ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社



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    初公開日(参考)2015年03月
    分類

    長編小説

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    ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社

    2015年03月18日 ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社

    神宮前情報社(探偵社)のアンナ、ヨーコ、ノア。道で生きている貧乏猫の三人のもとにウドブノが転がり込んだ。ウドブノを日本に持ち込ませたのはヤクザの白瀬と三田村、道で生きている群れた犬のようなもので道の強者である。元々のウドブノの所有者ロシアの組織は、取引の不具合を怒りチョルト(暗殺者)を送り込む。元警察(はぐれ犬)の絵図師(裏稼業の策士)津屋崎は、アンナたちにウドブノを白瀬に売れば五千万円になると、デブなのに自信満々で持ち掛けた。頭にベーコンみたいな傷のある手下を抱える白瀬は切れ者の経済ヤクザ、簡単じゃない。そこで津屋崎は「善意の第三者」を登場させることを考えた。勝ち目は薄い、しかし、道の強者の鼻を明かしてやりたい。騙し騙され、二転三転どんでん返しのウドブノを巡る争奪戦が始まる、もう後には引けない!(「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (3pt)

    久しぶりに読んだヒキタ作品

    まず、帯を見て、野良猫を擬人化した作品だと思った自分が悪かったです。なにせ筆者には冷蔵庫を擬人化した作品まであるものですから。
     お話としては、三つ巴のお宝争奪戦で、まったく飽きなかったのですが、デブと野良猫が偶然お知り合いになるという安直さが少し気になりました。そして、最後のどんでん返しですが、おそらくヒッチコックの映画を見た世代には、結構早く予想できたと思います。
     何十年も小説を読み続けていると、なかなか驚嘆するような物語に出会えなくなってしまって、最近はノンフィクションに傾きがちです。
    ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社Amazon書評・レビュー:ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社より
    4334929974
    No.2:
    (3pt)

    もっと凝った絵図が見たかった

    作品の多くはトリッキーな部分もあるが写実的な描写を主体とするヒキタ氏。本作の飲めば願いが叶うウドブノという、かなり現実離れした超変化球のアイテムがヒキタ氏の作風にどう融合するか期待しながら読んだ。やはり一筋縄ではない展開が待ち受けており、ウドブノの落とし所も上手い。グルメでデブだが元刑事の経歴を持つ“裏絵図師”、津屋崎をはじめ、登場人物のキャラ設定も各場面で活かされていて面白い。「狸と狐の化かし合い」とでもいうか、お互いの心理を読み合う展開にハラハラさせられる。

    ただ、若干物足らないのは津屋崎の描く絵図(策略を張り巡らすという意味)がそれほど驚きではないことだ。どちらかというと、津屋崎はグルメでデブが強調されているようにも感じるし、策略面ではノアの工学的なキャラが勝っているようにも感じた。裏絵図師ならもっと凝った絵図を描いて欲しかった。
    ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社Amazon書評・レビュー:ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社より
    4334929974
    No.1:
    (4pt)

    息詰まる攻防にそうきたかと思わせる幕切れ

    ウドブノという謎の飲料を巡り、女探偵たちと元刑事で絵図師の津屋崎が、冷酷無比な経済ヤクザの白瀬たちとしのぎを削る。全てにおいて圧倒的に不利な状況の中、ウブドノを盾に白瀬たちを出し抜こうとする闘いは読み応え十分。

    津屋崎の頭脳やノアの技術、アンナの度胸が上手く融合し互角に渡り合うが、徐々に白瀬たちに精神・心理的に追い詰められる様は、なかなかスリリングで、そんな中、優位に立つ白瀬側にもそれぞれの立場に葛藤があり最後まで話が縺れに縺れ、単なる争奪戦に終わらない展開は目が離せません。

    そもそもの事の始まりにはやや引っ掛りを感じますが、ウドブノの意味もしっかりと練られており、登場人物も魅力的ですので続編が読みたいと思わせます。
    ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社Amazon書評・レビュー:ウドブノ 裏原宿・神宮前情報社より
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