星籠の海

評判

星籠の海の評価:

3.25/5点 レビュー 61件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全179件 161〜179 9/9ページ
No.19
(3pt)

「巨匠」ならではの大長編

島に流れつく死体、狂気的な女の行動の謎、「星籠」という歴史上の秘密、猟奇的な誘拐事件、強大な犯罪者との対決作者の故郷の瀬戸内海を舞台に、御手洗の縦横無尽の活躍が存分に楽しめるスペクタクルな大長編。

超人的な御手洗潔の頭脳と"権力"がなければ解決しえない事件だったろう。「梅沢家の占星術殺人」から作中時間で14年でよくもここまで、と感慨も深い。御手洗ものの「国内最後の事件」としては、よい事件譚だったと思う。『暗闇坂』以降の広大なスケール感が好きな人には、とてもオススメ。国内を舞台によくもここまで大きなスケールの物語を書けるな、というあたりは、さすがは「ミステリー界の巨匠」。

だけど。第9章の冗長ぶりはなんとかならなかったものか(第2章のあれにはまだ説得力があるのに)。全体が半分の分量に収まっていれば、またはその冗長なボリュームが、犯人の極悪人ぶりの裏打ちに向けられていれば。素直に「傑作」と呼べる要素はたくさんあっただけにもったいない。破綻こそしていないが、書きどころのエネルギー制御がうまくいかず暴走してしまった感じが否めない。その荒っぽさを「巨匠」だから許されると済ましてよいものなのか。
80年代の「時代の反逆児」だった島田荘司を知る者には、ビッグネームならではの"権力"を纏ってしまった作者に、思うところも多いだろう。
星籠の海 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 星籠の海 下 (講談社ノベルス)より
4062990598
No.18
(1pt)

古本でよかった

装丁も凝っていて、上下巻という事もあり楽しみにしていました。レビューも良かったんで…。
私は島田さんの作品は好きで、特に猟奇的な事件やトリックをを御手洗さんが最後に一気に明かすという爽快感が気に入ってました。たとえいらないエピソードが長くても、読み終わった後には蘊蓄として残るし読後の達成感も伴い、損をした気分にはなりませんでした。しかしこの「星籠の海」は、まず女性の会話が軽い(言葉は悪いけどバカ)。「えー」「そうなんだー」「うそー」など、語尾を変に伸ばして話します。メインの30代半ばの女性も知識人のはずなのに言葉づかいはこんな感じ。変に御手洗に媚びてる感がイライラします。刑事も御手洗さんの意見(上からの紹介があったとしても身分は一般人ですよね)をやたらに聞くので頭が悪い印象。しかも殺人事件が関係しているのに「疲れた」とかやる気を感じません。
ネタばれになると思うので内容には触れられないのですが、御手洗さんがどうしてあの人物をそんなに重要視しているのかその辺が伝わってこないので緊張感がわかなかったです。
せっかく日本国内の事件で、面白そうな歴史の謎を扱い、最後には大がかりなトリックを見られると思っていたのに無駄なやり取りやエピソードが長く(中には重複してるエピソード)、一冊でまとめればよかったのにと思いました。
多分、月日が経ってもこの本は再読しないでしょう。御手洗さんの国内最後の事件なんですよね。期待が大きかった分、このイライラ感と落胆はきつかったです。
星籠の海 下 Amazon書評・レビュー: 星籠の海 下より
4062187000
No.17
(1pt)

内容でなく、、、

上巻には帯がついてなかった。 上下の応募券でプレゼントに応募できるのに。 本屋で買えばよかった。
星籠の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 星籠の海(上) (講談社文庫)より
4062933101
No.16
(1pt)

内容でなく、、、

上巻には帯がついてなかった。 上下の応募券でプレゼントに応募できるのに。 本屋で買えばよかった。
星籠の海 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 星籠の海 上 (講談社ノベルス)より
406299058X
No.15
(1pt)

内容でなく、、、

上巻には帯がついてなかった。上下の応募券でプレゼントに応募できるのに。
本屋で買えばよかった。
星籠の海 上 Amazon書評・レビュー: 星籠の海 上より
406218589X
No.14
(1pt)

