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スタイルズ荘の怪事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
スタイルズ荘の怪事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全80件 21~40 2/4ページ
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ポワロがヘイスティングズをより丁寧にイライラさせるのがいい(笑)。それでこそポワロの面目躍如で、さすが処女作といった感じ。やはり名探偵は一般人に理解されてはならず、その意味でもシャーロック・ホームズは最高の地位を占めることが改めてよく分かった。 | ||||
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1920年10月出版John Lane (New York)、英国版は1921年1月。意外にも初出は新聞連載(18回)。The Times Weekly Edition 1920-2-27〜6-26(18回連載) なおアガサさんの次作『秘密機関』もこの週刊紙に連載。 アガサさんのデビュー作。さて小説の内容は、フェアな本格探偵小説らしい小説。(見取り図や手紙のコピーもいかにもな感じで登場。) でもポアロがヘイスティングズに途中経過を一切説明してくれないので読者もイライラしちゃいます。全体の組み立てはまだアマチュアっぽい感じ。登場人物はぎこちなさがあり、男たちが総じて上手く描けていません。(特にヘイスティングズ。) 初期のアガサさんらしい、ロマンチックな仕上がりなので良しとしましょう。名文句「この灰色の脳細胞(These little grey cells)」は一回しか出てきません。 なお、ポアロがカードの家を組み立てたのは小型サイズのpatience cardsです。冒頭「目とまつげが黒かったら 、さぞ美人」というのは、この娘が赤毛の薬剤師、ということがポイント。アガサさんも赤毛で戦時中は薬剤を扱ってたので、自分のことをunderstateしてるんじゃないか、と思いました。 | ||||
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ポアロの初登場作品。 なぜ、ポアロがこんなことをしている? という言動が最後につなかる。 伏線が随所に入っている。 じらされていて早く読み切りたくなる。 | ||||
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アガサ・クリスティのデビュー作であり、名探偵ポアロが初登場する作品である。 スタイルズ荘の女主人が毒殺された。その場に居合わせたヘイスティングズが巻き込まれるのだが、彼が外出中に偶然にもポアロと再会し、ポアロが謎を解くことになる。毒を使ったトリックとアリバイ工作を組み合わせた犯行の面白さ、ポアロとヘイスティングズの名コンビぶりが最初からあったことなど、読みどころは多い。 さて、本作品は自分が中学生か高校生の時に読んだ。厳密には再読であるが、すべてが忘却の彼方なので、改めて作品の素晴らしさに触れられた。 | ||||
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ポアロシリーズの始まりであるこの本を読もうと購入しましたが、まぁー翻訳がよろしくなく読み辛い。他の方が訳しているものがあるならそちらにされた方が良いと思います。 | ||||
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これとは違う、ちゃんとした翻訳ものがKindle版でもありますので、検索して、そちらを購入することをお勧めします。 間違って購入してしまいましたが、暫くしてから開いたため、もう返品すらできない状態で、ガッカリしています。こんなことがあってよいのでしょうか?これは酷いです。普通の日本人がこれを読み進めていくことは、極めて困難ではないでしょうか?星1つすらつけたく無い思いです。翻訳者のお名前も記されていないのではないでしょうか?これでは、この作品や作者、そして読者に対してあまりにも失礼です。きちんとご覧になってからリリースして欲しいと思いました。 | ||||
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全員に嫌疑がかかっていて、誰が犯人でもおかしくないようなシチュエーションの中、全てに納得のいく理由がついている。アガサ・クリスティとポアロはここから始まったんだと思うと、感激せずにはいられない。 | ||||
