【第165回直木賞受賞作!】 鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。

「宮部みゆき流ハードボイルド」杉村三郎シリーズ第5弾。

三十二歳独身、声優になる夢に破れた未來は、入院した祖母を元気づけるため祖母の故郷、台湾・台南市を訪れる。

「この夏が、永遠に続けばいいのに」。

スティーヴン・キング強力推薦! 少年時代の美しい思い出と、そこに隠された忌まわしい秘密。

実家の農家を飛び出した女性 リタイヤした元企業戦士 夫に先立たれた介護士―― それぞれ秘めた思いを抱いて トラブル連発のロングドライブへ

――神の声が聞きたい。 牧師の息子に生まれ、一途に神の存在を求める少年・早乙女。

大西洋を横断する豪華客船で母と娘が忽然と姿を消したーー。

〈生きるために、荒野を拓け!――大地に生きる人々を力強く描く長編歴史小説〉 赤土で水源に乏しい武蔵野原野は、長く耕作に不向きな土地だった。

惨殺事件の日、彼は旅行に出ていたはずだった。無実の男を陥れた〈アウトサイダー〉。

惨殺事件の日、彼は旅行に出ていたはずだった。無実の男を陥れた〈アウトサイダー〉。

『キネマの神様』映画化に際し山田洋次監督は自身の若き日を重ねて脚色。

大手出版社を定年退職後、カルチャースクールで小説講座を持つ澤登志夫、69歳。

本書は最終章ではじまり、第1章へとさかのぼる。 娘を誘拐され、秘密のリストの引き渡しを要求された女ガブリエラ。

十年振りに発見された少女の白骨死体。

天明八年、小梅村の尚武館坂崎道場。庭では九歳になった空也が独り稽古に励んでいた。

田沼との激闘の日々は遠くなった。尚武館道場に入門し、兄弟子と立ち合い稽古に励む空也。

寛政七年仲夏、豊後関前藩の湊に降り立った坂崎磐音一家。

なぜ彼は、工作員として日本に潜伏したのか―― ミステリの名手による新たな挑戦。

12歳の少女ルーは、父とともに亡き母の故郷に移り住んだ。

「あんた、ゴミサトシって知ってるか?」 元刑事の河辺のもとに、ある日かかってきた電話。

奇怪な能力を駆使して大量殺人を企む殺人鬼を傷だらけで追う退職刑事。恐怖の計画を阻止せよ。

奇怪な能力を駆使して大量殺人を企む殺人鬼を傷だらけで追う退職刑事。恐怖の計画を阻止せよ。

元東京高裁判事・静の女学校時代の同級生が、ある日、密室で死亡したーー。

満月珈琲店の三毛猫のマスターと星遣いの店員は、極上のメニューと占星術で、迷える人の心に寄りそう。

佐野政言が城中で起こした刃傷騒ぎに起因し、田沼意次の嫡男・意知が落命する。

老中田沼意次が頼みとする将軍家治が病に倒れた。権勢に陰りを見せる田沼を葬ろうと、御三家らが動き出す。

大切な舟が水漏れするようになったが、金の工面に悩む小籐次。

大阪郊外の巨大団地で育った小学生の友梨。同じ団地に住む里子が、家族内で性虐待を受けていたことを知り、衝撃を受ける。

新型コロナウイルスが蔓延する中、家畜泥棒のベトナム人が斬殺された。

「武士の世をつくる」。頼朝の悲願を背負い、妻として母として時代の要となった政子。

彦根藩の勘定方・三浦芳之助が斬殺された。下手人は御目付方・近藤虎次郎らしい。

夫の仇を討とうと彦根から江戸に出てきた武家の女・三千代。無頼者どもに乱暴されそうになるが剣客・加藤平十郎に助けられる。

小梅村の尚武館道場に現れた老武芸者。

天明四年弥生二十四日。粛然と稽古に打ち込む磐音のもとに、霧子から急報がもたらされる。

