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星籠の海
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星籠の海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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気分爽快 前半リズムが悪いような気もしたけど、だんだんと一つの線になっていって長々しい歴史の説明も水龍も最後には意味をなしてきます そしておぉかっけぇーってなるわけですな それにしても台詞は、えーっ!とかふぅんとか、何だか間抜けなものが多いのは気のせいかな笑 それも面白いけど! | ||||
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島田荘司の『星籠の海』を読了した。2013年10月リリース。全部で1,200ページほどあるのだが、一気に2日で読了してしまった。 この作品は、いろいろな点で島田荘司初の取り組みが成されている。あげてみると、 ・初めて生まれ故郷広島県福山市を舞台にしている ・初めてミタライが映画化された作品である といった点が主な点だ。特に、『初めてミタライが映画化された作品』というのは注目すべき点で、ずっとミタライの映像化を拒んできて、『傘を折る女』をフジテレビが映像した時はスゴイと思ったのだが、この作品は、初めから映画化を念頭に書かれたようだ。既にミタライが確固たる地位を確立し、揺るがなくなった、というのが初映画化の理由らしい。 そしてこの作品も、島田荘司の基本である、 ・まず、ありえないくらいの奇想がある ・その奇想をいくつかの別の奇想が加わり、より深い奇想になる ・それを最後には論理的に帰結させてしまう が、ほぼ完全なカタチで構築されている。それを自分の故郷の地理や歴史(この作品に登場する福山市出身の大老阿部正弘が設立した藩校『誠志館』を前身とする福山誠之館高校が島田荘司の母校だ)を見事に組み込み、構築していく。その緻密な構成力に驚いてしまう。 登場人物を遡った時間から登場させていることが、この作品をより深いものにしている。 ぼくは、今年3月に岡山→倉敷→直島→小豆島→高松→鳴門と旅行してきたばかりで、特に瀬戸内海をフェリーでゆっくりと愉しんだこともあり、ここに登場する島々がそういったイメージと重なり、より愉しむことができたようだ。 瀬戸内海が特別なシステムで動いている世界でも例を見ない海だということをこの作品で初めて知った。 そして何と言ってもミタライと石岡くんの名コンビの会話を久しぶりに愉しんだ。ミタライは相変わらずミタライで、そして根底には島田荘司独特の『優しさ』が通奏低音のように流れているのが感じられた。 ミステリー愛好者なら絶対に読み逃してはならない一冊だ。 | ||||
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今下巻を読破中、歴史的事実にもとずいたフィクションで興味深い。ただ私は、御手洗が聡明、軽すぎてこの小説をおもしろくなくさせているように感じているが? | ||||
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歴史ミステリーとしての「星籠の謎」は面白く、過去が現在と交錯する展開は見事。 これだけ分厚い上下2冊を一晩で読んでしまったので、読ませる筆力も相変わらずと言ったところか。 しかし個々のエピソードの後味は悪く(それでこそ島田荘司ともいえるが・・)、ページ配分のバランスも違和感がある。 星籠の謎と小坂井の物語は切り離して、それぞれ別の小説にした方が良かったのではないだろうか。 | ||||
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島田氏の御手洗シリーズの長編である。 舞台は福山ということで、島田氏の故郷を舞台にして描きあげたミステリーロマンだ。 いつもの御手洗大作長編とは少し本格ミステリーとして見るとトリックも地味だが、村上水軍などのタイムリーな歴史ネタを盛り込んで盛りだくさんの内容で物語としては面白い。 | ||||
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この作者の作品は初めて読みましたが、面白くて引き込まれました。フィクションですが、宗教的な話の場面は、実際の現実問題としてありうることなので、説得力がありました。全体として、作品の構成がよくできていると思います。最後まで飽きることなく読めました。 | ||||
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御手洗ファンにはたまらない内容なのはもちろんだが、村上水軍など歴史好きも楽しめるのがよかった。 | ||||
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映画よりダントツ濃厚な謎が複数提示され、御手洗の快刀乱麻の推理が冴える。 | ||||
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島田作品はこの作品から入って(漫画がキッカケ)、異邦の騎士、占星術殺人事件と読みましたが、どれも同様に面白かった。私は、ミステリーが好きというより、島田作品の物語に流れる人間味や情念(特に女性の)、が好きなので、この作品に惹き付けられました。異邦の騎士もなんというか、少し胸キュンというか、人間味が流れてて、そんな感じが好きでしたが、この作品も。(両作品ともミステリーという視点でみたり、細かい指摘をあげたりすれば色々意見があると思いますが。) | ||||
