凶気の桜

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

凶気の桜の評価:

3.66/5点 レビュー 29件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.66pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全60件 1〜20 1/3ページ
No.60
(4pt)

映画を観てから読んだが、原作は良かった

映画ではカットされた部分が読めて、色々と納得しました。
ただ、ヤクザや業界の取材が少し甘いかな?とは思いましたが、フィクションなので及第点。エンタメとして楽しめました。
凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311
No.59
(4pt)

映画を観てから読んだが、原作は良かった

映画ではカットされた部分が読めて、色々と納得しました。
ただ、ヤクザや業界の取材が少し甘いかな?とは思いましたが、フィクションなので及第点。エンタメとして楽しめました。
凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.58
(5pt)

言う事なし

満足です!
凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311
No.57
(5pt)

言う事なし

満足です!
凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.56
(5pt)

DVDを思い出させる内容

DVDを持っていますが活字の方がいいですね。創造しながら山口や小管を思い浮かべれました。
凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311
No.55
(5pt)

DVDを思い出させる内容

DVDを持っていますが活字の方がいいですね。創造しながら山口や小管を思い浮かべれました。
凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.54
(5pt)

DVDを思い出させる内容

DVDを持っていますが活字の方がいいですね。 創造しながら山口や小管を思い浮かべれました。
凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311
No.53
(5pt)

DVDを思い出させる内容

DVDを持っていますが活字の方がいいですね。 創造しながら山口や小管を思い浮かべれました。
凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.52
(4pt)

グイグイ引き込まれた

映画から入ったけど、あらためて夢中で読むことができた。 登場人物が皆人魅力的だった。 右翼思想的なものはただのキャラ設定程度です。 人物の心の動きや、場面の詳細を伝える力が素晴らしいです。
凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311
No.51
(4pt)

グイグイ引き込まれた

映画から入ったけど、あらためて夢中で読むことができた。 登場人物が皆人魅力的だった。 右翼思想的なものはただのキャラ設定程度です。 人物の心の動きや、場面の詳細を伝える力が素晴らしいです。
凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.50
(4pt)

リアルな描写は見事だが、若干テーマがぼやけている

主人公が“ネオ・トージョー”なる右翼集団の一人という設定から、思想的にどぎつい作品かと読了前はイメージしたが、意外とそうでもなかった。ストーリーは日本の暴力団による利権争いが主軸で直接アメリカの組織が絡んでいないし、反米思想が話の肝でもない。アメリカ文化に染まった渋谷の若者。暴力団の青雲同盟・会長青田が語るアメリカ企業のえぐい暗躍ぶり。このぐらいしか主なアメリカ敵視観が描かれていない。だからテーマがぼやけている。反米や右翼の思想をどこまで表現したいのか伝わらないのだ。利益だけを追求し徳や情をかなぐり捨てる輩をメタファー(隠喩)として、“アメリカ的”と主人公・山口が解釈している部分もあるけど、それは少し強引な印象を受ける。どうせなら、例えばアメリカ関連の組織を直接絡ませた話にした方が良かったのではないか。
ただ、上記の点を除けば十分読み応えがある。特筆すべきは、裏社会住人のリアル感あふれる描写だ。特に消し屋・三郎の仕事ぶりのディティールが素晴らしい。主人公を喰いかけている存在感に呻ってしまう。また、右の思想が強そうなイメージの作品にもかかわらず、在日朝鮮人の戦時中の悲劇が挿入されており印象深かった。

ちなみに、窪塚洋介主演で映画化された作品はもっとテーマが中途半端に仕上がっていて、チーマー狩りとエンディングで流れる主題歌ぐらいしか反米を描いていないし、ラストも納得いかない(なぜかは原作を読めば分かる)。原作である本作が断然いい。
凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311
No.49
(4pt)

リアルな描写は見事だが、若干テーマがぼやけている

主人公が“ネオ・トージョー”なる右翼集団の一人という設定から、思想的にどぎつい作品かと読了前はイメージしたが、意外とそうでもなかった。ストーリーは日本の暴力団による利権争いが主軸で直接アメリカの組織が絡んでいないし、反米思想が話の肝でもない。アメリカ文化に染まった渋谷の若者。暴力団の青雲同盟・会長青田が語るアメリカ企業のえぐい暗躍ぶり。このぐらいしか主なアメリカ敵視観が描かれていない。だからテーマがぼやけている。反米や右翼の思想をどこまで表現したいのか伝わらないのだ。利益だけを追求し徳や情をかなぐり捨てる輩をメタファー(隠喩)として、“アメリカ的”と主人公・山口が解釈している部分もあるけど、それは少し強引な印象を受ける。どうせなら、例えばアメリカ関連の組織を直接絡ませた話にした方が良かったのではないか。
ただ、上記の点を除けば十分読み応えがある。特筆すべきは、裏社会住人のリアル感あふれる描写だ。特に消し屋・三郎の仕事ぶりのディティールが素晴らしい。主人公を喰いかけている存在感に呻ってしまう。また、右の思想が強そうなイメージの作品にもかかわらず、在日朝鮮人の戦時中の悲劇が挿入されており印象深かった。

