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星を継ぐもの
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星を継ぐものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全599件 321~340 17/30ページ
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普段SFなど読まず、推理ものばかり手に取っていた自分が この3部作はすべて初版で買った。それくらい当時夢中になった。 久々に読み返してみたのだが、やはりおもしろい。 ただ当時は気がつかなかった欠点が見えてきたりもした。 それは特に3作目に顕著で、科学の進歩こそが明るい未来を約束してくれる という概念は、さすがにどうよ、と思ってしまう。 ただそれをおぎなって余りあるワクワクと興奮がこの1作目にはある。 特にラストの1行は感動ものだ。 それとこのシリーズはキャラが立っている。これもまた少々の欠点に 目をつむってしまうゆえんである。 | ||||
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ストーリーはとても面白いです。さすがに賞をとっただけのことはあります。 でも設定に無理がありすぎです。 まず、超大国が第三世界に富をつぎ込んで助けるなんてことはありえません。昔の身分制度と同じで「生かさず殺さず」は変わらないでしょう。 こういう前提にしなければ宇宙開発どころではないのかもしれませんが、あまりに現実離れしています。それもSFの荒唐無稽さとは違い、現実に超大国(日本もその一味ですが)のために地球人口のほとんどをしめる第三国の人々が生きるのもままならず苦しんでいるというのに、能天気すぎて不愉快です。 また第3巻の「巨人たちの星」では相も変わらずソビエト(現ロシア)が悪者でアメリカが立ち向かうというストーリーですが、これも現実の悪者はアメリカです。全くそのまま国名を入れ替えたいくらいで、ばかばかしいを通り越して腹が立ってきます。 とても面白い話なのに地球政府が登場するたびに白けてしまいます。そこの部分は全くの架空の国名にするか、なくても良かったのではないでしょうか。 そこだけバカなアメリカンコミックみたいで、非常にざんねんです。内容全てを打ち消すほど残念です。 でも、それ以外はとても楽しめる作品です。私は、非常に優秀な頭脳の持ち主なのに頑固一徹なため言動がユーモラスに見えてしまうダンチェッカーが大好きです。 彼にはもっと自由な世界でのびのび活躍して欲しかったです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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まず、月面調査員が死後5万年経過した死体を発見し、その謎を解明していくという設定が引き込まれる。多くの読者はこの設定が魅力的すぎて、「小説的に面白いのか」「リアリティはどうか」といった観点に注意が向かない、もしくはあまり気にならないのではないだろうか。私も途中まではページをめくる手が止まらなかったクチだが、ゴリゴリのリアリティが展開されると思いきや徐々にリアリティに欠ける場面が表出し始め、次第に興奮は冷めていった。細かい所はリアリティを徹底している反面、大局的な場面でトンデモな描写が飛び出してくる。 登場人物も魅力がなく、特に主人公とされるハントが謎を解く推理で大活躍するわけでもないので立ち位置がよく分からない(それはそれで斬新だが)。それでも本書の魅力的な設定が上記のマイナス点より勝っていると感じた方は名作と思うのだろう。 | ||||
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ハードSFの傑作といわれるが、SFとミステリーが巧みに組み合わさり、センス・オブ・ワンダーと謎解きの面白さが重なり合って、効果を高めている。ルナリアンの起源とは? 何故月で発見されたのか? 惑星ミネルヴァとは? ガニメアンとは何者なのか? 次から次に謎が出てきて、それが有機的に繋がって最後に圧巻のクライマックス。 ストーリーとしては、それほど動きはないが、謎の解明だけで最後まで強く引っ張っていくのは、小説としての発想が如何に優れているかの証明でもある。現実の世界でコチコチになった頭を解きほぐして、新たな視点を与えてくれるような爽快感がある。 やっぱりSFの名作の一つ。 | ||||
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正直、序盤は凄く読みづらいです。 諦めずに乗り切れば中盤から後半にかけて かなり面白くなること間違いなし。保障します。 | ||||
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残念だったのですが、半分ほど読み終わって、落ちがわかってしまいました。 落ちがわかってしまってからは、なぜ優秀なはずの科学者たちが、 ここまで的を外した推理を繰り返すんだろうと思いながら読んでました。 現実には科学者たちが全員仮説を外し続けることはあり得ないでしょう。 最後のハントのまとめで、このままの妙な仮説で終わってしまうのかと焦りました。 それでも、本書の月面で5万年前の人類が発見されるというシチュエーションは非常に面白いと思いました。 | ||||
