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風化水脈 新宿鮫VIII
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風化水脈 新宿鮫VIIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 1~20 1/3ページ
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事件としては小粒ですが、じっくりと描かれる捜査にワクワクします。過去の事件と現在進行中の犯罪、2つのストーリーラインが少しづづ近づいていき、やがて交錯します。素晴らしいシナリオなんですが、最後の展開が拙速すぎるように感じました。まるで、尺が足らなくなり無理やりまとめたTVドラマのようです。残念ですね。 | ||||
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殺人傷害事件で服役していた藤野組組員・真壁が出所した。だが、真壁が殺そうとした男は、藤野組と組む中国人組織のボスになっていた。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、孤独な老人・大江と知り合う。大江に秘密の匂いを嗅いだ鮫島は、潜入した古家で意外な発見をした―。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。 | ||||
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これは読まずにはいられない。読み応えあります。 | ||||
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いやぁ、おもしろい。素敵な作品です。新宿には昔、水のインフラとして重要な設備があったことなど、新宿の歴史とともに、やくざと中国人のドロドロしたストーリーが進みます、とてもおもしろかった。 | ||||
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シリーズ最長のページ数?そして久々の4文字タイトル。 桃井や藪は当然として、必ず出てくると思われていた真壁との確執、さらにはそこに村上(最後のライバル?)も絡んでくる。 最初は自動車窃盗犯の捜査が、高度経済成長期前の新宿で起きた事件と絡み、過去と現在をつないだ濃厚な人間ドラマが展開される。話し(事件の規模)はシリーズ中でも小さいが、ドラマの陰影、キャラの絡め方や熟成ドラマは今までで一番深い。 延々と続く会話のシーンの巧さ、それぞれの視点での事件の見せ方のうまさ、ますますのシリーズの深化がうかがえる。 | ||||
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鮫シリーズは全巻読んでおります。今回はこれまでと違いドンパチのシーンがなく、やや迫力にかけますがこれはこれでよろしいんじゃないでしょうか。 | ||||
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登場人物が鮮やかに踊る中で、ヤクザの真壁がひときわ。映画だったら誰が演じるのかなと思いながらつい読みきってしまいました。現実ではあり得ない横の糸と縦の糸が見事に絡み合い、最後はロマンチックな予想を残して気持ちよくラスト。今より少し前の乱雑で活気のある世界。続編が即座に買えるKindleのせいで、当分寝不足と心地よい興奮が続きそうです。 | ||||
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1円、状態も良く非常に満足しております。内容については新宿鮫ファンなら敢えてここで書く必要はないでしょう。 | ||||
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数年前に読んだことがあり、印象に残っていたので再度注文しました。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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10年ぶりくらいたって ひょんなことから新宿鮫を読み返しております この作品は 新宿の成り立ちについての部分が多く 登場人物のやりとりもアクションは少なくて 地味な作品だなと改めて思いました しかし鮫島にしろ真壁にしろ大江にしろ 多くの人から変わり者と思われている人に 強く惹きつけられるのは何故かなと思いました 生きにくさを感じながら 自分の芯を貫こうとする姿勢にきっと惹かれるのでしょうね 改めて読み返した新宿鮫は やはり面白いです | ||||
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大沢在昌先生の新宿鮫というと、やはりハードボイルド小説というイメージがあると思います。 しかしこの風化水脈は、他のレビュアーさん達が仰るように、ハードボイルドにしては大人しいかも知れません。 私は読んだ時に、ハードボイルドよりもミステリー小説に近いイメージで読みました。 話が進んでいく度に判明する登場人物たちの過去の因縁、そして伏線が回収されていくさまは、まさに昔の水脈が次々と発見され、その水脈が繋がっていき、やがて川になるような物語だと思いました。 物語のキーマン真壁と、その恋人が、鮫島警部の捜査で絡んで来ますが、この二人を応援したい気持ちで読んでしまいました。 新宿鮫だけど、この作品は是非ミステリー好きな人に読んで貰いたい一冊です。 | ||||
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大沢さんは新宿をよく調べているのがわかります。特にガレージの設置場所は成る程と唸ります。 | ||||
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刑事小説というジャンルを超えて「小説」として楽しめました。作者も書いていて実感したと思います。欲を言えば、冒頭に新宿の通りや土地区画名が沢山でてきます。それはわたしには地図が手元にないとただ煩雑なだけでした。だから、一ページか見開きの略図をつけてもらえたら、もっと楽しめたかな、と感じました。 | ||||
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2000年の初版から何度か読み返していますが、今回改訂版出版を機に改めて読んでみたところ、これまでの印象とはかなり違った読後感でした。 確かに派手なアクションやシリーズ特有の緊迫感が少ないぶん新宿の地名や歴史に関する記述が多く、また登場人物の心理描写に多くのページが割かれている長編で、ややもすると冗長で中だるみの感も禁じえませんが、ある程度の年令となり自分なりの家族、夫婦、職業などに対する思いを持ったうえで読むと、これほど奥の深い新宿鮫も他の作品にはないものと感じられます。 それぞれの魅力を持つシリーズ各編ですが、その中でも大人(中高年?)向けの静かながらも読み応えのある1作ではないでしょうか。本作が今一つと感じられた若い読者の方々には、是非5年後、10年後の再読をお願いしたいと思います。 | ||||
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シリーズ第八弾。『新宿鮫』は、こんな作品だったかと思うような余韻を残すラストが非常に良い。シリーズの中では一番の長編で、真壁、王といった懐かしい鮫島の宿敵も登場し、差し詰めオールスターキャストといったところだろうか。 現代の事件と数十年前の事件が交錯し、鮫島を中心に事件に関係する人びとの繋がりをじっくり描いているところに面白さがあるようだ。 今年に入り、月に一冊のペースで新装版が発売されており、発売と同時に購入し、読み続けているが、それも残すところ二冊となる。気になるのは鮫島と晶の関係。単なるハッピーエンドでは納得しないが、バッドエンドも寂しい感じがする。 | ||||
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この長編大作をいっきに読む醍醐味、読書の楽しさを再認識させられる。 | ||||
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前半のテンポがゆっくりしていて少し退屈な感じをしたが、中盤あたりから展開が面白くなってきた。 | ||||
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この作品は「人間」の仲間意識、恨み、先輩後輩、職業別関係、異国間感情、など、 犯罪の展開というよりは、“人間関係"がテーマだった作品だと思います。 | ||||
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これを読むまでは、自分の中では「毒猿」が新宿鮫シリーズで圧倒的に面白いという位置づけだった。 しかし、この「風化水脈」は「毒猿」とは全く対照的な展開ながら、私の中では双璧とも思える面白さ を持つ作品として心に残った。 おそらく映像にしたら、アクションもサスペンス性も乏しく、非常に淡々としたものになってしまうと 思うのだが、鮫島はもちろん、真壁、雪絵、大江といった登場人物が非常に丁寧に描き上げられており、 奥深い人間ドラマになっている。読み終えて初めて「そういえば大きな山が一つも無かったな」と感じ るが、途中での中だるみは一つも無く、退屈することは全く無かった。シリーズの中で最も心が温かく なる秀作だ。 | ||||
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