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星を継ぐもの



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星を継ぐものの評価: 4.42/5点 レビュー 599件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.42pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全599件 161~180 9/30ページ
No.439:
(5pt)

印象に残る作品となりました

これまで読んだSF小説の中でも、やや特殊な印象の残るものとなりました。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.438:
(5pt)

知的冒険を体験したいならこれ。SF初心者の入門にも良い

これまで何百とミステリ小説を読んできたが、これほど大掛かりなトリックは知らない。文字通り「大掛かり」。遺体を切断してシャッフルするとか、つららが天狗の鼻を滑っていくとか、そういうこぢんまりしたスケールでは決してない。(島田荘司は大好きな作家です)
 月面で「5万年前に死んだ人間の遺体」が発見された。このコピーを読んで本作を読もうと思わない人はいったいどんな人だろうか。読み始めれば、ぐいぐい物語に引き込まれる。謎を解明するため、あらゆる科学技術の専門家が動員される。自然科学に即した考察・推理が繰り広げられていくのがたまらなく面白い。
 ただ知識だけがひけらかされるオタク向け文学ではない。クセのある人物とそれらを取りまとめる主役など、魅力的なキャラクターが登場し、複雑な人間関係を生き生きと描いている。
 殺人が起こるわけでもなく、宇宙スパイが組織を転覆させるわけでもない。味方も敵もなく(意見の対立はもちろんあるが)、一つの科学の謎を解き明かすために全員が奮闘する。言ってしまえばそれだけの物語。しかし本作の終わりに謎が解明され、驚くべきトリックの真相が明らかになるとき、その興奮たるやそのへんのミステリ小説とは一線を画することに気づく。
 翻訳文にやや難しい言葉遣いがあるので、読書に慣れていない学生などは辞書が必要かもしれません。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.437:
(5pt)

圧倒的なスケール

こんなスケールの小説、著者はどうやって思いついたのか?
読み終わった今、作品のテーマとなってる宇宙はもちろんだが、著者の脳内という宇宙の方も気になる。
自分は、SFを読む度、テーマと同時に「こんな話を思い付いてしまう人間の脳はすごい」と思うが、中でもこの小説は圧倒的だった。
細部のディテールの細かさも秀逸。ある意味、一般的なミステリー小説よりもリアル。
シリーズまとめて、超オススメです!
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.436:
(5pt)

挿絵が無くて面白い

挿絵が無いので、頭の中で景色や人物を想像しながら読めます。
変に挿絵が有ると想像力が膨らまなくなるので、挿絵の無いこの作品は私は好きです。
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No.435:
(3pt)

忍耐力がないので。。

私に忍耐力がないのが悪いのですが、序盤の内容が科学的で難しすぎて理解できずに途中でみるのをやめてしまいました。
普段本を読まない私みたいな忍耐力のない人にはおすすめできません。
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No.434:
(5pt)

今の時代と違うが

この本は読むと明るい気持ちになりました。
謎が謎を呼ぶことでミステリー娯楽的側面がありますが、私はそれよりも
この筆者の描く希望に溢れた未来像が好きでした。

21世紀の今だと技術が成熟し、未来がある程度分かってしまっていますが
20世紀の時は、確かに皆が「未来は・・・21世紀は予想もつかない、とてつもなく凄い事になっているだろう!」というビジョンがありました。
上手く表現できませんが、20世紀をそれなりの年齢ですごした人は何となく意味がわかると思いますが。

何となく、この本はその時の気持ちを少し思い出しました。
筆者による底抜けにポジティブな未来像が感じられて、それが一番好きでした。
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No.433:
(4pt)

好きです

40年以上前の作品なのに、300以上のレビューがあることに少し驚きました。それだけ人気の高い作品なんですね。
文庫版の解説が、とても良く本書の評価を表していると思います。要約すると、「ハードSF小説と言うには問題がないとは言えないが、この小説にはセンスオブワンダーがある!」ということです。私は月で5万年前の人の遺体が発見された、という設定だけでかなり引き込まれました。
確かに、必ずしも必要ない説明が多かったり、あっても内容に乏しかったりしますし、表現もうーんというものもあるかもしれません。何より、どなたかも書かれていましたが、登場人物がただ物語内で仮説を説明をするためのツールでしかない、と言われると、あまり明確に反論するのも難しい気がします。
それでもやはり引き込まれる人が多いのは、設定の巧みさだけでなく、チャーリーとコリエルの運命に読者が魅かれるからであり、冒頭にそうさせるだけの十分な魅力があるからだと思います。設定が荒唐無稽という人もいますが、それを言うなら名作中の名作と言われる『幼年期の終わり』なんてはるかに荒唐無稽です。出来事をマジメに説明しようとするかしないかの差だと思います。無闇に説明するのは小説らしくないと言われるとそれはそうなのかもしれませんが…私は面白く読みました。センスオブワンダー、あると思います。
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No.432:
(5pt)

最高

とてもワクワクした。知的好奇心が刺激された。壮大なテーマで自分が考えていることがちっぽけに感じた。
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No.431:
(2pt)

難しい

謎解きが自分の好みではなく、随分飛ばして読んでしまいましたが、終盤からは面白くヨメマシタ
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No.430:
(5pt)

名作

さすが名作と言えるだけあり、次の作品への道筋、仕掛けが散りばめられてました。
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No.429:
(4pt)

良かったです。

正直言うと前半は退屈で2回ほど読むのを途中で挫折したのですが、
読み終わった時には、読んで良かったーと思えるような後半の展開でした。
ラストも印象深いです。
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No.428:
(5pt)

