大義か、道義か。 刑事と公安、親友同士のふたりの警官。

誰かが私を監視している――!? 大切に守ってきた幼い娘とのかけがえのない日々に忍び寄る不穏な影! 掟破りの手法で捜査を進める“見立て屋”が辿り着いた驚愕の真相とは? 離婚調停中の戸田奈津実は、電気メーターの検針員の仕事をしながら幼稚園に通う幼い娘を一人

フリースクール〈静鈴荘〉に通う岩瀬知香は、中学校への復学を強要する母親との問題に悩んでいた。

親族に疎まれ失意のまま辺境の神学校に編入したオーランドは、この世の怪を蒐める不思議な少年と出会う。

1963年3月21日、翌年の東京オリンピック開催を前に、公式記録映画の監督を務めることになっていた黒澤明が降板した。

港町のレストラン《ハーパーズ》で働く青年マジシャン・ヒカル。客のテーブルをまわり、マジックを披露して食事を彩っている。

氾=エウロペ連合軍の侵攻は半年後の春と予想されていた。だが敵の動きは予想よりも早く、戦闘訓練は駆け足で行われることに。

1966年8月15日、根津謙治は目黒区碑文谷二丁目にトラックを止めた。現金11億を奪うためだ。

東京からの訳あり転校生・水里あかね。

トラムに乗り合わせた“探偵”と殺人者。Gシリーズ転換点となる決定的一作。

警視庁捜査一課の田島慎吾は、自衛官の死亡事故現場に別の自衛官がおり、事故後すぐに現場から逃走していたことを知って怪しむ。

京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。

仙台の下級藩士の家に生まれ、江戸で学問を積むためには、逐電するしかなかった玉虫左太夫。

繁栄する米国と欧州列強に屈したアジア、アフリカをその目に焼き付けた玉虫左太夫。

仙台の下級藩士の家に生まれ、江戸で学問を積むためには、逐電するしかなかった玉虫左太夫。

繁栄する米国と欧州列強に屈したアジア、アフリカをその目に焼き付けた玉虫左太夫。

秋のあとに訪れる短い春、旅春。それは、時空がかかる病である――。

創立130年の全寮制年女子高である星華高等学校は、街から離れた山奥にあり規律に厳しいことで地元では有名だった。

23世紀、人々はごく一般的になったゲノム編集技術によって老いや病から緩やかに遠ざかりつつあった。

「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。

天才プロファイラー・羽吹允は、九歳のときに誘拐され、一年後に発見されてから、超記憶症候群を発症していた。

空から彼女が落ちてくる。受け止めようとして――俺は死んだ。

語学の家住准教授から呼び出された阿良々木暦。要件は「我が子を虐待している自分を助けてほしい」という依頼だった。

2005年。“僕”は渚と東京に出て、六畳一間の安アパートで暮らし始めた。

家裁調査官の武藤は貧乏くじを引くタイプらしい。無免許事故を起こした19歳は、近親者が昔、死亡事故に遭っていたと判明。

九州博多湾沖に結集する百万を超える氾=エウロペ大上陸部隊!対するはタツオ率いる十代の新任少尉六名と決戦兵器「須佐乃男」。

陸軍士官学校の厳しい訓練をくぐりぬけた者のみに授与される、貴重な卒業記念リングが古道具屋で売られていた。

母校の指輪をめぐる謎を辿ると、アメリカの暗部に存在する大掛かりな薬物ルートが浮かび上がる。

名古屋のテレビ塔が爆破され、あのテロ組織がカジノの地下から犯行声明を出した。

やめるなら――それは一体いつなんだ? 球界を代表するピッチャーとして海を渡り、MLBでも活躍した川井秀人。

永禄三年五月十九日(1560年6月12日)。「海道一の弓取り」こと今川義元が、天下に号令せんと東進を開始。

偽宗教で荒稼ぎしているベテラン女性詐欺師。その手管と首尾を描くトリッキーな一作、大石直紀「おばあちゃんといっしょ」。

恐怖、また来る。デビュー作(日本ホラー小説大賞『ぼぎわんが、来る』)、戦慄の舞台裏。

新本格30周年を迎えて、群雄割拠、活況を呈するシーンから、目利きが選んだ、時代を担う超豪華実力派5人の饗宴、珠玉のアンソロジー。

「ここじゃないどこか」に行きたい幼なじみのワタルとタカトは、5年前に地元の島にできた総合カジノ施設「レイ・ランド」の恩恵など受けることすらなく、ヤクザの下働きをするチンピラ。

