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星を継ぐもの
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星を継ぐものの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全599件 441~460 23/30ページ
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このSF小説は、翻訳出版されたときにたまたま書店で目に留まり、少しページを繰るうちに「これは買いだな」と思い、購入して一気に読み終えてしまいました。続編が出るのが待ち遠しかった記憶がありますが、この小説は想像力を超えるような迫力に満ちていた壮大なスペースオペラであって、映像化しにくい作品だと思います。映像化したとしても、たとえばタルコフスキー版の「惑星ソラリス」のように「時の経過」を経てなお陳腐さを感じさせない新鮮な感動を与えるような作品にはなりにくいように思います。それはそれで「文章」で無限の想像性をかきたててくれるものとして、大変意義のあるものだと思います。今更このレビューを書いた裏には、書棚の奥から引っ張り出してきて、もう一度読んでみようと思ったからです。ことほどさように、このシリーズは再度読みたくなるサイエンス・フィクションの「良書」の一つだと思いますし、今後、人間が「宇宙・時間」という概念に固執する限り、正に「読み継がれるもの」であるような気がします。同じような感動を与えるものとして、やはり東京創元社から出ていたヴァン・ヴォークト著「宇宙船ビーグル号の冒険」を挙げておきます。 | ||||
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このSF小説は、翻訳出版されたときにたまたま書店で目に留まり、少しページを繰るうちに「これは買いだな」と思い、購入して一気に読み終えてしまいました。続編が出るのが待ち遠しかった記憶がありますが、この小説は想像力を超えるような迫力に満ちていた壮大なスペースオペラであって、映像化しにくい作品だと思います。映像化したとしても、たとえばタルコフスキー版の「惑星ソラリス」のように「時の経過」を経てなお陳腐さを感じさせない新鮮な感動を与えるような作品にはなりにくいように思います。それはそれで「文章」で無限の想像性をかきたててくれるものとして、大変意義のあるものだと思います。今更このレビューを書いた裏には、書棚の奥から引っ張り出してきて、もう一度読んでみようと思ったからです。ことほどさように、このシリーズは再度読みたくなるサイエンス・フィクションの「良書」の一つだと思いますし、今後、人間が「宇宙・時間」という概念に固執する限り、正に「読み継がれるもの」であるような気がします。同じような感動を与えるものとして、やはり東京創元社から出ていたヴァン・ヴォークト著「宇宙船ビーグル号の冒険」を挙げておきます。 | ||||
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月で発見された5万年前の人間の死体。 調査を進めていくうちに人類の起源や月の謎について明らかになっていきます。 文章には難しい文字も出てきますが苦にならない程の面白さでスラスラ読めました。 私はSF小説は今まであまり読んだ事がなかったのですが非常に楽しめて良かったです。 続編の「ガニメデの優しい巨人」も是非読みたいと思いました。 | ||||
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ストーリーそして、特に落ちは最高です。自信を持って友人にすすめられる本です。 なぞがどんどん解かれていく様子は、坂道を自転車で滑り降りるようです。 とんでもない、けれどもあり得ないとは言えない。 そんな発想ができる人でなきゃ落ちの予想はことごとく外れるでしょう。 この面白さ!さすがベストセラーです! | ||||
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月で発見された5万年前の人間の死体。 調査を進めていくうちに人類の起源や月の謎について明らかになっていきます。 文章には難しい文字も出てきますが苦にならない程の面白さでスラスラ読めました。 私はSF小説は今まであまり読んだ事がなかったのですが非常に楽しめて良かったです。 続編の「ガニメデの優しい巨人」も是非読みたいと思いました。 | ||||
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ストーリーそして、特に落ちは最高です。自信を持って友人にすすめられる本です。 なぞがどんどん解かれていく様子は、坂道を自転車で滑り降りるようです。 とんでもない、けれどもあり得ないとは言えない。 そんな発想ができる人でなきゃ落ちの予想はことごとく外れるでしょう。 この面白さ!さすがベストセラーです! | ||||
