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スタイルズ荘の怪事件



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スタイルズ荘の怪事件の評価: 4.03/5点 レビュー 80件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全80件 1~20 1/4ページ
No.80:
(5pt)

デビュー作にもかかわらず非常にクオリティの高い、ポワロ・ファン必読の充実作

著者デビュー作にしてポワロ初登場の作品だが、非常にすばらしい出来栄えとなっており、さすがはクリスティというところ。翻訳も非常にすばらしく、スラスラ読むことができる。
展開が二転三転してとてもスピーディだし、各所に張りめぐらせられた伏線の回収も見事。真実が明らかになる最後の証拠の登場シーンはとても鮮やかで、真犯人にはかなり方が驚くだろう。ポワロとヘイスティングスの出会い(再会)も楽しく、ポワロ・ファン必読の作品だ。
ただ、ある登場人物の行動が事件の構造を非常に複雑にしているため、もう少し整理してシンプルにしても良かったように思う。よって総合的には4.5★くらいの評価か。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.79:
(3pt)

推理できそうでできない作品

ミステリは好きですが、恥ずかしながらアガサ・クリスティは未読でした。

部屋の間取り図やある程度詳細なアリバイの説明があり、推理できるヒントはありつつも最後の犯人探しではちょっとむりあるなあと言う感想です。

おもしろいけど、まとめ買いしなくてよかったなー。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.78:
(5pt)

ポアロが登場する最初の作品

ミステリーファンなら是非読んでほしい作品。トリックもすごいが、100年近くの年月を経ても、人間の欲望は変わらないと思い知らされる。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.77:
(5pt)

クリスティーのデビュー作

高校生の頃に読んで、ほとんど忘れてしまっていたのですが、「カーテン」を最近読んで改めて興味がわいて買ってみました。印象を一新しました。デビュー作でこれとは凄いです。「カーテン」との比較の面白さもありますが、さすがクリスティーと思う作品です。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.76:
(5pt)

クリスティーだけにクオリティーの高い処女作

いきなりダジャレみたいなタイトルで恐縮ですが、聞いてください!!
読み始める前に、多少くわしい〈あらすじ〉をあらかじめ読んでおいたほうが、予備知識なしで読み始めるよりも内容や人物名が頭にはいりやすく、速く読むことができる---これは速読のための私なりの裏技なんです。毎回、必ずそうしているわけでもありませんが。

ところが、今回に限ってはこの「予習」が裏目に出て、私は本作を読み始める前に犯人の名前を目にしてしまうという致命的なミスをやらかしたんです。

ところがです。「あー失敗した」と悔やみつつ読みはじめた私は、読み進むにつれて「おや?」と感じました。先へ行けば行くほど、犯人はどうやら「予習」で知った人物とは別人らしいんです。
決定的だったのは、名探偵エルキュール・ポアロの確信に満ちた証言です。

が、しかし、犯人候補はその後も二転、三転、四転、五転くらいまでして、最後の最後に「うーん、やっぱりそうなの?」と、思わず唸ってしまうような人物の名前がポアロのクチからポロリと告げられる・・・・。

誤って犯人を最初に知ってしまったはずの私でさえ、有無を言わせず最後まで謎解きのドラマにグイグイ引きずりこんでしまうアガサ・クリスティーの才能には、ただただ敬服しました。
しかもこれが処女作ですよ。やはりこの人、ミステリーの女王だわと思い知らされた私でした。
スタイルズ荘の怪事件【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.75:
(3pt)

クリスティのデビュー作。

いかにも怪しげな登場人物たちによる、怪しげな振る舞い。デビュー作だから仕方ないのかもしれないが、それらがゴチャゴチャしているので、読んでいて頭に入ってこない。最後の謎解きのためにとっておきたいのだろうが、途中でポワロが分かったことを話はじめると邪魔が入ったり、「今は話すのはやめましょう」とかいって、話すのをやめてしまうのにも閉口させられる。謎の核心でないところは、小出しに読者=ヘイスティングズにも明かして、興味をつないでもいいのでは?などと思ってしまった。凶器となる毒薬の謎についても専門的すぎて、ああ、そうですか・・・という感じ。この本の楽しみは、後のクリスティの名作群の萌芽を見つけていくところにあるのかもしれない。なので、デビュー作だからといって、この本から読みはじめるのではなく、ある程度はクリスティの本を読んでからの方が、楽しめるのではないかと思う。語り手が女性をみて、すぐにその美しさにうっとりとしてしまうなんていうパターンもすでにみられる。それにしてもヘイスティングズ軽薄すぎる?!。ポワロの登場シーンや、英国の田舎の館や村?の雰囲気は大いに楽しめた。ミステリーとしては、いかにもデビュー作というように感じてしまった。それにしても1920年の作品なんですねぇ。あまり、今の目で文句を言ってはいけないのかもしれませんね。訳者の山田蘭さんは、「カササギ殺人事件」などを翻訳されている方だそうです。2021年の新訳です。
スタイルズ荘の怪事件【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.74:
(5pt)

