不信の鎖: 警視庁犯罪被害者支援課6
- 警視庁犯罪被害者支援課 (5)
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堂場作品らしい堅実さを感じました。 そして、この作品で一番印象的だったのは“仕事の意義は?”という問題提起でした。 誰でも自身の仕事の意義に疑問を持つ事があると思います。“こんな事やってて意味があるのか?” この作品は、答えを与えてくれているわけでは無いです。 考えるきっかけとなっていると思います。 いいと思いました。 | ||||
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大崎というワンマン社長の娘が2年前に殺された。犯人の畑中が、別件で捕まって、娘の殺人を自供した。しかし、自供をしても、動機が曖昧であり、話さない。動機が明確にならないと犯罪の立件ができない。その動機が、わからないまま物語は進行していく。 とにかく、自信たっぷりの大崎社長。傲慢な言辞がなんとも言えないほど魅力的な悪役的な男である。 よく、こんな男が、成功したものだ。マスコミは、バンリュー社の大崎社長の言辞と行動を報道する。怒りをどこにぶつけていいのか?よくわからない。それで、大崎は、会見するというのだ。油を注ぐのが好きなのだ。報道陣に喧嘩をうっている。 村野は、被害者支援課であるが、大崎をコントロール不能であることを認識している。制御できないことを知りながら、どう対応するか苦悩する。 三浦という記者が、大崎社長を挑発する。会社がブラックなので、娘が殺されたのは、会社の隠している何か悪いことが関係していたのではないか質問する。大崎は、ブチ切れる。三浦という記者が独特のポジションにいて、そして、支援課の長住光太郎は、三浦記者に協力する。村野は、長住を胡散臭く思い、支援課をバカにする態度が気に入らないのだった。 それにしても、この大崎社長のキャラクターの作り方がすごい。傍若無人の振る舞いがあらわとなる。自分中心に世界が回っていると思っていて、警察にさえクレームをする。今どき、そんな社長がいるのかと驚く。この大崎社長が存在するので、この物語は成立する。 長男と娘の二人の子供がいて、後継者にするために帝王学を学ばせる。長男は、堅実で父親の作った路線をひたすら誠実に守ろうとする。娘は、ハウスメーカーから、新しい公共施設の設計に取り組もうとする。娘の方が、アグレッシブなのだ。その娘が殺されてしまう。犯人は誰か? 創業者でワンマンな社長の後継者問題というのは、やはり難しいと思う。子供たちに、継がせる思いが、うまく受け止められない子供たち。ふーむ。この物語は、日本の経営者の後継者問題にスポットライトを当てる。村野秋生が、最後に大崎社長にきちんということで、物語の精度が上がる。 | ||||
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警察内の一部署の話です。この作者の作品は3冊目でAmazonでの評価が高かったので読みましたが、今まで読んだものと同様に面白くありませんでした。少なくとも、私には合いません。 | ||||
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山梨県警で窃盗で逮捕された容疑者が2年前の殺人を示唆した。警視庁犯罪被害者支援課の村野は、バンリュー社長の大崎のもとへ。村野の苦悩が始まる... 相変わらず淡々と進むがこれはまたこれで面白い(  ̄▽ ̄) | ||||
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ワンマン社長の支援が必要か否か迷いながら接する村野。支援など必要ないとする社長。そうこうしていると社長も襲われ、大怪我をして入院することに。娘を殺された背景には、意外な家族どおしの後継争いがあった。 | ||||
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