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星籠の海



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星籠の海の評価: 3.22/5点 レビュー 60件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全60件 1~20 1/3ページ
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No.60:
(1pt)

時代

御手洗シリーズの愛読者です。他の作品もややその気がありましたが、女性登場人物を「人間」ではなく「女」としか描いていなくて読んでいて相当気分が悪くなりました。
「まだ赤ちゃん産めるでしょ」等、そう言った女性を取り巻く発言がある環境を揶揄しての表現かもしれませんが、現代の常識に慣れている身には辛い作品でした。
星籠の海 上Amazon書評・レビュー:星籠の海 上より
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No.59:
(4pt)

台詞が…笑

気分爽快
前半リズムが悪いような気もしたけど、だんだんと一つの線になっていって長々しい歴史の説明も水龍も最後には意味をなしてきます

そしておぉかっけぇーってなるわけですな

それにしても台詞は、えーっ!とかふぅんとか、何だか間抜けなものが多いのは気のせいかな笑

それも面白いけど!
星籠の海 上Amazon書評・レビュー:星籠の海 上より
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No.58:
(5pt)

登場人物を遡った時間から登場させていることが、この作品をより深いものにしている

島田荘司の『星籠の海』を読了した。2013年10月リリース。全部で1,200ページほどあるのだが、一気に2日で読了してしまった。

この作品は、いろいろな点で島田荘司初の取り組みが成されている。あげてみると、

・初めて生まれ故郷広島県福山市を舞台にしている
・初めてミタライが映画化された作品である

といった点が主な点だ。特に、『初めてミタライが映画化された作品』というのは注目すべき点で、ずっとミタライの映像化を拒んできて、『傘を折る女』をフジテレビが映像した時はスゴイと思ったのだが、この作品は、初めから映画化を念頭に書かれたようだ。既にミタライが確固たる地位を確立し、揺るがなくなった、というのが初映画化の理由らしい。

そしてこの作品も、島田荘司の基本である、

・まず、ありえないくらいの奇想がある
・その奇想をいくつかの別の奇想が加わり、より深い奇想になる
・それを最後には論理的に帰結させてしまう

が、ほぼ完全なカタチで構築されている。それを自分の故郷の地理や歴史(この作品に登場する福山市出身の大老阿部正弘が設立した藩校『誠志館』を前身とする福山誠之館高校が島田荘司の母校だ)を見事に組み込み、構築していく。その緻密な構成力に驚いてしまう。

登場人物を遡った時間から登場させていることが、この作品をより深いものにしている。

ぼくは、今年3月に岡山→倉敷→直島→小豆島→高松→鳴門と旅行してきたばかりで、特に瀬戸内海をフェリーでゆっくりと愉しんだこともあり、ここに登場する島々がそういったイメージと重なり、より愉しむことができたようだ。

瀬戸内海が特別なシステムで動いている世界でも例を見ない海だということをこの作品で初めて知った。

そして何と言ってもミタライと石岡くんの名コンビの会話を久しぶりに愉しんだ。ミタライは相変わらずミタライで、そして根底には島田荘司独特の『優しさ』が通奏低音のように流れているのが感じられた。

ミステリー愛好者なら絶対に読み逃してはならない一冊だ。
星籠の海 上Amazon書評・レビュー:星籠の海 上より
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No.57:
(1pt)

時代考証が出鱈目

この人は、ミステリーでは大家だが、こと時代考証に関しては付け焼き刃の俄勉強で書いているので、間違いが多い。他の物語では、玄関構えが許されない町人の家に玄関があるかのように書いていた。
 この物語では、物語のキーポイントで大間違いがある。
 織田信長が毛利水軍と対決するのに、九鬼水軍に鉄甲船を建造させた、などという与太話を、臆面もなく書いている。
 この時代の造船技術で、建造できるわけがない。これが史実なら、朝鮮征伐時に朝鮮水軍の李舜臣に痛い目に遭わされた豊臣秀吉が鉄甲船を投入しないはずはないのに、そんな史実は、ない。
 信長に命じられて「新造船」を建造したのは九鬼嘉隆だが、九鬼嘉隆は秀吉の朝鮮征伐時に水軍の総大将を引き受けている。
 この時点で九鬼嘉隆が死没していればともかく、存命だったのだから、鉄甲船が史実なら、絶対に投入しているはずで、そうしなかった以上は「単なる風聞」で、存在しなかったことは確実。
 この程度の自明なことが推理できないとは、ミステリー作家として情けない。
星籠の海 上Amazon書評・レビュー:星籠の海 上より
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No.56:
(1pt)

