京都花見小路殺人事件



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初公開日(参考)1986年08月
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長編小説

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京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)

1989年07月01日 京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)

鳥取の砂丘でテレビCM撮影中の舞妓に毒が盛られ、祗園花見小路では同輩が殺された。しかも、事件は意外な方向に飛び火し、俳優の元の妻に続いて、疑惑の俳優自身も、琵琶湖畔の別荘で謎の死を遂げる。それは自らの犯行を侮いての自殺だったのか、それとも他殺か?トリックの女王山村美紗が、舞妓小菊と高名な日本画家沢木のコンビを配して描く、斬新華麗なミステリー・ロマン。 (「BOOK」データベースより)




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No.6:
(4pt)

艶やかな舞妓さんと柔らかな京ことばに連続殺人ミステリーの殺伐さが緩和されますね。

京都を舞台に若き舞妓・小菊と日本画家・沢木のコンビが連続殺人の謎に挑む優雅なミステリー・シリーズの一冊です。本作では毒殺未遂が1件と殺人事件が都合3件も起きる形で豪華な殺人ミステリーのフルコースという感じですが、不思議と暗さを殆ど感じさせないのは著者の山村美沙さんが性格的にご陽気な方だからなのかなと思えますね。また舞台が関西地方だという事も湿っぽさや陰気さが似合わないという点でその要因の一つになっている気がしますね。
鳥取砂丘へビールのテレビCM撮影に選ばれて行く事になり喜んでいた舞妓の小菊ら3人だったが何と現地でビールに毒が盛られて小君が倒れるがどうにか一命を取りとめる。ライバル会社の仕業なのか判然としないままで続いて舞妓の豆雪が京都の花見小路で絞殺され死体で見つかる。しかもその後同じ場所で俳優の元の妻が同じ手口で殺されているのが見つかったかと思ったら続いてその俳優自身も琵琶湖の別荘の密室状況で謎の死を遂げるのだった。
冒頭に書いた事と関係しますが、京都府警の狩谷警部と橋口警部補は本当に腰が低くてお座敷に上がるにも恐縮しきりの全く偉ぶったり高圧的だったりしない人柄の良さで関西だったらこういう人が実際にいそうに思わせられるのが面白いですよね。それから仲間の豆雪が殺されても毎日お座敷は続いて行く訳ですから客商売なので陰気に沈み込むのは許されないという事情もあるのでしょうね。まあやや厳粛さには欠けるかも知れませんが、これはこれで良いでしょう。今回は動機が絞り難くて真犯人が最後まではっきりしない難解な謎解きとそれから何と言っても現代的でユニークな密室トリックの面白さが抜群でしたね。犯人の手抜かりとも言えますが何か因縁めいた偶然によってトリックが暴かれる経緯も良かったです。それから若き舞妓・小菊と日本画家・沢木のコンビが素人探偵で活躍しますが、沢木の考える姿が多分に描かれながら確信に至らぬままで結局は小菊が決め手の推理を披露する形となり、普通であれば年下の小娘にしてやられるのは気分が悪いだろうと想像するのですが、そこは巧く著者が気配りして成るべく偉ぶらない態度にしているのがさすがの配慮だと思いますよね。そして全ての事件が解決した後のやれやれというお座敷の場で著者はオマケとしてもうひとつサプライズを仕掛けて読者にサービスしてくれておりまして、こういう演出も誠に関西ならではの情があって私は大好きですね。
京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)より
4101005230
No.5:
(5pt)

京都好きの京都好きによる京都好きのための推理小説。

舞妓の小菊と小君、豆雪が、ビールのテレビCMに出演のために鳥取昨夕へ。
小菊の恋人日本画家の沢木も出かける。
次々起こる殺人事件や未遂事件。

京都の舞妓の世界と,文化と地理に詳しくなれる。
京都好きの京都好きによる京都好きのための推理小説。
京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)より
4101005230
No.4:
(5pt)

なかなか読みやすい

2時間ドラマで家族と見ている程度でしたが、興味が湧き山村美紗さんの本で面白そうな
物を・・と思い選んだのがこの本です。
小君と先生のやりとりが面白く、京都に住んでいるので知っている住所が出てきて
なかなか読みやすかったです。
山村美紗さんの作品は色々読んでみたいという興味が出てくる作品でした。
京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)より
4101005230
No.3:
(5pt)

なかなか読みやすい

2時間ドラマで家族と見ている程度でしたが、興味が湧き山村美紗さんの本で面白そうな
物を・・と思い選んだのがこの本です。

小君と先生のやりとりが面白く、京都に住んでいるので知っている住所が出てきて
なかなか読みやすかったです。

山村美紗さんの作品は色々読んでみたいという興味が出てくる作品でした。
京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)より
4101005230
No.2:
(4pt)

いつもの山村美紗ワールド★

初めて、山村美紗の本を購入しました。いつもはテレビの二時間ドラマの原作でしか見たことがなかったけど、本で読んでいつも通りの世界が広がっていて楽しんで読めました。それに、舞妓・小雪の大活躍★満足です。あらすじ→仲間の小君、豆雪とともに、ビールのテレビCMに出演が決まった舞妓・小菊。日本画家の沢木も偶然、ロケ地の鳥取砂丘へスケッチに行くことになっていた。だが撮影現場で小君がビールを飲んで倒れ、帰京後、今度は豆雪が花見小路で殺された!
京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:京都花見小路殺人事件 (新潮文庫)より
4101005230



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