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星を継ぐもの



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星を継ぐものの評価: 4.40/5点 レビュー 609件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全609件 281~300 15/31ページ
No.329:
(5pt)

SFミステリー

SF小説を読んでみたいと思ったとき、まずこの小説を読むべきだと知って早速読んだ。
ちょうどミステリー小説ばかり読んでいた時期でもあって、SFでありミステリーでもあるという理由もあった。

で、読んでみたら面白い。読み始めたら止まらない。
まず最初に提示される謎がもう惹きつけてやまない。
――月に発見された人間の遺体。それは五万年前の遺体だった。
こんな謎を提示されたら、それがなんなのか知りたくて読むに決まっている。
そして私がなにより好きなのは、その謎に挑む方法。
この宇宙の歴史を紐解く壮大な謎に対し、人類は現代科学によって少しずつ、積み木を重ねて月に向かって手を伸ばすように地道に解決に向かうのだ。
このコツコツと地道な作業が私は大好き。
次から次へと解き明かされる謎。しかし、謎が紐解かれれば解かれるほど深まる謎。
ミステリー小説にはない、SFだからこそ挑める人類、宇宙の歴史といった壮大な謎。
そしてそれが最終的に解き明かされる爽快感は感動を越え、まるでこれが現実の歴史の一部のように感じる。
これを読み終えたあと、夜に浮かぶ月がいままでと違って見えることだろう。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.328:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

文字通り、人間は空から降って湧いたのだよ

トラック一杯のハンバーガーから一頭の牛を復元しろと言われたら、あなたはどうなさいますか?