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ストーリー設定、オチの発想は、文句なしで素晴らしいのだが、 展開の仕方が、イマイチ残念な感じ。 ストーリー展開の部分を作る手段として、 主人公以外の登場する科学者たちが、必要以上にバカに設定されている感じがした。 アイデアはしっかりしているので、SFとして十分楽しめる作品だと思います。 個人的な評価は☆3.5ってとこですが、良く見ても☆4程度。 ☆5つが多いのは、個人的には、高評価すぎる気がするが。。。 アイデアは面白いので、SFとしては、こんなもんなのかなぁ? (以下はネタばれになるが、) ルナリアンが、ミネルヴァ→地球 に移ったなら、以降5万年の間に、 惑星移動による環境の変化、自然淘汰により、確実に、進化による差異が生じるはず。 逆に、進化が起こらないぐらい環境が同じなら、平行進化説が成立するはず。 SFなので、楽しむためには、細かいことは目を瞑りたいが、 理論の合理性を軸にしてストーリーを展開しているのと、 はじめの方で、ルナリアンは地球人の祖先ではなく、 生物学的にほぼ同じということが、謎の前提になっていたので、どうも気になってしまう。。。 | ||||
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ストーリー設定、オチの発想は、文句なしで素晴らしいのだが、 展開の仕方が、イマイチ残念な感じ。 ストーリー展開の部分を作る手段として、 主人公以外の登場する科学者たちが、必要以上にバカに設定されている感じがした。 アイデアはしっかりしているので、SFとして十分楽しめる作品だと思います。 個人的な評価は☆3.5ってとこですが、良く見ても☆4程度。 ☆5つが多いのは、個人的には、高評価すぎる気がするが。。。 アイデアは面白いので、SFとしては、こんなもんなのかなぁ? (以下はネタばれになるが、) ルナリアンが、ミネルヴァ→地球 に移ったなら、以降5万年の間に、 惑星移動による環境の変化、自然淘汰により、確実に、進化による差異が生じるはず。 逆に、進化が起こらないぐらい環境が同じなら、平行進化説が成立するはず。 SFなので、楽しむためには、細かいことは目を瞑りたいが、 理論の合理性を軸にしてストーリーを展開しているのと、 はじめの方で、ルナリアンは地球人の祖先ではなく、 生物学的にほぼ同じということが、謎の前提になっていたので、どうも気になってしまう。。。 | ||||
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結構難しい小説で取っつきにくいのも事実ですが、読み始めると類のない貴重な読書体験が出来ると思います。魅力的な謎の提示に対して、データ収集と分析、仮説、検証、結論付け、と本格ミステリー顔負けのドラマが展開されます。僅かな手掛かりと異星人?を題材としているため、当然簡単には解けません。主人公と一緒に読者も試行錯誤していきますが、この過程が本当に楽しく、知的興奮の連続です。そして、作者は常に読者の想像を超える結末を用意しています。これほど面白い小説はちょっと記憶にありません。読了後、宇宙や地球、人類誕生の不思議さ等の思いが胸を過ぎりました。『夏への扉』や『幼年期の終わり』を抑え、私の中で一番好きなSF小説となった瞬間です。謎解きの面白さに加え、宇宙の夢やロマンを見事に謳い上げた大傑作と言えるでしょう! | ||||
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途中まではまぁいいでしょう。 確かにSFで推理モノも当時としては面白い趣向だ。 だが最後の最後、月が地球の軌道上にのったという部分ですが 一番大切な部分を奇跡で片付けるのはいかがなものか。 古典力学を少しでもかじったことのある者ならばこれがいかにありえない話であるかは解かるだろう。 もう幻滅です。 もっとも続編でこの謎は解かれることになるのですがもっとつまらないのでお勧めはしない。 | ||||
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途中まではまぁいいでしょう。 確かにSFで推理モノも当時としては面白い趣向だ。 だが最後の最後、月が地球の軌道上にのったという部分ですが 一番大切な部分を奇跡で片付けるのはいかがなものか。 古典力学を少しでもかじったことのある者ならばこれがいかにありえない話であるかは解かるだろう。 もう幻滅です。 もっとも続編でこの謎は解かれることになるのですがもっとつまらないのでお勧めはしない。 | ||||
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本作『星を継ぐもの』(原題 Inherit the Stars)は ジェイムズ・P・ホーガンによるミステリーSFである。 2020年代、国連宇宙軍の月面調査員が、真紅の宇宙服を着た「人間」 の死体を発見する。調査によって判明した事実はこの「人間」が5万年前の死体であることだった。 果たしてこの人間は、今地球上にいる人類の祖先なのだろうか。 その驚愕の正体が、徐々に明らかになってゆく。 ハードSFの代表作であるとされるが、SFがとっつきにくいと思っている人にも大丈夫だろう。 ミステリ仕立てでぐいぐい読ませるからだ。 ところで本作は1977年の作品だが、笑えるところ二つ。 国連宇宙軍のメンバー国のひとつがソビエトである。 会議のときに科学者たちがみな、タバコを吸っている。 ホーガンほどのSF作家でもこのことには想像が及ばなかったようだ。 | ||||