アガサ・クリスティとポアロはここから始まった

あとがきを読むとアガサ・クリスティは18歳の時から探偵小説を書こうと思っていて、薬局で働いているうちに毒薬について詳しくなり、これを探偵小説の中核に据えてストーリーを考えたそうです。

決して人付き合いが得意でない長身でシリアスなシャーロック・ホームズと違って、ポアロはイギリス人から見ると当時軽く見られていたベルギー人の丸顔の小男で、事件の解決だけでなく人々の気持ちも読み取るエモーション得意ということで、アガサが敢えてホームズと違うキャラを持って来ようとしたように思えます。

ストーリーはイギリスの郊外の邸宅で起きる裕福な老女が毒殺されることから始まり、老女の最近の再婚相手、老女の二人の息子、息子の妻、世話係の女、若くて薬局で働く養女、毒薬の専門家と全員が容疑者という典型的な推理小説の設定。

しかしながら、毒薬ストリキニーネの出元が複数あったり、登場人物それぞれの愛憎関係や裏の顔などヒントが縦横無尽に散りばめられているので興味が尽きず、100年前の小説とは思えないテンポの良さで最後まで楽しめました。
スタイルズ荘の怪事件【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.73:
(2pt)

登場人物が多すぎ

登場人物が多すぎて名前とキャラクターが覚えられない。最初に出版を見送られたのもしょうがない。
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No.72:
(5pt)

これが最初の話

ポアロはそれなりに読んだことあるが、この最初の作品は読んだことがなかった。ホームズで言えば緋色の研究的な作品で、以後に登場する設定がいろいろ書かれている。読むと他のポアロ物がもっと面白くなる。もっと以前に読んでおきたかった。
スタイルズ荘の怪事件【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件【新訳版】 (創元推理文庫)より
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No.71:
(5pt)

名探偵ポアロの初登場作品。100年前でも高い完成度で唸る

名探偵エルキュール・ポアロが語り手であるヘイスティングズの友人として初登場する今作。小さい時に読んだ人も多いでしょうが、改めて見てみると100年前とは思えない完成度で楽しませてくれます。
本格ミステリ界のトップを走り抜く名探偵ポアロは最初からキャラも立っていて読者を惹きつける。
潔癖でどこかお節介で強引な部分も持ちながら紳士的な態度を崩さないポアロの有様がよく見えます。
この作品でストリキリーネという毒物を知った人も多いはず(日本の作品だと横溝正史の八つ墓村が有名)。
若干推理ものの中では登場人物が多めに設定されているように見えますが、それはヘイスティングズとポアロが初登場だからと言えます。主要は警察を除くと十二人で本格ミステリの基本構造はしっかり。さらにどんでん返しと明確なトリックを含む作品です。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.70:
(4pt)

サスペンス女王、デビュー作

平易な文章で読みやすいが決して格調高い文章ではない。そこが少なからず残念ではある。
ポアロは事件後の周囲の動きに対して静観の態度を貫き、推理に繋がる発見を小出しにして、ヘイスティングを焦らしたりはするものの、基本的には、ポアロ抜きで事態は進行していく。
最後の解決後、その静観の態度には実は二重の思惑があったことが、判明して、それには意表つかれて、読後感も良く秀逸であり感心する。しかし、解決前に提示された情報から、読者がトリックや犯人を特定するのはほぼ不可能ではないかと思われる。
探偵小説を作者対読者という構図で捉えた場合、ややアンフェアではないかという感想を抱かざるをえなかった。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.69:
(4pt)

ポアロ登場

う~ん、推理小説として、小説としてどうなのか? でも、クリスティのデビュー作で名探偵ポアロ初登場なので、割引で☆4つというところか? でもクリスティの作品の画期的な部分の片鱗は見えてるかな…。クリスティが書く作品は探偵小説ではあるけど、本格推理小説じゃない部分もある。探偵は真相を知ってはいても記述者にもったいぶって真相を話さないのが定番だけど、クリスティの作品は記述者にも内緒で調査を行い、最後の最後に調査の結果を犯人に突きつけるので(いわゆる後出しジャンケン)、本格ではない!なんて言われる。でも、そういうのを画期的と言うんじゃなくて、登場人物の心情が小説の経過とともに変化するのが画期的なのである。本作にも一応それがある。成功してるかどうかはさておき…。
 探偵小説特に「本格」は、一種のパズルであるので、登場人物の性格が途中で変わってしまうのは本当は避けなければならない。つまり人間関係は固定化されていないとパズルにならない。けれども、それだと小説としての面白さという点では見劣りがしてしまうのである。さすがにクリスティも探偵自身が「成長」してしまう話は書かなかったけど、登場人物は「成長」したりする。つまりクリスティは探偵小説に小説としての面白さを盛り込もうとしたと私は考えていたりするんだけど…。その試みが本作にはある。
 再読して、そんな風に思ったりした。ま、懐かしいだけなのかもしんないけど…。
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No.68:
(5pt)

