スタイルズ荘の怪事件

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評判

スタイルズ荘の怪事件の評価:

4.08/5点 レビュー 88件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.08pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全117件 41〜60 3/6ページ
No.77
(5pt)

面白かった!

非常に面白かったです。どんでん返しがあってなかなか展開が読めませんでした。結末にはあっと驚かされますので、ぜひ読んで見てください
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.76
(4pt)

デビュー作でも立派な本格ミステリ

クリスティーの主立った作品は読んだ事があるが、一から全部読んでやろうじゃないかと企てて手に取ったデビュー作は初読である。名探偵エルキュール・ポアロも初登場であるし楽しみだったが、正直な所あまり期待せずに読み始めた。

 すると初めのうち妙に読み辛く、まあ処女作だし仕方ないかと思ったのだが、中盤からあざといばかりのミスディレクションが目立ち、どんどん面白くなって来た。真犯人を読者の予想から遠ざけるミスディレクションの巧みさはクリスティーの特徴で、犯人捜しを推理する本格ミステリーの醍醐味を味わわせてくれる。クリスティーの場合は物理的なトリックより意外な真犯人と言う話の作りが得意で、本作でもミスディレクトされてるのはわかるのだが、じゃあ真犯人は誰よ? と言われると全然見当が付かない。最後は「なるほど」と膝を打つことになり、デビュー作からこのスタイルが完成していたとは予想外だった。

 ワトスン役のヘイスティングスがいかにも愚直な、すぐに女性に惚れてしまうお人好しで、やたらテンションが高く奇人のふるまいを見せるポアロに翻弄されるのが楽しく、最後は大団円っぽいハッピーエンド。さすがにうまく収まり過ぎかと思えるのはデビュー作だからなのだろうけど、今読んでも十分に通用する本格ミステリーに仕上がってるのはさすが。この作品を出版社に持ち込んでもなかなか採用してくれなかったとは信士難い。おそらくクリスティーが時代を先取りし過ぎていたのだろう。

http://blog.livedoor.jp/nattolove-002/archives/12575492.html
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.75
(4pt)

デビュー作でも立派な本格ミステリ

クリスティーの主立った作品は読んだ事があるが、一から全部読んでやろうじゃないかと企てて手に取ったデビュー作は初読である。名探偵エルキュール・ポアロも初登場であるし楽しみだったが、正直な所あまり期待せずに読み始めた。

 すると初めのうち妙に読み辛く、まあ処女作だし仕方ないかと思ったのだが、中盤からあざといばかりのミスディレクションが目立ち、どんどん面白くなって来た。真犯人を読者の予想から遠ざけるミスディレクションの巧みさはクリスティーの特徴で、犯人捜しを推理する本格ミステリーの醍醐味を味わわせてくれる。クリスティーの場合は物理的なトリックより意外な真犯人と言う話の作りが得意で、本作でもミスディレクトされてるのはわかるのだが、じゃあ真犯人は誰よ? と言われると全然見当が付かない。最後は「なるほど」と膝を打つことになり、デビュー作からこのスタイルが完成していたとは予想外だった。

 ワトスン役のヘイスティングスがいかにも愚直な、すぐに女性に惚れてしまうお人好しで、やたらテンションが高く奇人のふるまいを見せるポアロに翻弄されるのが楽しく、最後は大団円っぽいハッピーエンド。さすがにうまく収まり過ぎかと思えるのはデビュー作だからなのだろうけど、今読んでも十分に通用する本格ミステリーに仕上がってるのはさすが。この作品を出版社に持ち込んでもなかなか採用してくれなかったとは信士難い。おそらくクリスティーが時代を先取りし過ぎていたのだろう。

http://blog.livedoor.jp/nattolove-002/archives/12575492.html
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.74
(5pt)

紳士ポワロ

ポワロにはかなり早い段階で真犯人がわかっているが、いくつかの理由からすぐには暴かない。最後に明らかにされるそのあたりの機微が、後の作品に見られる「何でもお見通し」とばかりの名探偵ぶりよりも慎重で好感がもて、かつその推理も冴えている。そもそもポワロはホームズなどと違い警察官あがりだった。そのことが窺われる堅実な捜査を行う最初の探偵ポワロもの。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.73
(5pt)