古本でよかった

装丁も凝っていて、上下巻という事もあり楽しみにしていました。レビューも良かったんで。
私は島田さんの作品は好きで、特に猟奇的な事件やトリックをを御手洗さんが最後に一気に明かすという爽快感が気に入ってました。たとえいらないエピソードが長くても、読み終わった後には蘊蓄として残るし読後の達成感も伴い、損をした気分にはなりませんでした。しかしこの「星籠の海」は、まず女性の会話が軽い(言葉は悪いけどバカ)。「えー」「そうなんだー」「うそー」など、語尾を変に伸ばして話します。メインの30代半ばの女性も知識人のはずなのに言葉づかいはこんな感じ。変に御手洗に媚びてる感がイライラします。刑事も御手洗さんの意見(上からの紹介があったとしても身分は一般人ですよね)をやたらに聞くので頭が悪い印象。しかも殺人事件が関係しているのに「疲れた」とかやる気を感じません。
ネタばれになると思うので内容には触れられないのですが、御手洗さんがどうしてあの人物をそんなに重要視しているのかその辺が伝わってこないので緊張感がわかなかったです。
せっかく日本国内の事件で、面白そうな歴史の謎を扱い、最後には大がかりなトリックを見られると思っていたのに無駄なやり取りやエピソードが長く(中には重複してるエピソード)、一冊でまとめればよかったのにと思いました。
多分、月日が経ってもこの本は再読しないでしょう。御手洗さんの国内最後の事件なんですよね。期待が大きかった分、このイライラ感と落胆はきつかったです。
星籠の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 星籠の海(下) (講談社文庫)より
406293311X
No.13
(1pt)

古本でよかった

装丁も凝っていて、上下巻という事もあり楽しみにしていました。レビューも良かったんで。
私は島田さんの作品は好きで、特に猟奇的な事件やトリックをを御手洗さんが最後に一気に明かすという爽快感が気に入ってました。たとえいらないエピソードが長くても、読み終わった後には蘊蓄として残るし読後の達成感も伴い、損をした気分にはなりませんでした。しかしこの「星籠の海」は、まず女性の会話が軽い(言葉は悪いけどバカ)。「えー」「そうなんだー」「うそー」など、語尾を変に伸ばして話します。メインの30代半ばの女性も知識人のはずなのに言葉づかいはこんな感じ。変に御手洗に媚びてる感がイライラします。刑事も御手洗さんの意見(上からの紹介があったとしても身分は一般人ですよね)をやたらに聞くので頭が悪い印象。しかも殺人事件が関係しているのに「疲れた」とかやる気を感じません。
ネタばれになると思うので内容には触れられないのですが、御手洗さんがどうしてあの人物をそんなに重要視しているのかその辺が伝わってこないので緊張感がわかなかったです。
せっかく日本国内の事件で、面白そうな歴史の謎を扱い、最後には大がかりなトリックを見られると思っていたのに無駄なやり取りやエピソードが長く(中には重複してるエピソード)、一冊でまとめればよかったのにと思いました。
多分、月日が経ってもこの本は再読しないでしょう。御手洗さんの国内最後の事件なんですよね。期待が大きかった分、このイライラ感と落胆はきつかったです。
星籠の海 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 星籠の海 下 (講談社ノベルス)より
4062990598
No.12
(5pt)

圧倒的な浪漫、『星籠』。

謎めいた怪物、蠢くように構築された謎、追い詰められた女性の行動原理、時計仕掛けの海、瀬戸内海の謎、すべてが当てはまる終盤のスピード感に、「やっぱり御手洗潔は最高の名探偵だ!」と感激しました。

御手洗でも苦戦する今回の事件ですが、タイトルでもある『星籠』の謎が解かれるとき、起こる奇跡。涙が出る程面白い。これぞ本格ミステリの浪漫です。

『御手洗潔』、なんという魅力的な響きでしょうか…!
星籠の海 下 Amazon書評・レビュー: 星籠の海 下より
4062187000
No.11
(5pt)

超絶推理の御手洗。慌てふためく石岡君。

『御手洗潔国内最終章』と聞き、残念だ、という気持ちと、これは楽しみだ、という思いが交錯しました。

最初の数十ページ、御手洗の超絶的な日常の推理に、思いっきり感激するファンの女の子、そしてデートを邪魔され慌てふためく石岡君。もう大爆笑です。『暗闇坂の人喰いの木』の冒頭のような、最高の御手洗節が楽しめます。

そしてあれよあれよという間に展開する謎めいた事件、ヘリに乗る御手洗と石岡君、怪しい軍団、流れ着く死体、御手洗シリーズ特有の正直なエゴに満ちた不幸な女性、なんだか頼りなさそうな、でも人のよい刑事…。瀬戸内海の伝説、『星籠』とはなんなのか?