ちなみに、窪塚洋介主演で映画化された作品はもっとテーマが中途半端に仕上がっていて、チーマー狩りとエンディングで流れる主題歌ぐらいしか反米を描いていないし、ラストも納得いかない(なぜかは原作を読めば分かる)。原作である本作が断然いい。
凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.48
(1pt)

なんて言ったらいいか・・・

バイオレンスもサスペンスも感じない、何処かで読んだような内容で、薄ぺら。
TVのサスペンスドラマ程度か。1時間で読めるから、その点は評価できる。

(B級アクション+任侠物)÷3≒凶気の桜

凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.47
(1pt)

なんて言ったらいいか・・・

バイオレンスもサスペンスも感じない、何処かで読んだような内容で、薄ぺら。
TVのサスペンスドラマ程度か。1時間で読めるから、その点は評価できる。

(B級アクション+任侠物)÷3≒凶気の桜

凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311
No.46
(5pt)

ミクロかマクロか。

白と黒の際立った、くっきりとした疾走感ある小説だと思った。ネオ・トージョーと名乗り、理由なく大人を、たむろする若者を、秩序を壊し、力でねじふせようともがく3人の若者。怒りと苛立ちを吐き散らして駆ける彼らの渇きは、彼らが一番軽蔑する、ヤクザという名の大人たちによっていとも簡単に絡めとられてゆく。あしらわれ、翻弄され、ぱっくりと自分達の青さをさらけだして崩れ落ちてゆく。いともあっけなく。
ほどけそうな精神の糸を縦にちぎろうとするのがヤクザであり、雇われて人を「消す」三郎であるならば、細くなった山口の糸に撚りを戻すのが、ひょんなことからネオ・トージョーにかかわることになった景子であり、その祖母のタエである。この小説の中心で綾をなすのはヤクザと山口ら暴力を喰らう男たちなのだが、他のヒキタ作品同様に、いやもしかしたらひときわ、この作品には女性の影が匂い立つ。山口には景子が、青田には小夜子が(もしかしたらタエが)、兵藤には涼子が。女性に対峙するそれぞれの男たちは、初めて少しだけ潤って私たちの前に現れる。
この小説を、時計じかけのオレンジの冷笑には及びもつかないと言った人もいたが、それは比べる方法が違うと思う。
前者が人間を組織との対比の中で明らかに部品として書ききった作品、いうなれば俯瞰ないしマクロをフォーカスすることで部品に言及した作品であったとしたら、後者は組織の中の部品としての人間を、同じく部品との係わりの中でディテールを明らかにしたミクロ視点の作品なのだから。
部品をじっくり見れば、全体像の中では埋没してしまう傷もある。油の染みもある。その傷や染みといった個性を書くことで、この作品には独特の湿った感じが加わっているのだ。この湿った熱こそが、時計じかけのオレンジでは一切省かれた人間性と人間の甘さであり、渇ききれない人間臭さなのだと、私は思う。
冷笑?ヒキタクニオがこの作品に込めたのは、冷たいどころか、めちゃめちゃアッツイ想いだったと思うぜ?
凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.45
(5pt)

ミクロかマクロか。

白と黒の際立った、くっきりとした疾走感ある小説だと思った。ネオ・トージョーと名乗り、理由なく大人を、たむろする若者を、秩序を壊し、力でねじふせようともがく3人の若者。怒りと苛立ちを吐き散らして駆ける彼らの渇きは、彼らが一番軽蔑する、ヤクザという名の大人たちによっていとも簡単に絡めとられてゆく。あしらわれ、翻弄され、ぱっくりと自分達の青さをさらけだして崩れ落ちてゆく。いともあっけなく。
ほどけそうな精神の糸を縦にちぎろうとするのがヤクザであり、雇われて人を「消す」三郎であるならば、細くなった山口の糸に撚りを戻すのが、ひょんなことからネオ・トージョーにかかわることになった景子であり、その祖母のタエである。この小説の中心で綾をなすのはヤクザと山口ら暴力を喰らう男たちなのだが、他のヒキタ作品同様に、いやもしかしたらひときわ、この作品には女性の影が匂い立つ。山口には景子が、青田には小夜子が(もしかしたらタエが)、兵藤には涼子が。女性に対峙するそれぞれの男たちは、初めて少しだけ潤って私たちの前に現れる。
この小説を、時計じかけのオレンジの冷笑には及びもつかないと言った人もいたが、それは比べる方法が違うと思う。
前者が人間を組織との対比の中で明らかに部品として書ききった作品、いうなれば俯瞰ないしマクロをフォーカスすることで部品に言及した作品であったとしたら、後者は組織の中の部品としての人間を、同じく部品との係わりの中でディテールを明らかにしたミクロ視点の作品なのだから。
部品をじっくり見れば、全体像の中では埋没してしまう傷もある。油の染みもある。その傷や染みといった個性を書くことで、この作品には独特の湿った感じが加わっているのだ。この湿った熱こそが、時計じかけのオレンジでは一切省かれた人間性と人間の甘さであり、渇ききれない人間臭さなのだと、私は思う。
冷笑?ヒキタクニオがこの作品に込めたのは、冷たいどころか、めちゃめちゃアッツイ想いだったと思うぜ?
凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311
No.44
(4pt)

