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星を継ぐもの
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星を継ぐものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全605件 361~380 19/31ページ
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めっちゃくっちゃおもろいです。 実話のようなフィクションです。 | ||||
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個人的好み(主観)の問題もあるので、声高に言いづらいのですが・・ 外国の小説全般にいえますが、丁寧に訳しすぎるせいか、回りくどくて集中できなくなります。 英語の場合はあまり突飛な訳にしてしまうと「誤訳」と言われかねませんので難しい部分かと思いますが、もう少し的を得た簡単な言葉で掲載していただけたら嬉しいですけどね。 SFにも日本語にも小説にも精通した方が、この小説をよく理解した上で日本語に合う形で書いてくれていたら、もう一回読んでみたいですね。 | ||||
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やはりホーガンの最初の作品としてよくできた本だと思います。続編はだんだんとファンタジーに移行していくので自分的には残念です。 | ||||
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いずれにせよ中途半端な気がした。途中退屈で何度か投げ出しそうになった。 | ||||
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偏屈辛口批評家(笑)の私でありますが、これは とにかく面白いです。サクサクと読み進めます。寝る前に読んでたのですが とにかく夜更かしするぐらい面白かったです。おすすめの本です。 | ||||
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この「星を継ぐもの」(原題:Inherit the Stars)は、ジェイムズ・P・ホーガン氏による作品で、月で発見された人間の遺体は5万年前のものだった・・・というあり得ない現実と事実を突き付けられ、国連宇宙軍に集結した科学者(生物学、言語学、物理学など)たちが各分野の精鋭たちが謎を解き明かしていくSF小説です。 作品の発表は1977年で、1980年に翻訳されて以来、35年以上読み継がれ、2009年には「創元SF文庫を代表する一冊は何か?」という読者アンケートでも第1位を獲得しています。 読むと理由は明確です。宇宙を舞台にした謎解きミステリーであり、自分も科学者の一員となって、与えられた情報に基づき仮説を積み上げていくこともできます。そして、読み進むと「おそらくこうだろうな」という予想を裏切りつつも、期待に応える結末がでてきます。 この本では、人類進化上の謎として知られていたミッシングリンク(アウストラロピテクス以前の進化の過程が不明であること)や、火星と木星の間にある小惑星帯の起源、月が表と裏で異なる様相を示す理由について、SFの視点から解釈を与えており、積み上げてきた論理的な仮説を提示する最後の説明が「目からうろこ」という感じで、ミステリー作品として面白い内容です。 ぜひ手に取って読んできただきたい本です。 | ||||
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宣伝の「ハード」ではなく質感はゼロ。手ごたえがなく全然読み進まない。話はすべて机上で展開される。内容は著者の知識の網羅。科学入門のつもりか。主体を否定されひたすら読ませられ続ける苦痛。 クラークの短編のように「人」がモティーフでないのは、出来ないからだろう? | ||||
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SFにしてミステリーという、ホーガンによるクラシック作品。 謎解き方式になっているのが素晴らしい。 SFに興味ある人は一度は読むべき。 ただ、翻訳がちょっとぎこちないのと、古くさくなってるので、新訳があってもいいかなと思う。 少しストーリーがわかりにくい。 | ||||
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最初は専門知識も多々出てくるので取っ付きづらさを覚えたのも事実だが、謎が謎を呼ぶミステリ要素も強いため途中から一気に最後まで読破。そして最後のたった一行で回収されていない伏線を解き明かし、読者に爽快感と満足感を味あわせるだけでなく、同時に暖かなメッセージも残してる。この作品においてはSFとミステリのエンターテイメント要素もさることながら、作品に込められた読者への暖かなメッセージも特筆すべき点になる。 クレッチマーは天才の定義を「積極的な価値感情を広い範囲の人々に永続的に、しかも稀に見るほど強く呼び起こすことの出来る人物」とした。「星を継ぐもの」が時を経ても色褪せることも埋もれることもなく読み続けられることで、この作品を生み出したホーガンは天才と呼ばれて然るべきだろう。 SF小説の金字塔と評価されるのも納得の作品。 | ||||
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地球人類以前に太陽系に存在した知的生命体とその文明の謎を、科学者たちが物理学、生物学、言語学などを総動員して解明してゆく過程を描いたハードSF。ミステリ的な謎解きの面白さで一気に読ませる。 | ||||