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タイトルに惹かれて購入しました。 予想を超える内容に、ワクワクしながら読みました。ポアロシリーズは、初めて手に取りましたが、非常に巧みな推理と、人間模様にドキドキしながらも、作品に引き込まれていきました。 エルキュール・ポアロの初作という事で是非読みたい著書でした。 結末は是非拝読してからのお楽しみです。 | ||||
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正直にいうと、ポワロものは意外な犯人というのは少ない。気がする。 しかし、それはそれでいい。なぜなら読者が共に考えられるからである。 キャラは濃くないし、だらだらと書いているところや、やたら遠回し(作者か訳者のせい)も多々あるが、これだけは言える。 読んで損はない!!! | ||||
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クリスティ女史作品は小学生の頃から愛読、ハヤカワ文庫は全巻持っています。夫の不実に塞ぎ込む女史が考古学の旅へと誘いを受けたところから始まる13歳年下の考古学者とのロマンスそして再婚、時代背景を考慮すれば尚一層同じ女性として憧れながら愛読してきました。今回は、度重なる引っ越しで欠落した作品や訳が古めかしくて読みにくい作品の再購入です。読み返して改めて感銘を受けた点につきレビューします。まず何と言っても嬉しいのは、本作がベルギーから亡命したポワロとヘイスティングスの名コンビの始まりであること。ポワロ特有の「曲っている物を真っ直ぐにする」癖は早くも描写されていますが、丹念に口ひげを整える仕草はまだそう頻繁ではない。ホットチョコレートもミス・レモンも登場しない。シリーズ中よく片思いに落ち入り、ある作品でようやくその恋が実り結婚するヘイスティングスも、本作では除隊したばかりの青年。回を追うごとにワトソンばりの滑稽なキャラになっていく彼も本作ではいたってまとも。やはり凄いのは、アガサ・クリスティ作品は、ひとたび頁を紐解くと瞬時に当時のイングランドの情景にタイムスリップできること。タブレットにお気に入り作品を次々ダウンロードしました。激務の毎日に非日常をもたらしてくれる。リセットに月1で訪れる大好きなひとり温泉旅に連れて行き、思いっきり自分を癒したい。非日常にスパイスが欲しいかたにオススメ‼︎ | ||||
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古典ミステリーの一つ。古典といえば時代を問わず楽しめる作品とそうではない作品に分かれるのが定石ですが、本作はどうかと言われれば個人的には後者に入る。派手さも特色も斬新さもないので無数にあるミステリー小説と比べると凡作に近い。普通の殺人事件で普通のトリック。まあ、ポアロ初登場作品なのでポアロ大好きな方は押さえておいていいと思いますが。 トリック的にはストレート勝負という感じでした。あまりひねりはなく、いい意味でも悪い意味でも読者の裏をかくということをしない。犯人があえて怪しい行動を取っていた理由には関心しましたが、よかったのはそこくらいかな…。ページ数も控えめなので中編を読む感覚ですぐに読了。外国人の名前は覚えにくいですが(それは私の問題ですが)翻訳はまあまあかな。 総括して☆2.5。もう少し頭一つ抜けた特徴が欲しいところ。ミステリー小説としては普通すぎました。 | ||||
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言うまでもなくエルキュール・ポアロ初出の作品。第一次大戦下の英国・エセックス。戦で負傷し帰国していた ヘイスティングズは友人ジョン・カヴェンディッシュの招きでスタイルズ荘を訪れ、しばしそこで滞在することと なったが、滞在中のある夜、20歳年下のアルフレッドと再婚したジョンの義母でありスタイルズ荘の家長で あるエミリーは突然発作を起こし、一時は持ち直したが再び発作に襲われた彼女は息絶えてしまう。 エミリーの死に疑問を抱いたヘイスティングズは、ベルギーから英国に逃れ、スタイルズ荘と同じ 村内の家で他のベルギー人たちと住む旧友エルキュール・ポアロに事件の捜査を依頼するが……という ストーリー。 第一次大戦下という100年も前を舞台に、同じ時代に発表された話でありながら、館ものとしての完成度も さることながら、各々が異なる思惑や感情、はたまた憎悪を抱いている登場人物たちの複雑に入り組んだ 人間関係が巧みに描かれていることは驚嘆に値する。 | ||||
