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夏への扉
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【この小説が収録されている参考書籍】
夏への扉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全500件 81~100 5/25ページ
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学生の頃、SF研で必須と言われて読んで以来の再読です。 電子書籍になっていなかったら実家の倉庫に押し込んだままの 本を発掘してまで読む事はなかったでしょうが… 便利な時代になりました。 まだ文化女中器は発売されていませんけれどね♪ | ||||
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映画化されると聞いて、新装版を読み直しましたが、何回読んでもとても感銘をうけます。 今が主人公がコールドスリープしてやってきた未来と同じという事に驚きを隠せない。 また読む機会ができて良かった。 映画は、延期になってしまいましたが、必ず見たいと思います。 | ||||
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ロバート・A・ハインラインさんの本です。福島正実さんの訳です。 1970年に、発明家の主人公が事業をしているが、騙されてしまう。そのまま冷凍睡眠で30年後の未来に。そして、未来でタイムスリープ技術を使い、また1970年代に戻り、「一発逆転」を狙う…。というような話でした。 時間ものなのですが、いくつか矛盾がないわけでもない、つじつまがおかしいところが、ないわけでもないのですが、作者さんはそこいらへんをちゃんとケアしています。 あとは、飼っている猫のピートが、かわいらしいです。 発明家といっても、技術を組み合わせるだけで、実はオリジナリティはない、というあたり、なんか日本を比喩しているような気がしないでもないです。 また、もう21世紀ですから、これが書かれた時代とは、2000年に対する考え方が、かなり隔たりあるよね、と思わないではない。この小説みたいに、2000年になったとしても、現実では、人間は老いを克服できてないし、時間旅行もできない。 どうやら、この小説では、世界戦争がおこった後の話っぽくて、核爆弾とか炸裂しまくった後のようなのですが、そこいらへんのことはさらっと触れられているたけでした。 とりあえず、SFの古典らしいのですが、現代でも楽しめる本でした。 | ||||
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久しぶりに読書が楽しかった。途中でオチは読めてしまうのだけど、どのようにオチに辿りつくのかという謎がエンジンになり、ぐいぐい読めた。ご都合主義という意見も散見されるが、私はそこまでの傷とは思わなかった。ただ最終章はいらなかったかな。主人公が二度目の冷凍睡眠に就いたところで、未来への予感を残して終われば綺麗だったと思う。 作中、ピートの柄や猫種には一切言及がないが、私は勝手にサバンナかなと思いながら読んだ。まあ、サバンナの創出は1986年なのであり得ないが、このような猫種の創出を念頭に置いて、あえてピートを詳しく描写しなかったのであれば、この人の先見の明は本当に素晴らしい。ピートのモデルは、ハインライン自身の飼い猫ピクシーだったそうだ。 | ||||
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映画化されるので読んでみました。他のレビューで小学生にもおすすめとありますが…難解な言葉が多く、主人公がお酒好きという点からも、高校生にも受けるのかしらと、思いました。 ただ、50年前の文学としての未来予想としては素晴らしいです。ルンバの登場はとても具体的です。 果たして、映画化する必要性があったのだろうか? | ||||
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始めて読んだのは、いまから40年以上前の学生時代だ。 この小説は、山下達郎が「夏への扉」とう歌をリリースしているくらい有名だ。 今回COVID-19で自宅勤務中に久しぶりに読みたくなって購入して読んでみた。 さっそく、やめとけばよかったと後悔した。 この作者の特性だと思うが、やたらと無駄な説明が多くてSFというよりは主人公の愚痴を聞いているようで、早く話をす進めろよ、 とおもわず読み飛ばしたくなる。 40年前は、こんなのが面白いと思ったんだなあと、時の流れを感じた。 | ||||
