杉の柩

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評判

杉の柩の評価:

4.63/5点 レビュー 54件。 B ランク

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平均点4.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全113件 41〜60 3/6ページ
No.73
(5pt)

心理劇自体を読者のミスリードに使った、斬新で野心的な作品。

知られざる人気作らしい。殺人容疑を掛けられたエリノアの裁判シーンで始まり、真相が明らかになっていくのだけど、とてもミステリアスで屈折した女性として描かれるエリノアの印象が、読み進めるに連れて変わってゆく。初め彼女の心理描写が全くないので、読んでいて疑心暗鬼に陥るが、徐々に彼女の心理が描かれても、やっぱりスッキリしないのだ。婚約者の心を奪った被害者への嫉妬と言う犯行動機が正しいのか、どうか。この辺りがクリスティーの技巧的な所で、容疑者の心理描写がされてるのに、読み手にはちっとも真相が見えてこないので、気になってどんどん読まされた。そしてラストで明かされる真相で、これまでの彼女のミステリアスな言動や心理描写の意味合いがわかった時、初めて読者は納得し、満足した読後感を得る事が出来る。

  特異な犯行のトリックも、不可解な動機も登場しない。それでも心理描写のない状態から、徐々に心理描写を入れて、なおかつ読者をミスリードしてしまうクリスティーの手腕には、舌を巻かざるを得ない。心理劇自体を読者のミスリードに使った、斬新で野心的な作品。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.72
(5pt)

心理劇自体を読者のミスリードに使った、斬新で野心的な作品。

知られざる人気作らしい。殺人容疑を掛けられたエリノアの裁判シーンで始まり、真相が明らかになっていくのだけど、とてもミステリアスで屈折した女性として描かれるエリノアの印象が、読み進めるに連れて変わってゆく。初め彼女の心理描写が全くないので、読んでいて疑心暗鬼に陥るが、徐々に彼女の心理が描かれても、やっぱりスッキリしないのだ。婚約者の心を奪った被害者への嫉妬と言う犯行動機が正しいのか、どうか。この辺りがクリスティーの技巧的な所で、容疑者の心理描写がされてるのに、読み手にはちっとも真相が見えてこないので、気になってどんどん読まされた。そしてラストで明かされる真相で、これまでの彼女のミステリアスな言動や心理描写の意味合いがわかった時、初めて読者は納得し、満足した読後感を得る事が出来る。

  特異な犯行のトリックも、不可解な動機も登場しない。それでも心理描写のない状態から、徐々に心理描写を入れて、なおかつ読者をミスリードしてしまうクリスティーの手腕には、舌を巻かざるを得ない。心理劇自体を読者のミスリードに使った、斬新で野心的な作品。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.71
(4pt)

心理ミステリ

誰もが犯人だと思っていて、疑いようもないところから、「で結局本当に犯人なの?やったのやらないの?」という点だけでガッツリ読ませるのが素晴らしい。
ポアロシリーズですがポアロはほんとに解決役。
ある意味登場人物の心理ドラマを楽しむロマンス小説です。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.70
(4pt)

心理ミステリ

誰もが犯人だと思っていて、疑いようもないところから、「で結局本当に犯人なの?やったのやらないの?」という点だけでガッツリ読ませるのが素晴らしい。
ポアロシリーズですがポアロはほんとに解決役。
ある意味登場人物の心理ドラマを楽しむロマンス小説です。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.69
(4pt)

心理ミステリ

誰もが犯人だと思っていて、疑いようもないところから、「で結局本当に犯人なの?やったのやらないの?」という点だけでガッツリ読ませるのが素晴らしい。
ポアロシリーズですがポアロはほんとに解決役。
ある意味登場人物の心理ドラマを楽しむロマンス小説です。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.68
(5pt)

