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夏への扉



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夏への扉の評価: 4.32/5点 レビュー 500件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全500件 121~140 7/25ページ
No.380:
(5pt)

伏線が小気味良いSF

猫のピートと一緒にいる変人の主人公の話と最初は思いましたが、序盤で不可解な現象が起き、最後に回収される気持ちよさが快適でした。

また、作中には斬新なアイデアが搭載された未来ガジェットが出てくるが、とても独創的な印象でした。猫好きであれば気まぐれな主人公に共感しながら読みすすめることができます。おすすめです。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
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No.379:
(2pt)

SF以外の俗な社会の記述が長過ぎ

1956年の作品なら、1970年も2000年も未来になる。
コールドスリープとタイムマシンを両方登場させたのはいいが、
SFの世界(コールドスリープ)に入るまでの、会社の経営や
株のやり取りなどの、SFとは無関係な俗事をめぐるトラブルが
長々と書かれていて興ざめした。
 また、タイムマシンで元の時代に戻って、自分に都合良く歴史を
変えてしまうのも、いかがなものかと思った。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
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No.378:
(4pt)

(日本のSFファンにとっては)歴史的名作

タイムトラベルSFの説明不要の歴史的名作。古典的タイムトラベルものの系譜を継いでハードSFというよりもハラハラワクワクドキドキの夏にピッタリの冒険活劇。というのも、時間跳躍の理論自体はほとんどブラックボックスだったり、ご都合主義が多かったりするからで……ただ、時間跳躍の様々なアイデアを盛り込んだ波乱万丈のストーリーは半世紀以上前のものとは思えないほど惹き込まれるし、エピローグとモノローグの爽快感は最高だ。
そして本作においてSF的なセンスオブワンダーに溢れているのは、文化女中器や窓拭きウィリィ、万能フランク、自動秘書機といった主人公ダンの発明だよね。まんまルンバたCADじゃん。
あと忘れてはいけないのは猫のかわいさ。見事なまでに猫の魅力を描き尽くしていく。

ただ一番のメタ的な面白さは、日本のSFファンからのみ格別の人気を得ている点。海外や専門家での人気が低いのは、時間跳躍のセンスオブワンダーが薄いからなんだろうけど、やっぱり日本のSFファン(今のオタクの源流)は猫好きとロリコンが多かったということなのかなぁ、って。ゼロ年代くらいまでのオタクはぬこ信仰だしロリコン全盛だった。最近はその傾向も薄れてきたけどね。だから最近は夏への扉の批判記事も増えてきたのかな、って。

そういや最近になって新訳版が出たようで。評判いいみたいだけど、福島正実の文化女中器に慣れちゃってるからなぁ。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
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No.377:
(2pt)

ジュブナイルかな

知人におススメされたこと、また名作としてその名前をよく聞くのでとりあえず一度読んでみようと手に取りました。残念ながらとっくの昔に成人式を終えた自分には、物足りなかったです…。
まず人物描写が浅すぎて、人間を描いているというよりストーリー上都合のいいように動く駒みたいです。SF要素も少なく、ラノベ、ジュブナイルのような印象を受けました。
そういえば、最初にこの作品を知ったのは中学生向けの推薦図書一覧に名前が載っていた時だった。
中学生なら楽しめるかもしれない。
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No.376:
(3pt)

古典的ライトノベル

ほのぼのした小説です。冷凍睡眠とタイムマシンの合わせ技で今の私たちが読むと少し
ネタバレ的であまり興奮しませんが、発表当時は衝撃的だったのかなと思います。
少なくともこの小説に触発されて、いろんな作家が工夫を凝らした作品を発表してきた
のでしょう。その意味ではタイムトラベルものの一つのモデルを示したように思います。
猫が登場しますが、そんなに可愛いかなと思いました。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
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No.375:
(1pt)

名作らしいのですが…

少しネタバレ

ある文芸誌でSF小説最高傑作!の評価をみて、10代の終わりに読んだのです。
いわゆるタイムトラベルもので、最後のどんでん返しなど、なるほど良く出来たお話でした。
ただ、あまりにわかりやすいハッピーエンド、主人公の優男ぶり、勧善懲悪の描きわけが鼻について、それほど感銘を受けませんでした。
歳を経て感想も違うかな、と思い、このほど読み返してみましたが、やはり同じ印象でした。

ある意味、老若男女安心して読める小説、日本昔話みたいな作品ですね。
そこにSF小説としての魅力があるかは別として、ですが。
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No.374:
(5pt)

素晴らしい作品

今まで読んだ小説の中で、一番好きなのが「夏への扉」です。何度も読める小説。素晴らしい小説。最高の小説です。
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No.373:
(4pt)

昔の作品なので、相対評価ならいまではすごくないかもしれないが、なんか好き

昔のライトノベルなんて少なくて、本屋で富士見ファンタジアやソノラマの隣にハヤカワとか並んでいた頃に読んだ作品。
SF作品ではあるのだけど、訳者さんの力量もあるでしょうが、文章とその作品内の空気が柔らかく、ひたっていたいと思わされる作品。読みやすいので、年に一回くらいはふらりと読み返す作品でもあります。
本の山から探すか、諦めてとして図書館使うかというのが多かっただけに、読みたくなったらすぐ読める電子書籍は嬉しいです。
名作として知られる古典だけに、新規読者増えて受け継がれて欲しい作品です。
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No.372:
(4pt)

名作

この本が1956年に発表されたということが素晴らしい。携帯電話はないけれど、テレビ電話、時間旅行、家庭内で活躍するロボットの活躍する世界をSFで描きつつ、女の子に騙され、親友と思っていた男に騙された一人の技術者の人生を追う。
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No.371:
(2pt)

