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パサデナの裕福な未亡人の依頼は、盗まれて売りに出されたらしい家宝の古金貨を取り戻してほしいというものだった。
遠見峠に長さ210メートルのトンネルがある。このトンネルは、完成までに2回の落盤事故があり、5名の作業員が死んだ。
北海道のローカル線「白糠線」が廃止になる。人々の思い出を乗せたサヨナラ列車が走り去り、そして女の死体が残された。
熱海で消えた女を追った雑誌記者映子も謎の四文字「滅徳曰吉」を残して殺されていた。連続殺人に潜む黒い野望・巨匠の本格巨編。
酔いどれの私立探偵スルーはカリフォルニア州の酒場で、捜索を依頼されたアル中作家トラハーンを見つけた。
鳥取の砂丘でCM撮影中、舞妓の小君が毒殺されかかった。さらに、祇園・花見小路でも舞妓・豆雪が絞殺された。
芸能評論家・町田卓二はある夜、誰も入れるはずのないマンションの自室に帰ると、吸いかけの葉巻きが灰皿で煙を上げていた。
北多摩署の“ウマさん”こと相馬刑事は、長い顔・しゃくれた顎にやさしい目を持つ心優しき独身刑事。
見知らぬ男の後妻となるホステス(「日曜日」)、20年前の恋人と再会するやくざ(「裏町」)、腹違いの子を育てる玩具店の女房(「棚の隅」)…。
推理トリック研究家・久我京介と助手・明夫、その女友達の洋子は、瀬戸内海の別荘に招待されて夏のバカンスを楽しんでいた。
大きな銀杏の木の下に、少女はうずくまっていた。泣いている?それが初めての出逢い。
塩原温泉の岩風呂で、不倫旅行中の男が殺された。そして、故意か、偶然か、同行の女の夫も、同じ塩原に静養に来ていた。
勝海舟、聖徳太子が謎を孕む、二重構造の本格長篇推理2篇。
越後、新発田の剣客・神谷弥十郎の道場で下女として働いていたお福は、主人が何者かに暗殺されたため、下男の五平のつてを頼って江戸へ出た。
どんな激戦に臨んでもいつも生きて還ってくるために、臆病者とさえ誤解されながら、なおも生きつづける兵庫源八郎。
バーゲンの目玉商品は、な、なんと死体と脅迫状!誘拐事件の人質は犯人像について何も語らず。
バーゲンの目玉商品は、な、なんと死体と脅迫状!誘拐事件の人質は犯人像について何も語らず。
憂愁の気配漂う山陰の小京都・津和野―そこで隠然たる勢力を誇る旧家・朱鷺家には、ある秘密が隠されていた。
春まだ浅い信濃追分駅近く、みやげ物店「ひいらぎ」の前で中年男の変死体が発見された。
意味不明の数字を残して長野から鎌倉へ旅立ち消えた男の行方を追った女性編集者が失踪した。
ドイツを旅行する、片山刑事、妹の晴美、石津刑事と、お馴じみ三毛猫ホームズの一行。
私は鈴木芳子。家とトンネルで繋がった、ある精神病院の仲間―シャーロック・ホームズやダルタニアンたちと探偵業を営んでいる。
『日比野さんは殺された…』東邦新聞に北峰瞳子と名乗る女性から、殺人を告発する電話が。事件を追う社会部記者・瀬沼。
出所したばかりの息子リッキーの行状に頭を悩ますパウダー警部補だったが、仕事は待ってくれない―。
みなさん、こんにちは!八手真名子、15歳になったばかりの“美少女”アイドル。
私、桶谷遥は葉山マリーナから沖縄まで、一週間にわたる豪華クルーザーの旅に招待された。ゲストは五名。
ロンドンに赴任した貿易会社常務・倉内優二は、取引きを始めた陶磁器メーカーの女性オーナー社長マリアンヌと運命的な出会いをした。
マリアンヌへの優二の愛は深まっていった。だが、殺人事件によって、彼女の秘められた過去が浮かび上がってくる。
逃亡中の盗賊の首領から、手下の仇を討ってくれ、と懇願された北町奉行所の仙波阿古十郎。
連込み旅館『くわの』は人生模様の縮図である。女将の厚子は、いまは“同居人”となった久保隆の元上司の未亡人。
現代の奇妙な空間――都会。そこで暮らす人々の人生をたとえるなら、それらはメリー・ゴーラウンド。