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ホーガンの代表作なのは皆さんも認めておられる、「星を継ぐもの」。日本人にはとても思いつけない発想で、出だしだけで脱帽。その後も科学ミステリーと謎解きで読み手を飽きさせない。3部作+外伝の記念すべき第一作ですが、正直これだけでも十分というくらい。でもシリーズを全て読めば、もう一週間は他の本を読む必要はないくらいの余韻と読後感に満たされること請け合いという、そんな本です。 | ||||
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きっと 将来 『読んでおいて良かった』と思える本。 本当に良質の 科学ミステリ。 冒頭の チャーリーが 月面で苦しみながら歩き続けるあたりが ??? 何のことだ? と思えるのですが いざ 月面で 5万年前の宇宙服を着た人間が見つかるあたりから 止まらない 止まらない ページをめくる手が止まらない。 そして 全ての謎が解けたと思ったところで 大どんでん返し。 うーん 実に 読書の楽しみを満喫させくれる本でした。 | ||||
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帯の「永遠のロングセラー 創元SF文庫 読者投票第1位」の文句にほだされて買ってはいたんだが、読むのは後回しになっていた。最近漫画家の星野之宣氏がこの作品を漫画化して単行本として出版されたことに刺激され、先に原作を読むことにした。 この作品には女性も出てくるが色恋とは無縁で、純粋なる科学冒険小説という意味で「ハードSF」といっていいだろう。ハント博士が答えを見つける場面で、一人外に出て頭上を仰いだとき、そこに真ん丸い木星を見出したシーンでは、小学生だったとき夜に月の満ち欠けの観察をしたことを思い出した。それほどこの作品は童心に返らせる魅力を持っている。 最初の100頁くらいは退屈かもしれないが、次々とわかる新事実にぐいぐい引き込まれる。そして驚くべき結末。名作と呼ぶにふさわしいが、この字の小ささは何とかならないものか。買ってもすぐに手が伸びなかった理由にそれもある。 | ||||
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近未来。人類は月で「宇宙服を着た死体(後に「チャーリー」と命名される)」を発見する。5万年前の死体らしく、しかも、体の組成は人類とまったく同じ。チャーリーは何なのか?というミステリーを解いていく・・という内容。 ★★★以下、内容の一部を含む★★★ チャーリーは、滅びた古代文明時代の人類なのか。チャーリーの持ち物を解析していくと、チャーリーはミネルヴァという惑星の出身者らしきことがわかってくる。ミネルヴァは、火星と木星の間にあった惑星らしい。しかし、今はない。ミネルヴァは大戦争の末、粉々になってしまったらしい。しかし、チャーリーの体は人類と同じということは、チャーリー、または、チャーリーの祖先は地球出身でミネルヴァに移民したのか?しかし、月で発見された金属容器に入っている魚は、地球の進化系統からは外れている。この魚はミネルヴァで進化したらしい。 一方、月の裏側には比較的新しい土砂が堆積している。また、表側のクレーターの中には爆弾による爆破を思わせるものがある。しかもそのようなクレータはやはり5万年前くらいのもの。ミネルヴァの戦争と月は大いにかかわりがあるらしい。 そんなとき、木星の衛星ガニメデで2500万年前の宇宙船が発見される。その宇宙船に巨人の死体を発見。この死体は、ミネルヴァの魚と同一進化系統に属し、しかも、この宇宙船には地球の古代生物標本が多数搭載されていた。 このミネルヴァ星人である巨人(ガニメアン)は、地球から地球生物をミネルヴァ星に運んでいた。その中にいた類人猿がチャーリーたち(ルナリアン)に進化した? しかし、チャーリーの日記によれば、ミネルヴァと月は非常に近くにあったらしい。 こういった謎(情報群)をどうやってつなぎあわせるべきか。 ★★★以下、完全にネタばれ★★★ もともとミネルヴァが「月」をもっていた。大戦争でミネルヴァは破壊され、そのときの破壊土砂が月の片面に堆積した。ミネルヴァを失った月は太陽に向かって落下していくが、「偶然」通りかかった地球に捕獲された。月で生き残っていたルナリアンは、地球に降り立ち、ネアンデルタール人などを駆逐して、人類の祖となった。つまり、人類は、地球で進化し、2500万年前にガニメアンによってミネルヴァに運ばれ、ガニメアンはミネルヴァで滅び(または、ミネルヴァから去り)、人類はミネルヴァでルナリアンとして更に進化し、月とミネルヴァで大戦争をし、その過程で月が地球に落下し、月にへばりついていたルナリアンの残党が地球に降り立って再度文明を作った・・・のではないかという仮説が立てられます。 月捕獲説やら、ミッシングリング(人類と過去の生物をつなぐ類人猿的存在が発見できないという謎)、月の裏側の謎・・・みたいなものをうまく織り交ぜ、それにいくつかのフィクション的舞台設定を施した上で、推理を働かせていくという、とてもおもしろい小説です。 | ||||