時代考証が全然なっていない

この人は、ミステリーでは大家だが、こと時代考証に関しては付け焼き刃の俄勉強で書いているので、間違いが多い。
 この物語では、物語のキーポイントで大間違いがある。
 織田信長が毛利水軍と対決するのに、九鬼水軍に鉄甲船を建造させた、などという与太話を、臆面もなく書いている。
 この時代の造船技術で、建造できるわけがない。これが史実なら、朝鮮征伐時に朝鮮水軍の李舜臣に痛い目に遭わされた豊臣秀吉が鉄甲船を投入しないはずはないのに、そんな史実は、ない。
 信長に命じられて「新造船」を建造したのは九鬼嘉隆だが、九鬼嘉隆は秀吉の朝鮮征伐時に水軍の総大将を引き受けている。
 この時点で九鬼嘉隆が死没していればともかく、存命だったのだから、鉄甲船が史実なら、絶対に投入しているはずで、そうしなかった以上は「単なる風聞」で、存在しなかったことは確実。
 この程度の自明なことが推理できないとは、ミステリー作家として情けない。
星籠の海 下Amazon書評・レビュー:星籠の海 下より
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No.55:
(2pt)

う~ん…謎だらけ

上巻の途中まではおもろかったです。
でも色々伏線張っておいて、ほとんど回収されてなかった。
個人的に謎が深まるばかりで「あれはどうなった?」「あの人はどうしてああなった?」って、もう頭の中???だらけ‪w
御手洗潔シリーズ好きだけど、やっぱり初期の作品の足元にも及ばない感じ。

書いてて訳分からなくなってるわけでは無いですよね?
って思ってしまった…
星籠の海 下Amazon書評・レビュー:星籠の海 下より
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No.54:
(1pt)

聞きしにまさる大駄作。島田荘司は「裸の王様」か?

「1993年の夏の終り頃の事件なのに、地方都市の一般人も普通に携帯電話を使っている。時代設定がおかしい」とか「ヘリコプターや高速艇がすぐ使えるなど、ご都合主義が過ぎる」とか、色々批判を聞いていたので、送料を払ってマーケットプレイスから買うのも、もったいないような気がしていた。
ようやく、近場のブックオフに上下揃って本体価格100円で売られていたのを見つけて読んだ。
が・・・聞きしにまさる駄作。大駄作。
「星籠」の正体が何であるかは、多少の予備知識がある者なら上巻を読んだだけで見当がつく。
そして下巻で起こる、事件の黒幕を逮捕する契機となる事件には、特にトリックも何もなく、御手洗が出す質問を読めば読者にも真相の見当がついてしまう。
しかも、この事件には「時計じかけの海」など、何の関係もない。
下巻の第9章は、既に見当の付いている真相がダラダラ書かれているだけなので、読み通すのに苦痛を覚えるほど退屈だった。
仮に第9章を飛ばして読んでも、特に支障はないと思われた。
我慢して読み続け「星籠」の正体が予想通りであったことを確認する虚しさ。
島田荘司もここまで駄目になっていたかと、再認識。
それにしても・・・
1993年の日本では、まだ「NPO」という言葉も一般化していなかったはずだ。
「NPO」が言われるようになったのは、阪神淡路大震災の復興ボランティアを組織化する必要が生じてからだ。
ましてや、「半グレ」という言葉など、1993年の日本には存在していない。
だらけた第9章の中に、「NPO」や「半グレ」が出てきたのには、本当に失望させられた。
このような記述を、編集者は、校閲者は、疑問に感じなかったのだろうか。
「巨匠」島田荘司の玉稿をありがたく頂戴しただけなのか。
もはや島田荘司は、巨匠どころか「裸の王様」ではないか。
堕ちるところまで堕ちたとしか、言いようがない。
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No.53:
(2pt)

個人的には懐かしいが、読むのが辛い面も

本格推理小説は、中学から大学まではずいぶん読んだが、それ以降は読まなくなった。

したがって島田の本も、小説は読んだ記憶がなく、読んだのはノンフィクションの『三浦和義事件』だけである。

もっともこの『三浦和義事件』かなりいい線をいっていると思って読み進めると、途中で致命的な欠陥にぶち当たって、失望した記憶がある。

だから、本当に久しぶりの本格ものである。

読もうと思った理由は、小説の舞台がぼくの故郷の広島県福山市で、ポニョの舞台にもなった鞆の浦が中心だからである。

しかも同級生たちが映画化のために尽力したという話も聞いていた。

実は、島田自身が福山誠之館高校の卒業生で(ぼくの4年先輩だから重なってはいない)、登場人物の探偵・御手洗潔(みたらい きよし)という変な名前も、高校の近くを流れている小さな用水が御手洗川だったからではないかと、ぼくは睨んでいるw

それはともかく、
村上水軍、ペリー来航と阿部正弘(開国を決断した老中筆頭で福山藩主、藩校・誠之館の創設者)、現代の連続殺人事件、カルト教団という、三題話ならぬ四題話にも五題話にもなっていて、これをどうやって結びつけるのか、という展開。

本格ミステリーだけに、そこはかなり荒唐無稽で乱暴な力技も目に付く。が、それを気にしていたら本格は読めないw

展開の中には、懐かしい鞆の浦の街並みや福山誠之館高校のこともたくさん出てくる。

実在する常石造船の会長が登場するのには驚くやら、苦笑するやら。
ちょっと地元サービスがすぎるのではないかw

先日、村上水軍を率いて石山本願寺に兵糧を届けた毛利家の家老の子孫という人にも会ったので、その史実が小説の中でも重要な部分として触れられているのが不思議な気もした。

そんな懐かしい思いがあったから読み進められたが、そうでなかったら、やっぱり本格推理ものは読むのはつらい。

それが結論w
星籠の海 上Amazon書評・レビュー:星籠の海 上より
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No.52:
(4pt)

まあまあかな!

