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夏への扉
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【この小説が収録されている参考書籍】
夏への扉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全493件 21~40 2/25ページ
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SF小説自体、あまり読んでこなかったけども、びっくりするくらい面白かった。 翻訳がかなり時代を感じさせるものの、それを超越する面白さ。 これが1950年代、約80年前の作品だとは、とても信じられない。 名作っていうのはこういう作品なのだと改めて痛感しました。 | ||||
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初版から5回以上はこの本を読んでいる。 冒頭で猫のピートと主人公のダンが「夏への扉」を探すシーン。 自分も人生に閉塞感を感じて「夏への扉」を探している時に、この本を手にとっているような気がする。 ダンが才能溢れる技術者でありながら、お人好しで欺され続ける。 それに対して相棒のピートの雄々しさが良いコントラストになっている。 ダンに懐いている幼いリッキーの存在自体が伏線とは・・・ 勧善懲悪は著者の特長だが、ハラハラドキドキの展開に、全て読み終わるまで鼻につく部分を感じない。 読後の爽快感は、まさに扉を開けて夏の青空を見上げたよう。 | ||||
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【ネタバレ】 不朽の名作というのは、こういうものなのかと思った。 良い点から先に書きたい。 1.猫は無事 本当に良かったと思う。マジで猫がああなって、読むのを辞めようと思った。人間がどうなろうと興味は無いが、猫に罪は無いから。その後、猫の安否だけを調べて問題ないと知ったので読むことが出来た。 2.全体的にハッピーエンドで終わる 主人公側は全部上手くいく。これは清々しい。 合わなかった点はあまりなかった。 ただ、主人公の精神性というか、自分で全部やりたいが興味ないところはやりたくない、金儲けも自分の思う通りにやりたいが面倒なことは他人に任せる、他人の指図は受けない、他人のために利益を増やそうとは考えない、というのは、そりゃあああいう状態になるよなぁと思った。 一方で、主人公が聞き分けが良くて、契約書を一枚一枚確認するような几帳面さがあったなら、物語は何も進まないということを鑑みると、必要だったのかなぁと思った。 | ||||
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面白いですが、絶対おかしいでしょう、この話。 幼いヒロインに事情説明しただけなら、成人になってからの決断であっても、その時の為の判断材料が無さ過ぎでしょう。 ヘンな映画版でアレンジされたのも解らなくはない。 ヴァーホーヴェンも大胆なアレンジをしてましたし、ハインライン作品は忠実に映像化すると却ってキッチュなものにしかならないと思います。実際、プリディスティネーションはそういう映画でした。 | ||||
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主人公が時間を行き来するSFもの。前半のなぞが後半明らかになるテンポが気持ちいい。 | ||||
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この作品はSFにありがちな重々しく科学にこだわり堅苦しくなる雰囲気がなく、ストーリーが滑らかに展開します。普段は私小説や恋愛小説を読んでいる人がSFを読み始めようとする場合、取っ掛かりに最適だと思います。 | ||||
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暇だし名作SF読むか!ってなったよー まずは1984年!!←面白すぎィ世界観にぞっこん入り込んだ! アルジャーノン!!感情移入しまくり!!最高!感動した! 夏の扉←話がとっ散らかってる上に登場人物に魅力を感じないし、古臭さが否めない。。 上記2冊は全く古臭さを感じずに読めたのでどうしても比較してしまう。 まず、序盤の話がとっ散らかってる。なんの話しとるん?って感じ。 昔の本だから家電の話とかは先見の明があったのかわからんが今読んだらどうでもいいーってなる。 登場人物に魅力を感じない。 主人公が薄ら寒いジョークを言う。 なんかラノベのおじいちゃん見てるみたい。 おまいら感がある。 あと私が猫あんま好きじゃないのも合わなかった要因なのかな。。 時間返してほしい。 読む順番間違えたのかな。 でもこれ最初に読んでSFってこんなもん?って思って興醒めするくらいなら、3冊あればハズレも1冊あるかーくらいに思ったほうがいいかー とにかくこれは名作とまではいかないかも。なんか思想が薄弱だし、魂に響かない。 退屈な友達の身の上話をそのまま活字にした感じ。 不動のワースト一位を作っておけば安心して冒険できるよね!! 1984年読んでSFどハマりしたから とりあえず古典を一通り読んで、楽しそうなやつに手を伸ばす予定!! まだまだSF楽しむぞー!!! さようなら夏の扉!!!! | ||||