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本作『星を継ぐもの』(原題 Inherit the Stars)は ジェイムズ・P・ホーガンによるミステリーSFである。 2020年代、国連宇宙軍の月面調査員が、真紅の宇宙服を着た「人間」 の死体を発見する。調査によって判明した事実はこの「人間」が5万年前の死体であることだった。 果たしてこの人間は、今地球上にいる人類の祖先なのだろうか。 その驚愕の正体が、徐々に明らかになってゆく。 ハードSFの代表作であるとされるが、SFがとっつきにくいと思っている人にも大丈夫だろう。 ミステリ仕立ての物語でぐいぐい読ませるからだ。 ところで本作は1977年の作品だが、笑えるところ二つ。 国連宇宙軍のメンバー国のひとつがソビエトである。 会議のときに科学者たちがみな、タバコを吸っている。 ホーガンほどのSF作家でもこのことには想像が及ばなかったようだ。 | ||||
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始まりは、月面で発見した宇宙服を身に着けた死体だった・・・。明らかに人間のはずなのに、 どの月面基地にも所属していなかった。それどころか、彼は現代人ではなかった。何と! 5万年前の人間だったのだ!彼はどこから来たのか?現代に生きる人類との関連は? SF、いや壮大な宇宙のロマンか。この作品を読んでいると、果てしない宇宙の広がりや、 気の遠くなるような時間の長さを感じる。 月面で発見された5万年前の人間の死体。しかも、彼が生きていた時代には高度な文明が あった。このことをどう説明できるというのか?あらゆる知識人たちが集まってその謎を 解明しようとする。死体は、チャーリーと名づけられた。ほんのわずかな手がかりから、 チャーリーの生きていた時代を探る作業が続く。そして、謎が解き明かされるときが来る・・・。 何という大胆な発想だろう。読んでいて思わず声を上げたくなるほどだった。地球と月を 舞台にこれほどのものが書けるなんて!謎解きの面白さだけではなく、作者は読み手に 宇宙へのあこがれを抱かせる。 夜、星を見て思うことがある。「この星の中に、生物がいる星はあるのだろうか?」それは、 いてほしいという私の切なる願いでもある。宇宙は謎だらけだ。この作品のようなことが 実際に起こるかもしれない。そう考えるとワクワクしてくる。 ミステリー、ファンタジー、そしてロマン。あらゆる感覚を味わうことのできる作品だと思う。 ラストも、強い余韻が残る。ぜひ一度読んでみては♪ | ||||
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始まりは、月面で発見した宇宙服を身に着けた死体だった・・・。明らかに人間のはずなのに、 どの月面基地にも所属していなかった。それどころか、彼は現代人ではなかった。何と! 5万年前の人間だったのだ!彼はどこから来たのか?現代に生きる人類との関連は? SF、いや壮大な宇宙のロマンか。この作品を読んでいると、果てしない宇宙の広がりや、 気の遠くなるような時間の長さを感じる。 月面で発見された5万年前の人間の死体。しかも、彼が生きていた時代には高度な文明が あった。このことをどう説明できるというのか?あらゆる知識人たちが集まってその謎を 解明しようとする。死体は、チャーリーと名づけられた。ほんのわずかな手がかりから、 チャーリーの生きていた時代を探る作業が続く。そして、謎が解き明かされるときが来る・・・。 何という大胆な発想だろう。読んでいて思わず声を上げたくなるほどだった。地球と月を 舞台にこれほどのものが書けるなんて!謎解きの面白さだけではなく、作者は読み手に 宇宙へのあこがれを抱かせる。 夜、星を見て思うことがある。「この星の中に、生物がいる星はあるのだろうか?」それは、 いてほしいという私の切なる願いでもある。宇宙は謎だらけだ。この作品のようなことが 実際に起こるかもしれない。そう考えるとワクワクしてくる。 ミステリー、ファンタジー、そしてロマン。あらゆる感覚を味わうことのできる作品だと思う。 ラストも、強い余韻が残る。ぜひ一度読んでみては♪ | ||||
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’77年発表、’80年創元SF文庫として邦訳され、現在に至るも版を重ね(ちなみに私が読んだのは「BOOK OFF」で手に入れた’08年74版)、さらにAmazonのレビュー数はこれを書いている時点で73を数え、そのうち63が☆5つという、まさに現代ハードSFの記念碑的ベスト&ロングセラー。毎年行われる日本SF大会の参加者の投票によって選ばれる「星雲賞」を’81年第12回海外長編部門で受賞している。 時は2028年、月面で真紅の宇宙服を着込んだ死体が発見された。<チャーリー>と名付けられたその死体は綿密な検査の結果、5万年前のものであることが分かり、ほとんど現代人と同じ生物で、はるかに進んだ科学技術を有していた。はたして<チャーリー>とは何者なのか・・・。 やがて今度は木星の衛星ガニメデで地球のものではない巨大な宇宙船の残骸が見つかる。その内部には人間とは似ても似つかない巨大な生物の死体が・・・。