紳士ポワロ

ポワロにはかなり早い段階で真犯人がわかっているが、いくつかの理由からすぐには暴かない。最後に明らかにされるそのあたりの機微が、後の作品に見られる「何でもお見通し」とばかりの名探偵ぶりよりも慎重で好感がもて、かつその推理も冴えている。そもそもポワロはホームズなどと違い警察官あがりだった。そのことが窺われる堅実な捜査を行う最初の探偵ポワロもの。
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.72
(5pt)

ポアロの登場場面

初お目見えのポアロの確認。
初期と後期を並べるとみえる違いは面白かった。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.71
(5pt)

ポアロの登場場面

初お目見えのポアロの確認。
初期と後期を並べるとみえる違いは面白かった。
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.70
(5pt)

一番怪しい人物がやっぱり怪しい

言わずと知れた、アガサ・クリスティーのデビュー作にして、エルキュール・ポワロ初登場作です。
舞台は第一次大戦中のイギリス。篤志家が謎の死を遂げます。そこに亡命ベルギー人であるポワロが登場。事件は複雑な様相を極め、ついに驚愕の閉幕へ。
一番怪しくない者が怪しいと言うセオリーではなく、一番怪しい者が怪しいという設定ですが、関係者の謎めいた行動が多く、ポワロも解決に大変苦悩します。
ポワロ自身の奇怪で嫌な性格はまだあまり表面には出てきませんが、クリスティーお得意の薬に関する深い知識が披露され、彼女の作品の特徴である毒殺路線が既に始まっています。
それにしても、ポワロのセリフがすべて頭の中で熊倉一雄に変換されるのは困ったもんだ。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.69
(5pt)

一番怪しい人物がやっぱり怪しい

言わずと知れた、アガサ・クリスティーのデビュー作にして、エルキュール・ポワロ初登場作です。
舞台は第一次大戦中のイギリス。篤志家が謎の死を遂げます。そこに亡命ベルギー人であるポワロが登場。事件は複雑な様相を極め、ついに驚愕の閉幕へ。
一番怪しくない者が怪しいと言うセオリーではなく、一番怪しい者が怪しいという設定ですが、関係者の謎めいた行動が多く、ポワロも解決に大変苦悩します。
ポワロ自身の奇怪で嫌な性格はまだあまり表面には出てきませんが、クリスティーお得意の薬に関する深い知識が披露され、彼女の作品の特徴である毒殺路線が既に始まっています。
それにしても、ポワロのセリフがすべて頭の中で熊倉一雄に変換されるのは困ったもんだ。
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.68
(5pt)

ポアロ最初の事件

特別の思いで読みきりました。
NHK-BSでも放送されましたね。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.67
(5pt)

ポアロ最初の事件

特別の思いで読みきりました。
NHK-BSでも放送されましたね。
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.66
(4pt)

これがデビュー作か!

良い作品だよと聞いて気になっていました。実際に読んでみるとかなり読み入ってしまうほどですごいと思いました。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.65
(4pt)

これがデビュー作か!

良い作品だよと聞いて気になっていました。実際に読んでみるとかなり読み入ってしまうほどですごいと思いました。
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.64
(4pt)

映像を観てみれば・・・・・

アガサ・クリスティの処女作品であり、エルキュール・ポアロ初登場ミステリということで読んでおくことに越したことはないけど、話はなかなか複雑怪奇でこんぐらがっている。一読で、読者が真犯人を指摘することは、まあ、無理・・・・そこまでアガサがこの一作に込めた入れ込みようは凄い!っていうことなんだろう。

 相当前に他の翻訳で読んだことがある。その後、何度か映像化されたドラマを観て、さらに本書に戻ってくるという読み方がお奨めかも・・・・・・
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.63
(4pt)

映像を観てみれば・・・・・

アガサ・クリスティの処女作品であり、エルキュール・ポアロ初登場ミステリということで読んでおくことに越したことはないけど、話はなかなか複雑怪奇でこんぐらがっている。一読で、読者が真犯人を指摘することは、まあ、無理・・・・そこまでアガサがこの一作に込めた入れ込みようは凄い!っていうことなんだろう。

