鳶がクルリと



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    初公開日(参考)2001年12月
    分類

    長編小説

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    鳶がクルリと (新潮文庫)

    2005年07月31日 鳶がクルリと (新潮文庫)

    上司に嫌気がさし一流企業の総合職を捨てた貴奈子は、叔父が主宰する鳶集団「有限会社日本晴れ」を手伝い始めた。でも鳶って何?軍事オタクの双子、受験偏差値マニア、刑務所帰りの男にその生意気な娘…。貴奈子は一癖ある面々に当惑する。だが、己の意地を賭け、巨大彫刻を取り付ける損得抜きの大仕事に命を張る鳶達の姿に、貴奈子の胸は熱くなる。粋な心意気に気分は日本晴れだ。 (「BOOK」データベースより)




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    No.13:
    (5pt)

    「粋」という考え方、生活スタイル

    経済の発展は、本当に人を幸せにするのか?

     若い頃、左翼活動に明け暮れた風介が最後に選んだのは、
    「鳶」という生き方だった。そしてそれは、経済の発展を否定し、
    馬鹿な意地を通す馬鹿ばっかりのユートピアを作ろうとする、
    試みでもあった。

     この物語の真の主人公は風介だ。
    貴奈子は単なる語り部にすぎない。

    「会社は大きくならなくてもいい。発展もしなくていい。
     職能集団でいたい。」

    「発展ってなんだよ。
     人間を増やして、やりたくもない仕事を増やして、
     何を得るんだ? 稼ぐカネを増やして、なにしたいんだ?」

     風介とその仲間たちの、毎日肉体労働を続けて創られた、
    ムダの無い野生動物のように美しい肉体。

     そして、その自然な生き方。

     ひたすらひたすらサワヤカだった。
    鳶がクルリと (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:鳶がクルリと (新潮文庫)より
    410135832X
    No.12:
    (5pt)

    「粋」という考え方、生活スタイル

    経済の発展は、本当に人を幸せにするのか?

     若い頃、左翼活動に明け暮れた風介が最後に選んだのは、
    「鳶」という生き方だった。そしてそれは、経済の発展を否定し、
    馬鹿な意地を通す馬鹿ばっかりのユートピアを作ろうとする、
    試みでもあった。

     この物語の真の主人公は風介だ。
    貴奈子は単なる語り部にすぎない。

    「会社は大きくならなくてもいい。発展もしなくていい。
     職能集団でいたい。」

    「発展ってなんだよ。
     人間を増やして、やりたくもない仕事を増やして、
     何を得るんだ? 稼ぐカネを増やして、なにしたいんだ?」

     風介とその仲間たちの、毎日肉体労働を続けて創られた、
    ムダの無い野生動物のように美しい肉体。

     そして、その自然な生き方。

     ひたすらひたすらサワヤカだった。
    鳶がクルリと (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:鳶がクルリと (新潮文庫)より
    410135832X
    No.11:
    (4pt)

    あっぱれ、日本晴れ。

    キャリアOLの貴奈子さんが自分の人生にふと立ち止まってしまい、
    ある日突然ひきこもりに。

    そんな娘を案じた母の一計で、
    叔父が率いる鳶集団「日本晴れ」の助っ人になった彼女の奮闘記。

    鼻っ柱が強くて高いところが大好きな女の子・ツミちゃんや
    小柄でチャーミングな親方など、
    粋で、なおかつ個性豊かな
    キャラクターがいきいきと光る、江戸っ子小説です。

    著者の方の博識ぶりがうかがえたり、
    現代芸術のテーゼが窺い知れたりと、
    個人的にとても収穫が多い一冊でした。
    鳶がクルリと (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:鳶がクルリと (新潮文庫)より
    410135832X
    No.10:
    (5pt)

    かっこいい!

    変に格好つけずに、自分の信念に従って生きることが、本当の格好良さなんだというメッセージなんだと思いました。中学生くらいの子が読んだら、きっと感化されると思います。ラストは感動で涙が出ましたー。
    鳶がクルリと (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:鳶がクルリと (新潮文庫)より
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    No.9:
    (5pt)

    人生物語

    知らないことにも興味を持たせ

    人としての行き方を

    物語を通して語っています

    人は難しく考えずに

    素直に生きた方がいい

    そんな話に引き寄せられ

    その一方であぁ終わって欲しくはないなぁと

    思ってしまった自分がいました

    浅田二郎の「プリズンホテル」を好きな方は

    私はお勧めではないかと思いました

    久しぶりに最後にもらい泣きをしてしまいました
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