フリースクール“静鈴荘”で教師として働きはじめた佐伯道成は、一人の生徒を追い詰める深刻なトラブル―謂れのない罪の告発と嫌がらせに直面する。

交通事故で瀕死の重傷を負ったピアニスト星子真琴。

刑事課強行・盗犯係所属の新人刑事・梓凪子は困惑していた。持ち込まれた案件は畑違いの人探し。

殺された鈴木の祖父で、名家の当主義麿が綴ったノートを託された浅見は、事件の核心に迫る記述に引き込まれていく。

世界的に有名な京都・伏見稲荷大社の千本鳥居に吊された四人の遺体。

春夏秋冬と不審死が発覚!四人の人物がいずれも“完全犯罪完全指南”という裏ファイルに従い、物的証拠を残さずに遺恨ある相手を殺害したのだ。

曙医科大学が開発した認知症治療薬DB‐1は、同大付属病院が実施した臨床研究で画期的な成果を上げた。

契約件数ワースト記録を更新中の負け犬セールスマン・清水勇介は、飛び込んだ安アパートで小学校時代の旧友である小山田と再会。

授業中のなにげない発言が招いた恐ろしい罠。

明治末期の日本――貿易の拠点として栄えた港町・横浜で起きる難事件を、美貌の青年名探偵が鮮やかに解決！

書くべき言葉を見失った元天才書道少年の墨森肇は、金髪碧眼 の転校生アキに一目惚れ。

小説家・森博嗣は日々何を思い、考えているのか? 2018年1月1日から半年間の毎日の仕事、遊び、思考の詳細。

屍人、屍食鬼、吸血鬼―死後もこの世を徘徊する不死人が存在する世界。

このままでは財政が破綻すると囁かれている極北市の市民病院に、極北大から派遣されてきた医師、今中良夫。

自殺する理由がない男女が、次々と飛び降りる屋上がある。

東京駅の駅長室に爆破予告の脅迫電話がかかってきた。乗降客を人質にとった犯人の要求は一億円。

伊豆諸島の「神ノ出島」でミイラ化した女性の遺体が発見された。首吊りの痕跡から、解剖医は自殺と断定。

解は示された。大人気シリーズ、ついに終幕! 天才数学者が館に隠した時と距離を超える最後の謎。

全固体電池、未来を担う夢の先端技術。

’15年に発表された話題作の中から名だたるミステリ作家・評論家が厳選!日本が世界に誇る本格ミステリ年間トップ5を収録した珠玉の短編集。

念願叶って捜査一課の刑事に抜擢された七夕菊乃は元アイドルという経歴のせいでお飾り扱い。

その島の理は科学ではない――。

信平の後ろ盾として心強かった義父・徳川頼宣は、春の訪れを前に静かに世を去った。

シリーズの垣根を越えて、ヒロイン達が、阿良々木暦と対面! 西尾維新初となるクロスオーバー小説集、堂々刊行!

