇想の建築家たちがここに集まった。彼らが創りだした作品は、斬新なトリックで、巧妙な筆致で、読み手を迷路へと誘う。あなたは、まったく新しい1ダースの魅力あふれる謎を解き明かすことができるだろうか。鮎川哲也編集長が、第4回本格推理の応募作品から自信をもって世に送りだす12編の力作。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(7pt)

本格ミステリ作家志望者の哀歌

相変わらずセミプロ気取りで自前の探偵を出すのが鼻につく。しかもほとんどがまるで事前に合わせたかのように同じ設定。
曰く、「昔、ある事件でたまたま居合わせた(探偵)が、鮮やかに事件を解決して以来、何かと(刑事)が相談に来るのである」。これだけ同じ設定を読まされると飽きてくるのは事実。まあ、実際素人なので上手く本格推理小説に名探偵を無理なく登場させるのにバリエーションを持っていないのだろう。

今回のシリーズでは『三度目は・・・』と『漱石とフーディーニ』が秀逸。特に後者はほとんどプロ並みの筆力の持ち主で、他者と違い、素人名探偵を登場させず、しかも当時の風俗などをたくみに絡ませて、単純なパズル小説に終わっていない。ロマンめいたものを感じた。また前者もパズル小説に終始せず、プラスアルファとなる人情味を絡ませて情理の2面での解決がよい。
最後の作品『真冬の夜の怪』も結婚式のスピーチを絡ませるという技巧を凝らしているが効果はあまり出ていない。俺ならもっと心に残るように物語を終わらせるな。

しかし、この7冊目まで来て、その後作家として活躍しているのが柄刀一氏と村瀬継弥氏と北森鴻氏の3名だけとはあまり効果が上がっていないようにも思われる。まあ、このシリーズ、更に続いていくからまた続々と後の作家達の名前が出てくるのかもしれない。



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