傑出した作品には思えなかった。

SF小説では近未来を表現する斬新な設定などが醍醐味かなと思うがその点ではコールドスリープやタイムマシーンの欠点などの設定があるものの、話自体にオリジナリティが見られなかった。
またタイムリープもの特有の伏線は散りばめられているが、回収に時の感動もなく、アッサリと、回収された。というものの私はミステリー小説を多頻度で読むが故にSF小説に関してもストーリーの意外性を求めてしまったのかもしれない。
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No.370:
(5pt)

オールドSFの魅力たっぷりな【シンプルかつロマンチックな物語】を探す誰かへ

"ただし、ピートは、どの猫でもそうなように、どうしても戸外へ出たがって仕方がない。彼はいつまでたっても、ドアというドアを試せば、必ずそのひとつは夏に通じるという確信を、棄てようとはしないのだ。"1956年発刊の本書は、ロマンチックなタイムトラベル'猫"SF小説として不朽の名作。‬

個人的には猫小説であるのは勿論覚えていたものの、物語全体の内容自体にはうっすらとした記憶しかない事から今回何十年ぶりに再読しました。

そして、著者の猫好きが存分に反映されている描写、リズミカルな文体を懐かしく再確認しつつ。本書で描かれている未来が、私たちが【既に通りすぎた】2000年であることから、何とも答え合わせの様に"ロボットは家庭にも普及しつつあるけど、コールドスリーブは。。"など【照らし合わせする楽しみ】が新たに生まれていて楽しかった。

また、スッキリとした勧善懲悪ストーリーな本書なのですが。昔読んだ時には感じませんでしたが。マッドサイエンティスト的な技術者である主人公の危うい性格は、一歩間違えれば『ロリータ』的な【悲劇的展開になってたかも?】と『ロリータ』と同じくガールスカウトのキャンプにヒロインに会いにいくくだりを読みながら、そんな事も妄想して、なぜかヒヤヒヤしたり(笑)

猫好きな人全てにオススメなのは当然として、オールドSFの魅力たっぷりな【シンプルかつロマンチックな物語】を探す誰かにもオススメ。
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No.369:
(5pt)

どん底からの這い上がりと時間転移がミックスしたSF

一人の男が罠に嵌められて落ちた後に復活する物語は王道であり、面白くないわけがない。しかも、そこに時間転移というSFの要素が入ってくると、さらに面白くなる。タイムトラベルものでは何かしらの矛盾が発生することが多いので、本作品もよくよく読めば何かおかしいところがあるかもしれない。でも、そんなの探して面白い? 楽しく読もうよ! って感じで読めば、読者は幸せになれると思う。猫のピートのことがずっと気になっていたが、最後の方に忘れられずに出て来て安心。
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No.368:
(5pt)

1956年の小説とは思えない読みやすさ

小説や映画が永遠に残るとか大嘘で普通ここまで古くに書かれた小説ってまともに読めないです。同年代の日本の小説を思い出してほしい。よっぽど好きだったり義務感がなきゃ読めないでしょ。堅苦しいし。ところがこの小説は違う。SFという当時はマニアックかつ偏見のあったジャンルにもかかわらず圧倒的な普遍性を保ち続けている。なかなかできることじゃないです。運良く目に留まってしかもまだ読んでいない人には絶対的にオススメしたいです。
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No.367:
(3pt)

絶対的王道作品

とにかくこれ読んでからじゃないと・・・という位の王道SF 初めに読んでほしい作品 読書マニアにはやや物足りないかも、この手の話は本作以降溢れているから ただ主人公が明るく前向きで好感が持て、ヒロインの女の子が可愛いのには安定にハインラインである
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No.366:
(3pt)

可もなく不可もなし

未来と過去を行ったり来たりで、ご都合主義的な展開は否めない。盛り上がりに欠けるようにも感じた。翻訳された文章は読みやすいが表現は古い。名作にはちがいないが、胸に残るなにかはなかった。
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4150103453
No.365:
(5pt)

とても面白かった。

SFが、からだにシミる年齢になったということだろう。
いい読書だった。
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4150103453
No.364:
(3pt)

子どもの頃に読んだはずが…

ふと目に入って『そういや、「夏へと続く扉」以外、全く覚えてない』
ので、読んでみた
…ホントにキレイに忘れてた…中学時代の読書ってなんだったんだろう?

猫の去勢に関する考え方とか、幼い娘を「予約」する是非とか、この手の事は今の「若い読者」はどう捉えて読むんだろう?
物凄くかけ離れた「昔」の本だと「そういうモンだ」で、気にならないが「ひと昔、ふた昔前」だといつも↑の考察に入ってしまったりする

「名作」って「名作」なんだなあ、と
楽しく読みました
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4150103453
No.363:
(1pt)

私も買って損した気分です

私も、原作の冗長さと訳のセンスのなさの両方に嫌気がさしてきて、超高速の斜め読みで読了しました。猫は良いと思うし、ストーリーの面白さもゼロではないと思ったのですが、とにかく読みにくくて、、、
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4150103453
No.362:
(3pt)

読みにくかった

海外独特の言い回しだったり、経営、株、SFを読み慣れてないからか、読みにくさがずっとありました。320ページあたりを超えてから一気によくわからなかった伏線が回収されてきて、そこからは面白かったです。
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4150103453
No.361:
(5pt)

面白かった!

途中まで、やられっぱなしで何一つ良いこともないので、なかなかページが進まなかったけど、後半の逆転劇は痛快で、思わず一気読み!11歳に恋する30歳ってところだけちょっと引っかかったけど、結果オーライでそれも良いでしょう。伏線の回収も気持ちいい!
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453

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