今下巻を読破中、歴史的事実にもとずいたフィクションで興味深い。ただ私は、御手洗が聡明、軽すぎてこの小説をおもしろくなくさせているように感じているが?
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No.51:
(2pt)

普通

前半は学問的な匂いもしてこの後の展開に期待しましたが、残念ながら一般的な内容で終わってしまいました。
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No.50:
(1pt)

がっかり

占星術を期待するとがっかり。
関係ないシーンが何度も出てきて
最後まで意味がない。

この作家も放射脳になってしまったんだな。
星籠の海 上Amazon書評・レビュー:星籠の海 上より
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No.49:
(3pt)

御手洗ものとは言えない

上下巻通しての読後感想ですが、読んでいるうちは楽しかったのですが、なにか期待を裏切られた感が強いです。占星術や斜め屋敷の読後に感じた、
あのなんとも言えない満足感は全くありません。探偵小説に対する自分の情熱を全て封じ込めようとしたかのような初期の御手洗シリーズではなく、物語を作り慣れたベテランが映像化を前提に作ったシナリオみたいなお話でした。
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No.48:
(4pt)

過去が現在と交錯する展開は見事

歴史ミステリーとしての「星籠の謎」は面白く、過去が現在と交錯する展開は見事。
これだけ分厚い上下2冊を一晩で読んでしまったので、読ませる筆力も相変わらずと言ったところか。
しかし個々のエピソードの後味は悪く(それでこそ島田荘司ともいえるが・・)、ページ配分のバランスも違和感がある。
星籠の謎と小坂井の物語は切り離して、それぞれ別の小説にした方が良かったのではないだろうか。
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No.47:
(3pt)

上から下の後半までグイグイ魅き込まれましたが、下の後半の強引な展開により、一気につまらないものになったと感じました。

写楽以来の島田荘司でしたので、過去の御手洗シリーズを手探りで進む感じで読みました。

舞台が広島県だということで、少し親近感がありましたが、あまり行ったことの地域ですので、土地勘は持たず読みました。

海運という視点で見たとき、瀬戸内海は大きなプールで、潮の満ち引きの関係から、鞆の浦が重要な地点となることなど、地理的な解釈が面白かったです。

ストーリーとして新興宗教との絡みや、小説としての構成により、上から下の後半までグイグイ魅き込まれましたが、下の後半の強引な展開により、一気につまらないものになったと感じました。
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No.46:
(4pt)

島田氏が故郷に捧げた作品

島田氏の御手洗シリーズの長編である。
舞台は福山ということで、島田氏の故郷を舞台にして描きあげたミステリーロマンだ。
いつもの御手洗大作長編とは少し本格ミステリーとして見るとトリックも地味だが、村上水軍などのタイムリーな歴史ネタを盛り込んで盛りだくさんの内容で物語としては面白い。
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No.45:
(5pt)

面白くて引き込まれる作品

この作者の作品は初めて読みましたが、面白くて引き込まれました。フィクションですが、宗教的な話の場面は、実際の現実問題としてありうることなので、説得力がありました。全体として、作品の構成がよくできていると思います。最後まで飽きることなく読めました。
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No.44:
(5pt)

歴史も楽しめる

御手洗ファンにはたまらない内容なのはもちろんだが、村上水軍など歴史好きも楽しめるのがよかった。
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No.43:
(1pt)

駄作極まりなし

上巻から続く一連の出来事はそれなりに面白く読めたが、それぞれの関連性はよくわからず、結末へ向けての意味のある伏線と思っていた。
だがラストが近付くにつれ、今までのエピソードは一体何だったんだ?となり、しまいには唐突にドタバタの逮捕劇で幕を閉じる。ネタばれになるので詳しくは書けないが、最後にヒーローとなったのは御手洗ではない!物語途中から出てくる少年の救われない結末や、登場人物各々の決着の曖昧さなど、全く消化不良。
水晶ピラミッドやアトポスなどでみられた謎解きの面白さ、痛快さは全くなし。
暇潰しにしかならなかった!
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4062187000
No.42:
(1pt)

筆を折れ❗

原発の近くの海水浴をしていた子供が白血病になると言う、件があるが、それは、実際に、あった事実なのか? もし、適当に、たいして、調べもしないで、書いたならは、福島に、住む人、避難している人たちが、差別や、いじめの、被害にあうかもしれない‼ 思慮が、たらなすぎだ! そんな奴は、今すぐ筆を折れ‼
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No.41:
(4pt)

後半へ続く

映画よりダントツ濃厚な謎が複数提示され、御手洗の快刀乱麻の推理が冴える。
星籠の海 上Amazon書評・レビュー:星籠の海 上より
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