花の棺
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私にとって印象に残る作品です。 | ||||
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人気作家の地位を確立して量産型になった時代の作品になると、登場人物少なめで謎解きの楽しみというよりも、文章力、設定のユニークさ(多少官能的な表現も)で引っ張っていく作風になってしまいましたが、この作品は初期のもので、多彩な登場人物の性格、立場、行動が丁寧に描かれていて何度か読み返しても面白いです。華道の流派どうしのつばぜり合いなど、職場や政治などにも通ずるようで、情景描写が巧みです。 テンポの良い文体は後期作品と変わりません。 キャサリンシリーズです、まだ人物設定が固まっていない時期なのか、キャサリンもそうですが、特に浜口の描き方は後期作品とはちょっと異なります。それを感じるのも山村美紗ファンとしては面白かったです。 | ||||
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アメリカ元副大統領の娘キャサリンは生け花を学びに日本にやって来た。 護衛は狩矢刑事が担当する。各流派はなんとかキャサリンを獲得しようと争う。 しかし、キャサリンはニューヨークで個展をやった『マイコ・オガワ』に習おうと決めていた。 そんなとき小川麻衣子の死体が発見された。 キャサリンと狩矢で事件を解決する。 この時の狩矢は若林豪でも船越でも田村亮でもなかった。 土曜ワイド京都殺人案内シリーズ第1作だ。 藤田まことはその後『音川音治郎』役が定着する前だった。 山村美紗の作品ではキャサリンシリーズけっこう多い。 テレビでは『赤い霊柩車』シリーズがたくさん放送されてるが、 たしか霊柩車シリーズの原作は5つしかなかったから、他の作品を使っているのだろう。 山村美紗の作品は疲れずに読めるから好きだ。 | ||||
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土曜ワイド京都殺人案内りシリーズ第1作で藤田まことがなんと狩矢刑事をやってる! 副大統領の娘で日本の生け花を学ぼうとやって来たキャサリン(シェリー)の護衛が狩矢。 各流派がキャサリンを獲得しようと争う。 しかしキャサリンはニューヨークで個展をやった『マイコ・オガワ』に習おうと決めていた。 そんなとき小川麻衣子が殺された。 40年くらい前、日本語ができる外人タレントでよくテレビに出てたシェリー今どうしてるんだろう? | ||||
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来日した美貌のアメリカ副大統領令嬢キャサリン・ターナーがボディー・ガードの浜口と,京都でおきた連続殺人事件に関わり,探偵役にはまる。 東流の小川麻衣子,京流の家元,東流家元,大学助教授が堀川通り沿いの二条城,空也堂,興正寺,そして京都駅で起こった殺人事件の犯人は,意外にも,西流家元の後継者と目されていた久条麗子だった。 彼女の動機は,西流家元に蔑ろにされ自殺に追い込まれた母を思っての復讐だった。 西流の御曹司と小川麻衣子の逢引きのメモから,事件の真相がわれる。トリック・メーカーであり,卓抜なストーリー・テーラーである作者の才能がうまくかみあった佳作である。 | ||||
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キャサリンシリーズ。アメリカから来たキャサリンが事件に巻き込まれていく。かるた(百人一首)が題材で,とても勉強になります。外国人に百人一首を教えるのに、何を説明すればいいかもわかります。京都の町と百人一首の両方がわかる、ためになる推理小説です。電話のダイヤルが、プッシュ式しか知らない人は、近所の科学館か、大都市のNTTで実物を見て確かめてください。 | ||||
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