角
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題名の割には普通の小節だった。また、題名はこの小節の中心的なテーマを示唆するものにはなっていない。極端な言い方をすると頭に生えてきた角の話はなくてもいい。しかし、この小説を読もうと思ったきっかけは題名なのでストーリーとしてはちょっと面白いこの小説の読者獲得には役立っているのかもしれない。内容の割には展開が長すぎる。大部な辞書の編纂にかかる時間のことを思えばこのくらいの長さが必要なのかもしれないがもっと削れる。 | ||||
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星は4つ。けど勧めないという珍しいパターン。 酔っ払いに飲まされて起きると、私の頭に角が生えていた。 文章の校正を生業とする主人公はお団子ヘアのようにして、フツウに出版社に出勤する。 虫になったザムザとは違い、ごくごくフツーに暮らしつづける主人公。 角をとれるかもしれないと情報を持ってきた恋人と中国まで行くが、実は恋人は忙しい中でたまには旅行を、と思っただけだった。 角は、主人公の感情を反映してちょっときゅんとしたり、しんと冷えたり、ぽっと熱を帯びたりする。 それだけ。 ひたすら校正する麻起子。 角がばれ、なぜかそのばたばたで、嫌っていた編集者や作家から求愛される。 恋人と別れて、作家に乗り換えるか? そうして角は、とれるのか? 角がなくても十分成り立つストーリーではある。 ただ、角という異物が小さくて完全に隠れるところ、だのに異質なところから作家の気持ちに火がつくあたりは、そうか、角まで行く必要があったのね、かつ、全身が虫になったんじゃダメだったのねと納得。 しかし、狂気の桜ほどキョウレツではなく、鳶がクルリとほど温かくもなく、さくっと折れるように人が死んで幕引きだったのが、うーん、うーん、うーん。 | ||||
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出版社の校閲の仕事をしているうら若き女性の頭頂部にある日突然角が生えた……というお話。 「BOOKデータベース」には「純愛小説」と紹介されていますが、どちらかというと「普通は心地良い」ということに気づかせてくれる穏やかな小説と感じました。校閲の仕事という舞台はちょっと地味かなぁ。 図書館で装丁が目に入ってつい手に取ってしまいました。じっくり見ると意外とええかげんな合成なんですが……女の子かわいいねぇとか思うとクラリオンガールだそうで。 | ||||
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朝起きると突然角が生えてた!という衝撃の事実を、動揺しつつも淡々と受け入れていく主人公の心の動きが、とても好きです。けど、主人公の出版社の校閲係って仕事を書き込みすぎてて、途中で飽きてしまった。角をカミングアウトした後、主人公を取り巻く人々が、“秘密”を共有することで繋がり、主人公を守ろうとする。そんな優しさが青臭くて、いい。 | ||||
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