星籠の海
評判
星籠の海の評価:
3.25/5点 レビュー 61件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全179件 21〜40 2/9ページ
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星籠の海の評価:
3.25/5点 レビュー 61件。 B ランク
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ようやく、近場のブックオフに上下揃って本体価格100円で売られていたのを見つけて読んだ。
が・・・聞きしにまさる駄作。大駄作。
「星籠」の正体が何であるかは、多少の予備知識がある者なら上巻を読んだだけで見当がつく。
そして下巻で起こる、事件の黒幕を逮捕する契機となる事件には、特にトリックも何もなく、御手洗が出す質問を読めば読者にも真相の見当がついてしまう。
しかも、この事件には「時計じかけの海」など、何の関係もない。
下巻の第9章は、既に見当の付いている真相がダラダラ書かれているだけなので、読み通すのに苦痛を覚えるほど退屈だった。
仮に第9章を飛ばして読んでも、特に支障はないと思われた。
我慢して読み続け「星籠」の正体が予想通りであったことを確認する虚しさ。
島田荘司もここまで駄目になっていたかと、再認識。
それにしても・・・
1993年の日本では、まだ「NPO」という言葉も一般化していなかったはずだ。
「NPO」が言われるようになったのは、阪神淡路大震災の復興ボランティアを組織化する必要が生じてからだ。
ましてや、「半グレ」という言葉など、1993年の日本には存在していない。
だらけた第9章の中に、「NPO」や「半グレ」が出てきたのには、本当に失望させられた。
このような記述を、編集者は、校閲者は、疑問に感じなかったのだろうか。
「巨匠」島田荘司の玉稿をありがたく頂戴しただけなのか。
もはや島田荘司は、巨匠どころか「裸の王様」ではないか。
堕ちるところまで堕ちたとしか、言いようがない。