白というより青

想像していたより読みやすかったです。
激しい暴力シーンも思った程には尾を引かず、
およそ感情移入出来そうもないような登場人物にも違和感を抱く事なく読み進められました。
力具合にバラツキがあって、所々都合の良さを感じる部分もありましたが(特に景子関係)
主人公山口の理想に対する直向さと、(たぶん)間違った方法で実現しようとする青臭い感じが
三郎の仕事の描写を丁寧に描く事で、プロとアマ(ネオ・トージョー)との対比が生きるし
山口達をとりまく人間達の、過去を経て現在に流れ着いたという物語の中に組み込まれると、
さすがの消し屋もラストは粋に映りました。
凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.43
(4pt)

白というより青

想像していたより読みやすかったです。
激しい暴力シーンも思った程には尾を引かず、
およそ感情移入出来そうもないような登場人物にも違和感を抱く事なく読み進められました。
力具合にバラツキがあって、所々都合の良さを感じる部分もありましたが(特に景子関係)
主人公山口の理想に対する直向さと、(たぶん)間違った方法で実現しようとする青臭い感じが
三郎の仕事の描写を丁寧に描く事で、プロとアマ(ネオ・トージョー)との対比が生きるし
山口達をとりまく人間達の、過去を経て現在に流れ着いたという物語の中に組み込まれると、
さすがの消し屋もラストは粋に映りました。
凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311
No.42
(4pt)

名目付けて暴れたい年頃

作者はネオナチをモデルにしてこの作品を書いたという。ネオ・トージョー。悪いけど、この名前からして「薄っぺらい」。もっとも、だからといって、「ネオ・楯の会」とか「ネオ・イッキ(北一輝)」でも困るが。映画では窪塚クン達演じる彼らは、つまり、暴れたいのだ。政治・思想と暴力は親和性がある。尾崎豊のような「アウトロー」のやり方が「カッコワルイ」で片付けられる時代、正反対ではあるが、60年代の暴力をもって政治や「革命」を論じようとした方式を、2000年代にあるいは「民族主義」的にアレンジして、市ヶ谷でも安田講堂でもなく、2000年代の渋谷に出現したのである。頭パープーな男どもを狩って金を巻き上げ、スケボーを壊し、脳味噌スカスカの女を押し倒して「真っ白な怒り」を注入する−実はこういう政治的暴力は某アムネスティが憤怒して調べていたり、ネオ・トージョーの嫌いな亜米利加が批判していたりしているが、彼らは渋谷で頻発した「政治的暴力」には気付かないし、無視するだろう。それは、結局、日常に起きてる暴力にすぎないだろうから。彼らの闘争は粗暴犯にカテゴライズされてしまうから。悲しき現実だ。作者はネオナチをモデルに、この小説を書いたという。今のところ、作者の予想は外れている。「ネット右翼」はいくらでもいるが、ネオ・トージョーはいない。それでも、こ
凶気の桜 Amazon書評・レビュー: 凶気の桜より
4104423017
No.41
(4pt)

名目付けて暴れたい年頃

作者はネオナチをモデルにしてこの作品を書いたという。ネオ・トージョー。悪いけど、この名前からして「薄っぺらい」。もっとも、だからといって、「ネオ・楯の会」とか「ネオ・イッキ(北一輝)」でも困るが。映画では窪塚クン達演じる彼らは、つまり、暴れたいのだ。政治・思想と暴力は親和性がある。尾崎豊のような「アウトロー」のやり方が「カッコワルイ」で片付けられる時代、正反対ではあるが、60年代の暴力をもって政治や「革命」を論じようとした方式を、2000年代にあるいは「民族主義」的にアレンジして、市ヶ谷でも安田講堂でもなく、2000年代の渋谷に出現したのである。頭パープーな男どもを狩って金を巻き上げ、スケボーを壊し、脳味噌スカスカの女を押し倒して「真っ白な怒り」を注入する−実はこういう政治的暴力は某アムネスティが憤怒して調べていたり、ネオ・トージョーの嫌いな亜米利加が批判していたりしているが、彼らは渋谷で頻発した「政治的暴力」には気付かないし、無視するだろう。それは、結局、日常に起きてる暴力にすぎないだろうから。彼らの闘争は粗暴犯にカテゴライズされてしまうから。悲しき現実だ。作者はネオナチをモデルに、この小説を書いたという。今のところ、作者の予想は外れている。「ネット右翼」はいくらでもいるが、ネオ・トージョーはいない。それでも、こ
凶気の桜 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 凶気の桜 (新潮文庫)より
4101358311