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アメリカのSF作家ロバート・A・ハインライン(1907-1988)によるタイムトラベル物の古典、1957年。 私が、タイムトラベルを扱った物語でお馴染みの、あの因果関係が反転してしまうような捩じれたループ構造の面白さを最初に覚えたのは、やはりドラえもん(1969-)だったと思う。SF史には全く疎いが、本作はそうした後世に続くタイムトラベル物のパターンを決定づけた源流のひとつであるのかもしれない。そうだとすれば、面白いのも当然だ。現在自分が親しんでいる物語類型の歴史的な起源に出会えるというのが、古典を読む面白さのひとつであると思う。 前半は主人公とともに歯ぎしりしたくなるのだが、後半はそれらがすべて反転していき、しかもその反転がタイムトラベルという筋とぴったり噛み合っている構成が見事で、読んでいて心地よい。 □ 1957年に執筆された本作の舞台は、その当時にとっての近未来である1970年と、さらにその未来の2000年。ある時代が空想する未来というのは、当然のことながらどうしても当の時代に条件づけられてしまっていて、その時代の感性が濃厚に匂い立ってしまう。つまり、過去にとっての未来と、未来そのものとのあいだには、齟齬がある。そこから、過去を条件づけているものが見えてくると同時に、現在になった未来の特徴も反照されてくる。 | ||||
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まだ読んでいなかった名作であったが、その理由が分かった。 単なるSFではない。 | ||||
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すいません、ネタバレあります。 面白いのは面白かったのだが、和訳の日本語が古い。 現代ではあまり使わないような言い回しが多く、特にリッキィとの会話は、リッキィをお子さま扱い。 ダンはリッキィをお子さまではなく一人の人間として対等に接していたからこそ後で結婚という話になるのに、これでは台無し。 そのせいもあってか、リッキィを冷凍睡眠させて後に結婚するというのがロリコンというか源氏物語というか、とにかく気持ち悪いと感じてしまった。 それ以外は面白かった。 片道切符のタイムマシン、しかも過去か未来かどっちに行くか分からないというのも、妙にリアルだと思った。 英語版と和訳を突き合わせて一ヶ月かかって読んだが、楽しい時間だった。 | ||||
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この作品を読んでSFというジャンルにのめり込みました。 読みやすさと一度読み始めたら止まらないワクワク感がたまりません。 数年ぶりに読み返しましたが、読んだ頃の懐かしい気持ちと今でもワクワクします。 是非一度読んで欲しいと強く思う1冊です。 | ||||
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当たり前ですが60年以上前に執筆されたものなのでその後今日に至るまで擦られまくった設定やロジックばかりで読んでいて目新しいことは特にありません。 主人公にもあまり魅力は無くて個人的にはちょっとロ◯コンチックで気持ち悪かったかな.. | ||||
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今から数十年前、中学生から高校生の頃まで、ドはまりして何回読んだか分からないです。 日本で映画化するとのことを知り、購入しました。 | ||||
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私はこの本を13歳の時読んだ。大団円に向かってまっしぐら、この爽快感はすばらしく、そのあと何度繰り返して読んだか…。2020年のいまも、世界には、タイムマシンも、冷凍睡眠もなく、振るだけで火がつくタバコもないが、やはりこの話は面白い。スマホもない、CADもない。でも不思議なことにまだ読める。 まだ読んでいない人がうらやましい。30代のうちに読んでほしい本。出来れば、20代に。 13歳の時は、20歳が大人に見えていたので主人公の結婚は大人同士長い間待って結ばれるロマンティックなものだと思っていたが、今読むと、「ちょっとちょっと!」となるが、まあ…60年以上前のもので、ついでに言うと当時はSFは女性にはほとんど読まれなかっただろうから、こんなものかと。 | ||||
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ダンは親友のマイルズと興した会社に、秘書のベルを加え革新的な家電を次々と発明、販売するも、哲学の違いから衝突。婚約したベルにも裏切られ、逃避と意に沿わぬ形でコールドスリープし30年後へ。果たして起死回生のタイムリープは夏への扉に通じているのか? 開始早々の裏切りに胸を痛め、無理矢理のコールドスリープからの未来で懸命に時代遅れを取り戻す姿はまるで三井寿(なぜオレはあんなムダな時間を………)。 発明への情熱と倍返しロードと時間差ロマンスに感情移入が捗ります。ガジェットも興味深く、ルンバ?が登場し1956年の作品とは思えない的確な予言が。 また、SFファンにはたまらないミッシングリンク、オーパーツ的なガジェットの考証、設定にロマンが有り、思わず膝を打ちました。 他にも、本作は猫小説としての評価も高いのですが、それも納得。ただ可愛いだけの存在ではなく、ままならない性質の細やかな描写が、完全に猫をパートナーと捉えている人のそれでした。 寒く辛い冬を迎えても、温かく、楽しく明るい夏へ通じる扉の存在を信じて探求し続ける。 そして、それは過去ではなく未来にこそ見出すという、非常に前向きなメッセージを、作品を通じて受け取ったように思います。 | ||||
