寝台特急(ブルートレイン)八分停車
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寝台特急(ブルートレイン)八分停車の総合評価:
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職業としての作家という点からいうと、この人はこのレベルの作品を量産するんだから天才といってもいい。しかしこれについて言うと「天使の傷痕」などからは落ちる。共犯者が多すぎるし、寝台特急でやる必然性も分からない。はじめにトリックありき、みたいな小説。 | ||||
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1978年当時、カッパ・ブックスからリリースされた本書をリアルタイムで読んでいますが、内容をほぼ忘れかけていました(笑)。「寝台特急(ブルートレイン)殺人事件」(西村京太郎 光文社文庫)を一気に再読しました。 西村京太郎先生への追悼のための読書であり、昭和の<トラベル・ミステリ>への郷愁から読むことになりました。 作者については、乱歩賞を受賞した「天使の傷痕」から「名探偵」シリーズを経て、1970年代の終わり頃までは読み続けましたが、その後五社体制時のプログラム・ピクチャーのように量産される作品を追うことができなくなり、次第に読むことがなくなりました。 寝台特急(ブルートレイン)から消えた美しい女。「はやぶさ」に乗車したはずの新聞記者が、何故か「富士」で目覚め、その美しい女が多摩川で溺死体となって発見されます。そして、浮上する五億円詐取事件。犯人は早々に姿を現し、松本清張風「アリバイ崩し」がメイン・プロットになるのかと思えば、より大きな(今読んでもかなり破天荒な(笑))仕掛けが用意されています。しかしながら、そのロジックは整然としており、伏線はほぼ回収されています。「アリバイ崩し」+かの有名なパズラーの換骨奪胎と言っていいのでしょう。冷静に読み込んでいくといくつもの違和感を覚えましたが(笑)、その読書の楽しさを損なうものではありませんでした。令和の時代に入っても尚、再読に耐える正真正銘のページ・ターナーだと思います。 1977年から78年、私は屋久島、種子島にフェリーで渡るべく西鹿児島までブルートレイン「はやぶさ」に数回乗車しました。かつては、その機会にまるまる一冊ミステリが読める贅沢な時間がありました。そのことが、単純に懐かしい。 西村京太郎先生のご冥福をお祈りいたします。 | ||||
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飽きさせない推理小説です。 | ||||
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電車のちょっとした時間を利用した犯罪は、電車が正確に動く日本ならではの犯罪だろう。平気で何分も海外の列車だと無理!と思うと、西村氏の推理小説がありがたく思える。ワンパターンではない最後に読者がcotton onするストーリー展開はさすが。 | ||||
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