大垣行345M列車の殺意
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短編4話収録。短編とはいっても4話で280ページほどあるからボリュームはある。中編(?)4話という感じ。 「十津川警部の孤独な捜査」・・・国会の予算審議で、ある大臣が失言をしてしまうが、その原因を十津川警部が調べるという話。 舞台は鳥取へ移るが、捜査は一人で行う。調べを進めるうちにある殺人事件が絡んでいることが わかるが、、ことの真相はどうなったのか若干あいまいな部分がある。 「青に染まった死体」・・・十津川警部の相棒、亀さんが息子をつれて伊豆へ。列車のなかから、クルーザーから人が落ちるのを目撃する。 見間違いだったのか?単に自分で飛び込んだのか?まさか殺人?事件のカギをにぎるのはリゾート21という 特別列車。 「君は機関車をみたか」・・・ある新聞に投稿された写真に、鉄道マニアの中学生がケチをつける。写真にうつっている区間を作者は取り違えて いる、というものだ。その後、この中学生が誘拐され、死体となって発見される。写真がうつす不都合な真実とは? 「大垣行き345M列車の殺意」・・・あるサラリーマンが345Mで乗り合わせた美女が、後日死体となって発見される。捜査の過程で容疑者が 浮かぶも、それは十津川警部の友人であった。冷静な判断がつかず、亀さんに助けを求める。 警部にとってはつらい事件であったろう。 ボリューム、内容ともに文句なしです。西村短編は良作がそろっていてはずれがない。 | ||||
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十津川警部が活躍する傑作トラベル・ミステリー4編。 十津川警部物が好きで色々読んでます。全体的に読み物として面白い事は面白いので★5でも?良いかなとも思ったのですが・・・、 1話目の終わりが、やっとこれから真相の証拠を追い詰めていく所・・・と思ったら、芸者から話を聞き、証拠も追求することなく終わり、 「これで全てが終わったのかも十津川警部にはわからない」、 どちらにせよ、他の事件があるので関わっていられない・・・・って終わり方で、 芸者から真実を聞き出し、それがホントかどうかは解らないまま。 もう少し十津川警部らしく追求して欲しかった。と思い★4つ。 個人的には十津川警部物の長編のが好きです。それもあって★4かも・・・。個人的思い込みが無くて初めて、このシリーズ物読んだら、特に1話めの終わり方で、★2か3だったのかなと、思ったりもしました。 初めて十津川警部物を読まれる方は他の長編物を読んだ後にこちらを読むとより楽しめるかもと思います。 基本的には十津川警部は徹底的に調べる、刑事部長の意に反してもってキャラだと思いますので。 短編だと・・・短編だから上のようなしっくり来ないままの終わり方なのかな?と思った所があり・・・。 刑事物で、この先は解らない、関わってられないって終わり方はどうかな?って思った4編中の1話目の感想でした。 でも全体的に面白いです。 | ||||
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十津川警部の孤独な操作青に染まった死体君は機関車を見たか大垣行345M列車の殺意の4本だて。後の3作品は列車もの。最初の作品だけは,鳥取への調査という旅行ものではあるが,列車自体の関係は少ない。解説は詩人の郷原宏(新潮文庫) | ||||
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