大分県杵築市では幻想的な光に包まれる「観月祭」の開催を前に、街は活気に満ちていた。

彫刻の縮小模型、蔵に眠っていた屏風、デッドストックのアロハ…こいつは金になる―。

薩摩藩主・島津斉彬に見出された若き日の西郷隆盛。

田沼一派に襲われた豊後関前藩の跡継ぎ福坂俊次を守って、毒矢に切られた霧子。

改築中の尚武館道場に、読売屋の和蔵が訪ねて来た。聞けば、佐野政言が田沼父子を告発する闇読売をばら撒こうとしているらしい。

交際相手に金品を貢がせ、練炭自殺に見せかけて殺害した牧村花音。平凡な容姿の彼女に、なぜ男たちは騙されたのか。

四肢麻痺の名探偵ライム×殺人マシーン 科学捜査の天才リンカーン・ライム・シリーズ 従順な機械たちが、いきなり牙を剥く! 「みな考えろ。

四肢麻痺の名探偵リンカーン・ライム・シリーズ エスカレーターの不具合は故意に仕掛けられたものと判明、事故は機械を凶器に変えた殺人だった。

男が電車に飛び込んだ。現場検証を担当した鑑識係・工藤は、同僚の拳銃を奪い自らを撃った。

墓参りのため、亡き妻の故郷・鵜頭川村を三年ぶりに訪れた岩森明とその娘。

豊後関前藩から密かに上府した、坂崎磐音の父で国家老の正睦。

参勤交代で江戸入りした関前藩主・福坂実高を出迎えた磐音は、次期藩主の俊次に剣術の弟子入りを志願された。

江戸で有名な盗人「鼠小僧」は自分だ、とついに明かした子次郎。

江戸に生きる人々が織りなす鮮やかな人生。

意識不明の重体で運ばれた、横川達男。主治医の白石ルネは、延命治療は難しいと治療を中止。

妹アニーに起きた忌わしい出来事が再び起こる。そう告げる不吉なメールでぼくは故郷に呼び戻された。

元裁判官で80歳を超えた今も信望が厚い高遠寺静と、中部経済界の重鎮にして車椅子の“暴走老人”香月玄太郎の老老コンビが難事件を解決する、人気シリーズ第2弾。

大学時代の同級生で十四年ぶりに再会したハグとナガラ。転職、別離、介護…人生の折り返し点を前にした、女ふたりの旅物語。

甲府勤番支配の任を解かれ、江戸へと還る速水左近。だが、その道中を狙う田沼一派が不穏な動きを見せる。

磐音は、関前藩留守居役の中居半蔵から、実父正睦が藩物産取引で不正を働いた疑いありと告げられる。

自宅アパートの22階から飛び降り自殺した女子中学生シウマン。

平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、認知症の妻を傷つけたくない夫。

ドンデン返しの魔術師の新シリーズ、 流浪の名探偵コルター・ショウ! シリコンヴァレーに暗躍する連続誘拐犯。

――闇の虐待ショーをぶち壊せ! ダークウェブの深奥にある「逆隊コロシアム」。

「この山を売ってはならない理由が分かるまで、売ってはいけない」 資産家である養父の奇妙な遺言とともに、ある「山」の権利を相続した安原はじめ。

「この山を売ってはならない理由が分かるまで、売ってはいけない」 資産家である養父の奇妙な遺言とともに、ある「山」の権利を相続した安原はじめ。

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。

「みんな、わたしをばかにして。

2013年から1967年にかけて名刑事クワンの警察人生を遡りながら香港社会の変化も辿っていく、珠玉の連作短編集。

2013年から1967年にかけて名刑事クワンの警察人生を遡りながら香港社会の変化も辿っていく、珠玉の連作短編集。

旅の空にある磐音らの無事を祈りながら暮らす江戸の面々。