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映画化されると聞いて再読した。 1950年代の作品なので、言葉に古くささは散見するものの見事なSF物語。猫に対する造詣と愛情にも溢れていて、たんなる添え物では無く、かといって動物以上の活躍はしない、これもまた見事な扱い。 それにしても、私は古い読者なので、賛否はあろうが、猫の扱いに関して1950年的考え方に傾く。今は去勢、室内が当たり前だけどね。その方が猫には幸せなのかも知れないけれど。 映画化に関しては、リッキィとベルが作品通りに描かれいれば素敵だと思う。リッキィの肉体、精神の純真さ、その月日の流れ。ベルの肉体と精神の月日の流れとその残酷さ。後は猫の出入り口を含めた12のドアを持つ木造家屋のデザインも見てみたいなぁ。 ともかく「夏への扉」というタイトルを出すのだから。覚悟を持って製作していると思うので、一応、楽しみにしたいなぁ。 | ||||
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昔読んだ本なのですが、感じたことを書いてみました。 やはりこの本のテーマは「希望」だと思う。タイトルの「夏への扉」の「夏」を「希望」に置き換えると一番しっくりくるような気がする。どこがSF小説なの?と思ったあなた!大丈夫、「夏への扉」の「扉」がタイ〇〇シーンとコール〇〇リープなんです。(だと思うんだけど、違ったっけ。) ちなみに私の読書後の楽しみ方なんだけど、この小説を原作にして、映画を作るとしたら、主演は誰にしようとか考えることです。ぜひ一度読んでみてください。 | ||||
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高評価なので私の期待が高くなってしまったせいもありますが、正直あまり楽しめませんでした。 ここまでガッカリさせられた本は久しぶりです。 序盤でどういう流れになるか想像できてしまうので、読みながらも、これは主人公のことだな、これは主人公がやったんだな、というのが何となくわかってしまいます。 意外性が無いので、後半にあると言うどんでん返しが、何を示しているのかわかりません。 予定調和のストーリーでした。 読んでて特に楽しめなかったのが、うんざりするほどのご都合主義。 タイミング良く弁護士や公証人が現れたり、超機密のはずのタイムマシンの話が主人公の耳に入ったり…。 物語に多少のご都合主義はつきものですが、もうちょっとそれを感じさせにくい展開にはできなかったものかと思います。 物語において肝心なはずの主人公も、いまいち好きになれません。 純粋で正直で一途な男なのですが、自己評価が高く善良でもない、とても幼稚な性格に見えました。 個人の好みもあるとは思いますが、善良でなくても、もっと感情移入できるような人間性を描いてくれれば良かったのですが。 ただストーリー構成は良いと思うので、読書も人生も経験が浅い、子供のうちに読んだら感想は違っていたかもしれません。 タイトルに「夏」が含まれるので、夏休みの読書感想文などに相応しいのではないでしょうか。 | ||||
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kindleで間違って購入してしまったので(笑)、何の予断なく読めました。 最初は文学作品かと思ったら、だんだんミステリーじみて「あ、もしやSF!」と気づく。 文学、ミステリー、SFといろんな要素が詰まっていて、 「こんな本は読んだことがないぞ」とワクワクしながら読めました。 しかも、読了して気づいたのですが、1950年代の作品???!!! 感性、センス全く古びていないですね。 なんとなく私は主人公に『ライ麦畑でつかまえて』の ホールデンを思い浮かべながら読みました。 | ||||
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人にすすめられたのと、表紙の猫さんにひかれました。 さすが、古典! 古さと視点の新しさの交差が絶妙です。 | ||||
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最強におすすめです! | ||||
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