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アガサ・クリスティの本で内容はとても面白いです。一気に読み切ってしまいました。 | ||||
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非常に面白かったです。どんでん返しがあってなかなか展開が読めませんでした。結末にはあっと驚かされますので、ぜひ読んで見てください | ||||
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内容は細かいことは気にせず読めるアンフェアでもOKというミステリ初心者向け。 クイーンやヴァンダインなどの「読者への挑戦状」が組み込まれているフェアな手法が好きな方にはクリスティーの作品は不向き。お金と時間の無駄ですので購入は控えるべき。 つまり、読者に全ての情報や手掛かりを明白に提示されておらず、読者は理論的な推理が出来るはずもなく、納得が出来ない後出しジャンケン的な推理は狡い。(ちなみにこの傾向は、ポーにもドイルにもカーにも共通事項) | ||||
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クリスティーの主立った作品は読んだ事があるが、一から全部読んでやろうじゃないかと企てて手に取ったデビュー作は初読である。名探偵エルキュール・ポアロも初登場であるし楽しみだったが、正直な所あまり期待せずに読み始めた。 すると初めのうち妙に読み辛く、まあ処女作だし仕方ないかと思ったのだが、中盤からあざといばかりのミスディレクションが目立ち、どんどん面白くなって来た。真犯人を読者の予想から遠ざけるミスディレクションの巧みさはクリスティーの特徴で、犯人捜しを推理する本格ミステリーの醍醐味を味わわせてくれる。クリスティーの場合は物理的なトリックより意外な真犯人と言う話の作りが得意で、本作でもミスディレクトされてるのはわかるのだが、じゃあ真犯人は誰よ? と言われると全然見当が付かない。最後は「なるほど」と膝を打つことになり、デビュー作からこのスタイルが完成していたとは予想外だった。 ワトスン役のヘイスティングスがいかにも愚直な、すぐに女性に惚れてしまうお人好しで、やたらテンションが高く奇人のふるまいを見せるポアロに翻弄されるのが楽しく、最後は大団円っぽいハッピーエンド。さすがにうまく収まり過ぎかと思えるのはデビュー作だからなのだろうけど、今読んでも十分に通用する本格ミステリーに仕上がってるのはさすが。この作品を出版社に持ち込んでもなかなか採用してくれなかったとは信士難い。おそらくクリスティーが時代を先取りし過ぎていたのだろう。 http://blog.livedoor.jp/nattolove-002/archives/12575492.html | ||||
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ポワロにはかなり早い段階で真犯人がわかっているが、いくつかの理由からすぐには暴かない。最後に明らかにされるそのあたりの機微が、後の作品に見られる「何でもお見通し」とばかりの名探偵ぶりよりも慎重で好感がもて、かつその推理も冴えている。そもそもポワロはホームズなどと違い警察官あがりだった。そのことが窺われる堅実な捜査を行う最初の探偵ポワロもの。 | ||||
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初お目見えのポアロの確認。 初期と後期を並べるとみえる違いは面白かった。 | ||||
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言わずと知れた、アガサ・クリスティーのデビュー作にして、エルキュール・ポワロ初登場作です。 舞台は第一次大戦中のイギリス。篤志家が謎の死を遂げます。そこに亡命ベルギー人であるポワロが登場。事件は複雑な様相を極め、ついに驚愕の閉幕へ。 一番怪しくない者が怪しいと言うセオリーではなく、一番怪しい者が怪しいという設定ですが、関係者の謎めいた行動が多く、ポワロも解決に大変苦悩します。 ポワロ自身の奇怪で嫌な性格はまだあまり表面には出てきませんが、クリスティーお得意の薬に関する深い知識が披露され、彼女の作品の特徴である毒殺路線が既に始まっています。 それにしても、ポワロのセリフがすべて頭の中で熊倉一雄に変換されるのは困ったもんだ。 | ||||
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特別の思いで読みきりました。 NHK-BSでも放送されましたね。 | ||||
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