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特急「にちりん」の殺意
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短編四話。 標題(収蔵単行本名) 殺意を運ぶ列車(空白の時刻表 西村京太郎自選集3) ヨコカル11.2キロの殺意(十津川警部捜査行 愛と哀しみの信州) 神話の国の殺人(JR周遊殺人事件、十津川警部の休日) 特急「にちりん」の殺意 で,重連で超えたので有名。 「にちりん」は、殺意があやふやなところが短編らしい。 | ||||
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・ダイイングメッセージ元に十津川&亀井コンビが予讃線へと赴く 「殺意を運ぶ列車」。 ・今は亡き信越本線横川−軽井沢間を舞台に起きたトリックに亀井刑事が 単身挑む「ヨコカル11.2キロの殺意」。 ・高千穂での殺人事件が東京で起きた別の事件とリンクする中で、十津川警部に 苦悩が迫る「神話の国の殺人」。 ・そして表題作である「特急にちりんの殺意」。 以上計4編を収録した十津川警部ものの短編集です。 短編集とは言えども伏線を幾重にも引き、「なるほど!」と思わせるトリックの 巧妙さは健在です。 また、各地の描写も細かくトラベルミステリーとしての魅力もしっかりと 持った一冊です。 | ||||
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鉄道と大きな関わりを持つ、4編のトラベルミステリーが収録されている。いずれも、十津川警部や亀井刑事が、現場の列車に乗り、事件解明の鍵をつかむという、旅情満点かつキレの良い作品群である。 「殺意を運ぶ列車」は、早朝の東京で起こった殺人事件の解決のため、警部が四国のとあるローカル線へ向かう。山間の、のどかな風情のなか、事件がスリリングに展開する。 「ヨコカル11.2キロの殺意」は、今はなき信越本線、横川−軽井沢間を走る特急列車内での殺人事件である。別荘地へ向かう容疑者の、どこか悠然とした態度に謎が膨らみ、早く先を読みたくなる。 「神話の国の殺人」は、九州の高千穂を舞台としている。天の岩戸や夜神楽といった地名や行事に、神秘的なムードが漂う作品である。高千穂の夜闇のなか、事件が起こり、そして警部がひらめく。 そして表題作「特急「にちりん」の殺意」は、にちりん号のグリーン車での出来事を、十津川警部が鋭く解明する。警部の観察眼、ひらめきには、亀井刑事も読者も脱帽するばかりである。 | ||||
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