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表装がしっかりしていて、デザインも面白い。読んでいて飽きない面白さがある。 | ||||
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久し振りに御手洗潔を読みました。年月が経つ(作品の)と、微妙に人物像が変わって行きますよね。20年前に読んでいた御手洗潔とは、ちょっと違った御手洗潔が読めて面白かったです。20年前の印象と記憶なので、具体的にどこがどう違うというのは説明できないのですが。 | ||||
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昔のような大掛かりな謎解きではなかったのですが、ラストの部分は読み応えがありました。 | ||||
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おもしろかった!!! 御手洗清と石岡君が、 同じ入り江に次々遺体が打ち上げられるという、 奇怪な謎を追って瀬戸内海を駆け巡ります。 特殊な内海と、ひなびた港町の描写が旅情を誘います。 二人の掛け合いがいつにもまして朗らかでほほえましい。 その間に差し込まれる物語は、 一片の独立した小説のような読みごたえがあります。 運命を受け入れられずに、周りの人間まで悲劇に引き込んでしまう女たち。 自分の意思を持てず、振り回され、悲劇に加担してしまう青年。 薄幸な少年と、それを救うことができずに後悔にさいなまれる男。 ここは島田節炸裂です。 名探偵御手洗清がバラバラのピースをつなぎ合わせたとき、 物語はダイナミックな活劇に変貌して、ドキドキさせてくれます。 一粒で何度も美味しい。 展開の都合がよすぎるとの指摘が目立ちますが、 それなのに、面白くて仕方ないのが 島田荘司なのです。 小説力が違うのです。 歴史の謎さえも名探偵に味方するのです。 たしかに、かつてのような 煌くトリックや眩暈を覚える解明はないかもしれません、 それでも、ボクはドキドキしてしまいました。 長年のファンなら旧友との再会のように屈託なく楽しめますし、 御手洗を知らない人には入門書として最適なのではないでしょうか。 追記。 映画楽しかったけど、石岡君が出ていなくて寂しかったです。 テレビも映画も、石岡君ありで、ぜひ続けてほしい。 | ||||
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島田荘司お得意の、「何気ない違和感、ささいな事件」と接触した御手洗が、その事件の裏の顔に迫っていく、裏の顔を見せていく真相…へ、向かっていく不気味さの描写が好きです。 でもそれ以上に「やあ石岡くん、下らないワイドショーを見ていたのかい?」と嫌味を言われ「踊る! さんま御殿!!」のテレビを消すシーンは最高でした笑 | ||||
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すんごい面白かった! 女嫌いで軽く意地悪な御手洗が 本当に素晴らしい! 映画見るしかないね! | ||||
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久々の長編御手洗作品、やっぱり相変わらず面白いですね 次の展開が気になってすぐに読み進んでしまう 御手洗潔の推理と滝沢助教授とのやり取りが特に面白く、下巻が楽しみです。 | ||||
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軽快な文章でさくさく読み進められました。 歴史と科学など読者をあきさせない工夫がいっぱいつまった面白い本です。 純粋にトリックの部分は楽しめました。 映画化するそうで、楽しみです。公開されたら見に行ってみようかな。 どういう風に映像化されているか楽しみです。 | ||||
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週末を利用して上下巻イッキ読みしました。 なんか二人ともキャラ変わってない? 特に石岡君、こんな軽い人だっけ(笑) どうしても玉木くんと光一くんの掛け合いの台詞に聞こえます。 この本の執筆時には、まだあのドラマは存在しなかったはずなのに、、、 巻末の解説を読んで疑問氷解しました。 「地元福山を舞台とした映画を創る」企画先行で生まれた小説。 その時点でキャスティングまで決まっていたかは判りませんが、映像化を前提としたお話だったのは事実のよう。 このシリーズには珍しい明確な「敵ボスキャラ」の設定や、やけにポジティヴでエネルギッシュな御手洗潔像。 スクリーンを縦横無尽に駆け回る玉木くんの姿が、今から目に浮かびます(笑) 長年御手洗シリーズを読み込み、超絶ミステリーを待ち望んでいたファンにはちょっと肩すかしかも知れません。 これは優秀な冒険活劇、なのだと思います。 その分「驚愕の大どんでん返し」的要素は控えめですが、クライマックスに辿り着けば、いつになく爽快。 横溝正史先生へのオマージュ的なラストシーンも、、、 どんな映画になるか、まずは楽しみです。 | ||||
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玉木君の映画を見る前の予習の為購入。 まだ話は読んでませんが、上下巻購入しましたが、どちらにも玉木君の帯付いてました。 | ||||
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映画化されると興味がありまして購入しました。 ありがとうございました。 | ||||
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