 相当前に他の翻訳で読んだことがある。その後、何度か映像化されたドラマを観て、さらに本書に戻ってくるという読み方がお奨めかも・・・・・・
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.62
(4pt)

映像を観てみれば・・・・・

アガサ・クリスティの処女作品であり、エルキュール・ポアロ初登場ミステリということで読んでおくことに越したことはないけど、話はなかなか複雑怪奇でこんぐらがっている。 一読で、読者が真犯人を指摘することは、まあ、無理・・・・そこまでアガサがこの一作に込めた入れ込みようは凄い!っていうことなんだろう。  相当前に他の翻訳で読んだことがある。 その後、何度か映像化されたドラマを観て、さらに本書に戻ってくるという読み方がお奨めかも・・・・・・
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.61
(4pt)

映像を観てみれば・・・・・

アガサ・クリスティの処女作品であり、エルキュール・ポアロ初登場ミステリということで読んでおくことに越したことはないけど、話はなかなか複雑怪奇でこんぐらがっている。 一読で、読者が真犯人を指摘することは、まあ、無理・・・・そこまでアガサがこの一作に込めた入れ込みようは凄い!っていうことなんだろう。  相当前に他の翻訳で読んだことがある。 その後、何度か映像化されたドラマを観て、さらに本書に戻ってくるという読み方がお奨めかも・・・・・・
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.60
(4pt)

クリスティを語るならば一度は読むべし。シンプルだが佳作。

最初に、私が読んだのは随分昔(中学生の頃)で田村隆一氏が翻訳されていた版なので、翻訳作品としてのコメントは差し控え、あくまでもミステリー作品としてのレビューとします。

本作は名探偵エルキュール・ポアロの初登場する作品であるばかりか、アガサ・クリスティのデビュー作でもあります。
1920年に発表されていますが、執筆時は1916年であり、まさに第一次世界大戦のまっただ中です。
そのため、途中に戦争中だからこその必然のような部分も出て来ます。
また、何しろ、エルキュール・ポアロがイギリスに存在すること自体が、第一次世界大戦の所為なのですからね。
この時代背景を理解しておく事は作品理解には大変重要でしょう。

物語は初期作品におけるポアロの相棒、ヘイスティングスの一人称で語られ、ストーリーは近年のミステリーでは考えられないくらい、非常にシンプルに流れます。
この時代以前の怪奇小説じみたミステリーとは一線を画し、この時代以降の派手な謎を解くような抑揚の大きなミステリーとも違い、ミステリー小説として必要な諸要素のみをきっちり詰め込んだ極めてマジメなつくりの作品です。
映画などにもなっている、クリスティの後の代表作を先に読まれた方は、「あれ?クリスティってこんなにシンプルだっけ?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、シンプルではあるのですが、クリスティがヘイスティングスに、物語を整理しつつ、必要最小限に引っ掻き回す役割を命じているからなのか、ポアロがもったいぶった言動で随所に伏線を張ってくれるためなのか、最後まで退屈はしません。
そして最後の謎解きにおいて、各所の伏線が一つに繋がり、大きく盛り上がりつつ、我々の期待に答えるエンディングを迎えます。

この作品以降、クリスティは何十ものミステリー作品を残すのですが、やはりその原点として大きな役割を担った作品であると断言できますので、クリスティのファンはもちろん、ミステリーを語る方は必ず読んでおくべきでしょう。

しかし、クリスティの作品を読んだ事の無い方は、まずはストーリーがより劇的に流れる諸作品を読んでクリスティの凄さを感じてから、少し落ち着いた時点でこのシンプルな作品を読む事をお勧めします。
沢山ありすぎてしぼれませんが、「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」「パディントン発4時50分」「ナイルに死す」「ゼロ時間へ」「無実はさいなむ」「終わりなき夜に生れつく」などはお勧めです。
ただし、ポアロやマープルなどのシリーズ物は順番に読みたいという方は、「オリエント〜」(ポアロ)と「パディントン〜」(マープル)は避けて、それ以外のノンシリーズ物をお読みになると良いでしょう。

