わたしたちに手を出すな



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    初公開日(参考)2021年08月
    分類

    長編小説

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    わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)

    2021年08月03日 わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)

    私、人を殺してしまった―― 言い寄ってきた老人を灰皿で殴り倒した未亡人リナは、倒れ伏した相手を前に愕然とした。マフィアの大物だった夫を亡くした彼女には、頼れるのは娘しかいなかった。だが娘の家へ駆けこんだリナを待ち受けていたのは、ハンマーを持つ殺し屋の襲撃。娘の愛人がマフィアの取引を襲撃し、金を強奪したというのだ!隣家に住む元ポルノ女優ウルフスタインと高校生の孫娘を道連れに、リナの逃避行が始まった――(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    わたしたちに手を出すなの総合評価:6.67/10点レビュー 6件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
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    (8pt)

    老嬢たちのバディ・ハードボイルド

    本作品が長編3作目というアメリカの新進作家の本邦デビュー作。ひょんなことから友人になった老嬢二人が孫娘も巻き込んで、マフィアの金を横取りして逃げるバディもののハードボイルドである。
    マフィア幹部の未亡人・リナは言い寄ってきた隣人の男をガラスの灰皿で殴りつけ、男の車を奪って娘の家に逃げ込もうとしたのだが、もともと折り合いが悪かった娘・エイドリアンはリナを追い返そうとする。そこに娘の隣家に住む引退したポルノ女優・ウルフスタインが声をかけ、隣家に入れてくれ、ほっと一息つく。だが、エイドリアンの愛人のリッチーがマフィアの金を強奪して逃げたため、リッチーを殺そうとするマフィアの殺し屋が襲ってきて、エイドリアン、リッチーと15歳の孫娘・ルシアが逃げ込んできた。さらに、ウルフスタインが金をだまし取った男も登場し、カオス状態になった現場からリナとルシア、ウルフスタインの3人は問題の金を奪い、車も奪って逃げ出した。深夜のハイウェイを必死で逃げる三人組とそれを追いかける男たちのサスペンス・アクションは予想を覆すドラマを生み出した…。
    まず第一に、登場人物が魅力的。主役の三人はもちろん周辺人物もキャラが際立ち、生き生きと動き回っている。物語のメインは逃亡する女たちと追いかける男たちの追っかけっこなのだが、話の展開がスピーディでぐんぐん引き込まれて行く。さらに舞台に選ばれたニューヨークの街や映画を中心にしたポップカルチャーにも味わいがある。
    熟女が主役のハードボイルドであり、バディものであり、しかもアクション・サスペンス。ハリウッドのコメディタッチのアクション映画が好きなら、絶対のオススメだ。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (3pt)

    面白いが、最後に失速

    ありがちな設定かもしれないが、面白い。しかし3/4くらいまで進んだところで物語が失速していき、思い出や幻想などが色々と入りこみ、読みにくくなる。で、このラスト。うーん、蛇足かなあ。
    わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)Amazon書評・レビュー:わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)より
    4167917440
    No.4:
    (2pt)

    私には最後まで読み通せなかった

    現代風なのだろうか、私に合わないのだろうか、最後まで読み通すことができなかった。
    わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)Amazon書評・レビュー:わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)より
    4167917440
    No.3:
    (5pt)

    おばさんたちのハードボイルド、最高じゃないか。

    マフィアの未亡人、元ポルノ女優、思春期大爆発中の孫娘が、大金握って逃げ回るシスターフッドな二日間。女たちの魅力的なこと、男たちの造形の見事なこと、通りすがりのキャラのイカしてること、いやもう、いうことなし。誰にだって抱きしめていたい思い出がある。同じくらい今日と明日に希望を見る。王谷晶氏の解説にはブンブン首肯してしまった。おばさんたちのハードボイルド、最高じゃないか。
    わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)Amazon書評・レビュー:わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)より
    4167917440
    No.2:
    (5pt)

    テンポのいいアクションとエンディングの余韻に浸る

    小さな火種がズブズブくすぶって他の火種に燃え移り大きな火事になる感じ。犯罪組織の親玉の未亡人、元ポルノスター、殺し屋、エロジジイなど出てくる全員まともじゃないからこそのエンディングの落ち着いた日常を取り戻したかな安堵感でそっと本を閉じる。女は強し。(読書メーターより転載)
    わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)Amazon書評・レビュー:わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)より
    4167917440
    No.1:
    (1pt)

    めちゃくちゃ

    人がたくさん殺されている(うち一人は実の娘)のに、和気あいあいとしている主人公達についていけません。登場人物は皆欲求を満たすためだけに行動している。人が死のうが知ったこっちゃない。罪悪感など存在しない。それで友情とか愛とか語るんだからゾッとする。ほのぼのとした雰囲気で終わるエンディングは狂気の沙汰だ。
    わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)Amazon書評・レビュー:わたしたちに手を出すな (文春文庫 ホ 11-1)より
    4167917440



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