母惑星を巻き込む大規模な宇宙戦争

ミネルヴァの崩壊は五万年前

ルナリアン人種が地球上で進化した可能性はまず考えられない

下部機構

チャーリーはミネルヴァで生まれています

氷河期というのは、太陽系全域に跨る現象だったわけですね

他の惑星に移住すること

生涯国家の要請に従属

惑星全体は巨大な要塞であり、同時に工場

鉢合わせして月面で戦闘

例の宇宙船は約二千五百万年、氷の下で眠っていた

ミネルヴァで独自に発達

その祖先は、二千五百万年前に、ガニメアンの手でミネルヴァに運ばれた

火星の外側に、あるいはミネルヴァと呼ばれる惑星があったかもしれない

たまに場所を変えるのは悪くないぞ

月面にホリデー・リゾートを建設中

抵抗力のある異星生物が競争相手のいなくなった新世界で盛大に繁殖

インターリーヴ・ワインディング

その泡が何らかの形で通常空間を突き進む

未知の自分へ変貌する過程を生きていた

人類の歴史以前からの真実

地球動物はミネルヴァ全域をわがもの顔に闊歩

二つの惑星でそれぞれ独自の進化

ミネルヴァのまわりの軌道を回っていた月と……現在地球の空に輝いている月は……唯一無二、まったく同じ月に他ならないのです

月は太陽系の中心に向かって落下

惑星地球には月がなかったのです

この二つの人種は同じ枝に属しているはずだ

人類は地球上で進化したのではない

決死の覚悟で地球へ向けて飛び発ったのだ

現在、彼らの子孫は、彼らがかつてミネルヴァを支配したと同じように、この地球を支配している……諸君や、わたしや、他の全人類だ

この新しい人種が降って湧いたように突然出現した事実

文字通り、人間は空から降って湧いたのだよ

ホモ・サピエンスとそれ以前の地球の類人猿とを結ぶ連環がない

人間はありたけの力をふり絞って、地球上のいかなる動物もまねすることのできない粘り強い抵抗を示す

生命に脅威を与えるものに対しては敢然と戦う

その時宇宙で生きているのは自分たちだけだったのだよ

とにかく彼らは藁をも掴む思いで地球へ向けて飛び発った

ーーーーーーーーーー

アップルウォッチみたいなのが見つかるとか、今読むとおもしろいです

データをテープに入れるとか、2028年にしてはかわいい保存です

リドリースコット監督の、映画プロメテウスに似た気分の箇所もあります

月がミネルヴァから地球へ移行

23章、24章の密度と破壊力

原子物理学者の明快な答えから、終盤の生物学者の語りがものすごいです

太陽系にかつてあった惑星に移された地球生物が、月へ行き、惑星は滅び、地球へ決死のサバイバルをいどみ、地球人種の現在の祖先となるプロセスに痺れ驚嘆しました

月の移動から地球へ降りる人種の描写力は見たこともない背景を含んでいます

原子物理学者、生物学者など、出てくるキャラも、私欲的なヒールは不在で、その解明ストーリーに一貫して集中できます

そこでの会話は、全て嬉々としていて、克明に矛盾をことごとく潰していきます

的はずれではない仮説にまでたどり着いた時には、未知のカタルシスを感じました

地球の過去にこういうことがあったのだと考えられるだけの豊かな説得力があり、読後感も爽快でした
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.327:
(5pt)

SF好きです

古い作品ですが、今読んでも新鮮でとても楽しめます。SF小説好きにはとてもいい作品だと思います。
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No.326:
(5pt)

あの頃を思いだそう

そりゃ、いろいろ設定に穴があったりするかもしれない

でもさ。
初めてこの本を読んだワクワク感を思い出せば、それだけで良い気持ちになれるって言うもの
すれたSFファンはどう思うかわからないけど、引き込む力は間違いなくある
僕はいまだにあの衝撃は覚えている

いままであまりSFジャンルに足が向かなかった人に特におすすめです
これが合わなければ、他はもっと無理だと思いますよ
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.325:
(5pt)

真のSF

今まで読んできたものはSFではなかったのではないかと思ってしまう、それほどまでに濃い内容。
かつての天才とはダヴィンチのようなあらゆる部門に精通した人のことを言ったそうだが、その意味でいうならホーガン氏は天才である。まだ続編を読んでいないが、これがデビュー作だったというのだから驚きを禁じ得ない。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.324:
(5pt)

SFの名作

想像力は進化の源。この物語が書かれた年代を考えると驚きの説得力。
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No.323:
(5pt)

急激にに人気上昇

星野之宣のSF漫画の連載が始まって依頼、再注目されたSF作家、J・P・ホーガン。
古い作品だが、いま読んでも胸踊る。
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No.322:
(5pt)

なんとも言えない読了感。

物語は月で一つの死体が見つかることから始まる。

物語が進むにつれ、わかることも多くなってくるが、根本的な謎は謎のまま。文明を解明する、という過程を追体験しているような気持ちでどんどん読んでしまう。止まらない。

ラストに解明される謎については、まるで本の中の住人になったように、ポカーンとしてしまった。それぐらいのめり込んで読んでしまいます。

ど真ん中直球のSFです。面白い!!
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No.321:
(5pt)

一度は読むべし!

30年程前に友人に勧められ、3部作を一気に読みました。ストーリーの詳細は忘れてしまいましたが、本作を読んだ感動と興奮はいまだに体の奥に残っています。
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No.320:
(5pt)

ロングセラー

文庫初版がでたのは30年以上前と思います。中学生の時、難しくて理解できないところは多かったですが、ドキドキしながら読みました。再読します。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.319:
(5pt)

コミック化済み

この作品はSF漫画界の巨匠・星野 之宣 氏によって漫画化されています。
とても簡潔かつ素晴らしい作品に仕上がっています。
活字が苦手な人はそちらを読まれてはいかがでしょうか?
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No.318:
(5pt)

古典的名作

古典的名作であるが、今尚全く色あせないのは、しっかりとしたアカデミズムの色があるから。
謎、仮説、検証、解決。そして新たな謎。
SFの傑作は何か?と問われれば早い順に頭に浮かぶ作品です。
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No.317:
(5pt)

J.P.ホーガンさんの代表作 

3部作シリーズの最初のお話。ちょっとありそうな設定で話が進みます。コミック化もされていますが、これも読むべき本です。映画化して欲しいとずっと思ってますが、されていないと思います。また、和訳では無く、英語の原作を読んでみたいと思ってますが、英語力も上がらず実現できていません。
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No.316:
(5pt)

色褪せない名作

30年前の小説とは思えませんでした。
文も端的で読みやすく引き込まれます。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.315:
(1pt)

これが読者投票第1位とは?