最後に書く事でも無いのですが。
本作ではヘイスティングスによる一人称スタイルを採る事によって成功しているとも言えますが、私はポアロ物においては、あまりこのスタイルは好きではありません。
クリスティとしては彼の思考を経由させる事で、読者の思考をあちこちに振り回して楽しませよう、あるいは楽しもうとしているのでしょうが、彼女のポアロ作品はこのスタイル以外の作品の方が全体的にキレが良いように思えます。
多分に好みもあるのでしょうが。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.59
(4pt)

クリスティを語るならば一度は読むべし。シンプルだが佳作。

最初に、私が読んだのは随分昔(中学生の頃)で田村隆一氏が翻訳されていた版なので、翻訳作品としてのコメントは差し控え、あくまでもミステリー作品としてのレビューとします。

本作は名探偵エルキュール・ポアロの初登場する作品であるばかりか、アガサ・クリスティのデビュー作でもあります。
1920年に発表されていますが、執筆時は1916年であり、まさに第一次世界大戦のまっただ中です。
そのため、途中に戦争中だからこその必然のような部分も出て来ます。
また、何しろ、エルキュール・ポアロがイギリスに存在すること自体が、第一次世界大戦の所為なのですからね。
この時代背景を理解しておく事は作品理解には大変重要でしょう。

物語は初期作品におけるポアロの相棒、ヘイスティングスの一人称で語られ、ストーリーは近年のミステリーでは考えられないくらい、非常にシンプルに流れます。
この時代以前の怪奇小説じみたミステリーとは一線を画し、この時代以降の派手な謎を解くような抑揚の大きなミステリーとも違い、ミステリー小説として必要な諸要素のみをきっちり詰め込んだ極めてマジメなつくりの作品です。
映画などにもなっている、クリスティの後の代表作を先に読まれた方は、「あれ?クリスティってこんなにシンプルだっけ?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、シンプルではあるのですが、クリスティがヘイスティングスに、物語を整理しつつ、必要最小限に引っ掻き回す役割を命じているからなのか、ポアロがもったいぶった言動で随所に伏線を張ってくれるためなのか、最後まで退屈はしません。
そして最後の謎解きにおいて、各所の伏線が一つに繋がり、大きく盛り上がりつつ、我々の期待に答えるエンディングを迎えます。

この作品以降、クリスティは何十ものミステリー作品を残すのですが、やはりその原点として大きな役割を担った作品であると断言できますので、クリスティのファンはもちろん、ミステリーを語る方は必ず読んでおくべきでしょう。

しかし、クリスティの作品を読んだ事の無い方は、まずはストーリーがより劇的に流れる諸作品を読んでクリスティの凄さを感じてから、少し落ち着いた時点でこのシンプルな作品を読む事をお勧めします。
沢山ありすぎてしぼれませんが、「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」「パディントン発4時50分」「ナイルに死す」「ゼロ時間へ」「無実はさいなむ」「終わりなき夜に生れつく」などはお勧めです。
ただし、ポアロやマープルなどのシリーズ物は順番に読みたいという方は、「オリエント〜」(ポアロ)と「パディントン〜」(マープル)は避けて、それ以外のノンシリーズ物をお読みになると良いでしょう。

最後に書く事でも無いのですが。
本作ではヘイスティングスによる一人称スタイルを採る事によって成功しているとも言えますが、私はポアロ物においては、あまりこのスタイルは好きではありません。
クリスティとしては彼の思考を経由させる事で、読者の思考をあちこちに振り回して楽しませよう、あるいは楽しもうとしているのでしょうが、彼女のポアロ作品はこのスタイル以外の作品の方が全体的にキレが良いように思えます。
多分に好みもあるのでしょうが。
スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (新潮文庫)より
4102135197
No.58
(4pt)

デビュー100周年まであと3年

そういえば1920年に、この作品でデビューしたクリスティ様です。大人の小説(字ばっかり)の読み始めがクリスティ様(作品は「そして誰も…」)だったので、感慨深いですね。のちハヤカワっ子になったので新潮文庫のミステリからは遠ざかりましたが、結構昔は探偵小説やスパイ小説やスリラーに力を入れてた文庫です。もう30年以上も前に読んだきりなので、内容はほとんど覚えてませんが、デビュー時のポアロの描写は印象に残っています。
スタイルズ荘の怪事件 (1975年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: スタイルズ荘の怪事件 (1975年) (新潮文庫)より
B000J91E20