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おもしろくない、若い時に初めてのSF(宇宙物)を読んで、非常に感動し、それ以来、読書の楽しさを教えてくれたSF、が これは最低だ、内容がない、わくわくしない、ルナリアンのどうのこうのと、発展、ストーリ―の展開が遅くだめな作品。 | ||||
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SF小説で感動するとは思わなかった。私が読んだSF小説の中でもっとも気に入ってます。 作中には悪人もなし、戦いもなし、お色気もなし.....、ある出来事があり、科学者である主人公が謎を解いてゆく。ひとつ謎を解いたと思えば、その仮説に矛盾する事象が現れる、科学者同士で議論し推測する.....。文章にするとこんな地味なストーリーですが、一気に読み通してしまいたくなる内容です。訳者さんも上手いのでしょう、きっと。 はじめて読む人は自分も主人公の同僚として研究チームのひとりになりきって読むといいでしょう。ある程度、科学的な内容も多く含みますが、まぁ中学〜高校の理科をやっていれば充分理解できるでしょう。生物学っぽい内容のところではダンチェッカー先生がみっちりと解説してくれてます(笑)。 漫画版もよくできていますが、やはりはじめは小説版を読むことをおすすめします。 | ||||
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今までなんとなくでしか理解していなかったことに、こういったSF的解釈を入れることで、何もかもが面白く、そして爽快につながった。 ハードSFというジャンルは最初どういったものかわからなかった。しかし本書を読んで納得。ファンタジー、アクション、ヒューマンドラマ、コメディ、こういった要素を極限まで排除している。ひたすら学者たちの議論、調査、討論で話が進んでいく。おいおい、そんなことをして本当に面白い作品になるのか?と思いますよね?ご安心ください。めちゃくちゃ面白いです。しかも、これらのファンタジー要素などはすべて「宇宙へのロマン」という形で読後、あなたを満たしてくれます。本当にすごい作品だと思う。 突拍子もない発想がここまで論理武装されると正直何も言えない。専門家が見たら違うのかもしれませんが、私のような一般の人間がこれを読むとすべてのつじつまが合ったように思わされます。 作者の言う通り!世界はこれでいいんじゃないか?とさえ思わされてしまうほど。でも現実は違います。フィクションって怖い。 それにしても、ここまで世界を面白く見ることができるなんて本当に作者が羨ましい。 | ||||
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kindle whiteをやっと買ったので小説を読むぞ!とアマゾンオールタイムベスト100からこの小説のレビューが良くてチョイス。しかし検索したらkindle whiteにはアップされていなかった。(T T) しかたなく、久々に図書館に走りました。 文庫本の文字が小さくもう少し大きかったら読みやすいのにと思ったのでkindle whiteにやはり入れてくれないかな~と切に希望します。 内容については他の方々が絶賛するだけあって面白かった。三部作なのをあとがきで知ったので、また続編を図書館で借りて読む予定です。 | ||||
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読書は好きだがなぜかSFは避けるような感じで今まで一度も読んだことがなかった。Amazonオールタイムベストでこの著作の存在を知り人生初のSFを読んでみた。これ40年ほど前に書かれたの?と思うほど、今読んでも全く古さを感じず、ぐいぐい引き込まれました。私のように「SFなんて」という食わず嫌いの人にぜひ読んでもらいたい作品。 | ||||
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文庫本の帯に書かれた以下の宣伝文句が、決め手になりました。 ”(創元社の)読者投票第1位 創元SF文庫を代表する1冊! 星雲賞受賞” 久々に読んだSFでしたが、この謳い文句どおり、非常に面白かったです。 アーサー・C・クラークの「2001年宇宙の旅」や「地球幼年期の終わり」と同類の、人類の起源と未来を壮大に歌い上げた作品ででした。 あくまでも空想の世界ではありますが、科学的な解明や大発見がされる時に感じる興奮を、読み進めていくと味わえ、とても魅力的です。 少年の頃、SFに熱中した時に感じた"ワクワク感”を思い出しました。 | ||||