予想外でした

何となくレビューが良かったので読んでみるかぁと初めて電子書籍の小説を購入してみました
最初はなかなか人物が多く覚えられるか不安になりながら読みましたが展開が進むにつれどんどんとのめり込み、寝る間も惜しんで一気に読み上げてしまいました
ネタバレなしで言うのなら、この小説には思いがけない展開が待っていました…途中まで予想していた犯人が中盤から終盤にかけて自分の推理に対し疑いを持ち始め、終盤の怒涛の展開により数々の伏線を違和感もなく拾い上げ、そして圧巻とでも言うべき結末へと辿り着いたからです。

難点を上げるなら少し外国の言い回しに慣れるまでは読みづらいのかもしれません、ですが始めさえ慣れてしまえば特に違和感はなかったです
心情描写等も犯人を捜すのに上手く目眩しされていて本当によく作られた作品だなぁと思いました、気になった方は読んでみても損はないかと思います!
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.67
(5pt)

予想外でした

何となくレビューが良かったので読んでみるかぁと初めて電子書籍の小説を購入してみました
最初はなかなか人物が多く覚えられるか不安になりながら読みましたが展開が進むにつれどんどんとのめり込み、寝る間も惜しんで一気に読み上げてしまいました
ネタバレなしで言うのなら、この小説には思いがけない展開が待っていました…途中まで予想していた犯人が中盤から終盤にかけて自分の推理に対し疑いを持ち始め、終盤の怒涛の展開により数々の伏線を違和感もなく拾い上げ、そして圧巻とでも言うべき結末へと辿り着いたからです。

難点を上げるなら少し外国の言い回しに慣れるまでは読みづらいのかもしれません、ですが始めさえ慣れてしまえば特に違和感はなかったです
心情描写等も犯人を捜すのに上手く目眩しされていて本当によく作られた作品だなぁと思いました、気になった方は読んでみても損はないかと思います!
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.66
(5pt)

予想外でした

何となくレビューが良かったので読んでみるかぁと初めて電子書籍の小説を購入してみました
最初はなかなか人物が多く覚えられるか不安になりながら読みましたが展開が進むにつれどんどんとのめり込み、寝る間も惜しんで一気に読み上げてしまいました
ネタバレなしで言うのなら、この小説には思いがけない展開が待っていました…途中まで予想していた犯人が中盤から終盤にかけて自分の推理に対し疑いを持ち始め、終盤の怒涛の展開により数々の伏線を違和感もなく拾い上げ、そして圧巻とでも言うべき結末へと辿り着いたからです。

難点を上げるなら少し外国の言い回しに慣れるまでは読みづらいのかもしれません、ですが始めさえ慣れてしまえば特に違和感はなかったです
心情描写等も犯人を捜すのに上手く目眩しされていて本当によく作られた作品だなぁと思いました、気になった方は読んでみても損はないかと思います!
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.65
(4pt)

ヒロインの自分に厳しい性格が、このミステリーの真髄。

パディントン発4時50分のルーシー・アイレスバロウと並ぶ自立した有能な女性に描かれているが、その性格が事件を複雑に。何となく、このようなタイプの登場人物を作者は好意的に描いているように感じる。カバーデザインは旧版のほうが好み。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.64
(4pt)

ヒロインの自分に厳しい性格が、このミステリーの真髄。

パディントン発4時50分のルーシー・アイレスバロウと並ぶ自立した有能な女性に描かれているが、その性格が事件を複雑に。何となく、このようなタイプの登場人物を作者は好意的に描いているように感じる。カバーデザインは旧版のほうが好み。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.63
(4pt)

ヒロインの自分に厳しい性格が、このミステリーの真髄。

パディントン発4時50分のルーシー・アイレスバロウと並ぶ自立した有能な女性に描かれているが、その性格が事件を複雑に。何となく、このようなタイプの登場人物を作者は好意的に描いているように感じる。カバーデザインは旧版のほうが好み。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.62
(4pt)

まさかの犯人

最後の最後で全く別の『動機をもった人物』がわかり、驚きます。
その人物の言動を読み返すのも、面白いです。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.61
(4pt)

まさかの犯人

最後の最後で全く別の『動機をもった人物』がわかり、驚きます。 その人物の言動を読み返すのも、面白いです。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.60
(4pt)

