将軍吉宗の寵姫・竹姫の代参の警固を無事に果たした御広敷用人の水城聡四郎。

夏目影二郎の元に、旧知の韮山代官・江川太郎左衛門からの依頼がきた。

美しく復元された東京駅で次々と事件が! 十津川警部の奮闘! 観光スポットにもなっている新しい東京駅で、新人ミステリー作家が偶然女性の不審死を目撃する。

謀略か復讐か? 日本の闇がうごめく悪夢のエンタテインメント! 一九六五年。IT技術のみ異様に発達した異空間の日本。

知は金なり。この大学に入学ができれば、未来は約束される、はず。

作家生活三十五年にして文学賞を受賞した竜ケ崎肇は喜んでいた。

外国人娼婦殺害の現場に、植物防疫官の甲屋が割り込んできた。

結婚相手が松坂姓だったため、思いがけずも某有名女優と同じ名前になってしまった慶子さん。

大和大学助教授の稲木は、バーのマダム啓子との情事の帰途、入試問題草案を紛失した。

稲木は楢沢莢子への愛に溺れてゆくが、莢子の異性問題から無理心中事件に巻き込まれる。一方、川西は裏口入学金の着服が問題化。

深夜の相模湾で繰り広げられる銃撃戦。冷静に引き金を絞る秘密諜報員、柊一の暗号名はブルー。

天保の改革の一環で贅沢が禁止されるなか、歌舞伎の名題役者、七代目市川團十郎が襲われた。

別れた妻が殺された。もし、あのとき離婚していなければ、私はまた遺族になるところだった。

出版社に勤める松田将明は、山口・宇部に住む女性と見合いするために旅立つ。

予備校の英語講師にしてミステリー作家の矢崎には、同じく作家を志す兄がいた。

民話と伝説の里、岩手県・遠野の五百羅漢で女性の絞殺死体が発見された!被害者は東京の会社に勤める貴代。

手軽でお洒落。若者たちの間で流行っている薬「アイスキャンディ」の正体は覚せい剤だった。

北海道東千歳の駐屯地で自衛隊員三人が反乱を起こし、大量の武器を奪い逃走した。三人は過激な地下組織に属することが判明。

京都の名所旧蹟を結ぶ路面電車・京福電鉄。通称「嵐電」愛好家の集いが「嵐電会」だ。

大屋圭造は三流経済誌の記者。企業の提灯記事を書いては広告料を取る「トリ屋」である。

宮澤賢治は、親友の女学校教師・藤原嘉藤治から不思議な話を聞く。教え子の父親が、電信柱が歩くのを見たというのだ。

バリ島に向かうため、木田健太は成田空港にいた。隣に目を瞠るほど美しい婚約者を伴って。

19世紀中葉のパリ。急に金回りがよくなり、かつての貧しい生活から一転して、社交界の中心人物となったクレマン。

内閣官房報償費に関する任務を受けた内閣情報調査室の香月喬は、政府・警察を巻き込んだ1年半前の「事件」に辿り着く。

古今東西、書物にまつわる小説は枚挙に遑がないが、近年は、古書を題材にした作品が注目されている。

天保の改革の煽りで料理茶屋「嵐山」までが営業停止に追い込まれた。

想い出の中に取り残されていた謎をめぐる、ミステリー珠玉集。

雨のなか、全身緑衣、角の生えた不審死体。 老健施設「さんざし苑」の入所者・成田は、目を離すとベランダへ行こうとする。

「よそものは、死ぬまでよそもの」 それが、この町のルール。

<京都市井図絵>美術品をめぐり、業と欲に翻弄される人々 銀閣寺の庭作りに精を出す彦次郎が突然行方知れずとなり、幼馴染みの佐七はお紀勢と夫婦となるが、彼女の心には彦次郎の面影が重く沈んでいた。