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訳が変わったところで名作は名作です。 映画と共に、繰り返しみて欲しい。 | ||||
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日常が退屈だったり、少し違う世界に浸りたい時にオススメです。登場人物が少なくて覚えやすく、最後はしっかりめでたしめでたしで終わるため、読み終えたあとにスッキリ感を味わえます 途中、読むのやめようかなと思う場面もありましたが最後まで読んで良かったです | ||||
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やはり外国の方が書かれた作品は、日本人には回りくどい言い回しだと思った。 作品のめり込むまで時間がかかった。 | ||||
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辛いことが続いてる人は、読んでみるといいかもしれないです。 | ||||
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めっちゃ良かった。主人公のあからさまに技術者な性格、かなり好き。ところどころ気の利いた言い回しも名訳。よく考えるとSF的な道具立てとしては別に大したことはないんだが、冷凍睡眠もタイムマシンも無駄遣いしないところが上手。で、魅力としてはダンとピートとリッキィのキャラクターに負うところが大きいと思う。アイデアだけじゃなくて小説家として上手。 | ||||
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新版が出た直後に旧版が新装されたので、よほど新版の訳が酷かったのでしょうかね? ちなみに、私は旧版の「文化女中器」のネーミングが秀逸と思います。 もはや語る必要のないくらいの、SFの金字塔と言われている作品です。 しかしながら、個人的には、SFとしては、そこまででは。。。楽しめますけどね。 当時の時間旅行モノとしては、画期的だったのかもしれません。 不幸な主人公が、紆余曲折の末、ハッピーエンドを迎える結末は、誰もが安心して読める良作だとも思います。 でも、SFとしては科学考証が希薄です。 時間旅行はストーリーに重大な影響を与えるものの、そのメカニズム自体がストーリーに関係しないなど、設定だけをSF的に仕立てたファンタジー作品とも感じます。 コールドスリープ、今で言うクライオニクスの記述もありますが、同様に科学的記述は希薄で、ハードSF好きを満足させるものではないと感じます。 ストーリーは楽しめますが、SFとして読めばイマイチ。そんな感じです。 この作品「猫好きにお薦め」と紹介されている事が多いのですが、、、そこまで猫、活躍するかしらん?(私は熱狂的猫好きです) ライトSF好きなら、安心して読めますし、何より、本作と「宇宙の戦士」を外してハインライン好きは名乗れません。 | ||||
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登場する「メカ」が古臭く感じる。 昔のSF小説にありがちは、やたらと長い説明が随所にあって「古さ」を感じた。 やたらと長い。テンポが遅い。最後まで読めなかった。 全体の65%までは読んだが時間の無駄と判断して損切り(通読を放棄)しました。 この小説を読む時間があるなら他の本を読みたいな、と思った。中学生ぐらいのときなら読み通せたかな。 | ||||
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まだ半分までの段階ではちょっとイライラする内容。主人公から出るアイディアの古臭さ、ネーミングセンスのダサさが目につくし、それが30年経っても通じるみたいなストーリーの粗さが気になる。 ラノベ的タイトルをつけるなら「会社と恋人に裏切られた俺がコールドスリープして30年先の未来へジャンプしたら、伝説の技術者としてチヤホヤされました」って感じ。 | ||||
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主人公は色々を奪われ失ったが一つでも希望を諦めなかった。話し方は高姿勢だけど心は繊細な主人公が良かった | ||||
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SF小説の金字塔!! 1960年代の古い小説ですがタイムトラベル作品の原点となる古典的傑作てす。 このタイトルが素晴らしい! 物語も引き込まれますよ。 新訳版が電子書籍でも再販されていますが、ハヤカワ文庫の旧作が表紙のデザインも翻訳内容も優れています。 図書館にもあると思いますので是非一度は読んで頂きたい色褪せない傑作です! 2021年に日本で映画化されましたね。 是非一度読んで頂きたい名作です。 あなたも是非(夏への扉)を開けて見てください! | ||||
