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星を継ぐもの
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星を継ぐものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全605件 301~320 16/31ページ
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今さら評価するのは申し訳ないと思いつつ・・・ SFの傑作中の傑作です。何度読んでも面白い。 この本は、ライトサーベルを振り回したり、波動砲で敵艦隊を吹っ飛ばしたり、ねこ型ロボットのポケットからいろんな道具が出てきたり、そういう類のSFではありません。 まだ人類が裸でヤリを持って野原を駆け巡っていたはずの時代に、なぜか月面に宇宙服をまとった人間がいたと。 その謎を解いていく、ある意味ミステリーです。 太陽系とか生物の進化とか、そういった分野に全く興味の無いバリバリ文系の方は、面白さは解らないかもしれません。 (事実、そういった感想を持つ友人もいました。) ですが、宇宙とか地球とか進化とかに知見や興味のある方がこれを読んだら、もう、たまらないと思います。 いったい何人にこの本を薦めたことか(笑) | ||||
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ハードSFの金字塔。 文庫本も持っているが、何度でも読み返したくなるので、kindle版を購入。 | ||||
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月に人間の遺体が発見されるというところから始まるミステリー 人間なのか?異星人なのか?タイムスリップか? SFでありながらも推理しながら読み進めることのできる名作 ちょっぴり恐怖感も味わえる | ||||
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冒頭からいきなり月面で宇宙服を着た5万年前の死体が見つかるという最大の謎が与えられ、 自分なりに色々な可能性について頭をはりめぐらせた結果、時間跳躍の話だろうと単純に予想していましたが全くの大外れでした。 頁が進むにつれて徐々に事実が明らかになり、博士たちの真相解明にまるで自分が参加しているかのような気分になります。ある一点を目指して不可解な事象が納得できる形で集約していく様が下手なミステリーよりもよっぽど面白かったです。 続編も非常に面白く、それぞれテーマや世界観が違いますが、やはり本編がおすすめです。 そのうち映画化されること間違いなしな作品だと思うので楽しみに待ちたいと思います。 | ||||
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根っからの文系なせいか、SF作品を面白いと思ったことはあまりない。せいぜい田中芳樹の銀英伝や映画のスター・ウォーズぐらいで、サイエンスの要素が色濃い海外のSFなど、読む気が全くしなかった。この作品には感情移入できるヒーローやヒロインは登場せず、韓流ドラマのような波瀾万丈の展開もない。近未来の月面基地周辺で、5万年前の宇宙服を着た人間の死体が発見されるという出来事をきっかけに、主人公の技術者と学者たちが一つ一つの事実の積み重ねから人類創世と太陽系の謎に迫るという、サイエンスの要素が極めて色濃いハードSFである。なので、私のようなSFリテラシーの低い人間にとって、面白いと思える要素の何もない作品である。 しかし、結論から言うとめっぽう面白かった。これほど面白いSFは読んだことがないと言ってもいい。人類創世と太陽系の謎という、SF好きならずとも興味の持てる、しかし大風呂敷なことこの上ないテーマでありながら、議論を経て事実を突き止めていく過程が非常にエキサイティングで、kindleでページをめくる手が止まらなかった。語り口のうまさもあるのだろうが、当時わかっていたさまざまな分野の事実を積み上げて、一つの結論に迫る文章には、並々ならぬ説得力があった。執筆からすでに40年近くが経過しているので、実際のところこの本の内容と反する事実も現在すでに発見されているが、そんな小さな瑕疵は全く気にならない。 そこでふと気がついたのは、この本が実は法廷小説と極めてよく似ていることである。「十二人の怒れる男」がいい例だが、アメリカには喧々囂々の議論を通じて真実を見いだす過程自体を楽しむ伝統がある。私はこうした小説が好きなのだが、本作はまさにそのアメリカのよき伝統に忠実な作品である。考えてみると、法廷小説を楽しむために、法律の知識はさして必要ない。だから、日本人の私でも海外の法廷小説を楽しめるのである。そう思えば、たとえ本作などが扱う電子工学、人類学、生物学の知識がなくても、すぐれたSF小説でさえあれば、私のような読者でも楽しめない理由は何もない。だから、SFというだけで二の足を踏む多くの人にも是非読んでほしい、本作はそんな魅力に富んでいる。 | ||||
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物語に現実みがあり、いつか本当に起こり得るのではと期待を考えさせる | ||||
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言葉や文体はちょっと時代を感じさせる部分がありますが、中身は面白かったです。 お陰で電車のなかで読んでいて何回か駅を乗り過ごしてしまいました・・・。 | ||||
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カタカナと直訳漢字が入り混じって凄く読みにくい 自分には合いませんでした | ||||
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物語としての設定も、よく考慮され、退屈せず最後まで読めました。 まあ、多少ありえない脚色もあったけれど、十分楽しめ、SFファンなら、必ず読んでおきたい1冊ではないかと思います。 | ||||
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SF論を持つほど詳しくはなくて、おもろしろかった、ワクワクしたというようなレベルのSF好きですが、この作品は置くことなくトイレまで持っていって(kindleですが)読みたくなるほど引き込まれました。 私程度のレベルの読者の場合、序盤で少しつまずくかも知れません。 冒頭のこの作品で非常に重要になる場面の後、話が大きく展開、分散してしまって、人物、背景などがよくわからなくなりそうな部分があるように思います。 そこはわからないままに突き抜けると、だんだん見えてきて、あとはぐんぐん引き込まれる感じです。 続編もありますが(むしろ、そっちがこの作品の本論になるのか)、私としては、この一冊でも十分に楽しむことができました。 欠点をあげるならば、登場人物が頭の中でイメージを造り上げるほど描写されている人が少ないことでしょうか。 どちらかというと謎を解き明かしていくということを急いでいる感じでした。 | ||||