圧倒的な面白さで迫る作品です。御手洗ファンならぜひ!下巻まで一気にいっちゃってください!
星籠の海 上 Amazon書評・レビュー: 星籠の海 上より
406218589X
No.10
(1pt)

巨匠衰えたり、かな

以前から、著者の作品は時代背景を軽視するものがあった。ただし、それが直接作品の瑕疵になってはいなかったり、許容範囲だったりということだった。
しかし、この作品はいけない。
作品中に登場するものや事柄が、とても1993年のものとは思えない。これは、時代背景の軽視ではなく無視だ。
しかも、それが作品中で重要なアイテムなのだ。
アレがなかったら、本作は成立しない。しかし、1993年当時ではアレとアレは非常に特殊なもので、とても一般的ではなかった。もちろん、本作中のような活用はとてもムリというものだ。
つまり、本作は1993年の事件としては成り立たない、というわけだ。せめて1995年か1996年ならまだしもなのだが、それでもちょっとね。
こういう詰めをおろそかにするあたり、島田御大も衰えたと感じる。デビュー作からのファンとしては、少々哀しいね。書庫の「占星術殺人事件」の袋とじが泣いてるぜ。
「Classical Fantasy Within」の続編もなかなか刊行されないし、あれも広げた風呂敷のたたみ方に苦労しているんだろうね。ネタはバレバレだからね。
「写楽」のような打ち上げ花火が書けるんだから、著者にはもうちょっと頑張ってほしいという意味で、本作は星ひとつという厳しい採点だ。
ところで、この瑕疵って編集者が当然気づいていいはずのことなんだけど、上巻が雑誌連載中に誰も気づかなかったのかいな。
星籠の海 下 Amazon書評・レビュー: 星籠の海 下より
4062187000
No.9
(5pt)

とても読みやすい

良いのではないでしょうか!
ここ数年の先生の作は御手洗モノ以外は面白く、御手洗モノにはがっかりさせられることが多かったのですが、久しぶりに純粋に楽しめました。
正直、御手洗モノに先生は縛られているように思い、先生の真価を発揮できるのはもはや御手洗モノではないと思っていました。
御手洗情報誌に過ぎない内容になるのであれば、新作は必要ないと思っていたのですが…。
私の心得違いだったようです。

登場人物の情動を物語としての感動に帰着させることは出来ていたとは正直言いかねますが、展開やエピソードに瑕疵がないとは言えませんが、もともと豪腕といわれた作風の方です。多少の瑕はものともしない魅力こそが先生の持ち味。しかも豪腕にやわらかさが加わっているように思えました。
ここ数年の作のように主観的盛り上がりで終わっているような印象もなく、楽しんで読めました。
上下二冊を力ませずさらりと読ませる筆力はさすがです。
最後の石岡君の独白に、意味深なものを感じて少し寂しくなったりもしますが。

それはそれとして、昔からのファンとしては新幹線で去る御手洗と石岡君に【占星術】を思い出したりして。

もどかしいようにしてページを捲った【写楽】には敵わないと個人的には思っていますが、初期のような軽やかな文体の冒険に、【御手洗】を楽しまれている先生の若さを感じて、わくわく。
まだまだこれからなのですね!

御作の中でも故郷に錦を飾られたわけですが、そこからまた進まれるのが新たなるスタートと思い、期待いたします。

又新作が楽しみになりました。
星籠の海 下 Amazon書評・レビュー: 星籠の海 下より
4062187000
No.8
(5pt)

圧倒的な浪漫、『星籠』。

謎めいた怪物、蠢くように構築された謎、追い詰められた女性の行動原理、時計仕掛けの海、瀬戸内海の謎、すべてが当てはまる終盤のスピード感に、「やっぱり御手洗潔は最高の名探偵だ!」と感激しました。 御手洗でも苦戦する今回の事件ですが、タイトルでもある『星籠』の謎が解かれるとき、起こる奇跡。 涙が出る程面白い。 これぞ本格ミステリの浪漫です。 『御手洗潔』、なんという魅力的な響きでしょうか…!
星籠の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 星籠の海(下) (講談社文庫)より
406293311X
No.7
(1pt)