まさかの犯人

最後の最後で全く別の『動機をもった人物』がわかり、驚きます。 その人物の言動を読み返すのも、面白いです。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.59
(4pt)

女ごころ

想像の中の罪を許せない自分と現実の裁判の中で揺れるココロがミステリーの中で深みを増し新しい出発が見えた時には安堵しました。クリスティの真骨頂
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.58
(4pt)

女ごころ

想像の中の罪を許せない自分と現実の裁判の中で揺れるココロがミステリーの中で深みを増し新しい出発が見えた時には安堵しました。クリスティの真骨頂
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.57
(4pt)

女ごころ

想像の中の罪を許せない自分と現実の裁判の中で揺れるココロがミステリーの中で深みを増し新しい出発が見えた時には安堵しました。クリスティの真骨頂
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.56
(5pt)

ミステリとラブロマンスの見事な結合

幼馴染だったエリノアとロディは、婚約した。だが、ロディの前に美しい娘メアリイが現れ、婚約は破棄されてしまう。
その後、エリノアの作った料理を食べたメアリイが中毒死するという事件が起きた。エリノアは逮捕され刑事被告人となる。
誰もがエリノアが犯人であることを疑わない中、医師ピーターの依頼を受けたエルキュール・ホアロが事件の調査に乗り出す。

本書は登場人物が少数だが、完成度はたいへん高い。
登場人物が限られているため、地味なミステリかと読み進めていくと、実は、
あっと驚くような意外で、大胆で、鮮やかなトリックが仕掛けられている。
その上、本書はエリノアを中心にしたラブロマンスとしても第一級と言える。
ミステリとラブロマンスが見事に結合された作品だと言える。
本書は、クリスティーのファンの間で評価の高い作品だが、当然と言える。
評者自身、自分の読んだクリスティー作品の中でベスト5に入れたい。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.55
(5pt)

ミステリとラブロマンスの見事な結合

幼馴染だったエリノアとロディは、婚約した。だが、ロディの前に美しい娘メアリイが現れ、婚約は破棄されてしまう。
その後、エリノアの作った料理を食べたメアリイが中毒死するという事件が起きた。エリノアは逮捕され刑事被告人となる。
誰もがエリノアが犯人であることを疑わない中、医師ピーターの依頼を受けたエルキュール・ホアロが事件の調査に乗り出す。

本書は登場人物が少数だが、完成度はたいへん高い。
登場人物が限られているため、地味なミステリかと読み進めていくと、実は、
あっと驚くような意外で、大胆で、鮮やかなトリックが仕掛けられている。
その上、本書はエリノアを中心にしたラブロマンスとしても第一級と言える。
ミステリとラブロマンスが見事に結合された作品だと言える。
本書は、クリスティーのファンの間で評価の高い作品だが、当然と言える。
評者自身、自分の読んだクリスティー作品の中でベスト5に入れたい。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.54
(5pt)

ミステリとラブロマンスの見事な結合

幼馴染だったエリノアとロディは、婚約した。だが、ロディの前に美しい娘メアリイが現れ、婚約は破棄されてしまう。
その後、エリノアの作った料理を食べたメアリイが中毒死するという事件が起きた。エリノアは逮捕され刑事被告人となる。
誰もがエリノアが犯人であることを疑わない中、医師ピーターの依頼を受けたエルキュール・ホアロが事件の調査に乗り出す。

本書は登場人物が少数だが、完成度はたいへん高い。
登場人物が限られているため、地味なミステリかと読み進めていくと、実は、
あっと驚くような意外で、大胆で、鮮やかなトリックが仕掛けられている。
その上、本書はエリノアを中心にしたラブロマンスとしても第一級と言える。
ミステリとラブロマンスが見事に結合された作品だと言える。
本書は、クリスティーのファンの間で評価の高い作品だが、当然と言える。
評者自身、自分の読んだクリスティー作品の中でベスト5に入れたい。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117