凶気の桜
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映画ではカットされた部分が読めて、色々と納得しました。 ただ、ヤクザや業界の取材が少し甘いかな?とは思いましたが、フィクションなので及第点。エンタメとして楽しめました。 | ||||
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満足です! | ||||
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DVDを持っていますが活字の方がいいですね。 創造しながら山口や小管を思い浮かべれました。 | ||||
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映画から入ったけど、あらためて夢中で読むことができた。 登場人物が皆人魅力的だった。 右翼思想的なものはただのキャラ設定程度です。 人物の心の動きや、場面の詳細を伝える力が素晴らしいです。 | ||||
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主人公が“ネオ・トージョー”なる右翼集団の一人という設定から、思想的にどぎつい作品かと読了前はイメージしたが、意外とそうでもなかった。ストーリーは日本の暴力団による利権争いが主軸で直接アメリカの組織が絡んでいないし、反米思想が話の肝でもない。アメリカ文化に染まった渋谷の若者。暴力団の青雲同盟・会長青田が語るアメリカ企業のえぐい暗躍ぶり。このぐらいしか主なアメリカ敵視観が描かれていない。だからテーマがぼやけている。反米や右翼の思想をどこまで表現したいのか伝わらないのだ。利益だけを追求し徳や情をかなぐり捨てる輩をメタファー(隠喩)として、“アメリカ的”と主人公・山口が解釈している部分もあるけど、それは少し強引な印象を受ける。どうせなら、例えばアメリカ関連の組織を直接絡ませた話にした方が良かったのではないか。 ただ、上記の点を除けば十分読み応えがある。特筆すべきは、裏社会住人のリアル感あふれる描写だ。特に消し屋・三郎の仕事ぶりのディティールが素晴らしい。主人公を喰いかけている存在感に呻ってしまう。また、右の思想が強そうなイメージの作品にもかかわらず、在日朝鮮人の戦時中の悲劇が挿入されており印象深かった。 ちなみに、窪塚洋介主演で映画化された作品はもっとテーマが中途半端に仕上がっていて、チーマー狩りとエンディングで流れる主題歌ぐらいしか反米を描いていないし、ラストも納得いかない(なぜかは原作を読めば分かる)。原作である本作が断然いい。 | ||||
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