■スポンサードリンク
風化水脈 新宿鮫VIII
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
風化水脈 新宿鮫VIIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
事件としては小粒ですが、じっくりと描かれる捜査にワクワクします。過去の事件と現在進行中の犯罪、2つのストーリーラインが少しづづ近づいていき、やがて交錯します。素晴らしいシナリオなんですが、最後の展開が拙速すぎるように感じました。まるで、尺が足らなくなり無理やりまとめたTVドラマのようです。残念ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺人傷害事件で服役していた藤野組組員・真壁が出所した。だが、真壁が殺そうとした男は、藤野組と組む中国人組織のボスになっていた。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした―。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは読まずにはいられない。読み応えあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いやぁ、おもしろい。素敵な作品です。新宿には昔、水のインフラとして重要な設備があったことなど、新宿の歴史とともに、やくざと中国人のドロドロしたストーリーが進みます、とてもおもしろかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ最長のページ数?そして久々の4文字タイトル。 桃井や藪は当然として、必ず出てくると思われていた真壁との確執、さらにはそこに村上(最後のライバル?)も絡んでくる。 最初は自動車窃盗犯の捜査が、高度経済成長期前の新宿で起きた事件と絡み、過去と現在をつないだ濃厚な人間ドラマが展開される。話し(事件の規模)はシリーズ中でも小さいが、ドラマの陰影、キャラの絡め方や熟成ドラマは今までで一番深い。 延々と続く会話のシーンの巧さ、それぞれの視点での事件の見せ方のうまさ、ますますのシリーズの深化がうかがえる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりに新宿鮫シリーズを読みました。 これまでこのシリーズ作品を読んできましたが、この作品はハードボイルドな内容が比較的抑えられている印象を覚えました。これまでの新宿鮫シリーズ作品から受けた、心臓の鼓動が速くなるようなドキドキ感はあまりありませんでした。 ただ、人間の考え方、思いがとてもよく伝わる作品でした。 最後の場面では真壁がどうなるのかがとても気になって一気に読みましたが、終わり方は少し拍子抜けした感がありました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鮫シリーズは全巻読んでおります。今回はこれまでと違いドンパチのシーンがなく、やや迫力にかけますがこれはこれでよろしいんじゃないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物が鮮やかに踊る中で、ヤクザの真壁がひときわ。映画だったら誰が演じるのかなと思いながらつい読みきってしまいました。現実ではあり得ない横の糸と縦の糸が見事に絡み合い、最後はロマンチックな予想を残して気持ちよくラスト。今より少し前の乱雑で活気のある世界。続編が即座に買えるKindleのせいで、当分寝不足と心地よい興奮が続きそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1円、状態も良く非常に満足しております。内容については新宿鮫ファンなら敢えてここで書く必要はないでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
数年前に読んだことがあり、印象に残っていたので再度注文しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10年ぶりくらいたって ひょんなことから新宿鮫を読み返しております この作品は 新宿の成り立ちについての部分が多く 登場人物のやりとりもアクションは少なくて 地味な作品だなと改めて思いました しかし鮫島にしろ真壁にしろ大江にしろ 多くの人から変わり者と思われている人に 強く惹きつけられるのは何故かなと思いました 生きにくさを感じながら 自分の芯を貫こうとする姿勢にきっと惹かれるのでしょうね 改めて読み返した新宿鮫は やはり面白いです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大沢在昌先生の新宿鮫というと、やはりハードボイルド小説というイメージがあると思います。 しかしこの風化水脈は、他のレビュアーさん達が仰るように、ハードボイルドにしては大人しいかも知れません。 私は読んだ時に、ハードボイルドよりもミステリー小説に近いイメージで読みました。 話が進んでいく度に判明する登場人物たちの過去の因縁、そして伏線が回収されていくさまは、まさに昔の水脈が次々と発見され、その水脈が繋がっていき、やがて川になるような物語だと思いました。 物語のキーマン真壁と、その恋人が、鮫島警部の捜査で絡んで来ますが、この二人を応援したい気持ちで読んでしまいました。 新宿鮫だけど、この作品は是非ミステリー好きな人に読んで貰いたい一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鮫島の 警察官としてのポリシーが 理解できてきた。 人情ぽくなく 人間ぽい ところに 信頼感が あるのだろう。 上からの圧力や組織のトップからの評価が低くても 自分のすべきことは何かという 自立的な姿勢が 際立っている。 高級車を窃盗する集団の洗い場を 探す中で、ヤクザ 藤野組とのつながり そして、真壁という男の因縁。 真壁を大切に思う 雪絵。その母親。 命のやり取り というのが 一人の人間を支える。 大江なる独特の生き方をしている。 その中には、複雑な思いがあるはずだが、 拳銃を奪われた警官という負い目が 一生を支える。 鮫島の周りにいる人たちは 一筋縄では いかないが それぞれ 意地を持っている。 その意地が 自分を支えている。 新宿に 井戸があり、その歴史が深く考察されていることに 新宿が 生きている街だと痛感させる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表記の通り、新装版を注文したのに、旧装版が配送されてきた。 風化水脈 新宿鮫八。 騙されたようで気分が悪い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大沢さんは新宿をよく調べているのがわかります。特にガレージの設置場所は成る程と唸ります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
刑事小説というジャンルを超えて「小説」として楽しめました。作者も書いていて実感したと思います。欲を言えば、冒頭に新宿の通りや土地区画名が沢山でてきます。それはわたしには地図が手元にないとただ煩雑なだけでした。だから、一ページか見開きの略図をつけてもらえたら、もっと楽しめたかな、と感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2000年の初版から何度か読み返していますが、今回改訂版出版を機に改めて読んでみたところ、これまでの印象とはかなり違った読後感でした。 確かに派手なアクションやシリーズ特有の緊迫感が少ないぶん新宿の地名や歴史に関する記述が多く、また登場人物の心理描写に多くのページが割かれている長編で、ややもすると冗長で中だるみの感も禁じえませんが、ある程度の年令となり自分なりの家族、夫婦、職業などに対する思いを持ったうえで読むと、これほど奥の深い新宿鮫も他の作品にはないものと感じられます。 それぞれの魅力を持つシリーズ各編ですが、その中でも大人(中高年?)向けの静かながらも読み応えのある1作ではないでしょうか。本作が今一つと感じられた若い読者の方々には、是非5年後、10年後の再読をお願いしたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ第八弾。『新宿鮫』は、こんな作品だったかと思うような余韻を残すラストが非常に良い。シリーズの中では一番の長編で、真壁、王といった懐かしい鮫島の宿敵も登場し、差し詰めオールスターキャストといったところだろうか。 現代の事件と数十年前の事件が交錯し、鮫島を中心に事件に関係する人びとの繋がりをじっくり描いているところに面白さがあるようだ。 今年に入り、月に一冊のペースで新装版が発売されており、発売と同時に購入し、読み続けているが、それも残すところ二冊となる。気になるのは鮫島と晶の関係。単なるハッピーエンドでは納得しないが、バッドエンドも寂しい感じがする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新宿鮫シリーズの8作目です。 今回は新宿に舞台が戻ってきます。 それに合わせてってわけでもないんでしょうけど、事件とはあまり関係のない部分で、 新宿の生い立ち、歴史が延々と描かれる部分があって、そこで若干ダレるかなと感じました。 お話としては、過去作に出てきた人物たちがたくさん出てくるので、 いきなりこの巻を読むのはおすすめできません。 シリーズの中では、一番面白くないかもしれません。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!