副都心・新宿のアパート地上げに抵抗して連帯した大学生・設楽孝一、元経理マン・建部晋輔、カメラマン・多賀島明の3人は同じアパートに住む高階由祈子を女神として崇めていた。
急行「アルプス号」―松本方面行の終列車は、見知らぬ4人の男女を乗せ、23時20分新宿駅を出発したが…。
キャサリンと恋人の浜口一郎は、京都から2階建て新幹線に乗った。カフェテリアのある個室つき最新鋭車だ。
その道に入って30年のベテラン私立探偵サマルスンは、殺された時、二件の仕事を請け負っていた。
ロサンゼルスの私立探偵ジェイコブ・アッシュはシルヴィアという挙動不審な女性の依頼で、彼女のフィアンセ、ホフマンの素子調査に乗りだす。
机と椅子がない!からっぽの教室で、コピーの遺書を残し、19歳の圭介は死んだ。窓には錠、ドアには目張り。
アルコール中毒の“のぞき魔”が見た悪夢と、“のぞかれた女”が見た地獄。
大阪鉄鋼の原口企画部長の元秘書小田あかりが、寝台特急「はやぶさ」のロビー・カーで毒入りの缶ビールを飲まされた。
十津川警部と田村、井上、外崎―大学時代の友人を惨劇に巻き込む大垣行345M列車―東京駅23時25分発のこの夜行に乗ったデザイナー河内ますみが、小田原駅近くで絞殺された。
「小樽へ行ってくる」と言って家を出た62歳の老人が、東京で死体で発見された。
20年前に解決した事件を追っていた捜査1課の元刑事が殺された事件は、犯人が自首して、あっさりと解決したかにみえた。
時は昭和五年正月、経済恐慌吹きすさぶなか、目前に迫った金解禁に向けて、大阪造幣局から東京の日銀まで、金貨四百万円の移送が決定された。
百十数年の時を経て生きるニコラ博士。「魔法使い」を自称する彼が生み出した人間入れ替え術。
百十数年の時を経て生きるニコラ博士。「魔法使い」を自称する彼が生み出した人間入れ替え術。
駒形の岡っ引“念仏の弥八”は、元八丁堀同心の稲生外記と、強い霊感を持つ盲目の美少女・涙の力をかりて、天草四郎の末裔と名乗り江戸市中で次々と怪事件をひきおこす、妖術師・天草小天治に立ち向かうが…。
メゾン多摩由良5階の空室に死体が転がっている。不動産屋と客が知らせに駆けつけるあいだに、なんと死体が消えていた。
“そのころ、東京じゅうの町という町、家という家では、2人以上の人が顔を合わせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「七面鳥」のうわさをしていました。
〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。
高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。
ドイツが入手した日本の最新鋭戦闘機のデータは、まさに驚愕に価した。ほどなく二人の札つきパイロットに極秘指令が下る。
桜井家に名目上養子で迎えられた晃二は、年上の妻玉乃に采配を振るわれ、苛立ちがつのるばかりだった。
〈手掛かりはビートルズのテープ?〉パーティ・コンパニオン小田香子は驚いた。
16歳の香里は友だちから、TVドラマ“ガラスの家”をみているか、ときかれる。
緊急通信を受け、〈エンタープライズ〉号はブラックボックス星雲にある観測ステーションへ向かった。
ゆえあって暮すことになった懐しき浅草―仲見世界隈に生活する昔の仲間や、奇しき因縁で出会う人びととの人生の描くペーソス溢れる下町人情咄12連作!
六千枚に及ぶ「魔法陣」シリーズの記念碑的大長篇ミステリー!医療ミスによる死亡事故に端を発した連続殺人事件…。
長いあいだ埋もれていた「横山大観」の若き日の傑作が発見された。そのニュースに美大の助手・茂木は愕然とする。
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