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在原業平殺人事件



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    初公開日(参考)1997年06月
    分類

    長編小説

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    在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18)

    2022年07月21日 在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18)

    早川明子は通称「在原業平の寺」十輪寺で大学助教授の細川和也と知り合い、彼の所属する文学部の新年会に誘われた。そこで出席者の一人が服毒死する。さらに長岡京跡でも遺体が……。派閥抗争か、学説の対立か、それとも教授の令嬢をめぐる愛憎劇か。山村美紗の遺作を西村京太郎が書き継いだ、ミステリー界二大巨頭伝説の合作。〈解説〉山前 譲(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.7:
    (5pt)

    二大巨匠が完成させた推理小説

    私は山村より西村作品を読んでいたのでその興味から拝読させていただきました。
    10章から明らかに文体が変わったので「あ、これは西村だな」と想いながら読ませていただきました。
    場面はクライマックス目前、そろそろ犯人が判明するという当たりなので緊張しました。
    果たして誰が犯人なのか? 山村が這った伏線を西村がどう回収するのか? そんな風に考えていました。
    犯人の根拠や動機など納得できるものであり、山村の伏線を上手く利用していたので違和感は感じませんでした。ただ私が考えた犯人とは違う人物でしたが(笑)
    在原業平殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:在原業平殺人事件 (角川文庫)より
    404171222X
    No.6:
    (5pt)

    山村美紗なら

    山村美紗は多分最期まで犯人を決めてはいなかったのだろう。少なくとも、直前の遺稿ではY子にはしないとは書いた。
    故・西村氏はそれを受けたものの、管見では山村美紗なら、多分O助教とO教授の愛人のHの共犯くらいにしていたのではないか。H助教の「…信じて下さい」を虚言だったことにするとはあまり思われない。
    作者・山村美紗は飽く迄不慮の死で謎のまま本作を遺作にしようと考えていたわけではない。ただし、漱石が晩年ギリギリと自分を追い詰めながら書いたように、簡単に女や男を犯人に仕立て上げてはなるまいという自制が陰に陽に結果したとは考えねばならない。第一作者は本作を男の物語にしたかったという当初の創作意図からすれば、フィクションが作者によってどうとでもなるものであることは大前提で、そういうことも考えられる。H教授と主人公が結ばれてハッピーエンドでもよかったはずだ。
    在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18)Amazon書評・レビュー:在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18)より
    4122072387
    No.5:
    (3pt)

    最初から犯人が分かってしまうが、嫌いではない作風

    最初から犯人が分かってしまうが、冷酷さがないどこかお人好し丸出しの作風で嫌いではない
    在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18)Amazon書評・レビュー:在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18)より
    4122072387
    No.4:
    (5pt)

    西村京太郎の、話の結び方が山村美紗とは違い「感情に落とし前をきっちりつけて」面白い

    古典文学に詳しくなります。他にも清少納言、紫式部、百人一首を題材にとった作品がいろいろありますが、大学の教授昇進レースなどの内幕が描かれており、友人から聞いているアカデミックな世界は、ビジネス界よりもさらにドロドロしているので、納得感がありました。
    西村京太郎と山村美紗は、生前、どちらかが亡くなって場合、お互いの未完の小説に加筆して完成させる約束をしていたそうです。そのためこの作品は西村京太郎が仕上げをしているのですが、おそらく山村美紗が決めていた犯人がそのまま犯人になっているのだろうと思いました(過去の傾向から)。
    文体、また人物の描き方が西村京太郎らしく、山村美紗のように余韻を残したり、読者に行間を読ませることを想定した表現ではなく、きっちり主人公の感情が整理されて、しかも整理された状態でせりふを述べています。その点がいつもの山村美紗作品とはちょっと違いますが、これはこれで前向きな終わり方がいいなと思いました。
    在原業平殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:在原業平殺人事件 (角川文庫)より
    404171222X
    No.3:
    (4pt)

    フリーライターの明子を石田ゆり子が演じた1999年土曜ワイドの原作

    明子は歌人在原業平に関する取材のため京都に行く。
    いとこで京南大学の助教授・露木(川原和久)を訪ねた。
    そしてあこがれの人細川(伊原剛志)に10年ぶりに再会する。
    そして事件が…
    在原業平殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:在原業平殺人事件 (角川文庫)より
    404171222X



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