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凶気の桜
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凶気の桜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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面白い小説ではあります。ただそれだけ。 出てくる言葉や思想など、なかなか面白いかなと思うのですが、描きこみが不足している感じです。ヒップなバイオレンス小説とコピーにありましたが、+ライトと言った感じ。出てくる人物たちも一物ありそうでいて、どこか薄っぺら。もう少し物語。人物とも形成が必要ではなかったかと。まことに、惜しいです。著者のアメリカ嫌いだけは伝わりましたですけどね。 「時計じかけのオレンジ」も凍りつくとありましたが、とてもあの冷笑のレベルではありませんので、あしからず。 | ||||
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イマイチ・・・結局何も答として持てないのが日本人?そうじゃないだろ、と。なんか渋谷にしろ新宿にしろ汚れイメージを持たせる作品が増えすぎな気もするんだが。結局幻想的な目的か存在意義を見失うような生活の二つの選択肢しかないのだろうか。よくわからない。結局わからないままでいいのかも。なので3点。意味不明ですいません。 | ||||
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山口進(主人公)のような極度に排他的な形での愛国心は、時代が求める自然な感情の噴出、または伝統が崩壊していく現代社会に対する当然の反動として捉えるよりも、むしろそれは戦後日本がナショナリズムや国家について真剣に議論を深めてこなかったことから来る病理現象だと捉える方が自分には妥当であるように思われる。「歴史がねえからモラルがねえんだよ」と山口進は言うものの、本人が自分の持っている「イデオロギー」の思想的・歴史的背景を知らぬままでは、どこまでも「自称ナショナリスト」にすぎないのである。それは真のナショナリストには程遠い存在である。 | ||||
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日本ヴァージョン『時計仕掛けのオレンジ』っていう感じです。テンポがあってぐんぐんと一気に読めます。バイオレンス色が強いので、嫌いな人は嫌いな作品だと思います。ただ、共感できるできないの世界ではないと思います。そして、映画で人気あったみたいだからと敬遠している人でも原作はやはりイイと思います。 | ||||
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全体的に読みやすく、テンポはいいです。今、実際に存在する「ある世代」や「そこにある世界」を表現しているのだと思います。いろいろな方向へ物語の枝が伸びていくのですが、それぞれの踏み込みが浅いので、全体として淡白な印象になってしまっている点が惜しいです。映画ではどの枝にフォーカスするのかわかんないですけど、読んでから見たほうがいいと思います。色々な感情、感性が織り込まれている作品なのですが、タイトルほど血なまぐさくないです。結局のところ、作中では暴力を肯定も否定もしていないので、作者の狙いがつかめなかった。 | ||||
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ネオナチがあるなら、日本ではネオ・トージョーでしょう・・・というノリが凄い。これが笑える人は読んで欲しい。 | ||||
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