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SFまったく未経験から、三体、プロジェクトヘイルメアリー、火星の人と読んでSFに目覚め、次に寝食忘れて読めるような本を探してました。この作品は、最高でした!! 実は古典名作と言われる本にも手を出したのですが、そっちはダメでした。 だから、最新の弩級SFの後では当時は斬新だったタイプの小説は味気なくなってしまうのかな、と思ってましたが、この夏への扉は違いました。 設定は、多分、今ではめっちゃありふれたものなんだと思います。 でも、ドキドキワクワクし、読み進める手が止まらず、夜更かしした上に最後の方ではボロボロ泣きました。 それで分かったんですが、やっぱりキャラが魅力的で入れ込めると、設定を超えて小説は楽しいんです。 そして、読み終わったあと、アメリカンアーリーポップスを聴いて、ブラッドベリなんか読み返したくなるような、なんていうか、古き良きアメリカの良さ、生きてたこともないのに郷愁を感じるような、グランマのアップルパイやダイナーのソーセージ&エッグスみたいな味わいに満ちてるんです。 読み終わったあと、つくづくと本の表紙を見て、抱きしめたり、撫でたりしたくなる種類の本があります。 これは、そういう本です! | ||||
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前半はあまり引き込まれませんでしたが途中から主人公に感情移入して登場する脇役が見事に嫌なやつで腹が立つかと思えば主人公の優しい気持ちに癒されて複雑に見えたストーリーも納得の結末でした。70年前の作品を通して作者の想像力に刺激を受けました。70年後の未来の小説なんて想像出来ません。 | ||||
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何十年も前に読みましたが内容をすっかり忘れていて、今回、山﨑賢人、清原果耶、藤木直人主演で映画化されたものを見たので再読してみました。 ハインラインが1957年に発表した作品です。もはや古典名作SFの領域ですね。 まだ中学生になったばかりの頃、ジュブナイルのSFやミステリから抜け出して最初に読んだハインラインは「異性の客」や「自由世界」。当時一番好きだったのは幻想ファンタジー寄りのレイ・ブラッドベリとゴリゴリのハードSFだったアーサー・クラークでした。 作風を比較するとハインラインはより現実社会に近かったというか、ヒッピー・ムーブメントの影響を受けた当時のアメリカ社会を反映していたり、技術系の記述が多かったりでいまいちピンときませんでした。そんな中、この「夏への扉」は比較的わかりやすいタイムトラベルものでした。 2021年製作の映画では、主人公は1995年から2025年に飛ぶことになっています。原作では主人公は1940年生まれで、物語の最初の舞台は1970年(つまり作品が書かれた時から13年後の近未来)。そして主人公が冷凍睡眠の末に飛ぶ未来は2000年が設定されています。 2000年は私たちにはもう22年も過ぎてしまった過去ですが、ハインラインが当時の感覚で予想した便利商品や未来社会とはちょっと違うものになっていますね。お掃除マシンは今で言うとルンバの類に当たるでしょうね。しかしそう思うと現在は予想していたほど未来社会らしくなっていない・・と思ってしまいました。 タイムパラドックスについては突っ込まないことにしても、話が結構複雑です。まず、そもそも過去をひっくり返して未来の状況を変えてしまおうというのだから物理の法則も矛盾も何もないのですが。そういう意味ではハードSFではなくファンタジーに近いかも。善人が勝ち、悪いやつらがダメになるお話もすっきりですし、賢いネコが出てくる動物ものとしてもいいですね。 新訳は未読ですが、こちらの旧訳は確かに言葉使いが古いです。若い方は新訳の方がいいでしょう。 あと気になったのは、これはたぶん原作自体がそうなのでしょうが、女性の描き方が定型的で、むずかしいことや理論的なことはよくわからない、きょとんとしたただかわいい存在になっているのがなんだかなあ・・という感じです。いくらアメリカと言っても1957年ですから無理ないのかも。 また、主人公が自分がどうあっても過去に戻って人生をやり直したいがために、人にひどい言葉を投げつけて怒らせたり手段を選ばないところは自分勝手でちょっとひどいのでは・・と思ってしまいました。このあたりアメリカ的な感覚ではむしろコミカルな部分なんでしょうが。 自分の感覚も変わったのか、映画の方がこれらの部分が解消されていて、現代の日本人にあうと感じました。いずれにせよ、歴史に残るクラシックスには違いありませんね。 | ||||
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