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本作はジェイムズ・P・ホーガンによるSFミステリー。 舞台は近未来の地球。 あるとき、月面調査隊によって、月面の土砂の下から人間の死体が発見される。 しかも年代測定によると、その死体が5万年前のものであることが判明する。 人類は太古の昔、月へ到達する文明を持っていたのか? または人類に酷似した全く別の種なのか? ヴィクター・ハントを中心とした科学者達は、人類の英知を注ぎ込み、謎の解明に挑む。 本作の読みどころは、もちろん謎を解明する過程にある。 一つの謎を解くと新たな謎が出現し、さらに矛盾が生じてしまう。 生物学、言語学、電子科学、数学、原子物理学、機械工学など、あらゆる学問が総動員されるも、解決の糸口をなかなか掴むことができない。 誰かが新たな説を唱えると、あらゆるところから異論、反論が吹き出し、事態は混迷を極める。 しかし、ハントは頭をかかえながらも問題を一つ一つ整理し、仮説を立て、検証を重ねてゆく。 そしてクライマックスでは揺るぎない一つの解を得る。 普段、SFはあまり読まないのだが、本作は強く推奨されたので手に取った。 難解で聞き慣れない単語の連続が多いため、読者を選ぶ作品とも言えるだろう。 しかし丁寧に読めばちゃんと理解できる範囲である。 怖れずに手に取って、是非堪能して欲しい。 読み終えたとき、「星を継ぐもの」のロマンを感じずにいられないだろう。 (そしてエピローグがなんともニクい) | ||||
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とても面白いです。単なるSFではなく、人間が未来を切り開いていくのだという作者の前向きな人間に対する希望が感じられ、最後はとても感動です。 ぐんぐん読み進めていけるという感じはなく、途中少し頑張って読まないといけない部分もありますが、それでも何度も読み返したくなりました。 ただ主人公がずっと好きになれず、いつも煙草を吸ってて(この時代は普通だったんでしょうけど)偉そうで、そこは心が入っていけませんでした。 ただこの作品の真の主人公は、あの人だったんだ〜と最後は思い、その人物に対する感動がとても大きいです。それは最後にはっきりと分かります。 | ||||
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大それた表題だけどまるで深みがない。頭を使わないで読みたい人にお勧め。 | ||||
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前提として、この作品が35年前に書かれている、ということを理解しておく必要があります。この35年間に進歩した人類の知識との不整合で突っかかってしまって、せっかくの作品を楽しめないのはもったいないからです。 そのうえで、本作は大変面白い。 ハードSFとしての徹底した設定考証と、スリリングな謎解きが高いレベルで共存していて、一気に読ませてくれます。 通勤中にちょっとずつ読もうと思っていたのですが、先が気になって帰る気になれず、帰宅前にカフェに寄って全部読み切ってから帰宅する羽目になりましたw(帰宅すると夕食で中断しなくてはいけないので) 一点ケチをつけるとすると、人類の最高の頭脳を集めても数年間誰も解決できなかった、ということになっているオチが、割と早い段階で想像できてしまう点です。 また、主人公が謎を解いて見せた後、準主役がもうひとオチつけるのですが、それも予想どおりな感じです。そもそもタイトルがネタバレ要素ですからね。 でも、それ込みでも星5つ。一気に読める時間を作ってから読み始めましょう。 | ||||
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SF小説の金字塔とも言える名作誉れ高い本作ですが、どうも自分には合いませんでした。 「水が二階から地面まで落ちるのを何十枚もかけて書く。それが小説だ」と言うなら この作品は一滴の原液を、ただ限界まで水で薄めたそんな印象を受けました。 設定はとても良いのに回りくどく、無駄に難しく感じた表現は古い作品だからなのか、 自分の理解力が乏しいからなのか。 現代にあった翻訳に直して、コンパクトにするのは無粋でしょうか。 | ||||
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ストイックなまでに現実の科学的見地に立って、壮大なスケールの謎を解き明かしていく本作。 しかしながらSFなのは疑うまでもなく……。 あまりの説得力に、「これは本当に事実なのではないか?」と思わざるを得ませんでした。 それほど実証的な研究に基づいて描かれたこの作品は、 ハードSFというよりも、サイエンスミステリーと表現してもいいのではないでしょうか。 近未来、月で発見された到底ありえないはずの死体から、 今までの常識を覆す驚愕の事実に辿り着く過程は、圧巻の一言。 冒頭の時点で、今現在の地球よりも遥かに進んだ技術が描かれているのですが、 劇中の中盤に発見される遺物に至っては、まさにオーバーテクノロジーで、 そのあたりはまさにSFSFしています。 しかしながら、月で発見された死体(ルナリアン)を巡る謎を解決していく 二人の主人公科学者の考察力は、あらゆる名探偵に勝るとも劣らないほど。 有無を言わさぬ完璧な論理展開に、私はひたすら圧倒されました。 100%全ての謎が解決されるわけではないのですが、 この「星を継ぐもの」しか読まなくてもしっかりまとまっていると思います。 余談ではありますが、続編の「ガニメデの優しい巨人」、そして「巨人たちの星」、 「内なる宇宙」と移行するにつれ、やや作風が変わっていくようで、 ホーガン氏自身の価値観、哲学も、初期のころから晩年にかけてだいぶ変化したそうです。 実証主義から疑似科学へ、それはSFとしてはおかしくないのかもしれませんが……。 とはいえ、すばらしい才能を持った巨匠を、あまりに早く亡くしてしまったのは、 地球規模での大きな損失であることは間違いないでしょう。 謎は大きいほど面白い、まさにその通りですね。 ハードSFであり、太陽系規模のミステリーが描かれた本作品、 是非一読をお勧めします。 | ||||
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