救えるだろうか。 僕を殺人犯だと知っている君を。

巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。

戦後最大の未解決事件“瀬戸内バスジャック事件”に巻き込まれた十年前のあの夏から、声を失った三好詠葉、十七歳。

土地を支えていたのはミイラ化した人柱だった。

同棲相手との未来に迷うフリーター、街を警らする女性警察官、恋に悩む大学生小説家に、駆け出しやくざや、八方美人の会社員。

二億円の絵が一夜にして二百万円に急落。鑑定人は、忘却探偵・掟上今日子。

quo fata trahunt, retrahuntque, sequamur. 運命が運び、連れ戻すところに、われわれは従おう。

交番近くに置かれた不審なタオルには、血染めの文字が。

21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判に抜擢された期待の女性弁護士・松岡千紗。

顔の傷により「スカーフェイス」と呼ばれる女刑事淵神律子。

大雪に慌てる江戸。帰路を失った北町御番所の同心への見舞酒に毒が盛られていた。

第13回小説現代長編新人賞受賞作。 長野の冬は長く厳しい。

全てはラストで覆る! 強烈な余韻があなたを襲う5つのミステリ 死後の世界と禁忌の谷に心を囚われた少女の物語「見返り谷から呼ぶ声」 村で凶兆があるたび若者が捧げられる図書館の秘密「千年図書館」 地球侵略中の異星人に遭遇した大学生の奇妙な日々

デビュー20周年、講談社ノベルス53冊目は、歴史ミステリ「QED」、論理パズル「千葉千波の事件日記」など、人気シリーズの各短編が一冊に詰まった贅沢な短編集。

海賊島ーー世界最大の歓楽街として栄える、海賊の一族が統べる都。 ここへ強大な帝国の艦隊が迫る。

妖怪から相談を受ける『知恵の神』岩永琴子を呼び出したのは、何百年と生きた水神の大蛇。

キャンプ中に失踪した友人たちの捜索を頼まれた、探偵夕月と助手の亮太。

中学生の由芽は気づいたら死んでいた。閻魔大王の娘・沙羅は私を殺した犯人を当てれば生き返らせると言う。

「なぜ―僕なんだ?」 「それはね、あなたがひとりぼっちだから」 不幸な交通事故により家族を失った青年・匂坂郁紀。

ボッシュはロス市警退職を余儀なくされ、異母弟のリンカーン弁護士ミッキー・ハラーを代理人に立てロス市警への異議申し立ての訴訟をおこなっている。

容疑者フォスターは更生した元ギャング。

ボストン郊外の静かな夕暮れ、チャールズ川沿いに自転車を走らせていた、23歳のエリサ・ヴァンダースティールの死体があたかも雷に打たれたかのような状態で発見された。

匿名サイバーテロリストから奇妙な詩が届き、事件は複雑な様相を呈し始める。

すべての事件【ものがたり】はここから始まった。 謎は原点【ゼロ】に収束する――鏡の館が写す過去と現在。

それは、「推理」でなく「検証」。

当たり前だった現実が突然逆転したり、人生の見方がガラリと変わるような出来事が起こったり、この世界には驚くような謎や奇跡が鏤められている。

幕府から江戸召喚の命が下った百万石加賀藩の筆頭家老・本多政長は、数馬を連れて急ぎ金沢を出立した。

目の前で割れた小瓶。そこには美しい青い粉が入っていた。

とある地方の公立中学校、通称「北中」では、生徒たちの持ち物の紛失が相次ぎ、現場には決まってネコが描かれた黄色い付箋が残されていた。

買い物中の「僕」がいるコンビニで暴走車両の追突事故が発生。

昨日の君はクラスメイト、今日はテロリスト――。 教室を制圧した少女の動機を解き明かせ。

5年前に起きた「猫殺し事件」をきっかけに、異世界へ散り散りに飛ばされてしまった魚住二葉たち同級生7人。

一度君の手を話した僕に、もう一度手を伸ばす資格があるだろうか。 二年間、眠り続ける幼馴染の結日が残した言葉。

少女たちを襲った悍ましい事件から三箇月。来生律子の許を訪れた作倉雛子は、小壜に入った“毒”を托し姿を消した。

広島市内の大学に通う観音崎栞は、実家のある宮島に戻っていた。

その行為に「救い」が？　心を揺さぶる六篇の極上ドラマ。

調査額過去最高の上客が持ち込んだ昭和の謎は、女子高時代の汗臭い記憶。

左大臣の姫が、何者かによって腹を食い破られ、路傍でこと切れていた。

ネイト・ロマノウスキはこぶしにハヤブサを止まらせ、きびしい表情で北側からヤナギの茂みに向かっていた。

編集者須賀は渋谷のスクランブル交差点で女性を襲うゾンビを目撃する。

発端は公園で発見された少年の死体だった。捜査にあたったジャネットは、虐待と薬物の痕跡に注目。