そうか、月ってそうなのか

『蘭学事始』が大好きなのである。
杉田玄白らが『たあへる・あなとみあ』なる驚異の書物を、たぐるように解読していく知的快感を追体験するのがたまらなく気持ちいいのだ。

本書の前半の面白さは、まさにその快感である。
であるから、中盤新聞記事という形でまとめられた展開に「えぇー、もっとコツコツ解読して欲しいのにぃ」とガッカリした。
が、何の事はない。本書はそこからセンス・オブ・ワンダーが猛烈に加速するのである。
部分の積み上げ、組み合わせ。プロフェッショナルが総力を挙げた結果見えてくるものは、既知の物の見知らぬ姿。
「継ぐもの」とは何であるのか。「星」とは一体どれを指すのか。およそ暴力的な結論に、なぜかしみじみと感動を覚えるのである。

読み終えて深夜(SFを読み終えるのは夜、という個人的偏見)、ベランダに出てみたくなるはずだ。むろん月を見上げるのである。
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No.427:
(5pt)

わくわくする。

物語を読み進めていくにあたり
解き明かされていくなぞ。

物語の中に登場する人物と同じように
自分自身が、謎が解き明かされることに興奮し、そして
その壮大さに感動した。

まず1度読んでみてほしい。
そして、個人的には映像化を希望する。
これこそアニメーションで、再構築すべき作品ではないだろうか。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.426:
(5pt)

アイデアに脱帽

この作品の種明かしには驚かされた。よく、こんなアイデアを思い付くものだと感心した。
この作品が書かれたのは1977年、作品の設定は2028年だが、今読んでも全く古さを感じさせない。
月面調査隊が発見した5万年前の死体が、いったいどこから来たのかという謎の解明が主題であり、謎を解明する科学的・学術的な過程が丁寧に描かれている。色々な仮説が示されるが、それぞれ矛盾点があり、うまく状況を説明できない。主人公ハントが矛盾点を解決し、さらに、生物学者ダンチェッカーによって補足説明があるが、個人的にはハントの説明の方により感心した。ダンチェッカーの説明には、説明不十分と思われるところが1箇所ある(〇〇が知識や技術をことごとく失ったにちがいないとしているところ)。
読みやすい訳で、難しい技術的内容が出てくるわけでもないが、気楽に読める作品ではない。私は理系人間だが、科学論文を読まされているようで、読み進めていくのには若干抵抗があった。ただ、その読みにくさの先に、すばらしい種明かしが待っている。個人的には、説明に付いていくのがやっとで、謎解きを考える余裕はなかった。
「星を継ぐもの」というタイトルにはどういう意味があるのだろうと思っていたが、読んでみて納得した。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.425:
(5pt)

レビュー見ずに読んでみて!

他のかたも書いておられましたが、レビューにはネタバレやストーリーの展開のほのめかしがあったりするので、レビューは読まずに是非とも読んでみてください。
その方が、このストーリーの面白さが存分に堪能できます。
せっかく読むのですもの、もれなく楽しまなくては勿体ない。
絶対に面白いですから!
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.424:
(5pt)

読み終えた時、あなたも必ず誰かに薦めたくなる。

今から30年程前、父に「読んでみ。」と薦められたが、当時高校生だった自分には難し過ぎて序盤で挫折したものでした。
ですがインパクトのあるタイトルだけは憶えていたので、最近になってようやく読み進める事が出来、ラストの一文までたどり着いた時には全身さぶいぼ状態になり、あの時の父の気持ちがやっとわかりました。
確かに序盤はツラいですが、だんだん「えっ!?」「ホンマに??」「マジで!?」と主人公と一緒になって謎の究明に明け暮れる自分が居ました。
それから一気に最後まで突き進むと。
恐らく皆さん同じ気持ちになっている事と思います。
フィクションとは思えない説得力。
そしてなにより「もう、これが真実なんでしょ?」と思わせてくれる完成度の高さに身震いしました。(さぶいぼ全開で。)

もう自分の中ではダーウィンさんの説はなくなりました。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.423:
(5pt)

星5は、妥当

SFを小説で読んだことがないという人に、まず最初にオススメできるものだと思います。

訳も、それほど分かりにくくはありませんし。
古い作品でも面白ければ読み継がれる、という典型です。
ミステリーを解く要素に、その面白さの真価はあるかな。
地球、月、火星、木星---それらの歴史が紐解かれる様は圧巻。
これの次回作品があるようですが、それもまたたのしみのひとつです。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.422:
(5pt)

文句なしのSF

名作。固い、難しい、と感じる人もいるかもしれませんが・・
うーむ、と読み終って、深くうなる一冊です。
 
SF好きには、間違いなく、一押しの本。
もしまだでしたら、どうぞお試しください。
シリーズごと、お勧めです。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.421:
(3pt)

感情移入出来る

アイディア、プロット、ストーリー展開もすんなり入ってきたのだが、主人公がどんどん役職や立場が変わっていくところに感情移入出来た。個人的な読み方だが、読書ってそういうものでしょ。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.420:
(5pt)

再読だが

今まで読んだ小説の中で、ジャンルを問わず最も面白い作品の一つ。読書体験として様々な驚きに満ちている。推理小説的でもあり、また本質的に人間賛歌でもある。傑作として名高いが、もしSFが苦手で敬遠している(本好きな)人がいたら、ぜひ読んでみてください。
星を継ぐもの (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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