鳶がクルリと

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長編
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あらすじ

2005年07月31日 鳶がクルリと (新潮文庫)

上司に嫌気がさし一流企業の総合職を捨てた貴奈子は、叔父が主宰する鳶集団「有限会社日本晴れ」を手伝い始めた。でも鳶って何?軍事オタクの双子、受験偏差値マニア、刑務所帰りの男にその生意気な娘…。貴奈子は一癖ある面々に当惑する。だが、己の意地を賭け、巨大彫刻を取り付ける損得抜きの大仕事に命を張る鳶達の姿に、貴奈子の胸は熱くなる。粋な心意気に気分は日本晴れだ。(「BOOK」データベースより)

評判

鳶がクルリとの評価:

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No.12
(5pt)

「粋」という考え方、生活スタイル

経済の発展は、本当に人を幸せにするのか?

 若い頃、左翼活動に明け暮れた風介が最後に選んだのは、
「鳶」という生き方だった。そしてそれは、経済の発展を否定し、
馬鹿な意地を通す馬鹿ばっかりのユートピアを作ろうとする、
試みでもあった。

 この物語の真の主人公は風介だ。
貴奈子は単なる語り部にすぎない。

「会社は大きくならなくてもいい。発展もしなくていい。
 職能集団でいたい。」

「発展ってなんだよ。
 人間を増やして、やりたくもない仕事を増やして、
 何を得るんだ? 稼ぐカネを増やして、なにしたいんだ?」

 風介とその仲間たちの、毎日肉体労働を続けて創られた、
ムダの無い野生動物のように美しい肉体。

 そして、その自然な生き方。

 ひたすらひたすらサワヤカだった。
鳶がクルリと Amazon書評・レビュー: 鳶がクルリとより
4104423025
No.11
(5pt)

「粋」という考え方、生活スタイル

経済の発展は、本当に人を幸せにするのか?

 若い頃、左翼活動に明け暮れた風介が最後に選んだのは、
「鳶」という生き方だった。そしてそれは、経済の発展を否定し、
馬鹿な意地を通す馬鹿ばっかりのユートピアを作ろうとする、
試みでもあった。

 この物語の真の主人公は風介だ。
貴奈子は単なる語り部にすぎない。

「会社は大きくならなくてもいい。発展もしなくていい。
 職能集団でいたい。」

「発展ってなんだよ。
 人間を増やして、やりたくもない仕事を増やして、
 何を得るんだ? 稼ぐカネを増やして、なにしたいんだ?」

 風介とその仲間たちの、毎日肉体労働を続けて創られた、
ムダの無い野生動物のように美しい肉体。

 そして、その自然な生き方。

 ひたすらひたすらサワヤカだった。
鳶がクルリと (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 鳶がクルリと (新潮文庫)より
410135832X
No.10
(4pt)

あっぱれ、日本晴れ。

キャリアOLの貴奈子さんが自分の人生にふと立ち止まってしまい、
ある日突然ひきこもりに。

そんな娘を案じた母の一計で、
叔父が率いる鳶集団「日本晴れ」の助っ人になった彼女の奮闘記。

鼻っ柱が強くて高いところが大好きな女の子・ツミちゃんや
小柄でチャーミングな親方など、
粋で、なおかつ個性豊かな
キャラクターがいきいきと光る、江戸っ子小説です。

著者の方の博識ぶりがうかがえたり、
現代芸術のテーゼが窺い知れたりと、
個人的にとても収穫が多い一冊でした。
鳶がクルリと Amazon書評・レビュー: 鳶がクルリとより
4104423025
No.9
(4pt)

あっぱれ、日本晴れ。

キャリアOLの貴奈子さんが自分の人生にふと立ち止まってしまい、
ある日突然ひきこもりに。

そんな娘を案じた母の一計で、
叔父が率いる鳶集団「日本晴れ」の助っ人になった彼女の奮闘記。

鼻っ柱が強くて高いところが大好きな女の子・ツミちゃんや
小柄でチャーミングな親方など、
粋で、なおかつ個性豊かな
キャラクターがいきいきと光る、江戸っ子小説です。

著者の方の博識ぶりがうかがえたり、
現代芸術のテーゼが窺い知れたりと、
個人的にとても収穫が多い一冊でした。
鳶がクルリと (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 鳶がクルリと (新潮文庫)より
410135832X
No.8
(5pt)

かっこいい!

変に格好つけずに、自分の信念に従って生きることが、本当の格好良さなんだというメッセージなんだと思いました。中学生くらいの子が読んだら、きっと感化されると思います。ラストは感動で涙が出ましたー。
鳶がクルリと Amazon書評・レビュー: 鳶がクルリとより
4104423025

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