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昨年の年末(平成25年12月)に、初めてこの本を読みました。 もう、裏表紙の「月面探査中に、赤い宇宙服を着た人間(?)を発見した。調査の結果、その赤い宇宙服を着た者は、なんと5万年前の人物(?)であることが判明した」という記載だけで、物凄く想像力を掻き立てられます。 しかもこの本。 1980年に書かれたとのこと。 今から30年前に、こんな素晴らしいSF小説が書かれたなんて。 著者の限りない想像力、まさに「宇宙の果て」まで見抜けるような想像力に、本当に感心・感激した次第です。 何がこんなにこの小説が我々読者を惹きつけるのか? それは、「リアリティ」に尽きると思います。 完全なSF小説なのですが、緻密な構成で、一片の「矛盾点」もなく、「この話し、実話なのではないだろうか?」と、想像力を掻き立てられずにはいられないと思います。 2014年の今読んでも、全く色褪せることない小説です。 色々と、「宇宙」関連の本を探していたら、この本が出てきました。 書店でただ眺めていても、この本にたどり着くことはあり得なかったと思います。 「アマゾンって、すげぇ!!」と、アマゾンにも感嘆した次第です。(笑) | ||||
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第2部以降もあるけど まあ あとはあと^^ これが 金字塔!! | ||||
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楽しくてあっという間でした。三部作というなので続編に期待します。 | ||||
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イギリスのSF作家ホーガン(1941-2010)の処女作、1977年。 月面で身元不明の"人間"の死体が発見された、しかも「それ」は5万年前に死んでいたことが明らかになった。この不可能な事実から、科学的思考は如何なる解明へと向かっていけるのか。 チャーリーと名付けられた「それ」はいったい何者なのか。原子核物理学者・生物学者・言語学者・数学者・天文学者らの専門家集団が、事実を発見しそこから仮説を立て、証拠を求め、別の新事実によって覆され、また新しい仮説を立て・・・。果して謎は、壮大な物語へと科学者たちを導いていく。 ミステリ的な趣向も含んだSFの古典的な代表作。 ところで、人間は、「地球外知的生命体」という存在を、人間自身との類推によってしか理解し得ないのだろうか。それは、未知なるものに対する人間の知性と云うものの一つの限界なのだろうか。 | ||||
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話の内容や設定は面白いんですが 登場人物にまったく魅力がなく、読み進めるのが苦痛でした。 自分の理解力不足なのか、翻訳がイマイチなのか判りませんが とにかく出てくる人間や宇宙人の誰にも惹きつけられる魅力がありません。 そのせいで物語の先が知りたい気持ちが湧かず 読み終わるのにずいぶん時間が掛かってしまいました。 続編や続続編も買っているのに、本棚に仕舞ったまま・・・。 原書で読めばもっと面白いのか判りませんが またいつか、その気になったら再チャレンジしょうかな、と思う次第です。 普段、タイムトラベルや宇宙ものは大好きなんですけど残念です。 | ||||
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イギリスのSF作家ホーガン(1941-2010)の処女作、1977年。 月面で身元不明の死体が発見された、しかも「それ」は5万年前に死んでいたことが明らかになった。この不可能な事実から、科学的思考は如何なる解明へと向かっていけるのか。 チャーリーと名付けられた「それ」はいったい何者なのか。原子核物理学者・生物学者・言語学者・数学者・天文学者らの専門家集団が、事実を発見しそこから仮説を立て、証拠を求め、別の新事実によって覆され、また新しい仮説を立て・・・。果して謎は、壮大な物語へと科学者たちを導いていく。 ミステリ的な趣向も含んだSFの古典的な代表作。 ところで、人間は、「地球外知的生命体」という存在を、人間自身との類推によってしか理解し得ないのだろうか。それは、未知なるものに対する人間の知性と云うものの一つの限界なのだろうか。 | ||||
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地球以外の惑星で生物の存在を今だに発見できずにいるのが現代。 火星探査機が火星の地から水分らしきものを発見しただけで世紀の大ニュースになるくらいだ。 ハードSF作家ホーガンのデビュー作である本作はスケールが違う。 月で地球人そっくりの死体が発見される。調べてみるとその死体は死後5万年経っている。 果たしてこの死体の正体は? 冒頭のプロローグが全く意味不明なのだが、しかし最後まで読むとこのプロローグの意味が判って「あっ!」 となる仕掛け。この読後感が素晴らしく、これが唯一無二の読書体験となるので今ではカルト作になっている 所以だろう。 確かに読む価値あります! 自分は読んでいる途中はそれ程ドキドキするような興奮はなかったのだが、読み終わってもあまりピンと来なかった。 しかし数週間たってからなんだかジワジワ来ました。よく判らなかった部分はネット検索してみたりして。 作品文中に「巨人」という言葉が出てきます。冒頭部分に出てきてその後も何度出てきて重要なキーワード になるのですが、この巨人の解釈がけっこう誤解を招くのでちょっと注意が必要かもしれません。 | ||||
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