十津川警部 湖北の幻想



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長編小説

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十津川警部 湖北の幻想 (角川文庫)

2018年01月25日 十津川警部 湖北の幻想 (角川文庫)

もしも、賎ヶ岳の戦いで柴田勝家が秀吉に勝っていたら、お市の方の運命はどうなっていたのだろうか…時代小説の人気作家・広沢は、新作の執筆を開始した。数日後、都内で広沢の妻の恋人が刺殺体で発見される。現場には「オイチ」と書かれたダイイングメッセージが残されていた。十津川警部は、被害者に恨みを持つ人物をあたるが、アリバイが成立しており、捜査は難航。小説と現実が入り交じった不可解な事件に、十津川が挑む。(「BOOK」データベースより)




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No.4:
(5pt)

西村京太郎と山村美紗の歴史的自伝によると

西村京太郎と山村美紗の歴史的自伝によると,
文学作品を書きたがった西村京太郎に対して、
売れる作品作りを推奨した山村美紗。

それでも未練なのか,推理小説の中に、歴史小説を埋め込んで、
なんとか売れそうな本にしているところが折衷案のようで面白い。

題材の,もし,歴史がこうなっていたらという仮説のもとに展開すると,
いろいろ矛盾画出て来るが、そこは押し切っているところは読みやすい。

解説によると,細かい論理性よりも,筋の切れを大事にする西村京太郎らしさとのこと。
なるほど。やっと西村京太郎の本質が見えて来た気がする。
細かい描写が少ないのも,筋の切れを大事にするためなのだ。
十津川警部 湖北の幻想 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部 湖北の幻想 (角川文庫)より
4041058465
No.3:
(5pt)

西村京太郎と山村美紗の歴史的自伝によると

西村京太郎と山村美紗の歴史的自伝によると,
文学作品を書きたがった西村京太郎に対して、
売れる作品作りを推奨した山村美紗。

それでも未練なのか,推理小説の中に、歴史小説を埋め込んで、
なんとか売れそうな本にしているところが折衷案のようで面白い。

題材の,もし,歴史がこうなっていたらという仮説のもとに展開すると,
いろいろ矛盾画出て来るが、そこは押し切っているところは読みやすい。

解説によると,細かい論理性よりも,筋の切れを大事にする西村京太郎らしさとのこと。
なるほど。やっと西村京太郎の本質が見えて来た気がする。
細かい描写が少ないのも,筋の切れを大事にするためなのだ。
十津川警部 湖北の幻想 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十津川警部 湖北の幻想 (講談社ノベルス)より
406182452X
No.2:
(3pt)

前半歴史小説、後半推理小説

いつも旅情たっぷりの推理小説で楽しませてくれる著者が歴史小説に挑戦している。本書の実に半分以上がその創作の歴史小説で占められている。その内容は賤ヶ岳の戦いで史実とは逆に柴田勝家が羽柴秀吉に勝利したと仮定し、それなら戦国の世がどういう形に収束しただろうかと考えた架空の物語だ。着想自体は面白い。しかしこの歴史小説部分は、ほとんど時代考証や背景描写も行われず、ほんとんどが会話のみで物語が進行する。あまり本格的なものではなく、正直言って少し白けてしまった。

ところが後半の推理部分に入ると見事の一語に尽きる。この仮定から創作された歴史小説の内容が事件の背景と見事に一致し、犯人特定へのメッセージとなっている。やはり著者は卓越した推理小説作家だ。

本書では新しい試みが行われている。これをどう評価するかは賛否両論があるだろう。私は否と考える。
十津川警部 湖北の幻想 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部 湖北の幻想 (角川文庫)より
4041058465
No.1:
(3pt)

前半歴史小説、後半推理小説

いつも旅情たっぷりの推理小説で楽しませてくれる著者が歴史小説に挑戦している。本書の実に半分以上がその創作の歴史小説で占められている。その内容は賤ヶ岳の戦いで史実とは逆に柴田勝家が羽柴秀吉に勝利したと仮定し、それなら戦国の世がどういう形に収束しただろうかと考えた架空の物語だ。着想自体は面白い。しかしこの歴史小説部分は、ほとんど時代考証や背景描写も行われず、ほんとんどが会話のみで物語が進行する。あまり本格的なものではなく、正直言って少し白けてしまった。
ところが後半の推理部分に入ると見事の一語に尽きる。この仮定から創作された歴史小説の内容が事件の背景と見事に一致し、犯人特定へのメッセージとなっている。やはり著者は卓越した推理小説作家だ。
本書では新しい試みが行われている。これをどう評価するかは賛否両論があるだろう。私は否と考える。
十津川警部 湖北の幻想 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十津川警部 湖北の幻想 (講談社ノベルス)より
406182452X



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