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夏への扉
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【この小説が収録されている参考書籍】
夏への扉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全500件 101~120 6/25ページ
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中学時代、地元の古本屋で初めてこの本に出会い、大学時代に神保町の古本屋で再び購入。そして現在はAmazonのKindleにて3回目の読了。紙ベースでも電子書籍でも、ピートは夏への扉を探していました(当たり前だが) 学生時代は面倒で読み飛ばしていた箇所もKindle版では辞書機能で意味も分かり、最感動。 シェアしたい箇所もSNSなどで簡単にでき感動。 4回目は朗読機能を使って運転中にBGMがわりに聴いて(読んで)ます(笑) | ||||
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新訳で読もうとしたら何か頭に入ってこない。そこで旧訳のサンプルを読んでみたらこちらの方が読みやすい。前者の方が一見スムーズな文章なのに、後者の方が素直に頭に入ってくる。なぜだろう(訳者の性別の違いもあるのだろうか)。さらに原語版を見てみると、後者にはやや誤訳が多いようだが、どちらも微妙に元と違っていて結局自分で訳したくなる(翻訳あるある)。 改めて旧訳を電子版で買い直した。こちらの方が明かりのないベッドでも読める利点もある。 | ||||
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子供のために購入しました。とても素晴らしい物語です | ||||
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何度読んでも面白い小説です。 今回は息子の為に購入しました。 | ||||
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読みやすい文章で結構ベタな古典SFです。読後感も綺麗で素敵な一冊だと感じました。 ただちょっと残念に感じたのは、「未来は素晴らしい」というテーマと「老いは醜い」という正反対のテーマが共存してしまっていることです。ちょっとネタバレになっちゃうのですが、このことは、作中の『ジェニイ(登場人物の妻)は、若いころよりますます美しさを増したよ。』という文に要約されているように感じます。最初にこの文を見た時にとても素敵な言い回しだな、と思ったのですが、後にジェニィが未来の整形技術で本当に若い頃より綺麗になったと分かってちょっとがっかりしました。年をとっても素敵だ、という意味だと勝手に曲解してしまった……。 女性にはお勧めできないかも。 | ||||
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読み終えて初めて、本書が書かれたのが65年前であることを知った。本書で描かれている未来世界が2001年なので、70年代に書かれたものかなと思っていたのだが、これは驚いた。SFについては詳しくないのだが、後世のタイムマシン物へ与えた影響は甚大だったものと思われる。『バックトゥーザ・フューチャー』は勿論のこと、『ドラえもん』や或いは『クロノ・トリガー』も本作の派生系と言ってしまっても過言ではない。更に言えば、本書で描かれている冷凍睡眠は、その後の作品によってそこまで深掘りされておらず、今なお斬新に感じた。最後はハッピーエンドで締めくくられるし、エンタメSF小説の古典として、絶対的にオススメできる。 | ||||
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主人公ダン・デイヴィスと猫のピートという、人間と猫との暮らし方の知恵みたいなものが、そこかしこに描写されていてほほえましいです。 中盤までは、冷凍睡眠、ル〇バみたいな全自動掃除機、ロボット等が登場してくるくらいで、これってSFなの?と思いました。家庭用品技術者のダンの会社の経営権をめぐるゴタゴタは、SFというよりミステリー小説風です。 しかし、後半、不完全なタイムマシンが話に出てきてから、一気にSF度を増し、ぐいぐい話に引き込まれます。人生のやり直し、たたみかけるように好転する人生。 読後感が非常に爽やかな、SF史上に残る傑作小説です。 | ||||
