風化水脈 新宿鮫VIII



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風化水脈 新宿鮫VIII (光文社文庫)

2006年03月14日 風化水脈 新宿鮫VIII (光文社文庫)

殺人傷害事件で服役していた藤野組組員・真壁が出所した。だが、真壁が殺そうとした男は、藤野組と組む中国人組織のボスになっていた。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした―。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。心に沁みるシリーズ第8弾。 (「BOOK」データベースより)




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風化水脈 新宿鮫VIIIの総合評価:8.50/10点レビュー 52件。Aランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(10pt)

深くコクのある物語

今回の鮫島は云わば忍耐の男だ。“静”の新宿鮫である。それは作者が「時の深み」を底流に物語を紡いでいるからだ。
新宿鮫Ⅰの頃から出ていた真壁を核にし、これまでの集大成として本書を書いた事は疑いない。当初ギラついたバイプレイヤーとして出てきた真壁をこんな風に鮫島と対峙させるとは誰が予想し得ただろう。私自身、丁々発止の大攻防戦を考えていただけにこれだけじっくりと味わい深い物語を展開させられるとはいい意味で裏切られた。
そして雪絵の母と大江の物語…。最後の、機動隊の奏でる喧騒をバックに駐車場の詰所で静かに語らう鮫島と大江。サイレンとパトライトの只中でそこだけ音の消えた世界で見つめ合う雪絵の母と大江。静と動が織り成す大人の時間の味わいが、この上なく美味であった。
傑作。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.51:
(4pt)

惜しい

事件としては小粒ですが、じっくりと描かれる捜査にワクワクします。過去の事件と現在進行中の犯罪、2つのストーリーラインが少しづづ近づいていき、やがて交錯します。素晴らしいシナリオなんですが、最後の展開が拙速すぎるように感じました。まるで、尺が足らなくなり無理やりまとめたTVドラマのようです。残念ですね。
風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)より
4334074618
No.50:
(4pt)

それぞれの個性が十二分に発揮された人間ドラマ。

殺人傷害事件で服役していた藤野組組員・真壁が出所した。だが、真壁が殺そうとした男は、藤野組と組む中国人組織のボスになっていた。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした―。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。
風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)より
4334074618
No.49:
(4pt)

シリーズもの

これは読まずにはいられない。読み応えあります。
風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)より
4334074618
No.48:
(5pt)

珍しく新宿の歴史が勉強できる新宿鮫

いやぁ、おもしろい。素敵な作品です。新宿には昔、水のインフラとして重要な設備があったことなど、新宿の歴史とともに、やくざと中国人のドロドロしたストーリーが進みます、とてもおもしろかった。
風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)より
4334074618
No.47:
(4pt)

前作「灰夜」から一転、濃厚な”鮫”の世界を堪能できる。

シリーズ最長のページ数?そして久々の4文字タイトル。
桃井や藪は当然として、必ず出てくると思われていた真壁との確執、さらにはそこに村上(最後のライバル?)も絡んでくる。

最初は自動車窃盗犯の捜査が、高度経済成長期前の新宿で起きた事件と絡み、過去と現在をつないだ濃厚な人間ドラマが展開される。話し(事件の規模)はシリーズ中でも小さいが、ドラマの陰影、キャラの絡め方や熟成ドラマは今までで一番深い。

延々と続く会話のシーンの巧さ、それぞれの視点での事件の見せ方のうまさ、ますますのシリーズの深化がうかがえる。
風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:風化水脈―新宿鮫〈8〉 (カッパ・ノベルス)より
4334074618



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