死者のメッセージ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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刑事コロンボについて | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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本作の基になった<ドラマ>に関するレビューである事を最初にお断りしておきます。 コロンボ・シリーズの中でも特に滋味を感じさせる一作。ゲスト・スターはルース・ゴードン(健気で可愛らしい老女役を好演している)でミステリ作家を演じている。原題は「try and catch me」で、「捕まえられるものなら、捕まえてごらんなさい」程の意味だが、この言葉通り、コロンボとR.ゴードンとの掛け合いが楽しめる。R.ゴードンが「あと一つだけ」とコロンボに話し掛けたり、R.ゴードンの講演会にコロンボが飛び入り参加する等、遊び心に溢れている。 犯行計画自身は杜撰と言える(犯行時間を確保する余裕があるか否か事前に予見出来ない、同じく、犯行に至るまでに被害者が何らかの痕跡を残すか否か事前に予見出来ない、金庫室に一晩閉じ込めただけで果たして確実に窒息死するか否かの知見があやふや、そもそも自宅で犯行を実施する事自体が無謀)が、邦題の「死者のメッセージ」が示す通り、被害者が残したダイイング・メッセージのアイデアと共に、ラストでのその解決が鮮やか。R.ゴードンがミステリ作家との設定を見事に活かしている。 コロンボが上述の講演会で、「犯人の人柄を愛する事もある」と語るシーンも印象的。ミステリ的アイデアと人情味とを巧みに融合させたシリーズ中の佳作と言って良いのではないか。 | ||||
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齢がバレルのであまり評価しにくいのですが、中一のときに読みました。早、25年前です。 テレビの影響もあると思います。 コロンボシリーズは文句なくお勧めですし、殺人課の刑事には見えない刑事。 答えありきの作品でコロンボがどうツメルのか? そこが魅力ですが、本をご覧になっていない方にもお勧めです! 買わなくても、大概の図書館にはありますし、中古で購入しても 安いので、問題ないかと。 いわゆる名作もいいのですが、箸休めにお勧めです! | ||||
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犯人は女流ミステリー作家アビゲイル・ミッチェル。コロンボシリーズ中、最高齢の73歳。映像では7シーズン(1977-1978)第一作目「死者のメッセージ/Try and Catch Me」として御年81歳のルイス・ゴードンが嬉々として演じていたのを思い出す。 コロンボが彼女に対して終始敬意を持ちながら接しているのが行間に滲み出ていた。映像ではコロンボの細かい表情やしぐさで表されていたのが印象的。 映像と大きく異なる点が2点。一つは、映像ではまったく無かった「フィリスの事故」が詳しく語られていたこと。もう一つはコロンボがヴェロニカを訪れるが、そこはベリーダンス教室ではなく、女性用サウナだったこと。 | ||||
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