ゴルフ場殺人事件

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初版刊行(参考)
種別
長編
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5,523回
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4
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48
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あらすじ

2003年12月31日 ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

フランスに滞在する富豪ルノーが、ゴルフ場で何者かに刺殺された。ポアロが事件を担当することになるが、パリ警察の名刑事ジローも捜査を開始する。ふたりは、知恵比べをしながら調査をしてゆくことになるが、まもなく富豪殺しと同じ凶器で浮浪者が殺害される事件が発生した。はたして、両事件に関連はあるのか。(「BOOK」データベースより)

評判

ゴルフ場殺人事件の評価:

6.33/10点 レビュー 3件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.33pt

ゴルフ場殺人事件の総合評価:

8.38/10点 レビュー 60件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.57
(5pt)

会話劇がおもしろい。

ヘイスティングスの奥様との馴れ初め話になるわけですが、ドラマ版を先に見ていて結構話が違うんだなと思ったものです。
原作のとってもチャーミングなお嬢さん(シンデレラ)とヘイスティングスのポンポンと飛ぶような会話がとても良いです。
惹かれあう二人と仲人なポアロさん、とても楽しく読めました。
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300023
No.56
(4pt)

邦題イマイチだが内容は秀逸。

・安西水丸さんのカバーが欲しくて購入した。
・「ゴルフ場…」って聞くと一気につまらなそう…と連想するが、
中身は秀逸で最後まで一気読みできる。
・サイドストーリー(?)のヘイスティングスの大(珍)活躍が
例によって楽しくコメディタッチで飽きさせない。
(ポアロのツッコミがまた笑える)
・ジロー刑事との鞘当て含めて、謎解きあり、エンタメありの傑作。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.55
(4pt)

《「すまない、ポアロ。きみには悪いことをしたと思ってる。でも、どうにもならないときもあるんだよ。この先、ぼくは独自の道を行くよりほかない」》p.289 ← おおっ! ヘイスティングズ、やるじゃん。

クリスティー最初期の作品(1923年刊行)ということもあり、出来栄えについては正直あまり期待していませんでした。でも、この作品、予想外に楽しめました。
事件の真相やトリックにさほどの面白味は感じなかったんだけど、語り手であるヘイスティングズと探偵のエルキュール・ポアロとの関係に生き生きとした人間味を感じたのと、ヘイスティングズに思いがけずもロマンスが降ってきたところ、良かったです。わくわくしました。とりわけ、ヘイスティングズがポアロに飛びかかり、押さえつける場面では、「おっ! ヘイスティングズ、やるじゃん」て、心の中で拍手してました。

田村義進(たむら よしのぶ)の訳文。
珍妙な言い回しや台詞で引っかかることもなく、すいすい読んでいくことができました。読みやすい文章でしたね。

あと、文庫本の表紙カバーが、掲載されているものと違ってました。2023年現在、購入した文庫本には、どこかのゴルフ場?ぽいイメージ写真が表紙に使われています。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.54
(5pt)

アガサが書いたシンデレラ物語

ゴルフ場の砂のバンカーには、死体を埋めやすい。
足跡も消しやすい。
ゴルフ場は殺人にうってつけ。

本書『ゴルフ場殺人事件』は、1923年の作品。今(2023年)から百年前の作品。
1923年と言えば、日本では大正12年、関東大震災があった年です。
アガサ33歳の時の作品。

「第1章 旅の友」で始まり、「第28章 旅の終わり」で終わります。
「旅は恋人を得て終わる」(177頁)
わかわかしくも、にがにがしい、「馬鹿」(11頁)ばかしい物語。

語り手は、「わたし」こと、「アーサー・ヘイスティングズ大尉」(362頁)
「ポアロの友人」

登場人物リストの中ほどに、「シンデレラ」という名前の人物がいます。
いかにも本名ではなさそうです。
「謎の娘」という説明だけがあります。

本書「第1章 旅の友」は、このシンデレラと「わたし」の出会いの場面です。
「カレー急行」の同じコンパートメントの向かいの席にすわっていた娘です。

「カールした黒い髪」(10頁)
「見たところ十七歳くらい」(10頁)の「おてんば娘」(11頁)が突然、
「くそったれ!」(10頁)

そして、最終行。
「“くそったれ!”と、王子さまは言ったんだよ。そして、シンデレラにキスをした」(363頁)

この「はしたない言葉」(10頁)を使い、「可愛らしいが、生意気そうな顔」の娘こそ、
アガサの小説の魅力的な登場人物「シンデレラ」です。
エンジョイ。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.53
(3pt)

ヘイスティングス

ベラとシンデレラとか、ぐちゃぐちゃと登場人物が現れ、整理されていない気がする。

スカーレットピンパーネルとか、そういうテイストがあるが、最後はドタバタとしていて、アンクルの女 を観ているかのようだった。

こいつは、ヘイスティングスに尽きる。良かったねえ。しかし、シンデレラは一度も、アーサーと呼ばないなあ、最後まで。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029

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