明日の話はしない
- 難病 (28)
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明日の話はしないと、わたしたちは決めていた。 と、いう一節で始まる4つの短編を納めた作品。 小児病棟で入院を続ける明日を悲観した小学生、男に金を持ち逃げされ明日の見えないオカマのホームレス、大学を中退して食を転々として明日なんかどうでも良いスーパーのレジで働く元OL。そして……郵便局を襲撃して逮捕された実行犯の一人。 それぞれ単独の小説に見せかけて、1部の登場人物がリンクしており4編目の「供述調書」でその秘密が明かされる仕組み。 やり方は悪くないと思うんやけど、4つの作品とも「救い」がなく結局「明日」が見えない。ハッピーエンドを望む訳じゃないんやけど、どの作品の登場人物も落ちていったようにしか見えなくて、どこかに救いがあっても良いんじゃないかなぁと思えました。 そういう意味で、満足度は低めです。 | ||||
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タイトルにもなっている「明日の話はしないと、わたしたちは決めていた」で始まる3つの別々な話が最終話で1つになるとき・・・ 3つの話毎に主人公が異なるが、第2話である人物が重複していることに気付く。その事が謎を生み、読者の立場としては理由が知りたくなる。 最終話で繋がるが、背景にあるものが、永嶋恵美らしい作品。 正直繋げてはいるが、謎解きとしてはパズルのピースの数が少なくて、読者としてはもっと倍のピースを合わせるくらいの謎解きでないと物足りない。 | ||||
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何の関係も無さそうな三つの話が最後に一つになった時には、久しぶりに「やられた」と感じた。 あなたはこの謎に耐えられるかな? | ||||
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