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夏への扉
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【この小説が収録されている参考書籍】
夏への扉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全500件 21~40 2/25ページ
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1956年に発表されたロバート・A・ハインラインによる古典的SF小説であり、代表作ともされている本書。実は今更初めて読んでみた。 名作として名高いのは知っていたが、なんの予備知識もなく頁を繰ってみると、最初の頃は一人称の主人公の回りくどい言い回しや、自己中心っぽい性格がグダグダしているなぁと、幾分鼻についたが、キャラクターの味付けと感じられるようになったのか、ストーリー性の高さに惹かれ始めたからなのか、暫くすると気にならなくなった。 SFとはいっても、気難しいものでもハード系でもなく、主人公は三十歳前後の男性だけれどもジュブナイルっぽいラフな印象の文体だ。 物語は1970年のアメリカ。主人公のダンは愛猫ピートと二人きりで街をうろういていた。 ダンはエンジニアで、家庭用自動機械を次々に設計、製作してヒットさせるが、仲間に裏切られ、自ら起こした会社を追い出されたのだ。 酔いに任せて彼は保険会社へと赴き、ピートと共に三十年間のコールドスリープを契約する。 その後酔いも覚めた所為か、愚かなことだとコールドスリープの実行を思い止まるダンだったが、色々あって結局は永い眠りにつく。 次に目覚めたのは2000年。 そこで目にしたのは、かつてダンが作った機械たちの発展系だった。 あの会社はどうなったのか、あの裏切り者たちはどうしているか? 眠る前にも色々あったが、起きた世界でも様々な人々との出会いと共に色々ある。 まぁ、小説なのだから色々無ければむしろおかしいと言うものではあるにせよ、それにしても見事な作劇というか、流れる様に物語が進んでいく筋書き、見事な伏線と回収と、これだけの優秀なプロットが考え付くとは、ハインラインとは、なんと素晴らしい柔軟性と想像力に長けた頭脳の持ち主だろうか。 とにかく、「時間旅行もの」と言うジャンルを確立し、世界的な評価を受けた本作は、この後も色々な出来事が続く。 ダンの身に一体何が起きるのかと、最後まで飽きることなく読める一作である。 そして、2021年には『夏への扉 -キミのいる未来へ-』として、主演を山﨑賢人、監督は三木孝浩によって、まさかの邦画での映画化がされた。 びっくりである。 | ||||
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「この世の真理がどうであろうと、僕は現在をこよなく愛している。」 現在を愛すること、努力することの大切さを学べる一冊だと思いました。 | ||||
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Kindleで読みました。 段々引き込まれるように読み進めていけました。 是非おすすめします。 | ||||
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SF古典名作ということで、前々から読もう読もうと考えてついに読了。 SFネタとしては決してハードな部類ではなくて、どちらかというとジュブナイル系のライトSFという感じで、現代でSF映画や小説に慣れ親しんだ人にとっては驚きは少ない。 主人公が過去と未来での言ってしまえば俗っぽい事柄に奮闘するのが主軸であり、SF的なギミックのディテールを楽しんだり、驚きのどんでん返しのようなものは期待するような内容ではないだろう。 したがって、個人的にものすごく楽しめたかと言えば否定することになってしまうのだが、やはりこれまで評価されてきたのは間違いなくて、おそらくSFというジャンルに限定した物語の骨子に期待しているものが自分と違うからなのだろう。 なお、僕の大好きなSF小説は同じくジュブナイル小説である高畑京一郎「タイム・リープ」や、小林泰三「玩具修理者」に収録されているハードホラーSF「酔歩する男」だ。 SFというジャンルに手を出してから、今現在でも不動の1、2が変わらないというのだから、やはり最初に受けた衝撃というものを忘れられないからなのかもしれない。 | ||||
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40年ほど前、学生時代に読んで感動した本です。 あらためて購入して懐かしさを感じながら読み、 それほど古く感じられないことに驚きました。 やはり名作ですね。 | ||||
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単純に女性としてラストが気持ち悪かったです。 おすすめ本としてよく出てくるけど、読書初心者とかにわざわざおすすめする程かな?と疑問です。 | ||||
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良の商品を購入したのに 裁断面はカビか汚れかわからないけど汚かった。触りたく無いです。 カバーも縛り跡の様な物があって最悪でした。星付けたく無いけどとりあえず最低評価です。 | ||||
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【ネタバレあり】 入院中に読みました 2023年の現代から見ると少し古く感じるが1950年代に書かれた小説だということを知れば驚くような描写が多い。 ストーリー展開もタイムスリープモノの王道の様な展開で、あらゆる作品が影響を受けている、というのも頷けます。 クライマックスの主人公ダンとリッキーがやり取りするシーンは、この作品の中で一番純粋な感情と思いやりが交わる素晴らしいシーンだと思います。 少し涙しました。 ただ、読了後に改めて考えてみると 中盤から終盤にかけて都合の良い展開や登場人物が多かったなという印象が残りました。 私は「そういうものだな」と受け入れられましたが、特にリッキーという女の子(女性)の主人公に対しての存在や彼女自身の感情についての"都合の良さ"があまりにも単純で、 "主人公を幸せにするための存在"というキャラに終始してしまっているのは人を選ぶ部分かと思います。 | ||||