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古く良き時代のSF物です。素直に楽しめるシリーズです。月を見上げると、思い出させる一冊です。 | ||||
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科学者たちの議論を通じてストーリーが進むのですが、ぐいぐいと引き込まれていきます。 昔から知っていた作品でしたがなぜか読んでいませんでした。もっと早く読めば良かったと後悔 | ||||
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技術的な事は分からない筈なのに、本の中で説明されている様々な最先端物理現象が分かったような気持ちになって読み進めることが出来る。情景描写が上手いからだろう。目を閉じれば宇宙が広がります。 最後がちょっと速足になった感じがしてざんねんですが、大変面白い一冊です。 | ||||
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プロローグで「巨人コリエル」が登場する。 その名が出現する最初の文は、こうだ。 「ブルーの斑点に焦点を結ぶと巨人コリエルの姿がくっきりと視野に浮かんだ。」 コリエルを見ている赤い宇宙服の男は、「チャーリー」に違いない。後に月で発見される。 物語は驚くべき「真実」を明らかにするが、エピローグで再び「コリエル」の名が登場する。 コリエルは何者なのか。身長2mほどの大男なのか、それとも2m40cmほどの巨人なのか…。 2mと2m40では話が全然違ってくるのだ。 続編も読んでみた。人類は史上最大ともいうべき出来事に遭遇するが、コリエルの謎は明らかにされない。 これは次も読まなければならない…。 | ||||
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読み応えがあって本当によい作品でした。 (5つ星を付けたかっただけのレビューで物足りなく申し訳ありません) | ||||
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言わずと知れたホーガンの代表作。とにかく謎解きの面白さは凄い! ハードSFの面では、取り付きにくい方もいると思うが、勧めたい。それだけの世界観を構成していて納得できる。 異世界人ガニメアンに作者が託した人間の心や考えは、読者の価値観や判断に影響を及ぼすだけの力があると思う。 レビューを見ている方達へ、試してみて損はしない。でも、試すなら最後まで読み通してほしい。 | ||||
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初めて読んだのは15年くらい前のことですが、電子書籍になったのを見つけて、懐かしく思い購入しました。 さすがに発表から40年近くになる作品なので、作者が想定した近未来の科学技術の水準を一部の分野では追い越してしまっていますが、本編の楽しみの大半は、「チャーリーが何者なのか?」を謎解くことなので、作品の評価が下がることはないと思います。 謎解きが進行するにつれて、現実に生物学や宇宙科学において謎とされていることが解明されていくあたりの文章構成力には何度読んでも胸のすく思いがします。 また、本書を読んで気に入られた方はシリーズを読む事をお勧めします。「星を継ぐもの」は物語の起承転結の「起」であり、物語としては状況設定を説明し終えたところですから。 | ||||
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この度2014年12月12日に、本書が電子書籍化されKindleにて読めるようになり、久しぶりに再読した次第です。当時の文庫本にしては文字が小さく、かつ内容も、専門用語が頻繁に出てきたり、物語の説明に文章を要する部分が多く、没入していくまで苦労した記憶がありました。Kindleで読めるようになったことは、この書籍の魅力を知らしめる意味で、良いことだと思います。最初に読んだのは大学を卒業する直前でした。卒論や就活も終え、晴れ晴れとした心境で読んだこともあり、深紅の宇宙服を纏ったチャーリーの発見から衝撃的な人類の起源解明に至るまで、驚愕の事実を突き付けられたような心持ちで一気に読了したことを覚えています。当時、大学生だった私がレビューをしていたら、文句なしの星5つだったでしょう。3〜4年経って、もう一度読み返してみて感じたことは(それが本レビューを書く動機になりました)、当時の熱狂感と比べ、余り面白く感じなかったことです。オチを知っている云々は関係ないです。ハードSFですから多少の矛盾点は目を瞑るにしても、話が冗長であることや、登場人物の描き方が浅く感情移入が出来ない点が目につきました。著者による機械器具や装置の説明文が多く、登場人物の人間らしい会話や描写は極々僅か、というか殆ど無かったです。当時は話の本筋のみを追いかけ、些末な部分はすっ飛ばして一気に読んだので、上記の様な部分が目に付かなかったのでしょう。とはいえ、月面でのチャーリー発見から解明までの流れは、先入観なく初めて読む人にとっては最高の娯楽小説になると断言出来ます。本書のストーリーの面白さは、画期的なアイデアの勝利です。願わくば、中高生あたりに本書を読んでいただき、読書の面白さを知るきっかけになってもらえれば良いかと思います。駄文失礼いたしました。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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誰かに貰ったと思しき「未来の二つの顔」の読書中、ネットで”未来~”の事を調べてる時に知った作品。 「この設定でどんな解決に向かうのか?」とてつもなく興味を覚えて入手に至りました。 ”未来~”は長い上に、その本の文字が小さかったものだから、読み進めるのが大変でしたが これは話の面白さもあって、何の苦もなくすいすい読めましたね。 物語中の大きな謎の1つ、「なんで彼らの母星から月の様子がすぐわかったのか?」ですが そりゃ月の位置が……だったってことでしょう、と即座に予想しました。 この辺が本文で言及されるまで、結構ページを要してましたが、 いつ出るかいつ出るかと、それはそれで楽しみでした。 (人類の祖先までは読み切れませんでしたが) それと、これ終わり方が最高です! 続編も確実に手にすることでしょう。 | ||||
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