ファミレス
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何年か前、日経新聞で連載されていた小説。夫婦で競い合って読んでました。当時、我々は主人公の男3人とほぼ同世代(50前後)でした。この世代は面白く読めるのではないでしょうか。ちょっととぼけたギャグというか、ボケの感覚も絶妙な脱力系です。 ストーリーの中で彩りを加えているのは料理学校のセンセイ、北白川エリカです。もう、ほんとうにハチャメチャ。でも、本質を突いており、この頃から今世間を騒がせている「ポテサラ論争」に対する、明確な解を唱えています。 「ポテトサラダは手間がかかるわりには、市販品になかなか勝てません。手間暇のコストパフォーマンスが悪いんです。じゃあデリカテッセンで美味しいものを買ってきて、そこにレーズンを足したり、カリカリに焼いたベーコンをパラッと散らしたり、オリーブオイルを垂らす、それでいいじゃないですか。小手先の技を磨くだけで、皆さんの料理は確実にワンランク上がるんです」 改めてkindleで通して読んでいますが、やっぱり面白い。よくありがちな50男の毎日にいろいろなことが起きます。涙あり、笑いあり。最後は心温かくなるような本です。 | ||||
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夫婦や家族の問題を抱えた3人の男性が主人公。 「ファミレス」という題名のわりにあまりファミレスは出てきません。 いろいろな人物が交錯して、「ここであの人が関わってくるのか!!」という面白さはあったものの、肝心の家族間の問題については、あまり結論が出ないまま、もう終わり?って感じで終わっちゃったのが残念。 あと、その日知り合った人や、そのまた知り合いの人のところとか、居候するかな?とも思うので星3で。 | ||||
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ただのグルメ本かと思って読み進めていくと、主人公3人の人間模様が絡み合い、最後まで楽しく読めました。食べ物の描写はもはや病気(笑)のレベルです。 | ||||
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妻と別居中で離婚危機もある雑誌編集長・一博と、 息子がいる一回り下の女性と再婚した惣菜屋の康文は幼なじみ。 そんな二人と料理を通して友人となった中学教師の陽平は、息子が震災ボランティアしたいと東北の大学で一人暮らしを始めたため、妻との間に話題がなくなり離婚の暗雲が立ち込める。 そんな折、陽平を慕う男子生徒の家にも離婚の危機が訪れ、陽平は自分の事はさておき生徒のために家族とは?夫婦とは?を示そうとする。 そんな感じで、50歳前後の人生の折り返し地点を迎えたオヤジ3人組が、 子育て・嫁姑問題・不倫・離婚・再婚・男の友情等、人と人との繋がりの意味や大切さを丁寧に表現していく人生ドラマであり、 タイトルのファミレスはファミリーレストランではなく『ファミリーレス』=旦那の定年を待たずに離婚していく奥さんが増えてきた現代だからこそ、新たな家族の在り方・夫婦の在り方を読者に考えさせてファミリーレスをなくしたいという願いを込めたと個人的には感じました。 ちなみに女性キャラクターたちもそれぞれが見事な魅力を備えており、女性の強さを感じた作品でもあります。 そして、これの前にレビューした『みをつくし料理帖』シリーズほどではないものの、 料理という要素も要所要所で大切な意味を持つ作品で、料理=家族を構成する大切な存在として示していた点が良かったですし、 個人的にはあらすじを読んだ感じだと面白く感じるかどうか微妙で、どちらかと言えば苦手要素作品でしたが、 きちんと温かさと感動に満ちた素晴らしい作品で大満足でした(^-^*)/ 改めて夫婦には会話が大切だなと思いましたし、奥さんと互いの趣味(ゲーム・テレビ・プロレス)を共有し合う事も多いうちは幸せと感じ、この幸せをきちんと守り続けなければいけないなと感じた作品でもあります。 家族や夫婦の在り方を感じつつ感動したい時にオススメです(*^-゜)⌒☆ | ||||
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映画の原作ということで、久々に読んでみようかなと手に取った。 読みやすさは、相変わらずで、上下二段の300ページも苦も無く読み進められる。 ある日、妻の本の中に離婚届をみつける夫、 その友人のふたりも、夫婦や家族に少なからずの苦悩がある。 そこに、夫が担任する中学生の家族の話も織り込みながら・・・ そこここにファミレスで食事する場面が出てくる。 それなりに重要な場面である。 が、 題名がファミレスがゆえに、そこに何か意味を持たせたい作者の思いが見えすぎて、 少し、はい、わかりました、という感じが出てしまったかな。 家族、夫婦のお話として、ストーリーを追うことができた。 意味のある言葉はたくさんあった。 善意の言葉が多く、わかりやすいお話であった。 泣きたい気分にはさせてくれなかった。 | ||||
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