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SF小説自体、あまり読んでこなかったけども、びっくりするくらい面白かった。 翻訳がかなり時代を感じさせるものの、それを超越する面白さ。 これが1950年代、約80年前の作品だとは、とても信じられない。 名作っていうのはこういう作品なのだと改めて痛感しました。 | ||||
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初版から5回以上はこの本を読んでいる。 冒頭で猫のピートと主人公のダンが「夏への扉」を探すシーン。 自分も人生に閉塞感を感じて「夏への扉」を探している時に、この本を手にとっているような気がする。 ダンが才能溢れる技術者でありながら、お人好しで欺され続ける。 それに対して相棒のピートの雄々しさが良いコントラストになっている。 ダンに懐いている幼いリッキーの存在自体が伏線とは・・・ 勧善懲悪は著者の特長だが、ハラハラドキドキの展開に、全て読み終わるまで鼻につく部分を感じない。 読後の爽快感は、まさに扉を開けて夏の青空を見上げたよう。 | ||||
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【ネタバレ】 不朽の名作というのは、こういうものなのかと思った。 良い点から先に書きたい。 1.猫は無事 本当に良かったと思う。マジで猫がああなって、読むのを辞めようと思った。人間がどうなろうと興味は無いが、猫に罪は無いから。その後、猫の安否だけを調べて問題ないと知ったので読むことが出来た。 2.全体的にハッピーエンドで終わる 主人公側は全部上手くいく。これは清々しい。 合わなかった点はあまりなかった。 ただ、主人公の精神性というか、自分で全部やりたいが興味ないところはやりたくない、金儲けも自分の思う通りにやりたいが面倒なことは他人に任せる、他人の指図は受けない、他人のために利益を増やそうとは考えない、というのは、そりゃあああいう状態になるよなぁと思った。 一方で、主人公が聞き分けが良くて、契約書を一枚一枚確認するような几帳面さがあったなら、物語は何も進まないということを鑑みると、必要だったのかなぁと思った。 | ||||
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面白いですが、絶対おかしいでしょう、この話。 幼いヒロインに事情説明しただけなら、成人になってからの決断であっても、その時の為の判断材料が無さ過ぎでしょう。 ヘンな映画版でアレンジされたのも解らなくはない。 ヴァーホーヴェンも大胆なアレンジをしてましたし、ハインライン作品は忠実に映像化すると却ってキッチュなものにしかならないと思います。実際、プリディスティネーションはそういう映画でした。 | ||||
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主人公が時間を行き来するSFもの。前半のなぞが後半明らかになるテンポが気持ちいい。 | ||||
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この作品はSFにありがちな重々しく科学にこだわり堅苦しくなる雰囲気がなく、ストーリーが滑らかに展開します。普段は私小説や恋愛小説を読んでいる人がSFを読み始めようとする場合、取っ掛かりに最適だと思います。 | ||||
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暇だし名作SF読むか!ってなったよー まずは1984年!!←面白すぎィ世界観にぞっこん入り込んだ! アルジャーノン!!感情移入しまくり!!最高!感動した! 夏の扉←話がとっ散らかってる上に登場人物に魅力を感じないし、古臭さが否めない。。 上記2冊は全く古臭さを感じずに読めたのでどうしても比較してしまう。 まず、序盤の話がとっ散らかってる。なんの話しとるん?って感じ。 昔の本だから家電の話とかは先見の明があったのかわからんが今読んだらどうでもいいーってなる。 登場人物に魅力を感じない。 主人公が薄ら寒いジョークを言う。 なんかラノベのおじいちゃん見てるみたい。 おまいら感がある。 あと私が猫あんま好きじゃないのも合わなかった要因なのかな。。 時間返してほしい。 読む順番間違えたのかな。 でもこれ最初に読んでSFってこんなもん?って思って興醒めするくらいなら、3冊あればハズレも1冊あるかーくらいに思ったほうがいいかー とにかくこれは名作とまではいかないかも。なんか思想が薄弱だし、魂に響かない。 退屈な友達の身の上話をそのまま活字にした感じ。 不動のワースト一位を作っておけば安心して冒険できるよね!! 1984年読んでSFどハマりしたから とりあえず古典を一通り読んで、楽しそうなやつに手を伸ばす予定!! まだまだSF楽しむぞー!!! さようなら夏の扉!!!! | ||||
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訳が変わったところで名作は名作です。 映画と共に、繰り返しみて欲しい。 | ||||
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日常が退屈だったり、少し違う世界に浸りたい時にオススメです。登場人物が少なくて覚えやすく、最後はしっかりめでたしめでたしで終わるため、読み終えたあとにスッキリ感を味わえます 途中、読むのやめようかなと思う場面もありましたが最後まで読んで良かったです | ||||
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やはり外国の方が書かれた作品は、日本人には回りくどい言い回しだと思った。 作品のめり込むまで時間がかかった。 | ||||
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辛いことが続いてる人は、読んでみるといいかもしれないです。 | ||||
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めっちゃ良かった。主人公のあからさまに技術者な性格、かなり好き。ところどころ気の利いた言い回しも名訳。よく考えるとSF的な道具立てとしては別に大したことはないんだが、冷凍睡眠もタイムマシンも無駄遣いしないところが上手。で、魅力としてはダンとピートとリッキィのキャラクターに負うところが大きいと思う。アイデアだけじゃなくて小説家として上手。 | ||||
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