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毎年一回は読み直すことにしているone of my best SF 1950年代に書かれた2000年は全く現実の2000年とは違うけれども、そこに書かれた人の姿、ストーリーの面白さは2020年でも不変です。 不朽の名作、巨匠の傑作、その謳い文句に疑いなし。 | ||||
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ストーリー中盤で、明らかに「このまま結末を迎えるよな…」という雰囲気があったのに、そこからさらに話を二転三転、ペースを上げてエンディングに走っていくストーリーが面白かったです。主人公視点の「何で!」が、全て主人公に収束していきます。 あとは、作者の、主人公の設計に対する強いこだわりをひしひしと感じました。偏った設計愛、じわじわきます。飼い猫ピートの勇ましさも見逃せません。 | ||||
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徹頭徹尾、引き込まれて離れられない快作であった。 コンセプトは時間旅行。かの有名な『バックトゥーザフューチャー』など名作が多く生み出される土壌であるが、その中でも際立って明瞭な光を放っている一作だろう。 何より、主人公ダンの性格がとにかく心地いい! 直情径行タイプで、とにかくまっすぐで躊躇しないダン。その性格のせいで、冷凍睡眠保険会社にカモられたり、恋人と友人にハメられたり、冷凍睡眠を二回も体験したりと壮絶な運命をたどってしまう。 しかしこの男のいいところは、そのまっすぐさに一片の邪気もないこと!彼の目の前にあるのは、夢!信頼!愛!希望!そんな途方もなくポジティブなものばかりだ。 だからこそ、彼が窮地に立たされるたびに、僕は必至で応援したくなってしまう。 「がんばれ、ダン!」 そんな具合に物語に没入し、最後まで読まされてしまう。なんとも憎らしい。しかし憎めない! しかし主人公の豪放さと相反し、物語は巧妙に計算されつくしたエンタメの極致である。 物語に興味をひかせるために大事なのは山場。これを出し渋ってしまうと、読者はすぐに愛想をつかしてしまう。 その点、この『夏への扉』はどうか? 先述の主人公の性格がうまく働き、次々とドラマチックな局面が押し寄せてくるのである。ベルに催眠薬を打たれて冷凍睡眠を強制されたり、タイムマシンで再び過去に戻ってピートと再会したり。 いい意味で期待を裏切ってくれる展開の数々が、くどくない程度のペースでもたらされる。 もちろん伏線の貼り方もおみごとの一言。ピートとの再会シーンを涙なしに見られる読者が果たしているだろうか? くわえて翻訳のレベルも高いと思う。ポンポン弾むような会話の応酬が、物語を滑らかにして、いっそうリーダビリティに磨きをかけているのである。 これだけの魅力がつまっていながら、ページ数は400にも満たない。 さっと読めて、ずっと余韻が残る。そんな味を持った傑作だ。 | ||||
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読了しました。「猫好きに捧げる」と書かれた小説ははじめて読みました。大の猫好きだったハインライン。 しかし、この作品では最初は主人公と猫の絡みは濃厚だけれど、徐々にミステリーチックになっていき、後半はもう壮大な冒険もの、といった感じになっていきます。 時間旅行というのが大きな軸だと思われます。それと、主人公の技術者が新しい商品を考えたりつくる場面も、非常に生活感あふれる描写がされています。 時間旅行とか、近未来の技術と聞くと、いまとなっては無数にある題材ですが、たいへん面白く読みました。 一流の稠密な小説構成と腕の冴えたストーリーテリングに成功の理由がある、と訳者はあとがきで書かれています。同感です。派手な映像のSF映画を見ても得られない繊細な楽しみがこの小説にはあります。 主人公が自分の時間旅行の経験から、レオナルド・ダ・ヴィンチはもしかしたら未来から来たのではないか?と考察するあたりから、最後にかけて、幸福な生活に満足している様子で終わる、終わり方も好きです。 読み終えてあたたかい、静かな感動みたいなものが胸を満たしました。わたしも今日から夏へ通じる扉を探します。おすすめです! | ||||
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まあまあ面白かった。 偉そうな事も言えないが、猫のピートについてそこまで書かれてないような気がした。私は当初これを読んだ時、裏表紙の文を見て、猫が、冷凍保存されて未来に行ってしまった主人公を家にある色々なドアの一つが未来に繋がっておりそこから飼い主を探す話だと勝手に思った。猫好き送る本と最初に書くぐらいだから、猫のピート事がもっと深く掘り下げられて書かれると思っていた。しかし、実際はおまけ程度。ネタバレで書けないが途中あれは伏線だったのか!と面白い部分はあったが、最後の結末がちょっとイマイチ、だらだらと最後の話し口調はいらないと思う。それに、主人公の性格にたまにイラっとする。翻訳が下手なのか、たまに意味がよく分からないところがある。話の全体的には面白かったので星4。でもまたもう一回みよう!と言う気にはなかなかおこらないのはなぜか。 | ||||