巨匠衰えたり、かな

以前から、著者の作品は時代背景を軽視するものがあった。ただし、それが直接作品の瑕疵になってはいなかったり、許容範囲だったりということだった。
しかし、この作品はいけない。
作品中に登場するものや事柄が、とても1993年のものとは思えない。これは、時代背景の軽視ではなく無視だ。
しかも、それが作品中で重要なアイテムなのだ。
アレがなかったら、本作は成立しない。しかし、1993年当時ではアレとアレは非常に特殊なもので、とても一般的ではなかった。もちろん、本作中のような活用はとてもムリというものだ。
つまり、本作は1993年の事件としては成り立たない、というわけだ。せめて1995年か1996年ならまだしもなのだが、それでもちょっとね。
こういう詰めをおろそかにするあたり、島田御大も衰えたと感じる。デビュー作からのファンとしては、少々哀しいね。書庫の「占星術殺人事件」の袋とじが泣いてるぜ。
「Classical Fantasy Within」の続編もなかなか刊行されないし、あれも広げた風呂敷のたたみ方に苦労しているんだろうね。ネタはバレバレだからね。
「写楽」のような打ち上げ花火が書けるんだから、著者にはもうちょっと頑張ってほしいという意味で、本作は星ひとつという厳しい採点だ。
ところで、この瑕疵って編集者が当然気づいていいはずのことなんだけど、上巻が雑誌連載中に誰も気づかなかったのかいな。
星籠の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 星籠の海(下) (講談社文庫)より
406293311X
No.6
(5pt)

超絶推理の御手洗。慌てふためく石岡君。

『御手洗潔国内最終章』と聞き、残念だ、という気持ちと、これは楽しみだ、という思いが交錯しました。

最初の数十ページ、御手洗の超絶的な日常の推理に、思いっきり感激するファンの女の子、そしてデートを邪魔され慌てふためく石岡君。もう大爆笑です。『暗闇坂の人喰いの木』の冒頭のような、最高の御手洗節が楽しめます。

そしてあれよあれよという間に展開する謎めいた事件、ヘリに乗る御手洗と石岡君、怪しい軍団、流れ着く死体、御手洗シリーズ特有の正直なエゴに満ちた不幸な女性、なんだか頼りなさそうな、でも人のよい刑事。瀬戸内海の伝説、『星籠』とはなんなのか?

圧倒的な面白さで迫る作品です。御手洗ファンならぜひ!下巻まで一気にいっちゃってください!
星籠の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 星籠の海(上) (講談社文庫)より
4062933101
No.5
(5pt)

超絶推理の御手洗。慌てふためく石岡君。

『御手洗潔国内最終章』と聞き、残念だ、という気持ちと、これは楽しみだ、という思いが交錯しました。

最初の数十ページ、御手洗の超絶的な日常の推理に、思いっきり感激するファンの女の子、そしてデートを邪魔され慌てふためく石岡君。もう大爆笑です。『暗闇坂の人喰いの木』の冒頭のような、最高の御手洗節が楽しめます。

そしてあれよあれよという間に展開する謎めいた事件、ヘリに乗る御手洗と石岡君、怪しい軍団、流れ着く死体、御手洗シリーズ特有の正直なエゴに満ちた不幸な女性、なんだか頼りなさそうな、でも人のよい刑事。瀬戸内海の伝説、『星籠』とはなんなのか?

圧倒的な面白さで迫る作品です。御手洗ファンならぜひ!下巻まで一気にいっちゃってください!
星籠の海 上 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 星籠の海 上 (講談社ノベルス)より
406299058X
No.4
(5pt)

圧倒的な浪漫、『星籠』。

謎めいた怪物、蠢くように構築された謎、追い詰められた女性の行動原理、時計仕掛けの海、瀬戸内海の謎、すべてが当てはまる終盤のスピード感に、「やっぱり御手洗潔は最高の名探偵だ!」と感激しました。 御手洗でも苦戦する今回の事件ですが、タイトルでもある『星籠』の謎が解かれるとき、起こる奇跡。 涙が出る程面白い。 これぞ本格ミステリの浪漫です。 『御手洗潔』、なんという魅力的な響きでしょうか…!
星籠の海 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 星籠の海 下 (講談社ノベルス)より
4062990598
No.3
(1pt)

