視線
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劇団員で裏方をしながら住宅地図調査員をしている三十路の女、夏帆は、偶然昔のクラスメートと遭遇し、彼女の家を訪れる途中に何者かに襲われる。どうやら同一犯が、以前少女を襲い、そしてついに殺人被害も発生した。 一見平和にみえる新興住宅地で何がおきているのか?彼女は元クラスメートと、劇団員の若い男の情報をつてに真相を探ろうとする。 作者の永嶋恵美さん自身がおばさんなんだけど、それだけにおばさんのイヤなところが目につくのだろうか、くりかえし、「あーおばさんはイヤだ」的なフレーズが不必要に多い。父の実家に帰ると、口うるさい年寄りの叔母が登場するが、これも永嶋さんのイヤな女のイメージなのだろう。 残念なのは、そういう「おばさん」論がまったくストーリーの根幹に連鎖されていなくて、ただ読者を不快にさせるだけの要素にしかなっていないことだ。そして肝心の推理小説としてのストーリーは非常に弱く、主人公の夏帆自身が警察に疑われるくだりは、「おお!そうきたか」と冤罪系の流れを期待したが、結局ちぐはぐのままだし、クライマックスも非常にインパクトが弱い。作品の出来というか、作者自身の力量がまだまだ足りないといった感じ。 | ||||
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一応伏線も回収できているし大きな破綻はない話です。 ただ必然性があるとは思えない設定は感情移入を妨げますし、全編通して苛立ち続けている主人公には大きな不快感を感じずに入られません。 帯の煽り文をを信じて購入しましたが、残念ながら¥700+taxの価値は無いと言わざるを得ませんね。 | ||||
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