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史上最高の猫小説です。随所にSF的要素がちりばめられていて、スリルあり、愛ありで最高です。 だれか2次元妻を素材でこういう小説書いてくれないかなあ。 | ||||
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SFが好きで、猫が好きならば、もう読むしかありません。この作品には「ピート」という、大きなオス猫が登場します。昔、我が家の家族だった、キジトラのオス猫「ピー」を思い出します。 | ||||
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大好きな物語 20代で初めて読んだ時の感動は忘れられない。今回新訳を読み直して「あ〜自分の感受性も衰えたかな」と思いあらためてこちら(旧訳)を今読了。50代で読み返しても色あせて無かった。新旧でつたう涙の量が違う。 | ||||
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大好きな物語 原作にどちらが忠実なのかは判らずですが、福島正実さん訳の方も必ず読んで下さい。つたう涙の量が違う | ||||
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何十年ぶりかで読みました。数年前に新訳が出た際にそちらも買ってみたのですが、もう冒頭から全然入り込めなかったのが、こちらの従来版だとしっくりきますね。確かに英語っぽい日本語なのですが、それがまた味を出している。新訳のほうは日本語がこなれているかもしれませんが、アメリカっぽさが出てこないんですよね。 | ||||
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自分はもうアラカンです。最近、信用していた会社の経営が悪化し、彼らから、数百万円のものを数千万円だとする悪質な見積りをふっかけられ、流石に人間が嫌になっていました。しかし、この本に励まされ、もう一度仕切り直し、できる限りを尽くして大切な人生を乗り切っていこうと考え直しています。単純ですが、きっと本が自分を選んで、諭してくれたのだと有難く思います。 また、昔のSF小説に書かれている未来の発明品が、今現実に使われているのにも、面白さを感じました。 | ||||
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"ただし、ピートは、どの猫でもそうなように、どうしても戸外へ出たがって仕方がない。彼はいつまでたっても、ドアというドアを試せば、必ずそのひとつは夏に通じるという確信を、棄てようとはしないのだ。"1956年発刊の本書は、ロマンチックなタイムトラベル'猫"SF小説として不朽の名作。 個人的には猫小説であるのは勿論覚えていたものの、物語全体の内容自体にはうっすらとした記憶しかない事から今回何十年ぶりに再読しました。 そして、著者の猫好きが存分に反映されている描写、リズミカルな文体を懐かしく再確認しつつ。本書で描かれている未来が、私たちが【既に通りすぎた】2000年であることから、何とも答え合わせの様に"ロボットは家庭にも普及しつつあるけど、コールドスリーブは。。"など【照らし合わせする楽しみ】が新たに生まれていて楽しかった。 また、スッキリとした勧善懲悪ストーリーな本書なのですが。昔読んだ時には感じませんでしたが。マッドサイエンティスト的な技術者である主人公の危うい性格は、一歩間違えれば『ロリータ』的な【悲劇的展開になってたかも?】と『ロリータ』と同じくガールスカウトのキャンプにヒロインに会いにいくくだりを読みながら、そんな事も妄想して、なぜかヒヤヒヤしたり(笑) 猫好きな人全てにオススメなのは当然として、オールドSFの魅力たっぷりな【シンプルかつロマンチックな物語】を探す誰かにもオススメ。 | ||||
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30年前に猫の表紙に惹かれて読んだのが最初。今でも思い出してはたまに読んでいます。結末はわかっていてもワクワクする。特に猫好きには是非読んでほしい。新訳も出てると知ったけど、やっぱり古くに読んだ私には「文化女中器」がしっくりくる。 | ||||
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