巨匠衰えたり、かな

以前から、著者の作品は時代背景を軽視するものがあった。ただし、それが直接作品の瑕疵になってはいなかったり、許容範囲だったりということだった。
しかし、この作品はいけない。
作品中に登場するものや事柄が、とても1993年のものとは思えない。これは、時代背景の軽視ではなく無視だ。
しかも、それが作品中で重要なアイテムなのだ。
アレがなかったら、本作は成立しない。しかし、1993年当時ではアレとアレは非常に特殊なもので、とても一般的ではなかった。もちろん、本作中のような活用はとてもムリというものだ。
つまり、本作は1993年の事件としては成り立たない、というわけだ。せめて1995年か1996年ならまだしもなのだが、それでもちょっとね。
こういう詰めをおろそかにするあたり、島田御大も衰えたと感じる。デビュー作からのファンとしては、少々哀しいね。書庫の「占星術殺人事件」の袋とじが泣いてるぜ。
「Classical Fantasy Within」の続編もなかなか刊行されないし、あれも広げた風呂敷のたたみ方に苦労しているんだろうね。ネタはバレバレだからね。
「写楽」のような打ち上げ花火が書けるんだから、著者にはもうちょっと頑張ってほしいという意味で、本作は星ひとつという厳しい採点だ。
ところで、この瑕疵って編集者が当然気づいていいはずのことなんだけど、上巻が雑誌連載中に誰も気づかなかったのかいな。
星籠の海 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 星籠の海 下 (講談社ノベルス)より
4062990598
No.2
(5pt)

とても読みやすい

良いのではないでしょうか!
ここ数年の先生の作は御手洗モノ以外は面白く、御手洗モノにはがっかりさせられることが多かったのですが、久しぶりに純粋に楽しめました。
正直、御手洗モノに先生は縛られているように思い、先生の真価を発揮できるのはもはや御手洗モノではないと思っていました。
御手洗情報誌に過ぎない内容になるのであれば、新作は必要ないと思っていたのですが。
私の心得違いだったようです。

登場人物の情動を物語としての感動に帰着させることは出来ていたとは正直言いかねますが、展開やエピソードに瑕疵がないとは言えませんが、もともと豪腕といわれた作風の方です。多少の瑕はものともしない魅力こそが先生の持ち味。しかも豪腕にやわらかさが加わっているように思えました。
ここ数年の作のように主観的盛り上がりで終わっているような印象もなく、楽しんで読めました。
上下二冊を力ませずさらりと読ませる筆力はさすがです。
最後の石岡君の独白に、意味深なものを感じて少し寂しくなったりもしますが。

それはそれとして、昔からのファンとしては新幹線で去る御手洗と石岡君に【占星術】を思い出したりして。

もどかしいようにしてページを捲った【写楽】には敵わないと個人的には思っていますが、初期のような軽やかな文体の冒険に、【御手洗】を楽しまれている先生の若さを感じて、わくわく。
まだまだこれからなのですね!

御作の中でも故郷に錦を飾られたわけですが、そこからまた進まれるのが新たなるスタートと思い、期待いたします。

又新作が楽しみになりました。
星籠の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 星籠の海(下) (講談社文庫)より
406293311X
No.1
(5pt)

とても読みやすい

良いのではないでしょうか!
ここ数年の先生の作は御手洗モノ以外は面白く、御手洗モノにはがっかりさせられることが多かったのですが、久しぶりに純粋に楽しめました。
正直、御手洗モノに先生は縛られているように思い、先生の真価を発揮できるのはもはや御手洗モノではないと思っていました。
御手洗情報誌に過ぎない内容になるのであれば、新作は必要ないと思っていたのですが。
私の心得違いだったようです。

登場人物の情動を物語としての感動に帰着させることは出来ていたとは正直言いかねますが、展開やエピソードに瑕疵がないとは言えませんが、もともと豪腕といわれた作風の方です。多少の瑕はものともしない魅力こそが先生の持ち味。しかも豪腕にやわらかさが加わっているように思えました。
ここ数年の作のように主観的盛り上がりで終わっているような印象もなく、楽しんで読めました。
上下二冊を力ませずさらりと読ませる筆力はさすがです。
最後の石岡君の独白に、意味深なものを感じて少し寂しくなったりもしますが。

それはそれとして、昔からのファンとしては新幹線で去る御手洗と石岡君に【占星術】を思い出したりして。

もどかしいようにしてページを捲った【写楽】には敵わないと個人的には思っていますが、初期のような軽やかな文体の冒険に、【御手洗】を楽しまれている先生の若さを感じて、わくわく。
まだまだこれからなのですね!

御作の中でも故郷に錦を飾られたわけですが、そこからまた進まれるのが新たなるスタートと思い、期待いたします。

又新作が楽しみになりました。
星籠の海 下 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 星籠の海 下 (講談社ノベルス)より
4062990598