百人一首殺人事件



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初公開日(参考)1978年12月
分類

長編小説

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百人一首殺人事件 (徳間文庫)

1999年12月01日 百人一首殺人事件 (徳間文庫)

大晦日、京都・八坂神社。おけら詣りで賑わう境内で、晴着姿の若い女性が破魔矢で胸を突かれ殺された。袂には一枚の百人一首の札。現場に居合わせた元アメリカ副大統領令嬢・キャサリンと友人の浜口一郎は、京都府警の狩矢警部から百人一首研究家・宮井教授を紹介される。だが宮井も密室状態の自宅書庫で殺され、衣服の中からはまたしても百人一首の札が発見された!名探偵・キャサリンが事件解明に挑む。 (「BOOK」データベースより)




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No.7:
(4pt)

花の棺は1979年土曜ワイドでシェリーがキャサリンを藤田まことが狩矢を演じたドラマの原作だ

アメリカ元副大統領の娘キャサリンは生け花を学びに日本にやって来た。
護衛は狩矢刑事が担当する。各流派はなんとかキャサリンを獲得しようと争う。
しかし、キャサリンはニューヨークで個展をやった『マイコ・オガワ』に習おうと決めていた。
そんなとき小川麻衣子の死体が発見された。
キャサリンと狩矢で事件を解決する。
この時の狩矢は若林豪でも船越でも田村亮でもなかった。
土曜ワイド京都殺人案内シリーズ第1作だ。
藤田まことはその後『音川音治郎』役が定着する前だった。
山村美紗の作品ではキャサリンシリーズけっこう多い。
テレビでは『赤い霊柩車』シリーズがたくさん放送されてるが、
たしか霊柩車シリーズの原作は5つしかなかったから、他の作品を使っているのだろう。
山村美紗の作品は疲れずに読めるから好きだ。
花の棺;百人一首殺人事件 (山村美紗長編推理選集)Amazon書評・レビュー:花の棺;百人一首殺人事件 (山村美紗長編推理選集)より
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No.6:
(3pt)

京都的記号と雰囲気

初期の山村作品は、『花の棺』『黒の環状線』『葉煙草(シガリロ)の罠』『鳥獣の寺』と凝った題名で、中身もそれにふさわしくなかなか読ませるのだが、ナニナニ殺人事件という画一的なタイトルを付け始めてから粗造乱造が目立つようになった。本書はいわばその走り。昭和53年に書き下ろされた長篇である。

殺人現場に必ず百人一首の札が残されるという趣向の連続殺人事件だが、はっきりいって子ども騙し。まあ本来、本格ミステリには多かれ少なかれそういった部分はあるものだ。しかしそこを達者な筆でカヴァーして、作品世界に読者をたっぷり遊ばせてこその作者の力量だろう。「何だかバカらしいなあ」と読者を鼻白ませては、失敗なのである。

とはいえ、そうしたプロットの面白さや心理的切れ味のような文学性を、僕は山村美紗に期待しているわけではない。では何を求めているかというと、作品中にちりばめられた京都的記号というか、雰囲気である。その意味では本書も大いに楽しく、文句はない。八坂神社が舞台だし、凶器は破魔矢だし、舞妓も出てくる。これでいいのだ、という気もしている。
百人一首殺人事件 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:百人一首殺人事件 (徳間文庫)より
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No.5:
(3pt)

京都的記号と雰囲気

初期の山村作品は、『花の棺』『黒の環状線』『葉煙草(シガリロ)の罠』『鳥獣の寺』と凝った題名で、中身もそれにふさわしくなかなか読ませるのだが、ナニナニ殺人事件という画一的なタイトルを付け始めてから粗造乱造が目立つようになった。本書はいわばその走り。昭和53年に書き下ろされた長篇である。

殺人現場に必ず百人一首の札が残されるという趣向の連続殺人事件だが、はっきりいって子ども騙し。まあ本来、本格ミステリには多かれ少なかれそういった部分はあるものだ。しかしそこを達者な筆でカヴァーして、作品世界に読者をたっぷり遊ばせてこその作者の力量だろう。「何だかバカらしいなあ」と読者を鼻白ませては、失敗なのである。

とはいえ、そうしたプロットの面白さや心理的切れ味のような文学性を、僕は山村美紗に期待しているわけではない。では何を求めているかというと、作品中にちりばめられた京都的記号というか、雰囲気である。その意味では本書も大いに楽しく、文句はない。八坂神社が舞台だし、凶器は破魔矢だし、舞妓も出てくる。これでいいのだ、という気もしている。
百人一首殺人事件Amazon書評・レビュー:百人一首殺人事件より
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No.4:
(3pt)

京都的記号と雰囲気

初期の山村作品は、『花の棺』『黒の環状線』『葉煙草(シガリロ)の罠』『鳥獣の寺』と凝った題名で、中身もそれにふさわしくなかなか読ませるのだが、ナニナニ殺人事件という画一的なタイトルを付け始めてから粗造乱造が目立つようになった。本書はいわばその走り。昭和53年に書き下ろされた長篇である。

殺人現場に必ず百人一首の札が残されるという趣向の連続殺人事件だが、はっきりいって子ども騙し。まあ本来、本格ミステリには多かれ少なかれそういった部分はあるものだ。しかしそこを達者な筆でカヴァーして、作品世界に読者をたっぷり遊ばせてこその作者の力量だろう。「何だかバカらしいなあ」と読者を鼻白ませては、失敗なのである。

とはいえ、そうしたプロットの面白さや心理的切れ味のような文学性を、僕は山村美紗に期待しているわけではない。では何を求めているかというと、作品中にちりばめられた京都的記号というか、雰囲気である。その意味では本書も大いに楽しく、文句はない。八坂神社が舞台だし、凶器は破魔矢だし、舞妓も出てくる。これでいいのだ、という気もしている。
百人一首殺人事件―長編推理小説 (1978年) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:百人一首殺人事件―長編推理小説 (1978年) (カッパ・ノベルス)より
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No.3:
(5pt)

百人一首の勉強によい

キャサリンシリーズ。
アメリカから来たキャサリンが事件に巻き込まれていく。

かるた(百人一首)が題材で,とても勉強になります。
外国人に百人一首を教えるのに、何を説明すればいいかもわかります。

京都の町と百人一首の両方がわかる、ためになる推理小説です。

電話のダイヤルが、プッシュ式しか知らない人は、
近所の科学館か、大都市のNTTで実物を見て確かめてください。
百人一首殺人事件 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:百人一首殺人事件 (徳間文庫)より
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