さらに調べるとそれは約2500万年前のものであることが分かった。 前者「ルナリアン」と後者「ガニメアン」と、そしてわれわれ人類との関係は・・・。国連宇宙軍を中心に、原子物理学者ハントと生物学者ダンチェッカーの分析と推論が始まるが、謎は謎を呼び、ひとつの疑問が解決すると、何倍もの疑問が生まれてくる。 火星と木星の間に太古の昔存在した惑星「ミネルヴァ」。今は地球の惑星となっている月の歴史に関る大胆な仮説。進化論にもとづく人類と「ルナリアン」の由来。 本書は、「ガニメアン」の解明は続編の『ガニメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』にゆだねられているが、謎解きの興趣に満ちた、SF(サイエンス・フィクション)であり、一応は正統な理論にもとづいた「ルナリアン」と人類の関係が解き明かされる、その過程をパズラーのように楽しむ、ミステリーファンの私でも充分に納得のゆく傑作である。 | ||||
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普通でした。 まあよくできているな、という内容。 宇宙や科学知識に突っ込みようは無いですが(というかそこまで知識ないのでできない) 舞台劇を見ている感じですね。 大きなイベントは特に無く、天才達が勝手に閃いて語っているのを ハタから見ているだけ。 良くても☆4つぐらいかな〜とも思いましたが、 不自然なほどの持ち上げにちょっと下げてしまいました。 評価が高すぎて、期待しすぎた部分があったかもしれませんね。 | ||||
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’77年発表、’80年創元SF文庫として邦訳され、現在に至るも版を重ね(ちなみに私が読んだのは「BOOK OFF」で手に入れた’08年74版)、さらにAmazonのレビュー数はこれを書いている時点で73を数え、そのうち63が☆5つという、まさに現代ハードSFの記念碑的ベスト&ロングセラー。毎年行われる日本SF大会の参加者の投票によって選ばれる「星雲賞」を’81年第12回海外長編部門で受賞している。 時は2028年、月面で真紅の宇宙服を着込んだ死体が発見された。<チャーリー>と名付けられたその死体は綿密な検査の結果、5万年前のものであることが分かり、ほとんど現代人と同じ生物で、はるかに進んだ科学技術を有していた。はたして<チャーリー>とは何者なのか・・・。 やがて今度は木星の衛星ガニメデで地球のものではない巨大な宇宙船の残骸が見つかる。その内部には人間とは似ても似つかない巨大な生物の死体が・・・。さらに調べるとそれは約2500万年前のものであることが分かった。 前者「ルナリアン」と後者「ガニメアン」と、そしてわれわれ人類との関係は・・・。国連宇宙軍を中心に、原子物理学者ハントと生物学者ダンチェッカーの分析と推論が始まるが、謎は謎を呼び、ひとつの疑問が解決すると、何倍もの疑問が生まれてくる。 火星と木星の間に太古の昔存在した惑星「ミネルヴァ」。今は地球の惑星となっている月の歴史に関る大胆な仮説。進化論にもとづく人類と「ルナリアン」の由来。 本書は、「ガニメアン」の解明は続編の『ガニメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』にゆだねられているが、謎解きの興趣に満ちた、SF(サイエンス・フィクション)であり、一応は正統な理論にもとづいた「ルナリアン」と人類の関係が解き明かされる、その過程をパズラーのように楽しむ、ミステリーファンの私でも充分に納得のゆく傑作である。 | ||||
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普通でした。 まあよくできているな、という内容。 宇宙や科学知識に突っ込みようは無いですが(というかそこまで知識ないのでできない) 舞台劇を見ている感じですね。 大きなイベントは特に無く、天才達が勝手に閃いて語っているのを ハタから見ているだけ。 良くても☆4つぐらいかな〜とも思いましたが、 不自然なほどの持ち上げにちょっと下げてしまいました。 評価が高すぎて、期待しすぎた部分があったかもしれませんね。 | ||||
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ハードSFの代表作のように挙げられていたので敬遠していたのですが、ホーガン逝去を機会に手に取りました。ハードSFというカテゴライズをよく知らなかったのですが物理学が中心となった小難しいものに違いないと思い込んでいたのですが、中心となったのは生物学で、むしろ好きなジャンルの作品でした。 原始人のミッシングリンク以外、ベースとなる現代科学の常識非常識を知らなかったのですが(例えばサンゴ礁の謎とか)、おそらくすべて科学的事実に基づいて書かれていると思います。その科学的観測的地球の謎的な事実を大胆に組み込んで、小惑星群・冥王星・月をつなぐ天体の謎を解決するのは圧巻です。事実に少しずつ肉薄しながら、ラストで衝撃的な真実を導き出すのは出来のいい推理小説以上の、鳥肌ものの面白さでした。長年読み継がれるのに相応しい傑作だと思います。 | ||||
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