風光明媚な上高地の入口・大正池で撲殺死体が発見された。

エステサロンを経営する美貌の女社長・藤崎綾香。彼女は成功を手にするため、あらゆる手段を取ってきた。

古美術商『草美堂』の主人・高尾庄平は62歳。商売は順調で30歳も年下の野村和子を愛人にしていた。

明和製薬の村上社長に取り入りたい『草美堂』の高尾は、社長の側近である謡の師匠・倉田と、著書の代筆者・日下部に会うことで、社長の興味が肉筆浮世絵にあることを知る。

「電気人間って知ってる?」一部の地域で根強く語られている奇怪な都市伝説。真相に近付く者は次々に死んでいく。

兼業漫画家の晴奈のなじみのバーは、ビルの地下にある小さな店。

京の町に店を構える茶道具屋の「柊屋」。

巨額詐欺疑惑を追っていたジャーナリストが殺害された。

幕府の練兵場から演習の最中、鉄砲十挺と設計図が盗まれた。

不可解な謎と論理のアクロバット。

5年前、通りかかった犬に吠えられ飼い主と口論になった末に逆上し車で暴走、死者5名、重軽傷者23名という事件を引き起こした最低の死刑囚・磯崎保にファンレターが届いた。

武林館が主催する総合格闘技ルールのトーナメント、佳境へ!投げ技にこだわりぬく柔道王・岩神京太。

己に抗う男と情念に生きる女、江戸を描く「あさのあつこの世界」 心に虚空を抱える同心木暮信次郎と深い闇を抱える商人遠野屋清之介。

母は失踪。女の出入りが激しい「たらしの家」で祖父と父に育てられた庭師の雅雪は、両親を失った少年、遼平の世話をしてきた。

杉田あるのは、別人のような顔にメークされた。人気アイドルが誰にも気付かれない「普通の人」になったのだ。

浅見光彦の母が、東京・駒込の霊園で殺人事件の第一発見者となった!被害者は、山陰の小京都・津和野で隠然たる勢力を誇る旧家朱鷺一族の長老・勝蔵だった。

凄腕の殺し屋・毒猿が新宿に潜入。彼を裏切った台湾マフィアのボス・葉が標的だ。

厚労省疾病対策課の職員が轢き逃げされ死亡した三日後、医大教授の他殺体が自宅で発見された。

もう耐えられない―画家の矢沢辰生は、異常なほど嫉妬深い妻の暴力に苦悩していた。ときには死の恐怖すら感じるほどだった。

塚原マチは本好きで気弱な中学一年生。ある日、図書館で本をめくっていると一枚の便せんが落ちた。

尽誠会巴組組長・水谷優司は、抗争で妻を失った過去を持つ。

大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。

「奴に城を取らせる。そして俺は国を取る。

鬼子母神の祭りの夜、夏目影二郎の目の前で二人の武士が斬られた。背後には御三家に配された五家の陰謀がちらつく。

顔も声も自分と瓜二つ。人間性は最低。

琉球は、なぜ日本の領土なのか。歴史ミステリ、破格の傑作! 正史、稗史、ほんとうにあったこと。

誘拐された最愛の娘。

直井みすずは、義母宅に向かう途中に立ち寄った雑貨店で事件に遭遇する。強盗に抵抗した店主が拳銃で撃ち殺されたのだ。

熱海の旅館で湯田真壁なる男が殺された。

ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。

僕には小説しかない、小説家になるしかないんだ―。作家を目指して早九年経つが、一向に芽が出ない。

女性限定の25日間ヨーロッパ・ツアー旅行「ローズ・ツア」が企画された。

リサイクルショップ・カササギは今日も賑やかだ。

佐藤誠。有能な書店員であったと共に、八十六件の殺人を自供した殺人鬼。

父・常磐豊後守秀信の影御用を務める夏目影二郎の前で巫女が襲われた。

緊迫感。予期せぬ結末。