三年余にわたる流浪の旅の果て、坂崎磐音とおこんが、江戸に戻ってきた。

郊外の駅で、深夜に首だけの死体が発見された。連絡を受けた宇野と夕子が駆けつけると、持ち主を名乗る男が現れる。

八咫烏が支配する世界山内では次の統治者金烏となる日嗣の御子の座をめぐり、東西南北の四家の大貴族と后候補の姫たちをも巻き込んだ権力争いが繰り広げられていた。

昭和29年、大阪城付近で政治家秘書が 頭に麻袋を巻かれた刺殺体となって見つかる。

就活に挫折して以来ずっと、実家でオンラインゲーム三昧の日々を送る“俺”に転がり込んだ伯父さんの遺産は、離島に建てられた館を丸々一棟。

一面銀世界の紀州姥捨の郷で、磐音とおこんは生まれたばかりの空也を抱き、束の間の安息を得た。

６年ぶりに放たれる、８作からなる短篇小説集 「一人称単数」とは世界のひとかけらを切り取る「単眼」のことだ。

探偵の佐久間は、施設を逃げ出した雅宗と女子高生・錦織を訣別させた。しかし、彼女が唆したのか雅宗は自殺してしまう。

私立探偵・佐久間公のもとに、失踪した人気マンガ家を探す依頼が舞い込んだ。

瀬戸内とびしま海道でのアドベンチャーレースに参加した警視庁チーム。

颯爽と空から現れ、犯人を捕獲する神出鬼没の“ドローン探偵”こと飛鷹六騎。ある日彼は、捜査中に両足を骨折。

満月の夜にだけ開く不思議な珈琲店。

尚武館を追われ、小梅村にある今津屋の御寮でひっそりと暮らす佐々木磐音とおこん。

江戸を離れ逃避行の末、磐音はおこんらと尾張名古屋に身を寄せた。

文政９年初夏。太平の世を謳歌する江戸では近頃、貧しい長屋に小銭が投げこまれるという奇妙な事件が続いていた。

府中宿で久慈屋の荷が襲われた騒ぎの真相が明らかになると、北町奉行・榊原は同心の木津親子を呼び出した。

東京になかなか馴染めない25歳のサラリーマン・楓太は、ある日公園で信じられない光景を目にする。

札差の娘と揉めて上方へ追いやられた男。その思わぬ反撃とは(「わかれみち」)。

戦を厭いながらも、戦でしか生きられない島津の侍大将。被差別民ながら、儒学を修めたいと願う朝鮮国の青年。

磐音は、妖術で度々刺客を送り込んできた丸目歌女に直接対決の日時を通告された。

小正月を迎えた江戸。佐々木磐音は鵜飼百助のもとを訪ね、愛刀の備前包平を研ぎに出す。

会社というワンダーランドに迷い込んだアイドルに襲い掛かる不条理の数々! ……あなたにバカと戦う覚悟はありますか? 握手会で起こった事件のせいで、アイドル活動ができなくなっていた河野ささら。

椎名きさらは小学五年生。

家族のために犯罪に手を染めた男。拾った犬は男の守り神になった―男と犬。

盗聴器の仕掛けがバレてヤクザに袋叩きにあう圭一を気まぐれで助けたのは、坊主頭の欣治と人形と見紛う美貌の持ち主、紅鈴だった。

退廃に彩られた十九世紀末のロンドン。

千鳥ヶ淵一番町にある高家の屋敷に、おこんらと冬桜見物へと出かけた佐々木磐音。

年の瀬、門弟の餅搗きで賑わう尚武館を武芸者が訪れる。

誰にだって、逃げ出したい時がある―― 悩みを抱える人々が、駆込寺の門を叩く。 落飾した皇女が住持を務める比丘尼御所。

75歳の三枝修一郎の死体が北千住の安アパートで発見された。

東京オリンピックを控え、警視庁の十津川警部は、警備計画について、連日、討議を重ねていた。

はぐれ研究者たちの情熱溢れる理系エンタメ小説! 「津波監視システムの実現に手を貸して欲しい」――。

物語の舞台は、文政13年(1830)の京都。

佐々木磐音は、南町奉行所定廻り同心・木下一郎太の相談を受ける。