アメトーークに感化され人気の小説を買ってみたが、映画の時間稼ぎ同様、無駄なページ稼ぎの表現が多々見られる。
例えばプロローグで7ページあるんだけど、それを要約すると「いつの時代、どこの天体とも分らぬ土地で、二人の男は疲れはてています。名もなき一人の男には、間もなく死が訪れそうです。もう一人は、"コリエル"と呼ばれています。コリエルは、もう一人の男を洞窟内に安置します。彼らの部隊(?)で生き残ったのは、コリエルだけです・・・・。」(他サイトから引用)で済む話。
それをまぁ難しい言葉を使って盛るわ盛るわ。
しかも翻訳が下手すぎて情景やストーリーが全く頭に入ってこない。
こんな事に膨大な時間を注ぐくらいなら三流漫画を読んでた方が遥かにマシ。
もっと要点だけを簡潔に記述すれば300ページを30ページに出来るだろうに…
それで高い金を取るのは忍びないとでも考えてるのかな?映画界も小説界も。
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No.314:
(1pt)

思い出再収集中の年寄り向け

架空の理論としつこい説明でスピード感がない。
発見された一つの事実についてみんなで話し合う小説。
議論してる間に都合よく次の発見があり、またわーわー言って数回繰り返し。
登場人物が全員研究者や技術者で個性が無く会話がつまらない。
殴り書きのようなレベル。
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No.313:
(5pt)

感動のSF

SFとは、その設定やストーリーを楽しむエンターテイメントと思っていたが、まるで推理小説のような魅力的な冒頭の謎から一気に引き込まれる。
全体を通して、心震える感動の物語。
これを読まずに死ねるか?!
気持ちは、☆10個
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.312:
(5pt)

もはや古典か

ずいぶん前に書かれたものですが、今読んでも斬新でおもしろいSF作品だと思います。タイトルから結末を想像しながら読み進めていくのだけど、なかなか行きつかないものですね。途中で複雑化してしまう、という作者のワナにかかります。結末は、よくよく考えれば、シンプルなんですよ。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.311:
(5pt)

34年ぶりに読みました

1981年11月号の月刊ASCIIで紹介され、スタジオぬえ 加藤直之さんの表紙に惚れ込んで読んだ この本は今でも大事に持っています。
しかし、最近目が大変悪くなったので本は全然読まなくなったのですが、kindleなら文字を大きくできるので、改めて読んでみました。

ルナリアン設定の発見から、その謎を解くまでの話です。
調査により次々に判明した事実から複数の推測を検証しつつ、真実を見つけるまでのストーリーは、今から思えば 仮説を立てて検証し無理なく全てが説明が出来なければ本当に真実であるか疑いの余地があるかもしれない というその後の私の仕事に対する方向性を定めてしまうほど強烈な影響を与えました。

アウトラインは全部覚えていたのですが、やっぱり名作でした。わかっていたのにそのシナリオの複雑さに興奮しました。

惜しむならば当時全盛をふるっていたPDP-11を世に送り出したDECは今は無く、冒頭に出てくる飛行機は今は博物館にしか無いコンコルドの発展型を想像したなど、時代を感じさせられる内容でだった事です。(私が持っている本は第8版だったので最後まで読んで98版なのはびっくりしました)

本書を★5なみに気に入られた方は、この後に発行された ガニメデの優しい巨人 と 巨人たちの星 の3部作まで一気に読まれる事をおすすめします。
(本当は4部作目もあるのですが、私はこの3部作がひとかたまりと思っています)
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.310:
(2pt)

翻訳がひどい。

まだ途中までしか読んでないが、翻訳が悪く、読むのが苦痛。ストーリーは面白そうなので、最後まで読みたい。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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