評価

面白かったですよ。
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4151300015
No.67:
(1pt)

不良品

読めない。動き方がおかしい
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.66:
(4pt)

英国の退役軍人が療養先の女主人の殺人事件に興味を持ち、偶々隣の家にベルギーから亡命してきた変な小男を巻き込んで事件に首を突っ込んだら、小男が探偵としては天才だったというミステリの女王のデビュー作

……タイトルは今風、というよりはロビンソン・クルーソー風にまとめてみました。笑

言うまでもなく、ミステリの女王、アガサ・クリスティのデビュー長編小説です。

ホームズ大好きだったクリスティらしく、ワトソンを彷彿とさせるヘイスティングスと、灰色の脳細胞をフル回転させて犯罪と戦う探偵ポワロ。
このポワロはとてもロジカルなのです。……姿かたちはともかく。

ベルギーから亡命する際に手をさしのべてくれた女性が殺されたため、ポアロは敵討ちに立ち上がります。
本当に計算され尽くした構成に、クリスティの特徴であるメロドラマ要素を加えて、見事な本格ミステリ作品に仕上がっています。

……フランス語混じりの英語を、もっとなまって訳してくれたら面白いのになぁ。
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No.65:
(5pt)

綺麗

綺麗なお品でした!
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No.64:
(1pt)

購読できず。

日本語版と表示されていたので購入しました。届いたら英語版で、全然読めませんでした。詐欺と感じました。
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4151300015
No.63:
(5pt)

お孫さんが書かれた序文が更に面白さを増してくれました。

アガサ・クリスティ女史とエルキュール・ポワロのデビュー作ということで読んで見ました。
また、巻末のミステリー評論家の解説を読むと、本格的な謎解きミステリーの先駆けでもあるようです。

以前に、オリエント急行やその他のクリスティ作品を読んだことがあり、毎回見事にクリスティの思惑通りに操られ、最後の”どんでん返し”にやられた!となっていたので、今度こそは騙されないぞと思いつつ、やっぱり騙されてしまいました。。
デビュー作からこの緻密なプロットと読者を操る叙述力、すごすぎます。

また本の冒頭には、クリスティの孫にあたるマシュー・プリチャード氏による序文があるのですが、そこがまた面白さをアップさせてくれました。
”一般に読者は、一番それらしくない人物を犯人だと疑うようですが、私はその逆をいってみました。犯人探しのヒントとしてお教えしておきましょう。”
ここまでヒントを貰ったからには犯人を絶対当ててやる!と意気込みましたが結果は前述の通りです。。

いやぁ、面白かったです。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.62:
(5pt)

処女作にその作家のすべてがある、は真実

「アクロイド」「オリエント急行」「そして誰も」等々、クリスティは錚々たる名作群をものしている。
が、この「スタイルズ荘」こそ、頂点の一作ではないか。
犯人の意外性、犯行の趣向の妙、推理の緻密さ、絶妙な伏線の数々、そして何とも魅力的な探偵の発明。
そう、ポワロなのだ。ポワロは世界のミステリ史上、最高最大の「発明」であろう。
珍妙にして人間臭く、いつまでも読み続けていたくなる素敵な探偵……ポワロこそが原点なのだ。

本作の犯罪はシンプルというか、極めて地味である。
だが、だからこそ、作品の真価をまざまざと感じることが出来る。
物語の「起」と「承」の段階は、犯罪が地味なぶん、いささか退屈である。ミステリというより、人間ドラマ的なのだ。が、ここで登場人物たちをシッカリ描いておいたからこそ、「転」における物語の跳躍が活き、「結」の目を見張る、そして目覚ましい推理の帰結に至るのである。

本作が著わされたのは一体、何十年前なのだろう?
いや何十年前でも何百年前でも構わない。
本作は永遠に新鮮な名作であり、鮮烈なデビュー作であり続けるだろうから。
ここにはその後のクリスティの凡てが詰まっている。
幸福な幸福な、この上なく幸福な一作である。
何よりも本作は「愛についての物語」なのだから。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015
No.61:
(5pt)

面白い本、買って、後悔しない

アガサクリスティのでフアンなので、この本を買いました、期待以上のストーリーでした。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300015

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