最後の最後まで結末が分からない、哀感漂う傑作推理小説! 東京の片隅、あるアパートの一室で身寄りのない男が死んだ。

先読み不能! 慟哭、驚愕のラストが待ち受ける、本格警察小説の誕生! 母子殺害事件発生。

女がひとり、必死に生きてきたその証。

元警察官僚の岬剣一郎は、更生保護委員を務めることになった。受刑者の仮出所を決める、いわば「出口の裁判官」だ。

雨が上がった多摩湖畔で死体が発見される。都心に事務所を構える商事会社の社長だった。

転落死した男は、勤務先でかけられた横領の疑いを苦にして自殺したと思われていた。

先の大戦中、赤化華族の疑いをかけられ獄死したはずの祖父・清康が生きている。

人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。

この不祥事が表沙汰になれば辞職しなければならない!私立高校の美人校長から依頼をうけた速水涼次は、学園内で起きた女子高生盗撮騒動の調査を開始する。

山崎動物病院は、病院に来られないペットのための往診もしてくれる、町で人気のクリニックだ。

大阪の港町で居酒屋を経営する藤太の元へ、中学の同級生・秋雄が少女ほづみを連れてきた。

吉宗の寵愛を受ける竹姫は、武運長久を祈願するため深川八幡宮に詣でることとなった。

「二十三年も前、余がまいた種の芽を摘み採ってきてほしい」。影御用を務めてきた夏目影二郎に新たなる命が下る。

その日、各地に雨が降り、悪意や殺意が浮かび上がった。 雨が降り始めていた。

まさにエクセレントカンパニー。1ドルで70セントの高収益を得るといわれる世界最大のフィルム会社、ソアラ社。

街の弁護士・衣田征夫は、不慣れな殺人事件を担当することになった。容疑者は知人の峰岸諒一。

久喜駅手前の線路沿いで屍体が見つかった。身許は東和紡績の社長、死因は銃殺と判明。

シャープな顔立ちに鋭い眼光、鍛え上げた肉体。西城秀夫は警察庁直属の秘密捜査官だ。

坂本純平、21歳。埼玉県東松山市出身。

私立吏塚高校の屋上で葉群という男子生徒の屍体が見つかる。

歌舞伎町の裏通りでノンフィクション・ライターが殺された。

江戸に衝撃が走った！上州の侠客、国定忠治が押し込み強盗を働いたのだ。

こがいなミステリ、いかがでござんしょ。 愛媛県警察部捜査第一課所属、外田保丞警部。

破天荒トリオが巻き込まれる7つのミステリーと5つのショートストーリー 東に失言議員がいれば辞職の危機から救い、西に自殺志願者がいれば思いとどまるよう説得し、行方不明者のブログ代筆や替え玉受験、首の切断まで引き受けます! 困った時はサルコリカ

現役内科医によるハートフルミステリー ホスピス「丘の上病院」に犬の姿になって派遣された「死神」のレオ。

三年に一度のお楽しみ。どこから読んでも面白い最強アンソロジー! 二カ月連続刊行の第一弾。

浅見光彦のもとに届いた手紙―「四月十日の午前九時に、栃木市の幸来橋の上でお待ちしています。

犯行現場は完全なる密室、容疑者には完璧なアリバイ―こんな事件、犯人は幽霊以外ありえない!霊能力者ばかりを集めた静岡県警捜査五課は、そんな不可能犯罪に出動する特殊部隊だ。

会社役員刺殺事件を追う姫川玲子に、ガンテツこと勝俣警部補が十五年前の事件を語り始める。

ふたつの殺人事件を結ぶ、謎めいた女――。

悪意に隠された真実。この男しか、突き止められない。

専門知識ゼロの肉体派刑事、狡猾な美術品詐欺事件に悪戦苦闘! やる気と体力は人一倍だが、美術にはとんと疎い新米刑事・三田村豪気が、違法スレスレの詐欺的商法を続ける美術品販売会社に挑む! 「美」と「美術」、「ホンモノ」と「ニセモノ」をめぐる、異色の捜査小説。