杉の柩

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評判

杉の柩の評価:

4.63/5点 レビュー 54件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全113件 21〜40 2/6ページ
No.93
(5pt)

クリスティーの円熟期の作品

数多あるクリスティー作品の中でも特に好きな作品。
文庫本でも持っていますが、年のせいもあり今回は電子書籍を購入。
メロドラマと言ってもいいようなヒロインの恋情が描かれていますが、ミステリーとしてもさすがクリスティー。意外な犯人で楽しませてくれます。
最後のポワロのセリフが特にいいですね。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.92
(4pt)

犯人が分かりそうで分からないバランスが良い

金持ちの未亡人であるウエルマン夫人が死亡した後に、門番の娘であるメアリイが毒殺される。ウエルマン夫人とメアリイの仲は良かったとはいえ、殺される理由があるのだろうかと、まずそこで頭の中に?が浮かぶ。さらにウエルマン夫人の遺産を相続する姪のエリノアが、状況証拠から容疑者として裁判を受ける。犯人と被害者が逆なら分かる。エリノアの動機はなんだろうと、そこでも?が浮かぶ。そして、ポアロ登場。 意外な人物が意外な過去を持ち、人を謀って利を得ようとする。裏に潜んだ真相は普通の人には分からない。でも、推理をつなげていくと明らかにできるんだよなあ。犯人が分かりそうで分からないバランスが良いと思う。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.91
(4pt)

犯人が分かりそうで分からないバランスが良い

金持ちの未亡人であるウエルマン夫人が死亡した後に、門番の娘であるメアリイが毒殺される。ウエルマン夫人とメアリイの仲は良かったとはいえ、殺される理由があるのだろうかと、まずそこで頭の中に?が浮かぶ。さらにウエルマン夫人の遺産を相続する姪のエリノアが、状況証拠から容疑者として裁判を受ける。犯人と被害者が逆なら分かる。エリノアの動機はなんだろうと、そこでも?が浮かぶ。そして、ポアロ登場。 意外な人物が意外な過去を持ち、人を謀って利を得ようとする。裏に潜んだ真相は普通の人には分からない。でも、推理をつなげていくと明らかにできるんだよなあ。犯人が分かりそうで分からないバランスが良いと思う。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.90
(4pt)

犯人が分かりそうで分からないバランスが良い

金持ちの未亡人であるウエルマン夫人が死亡した後に、門番の娘であるメアリイが毒殺される。ウエルマン夫人とメアリイの仲は良かったとはいえ、殺される理由があるのだろうかと、まずそこで頭の中に?が浮かぶ。さらにウエルマン夫人の遺産を相続する姪のエリノアが、状況証拠から容疑者として裁判を受ける。犯人と被害者が逆なら分かる。エリノアの動機はなんだろうと、そこでも?が浮かぶ。そして、ポアロ登場。 意外な人物が意外な過去を持ち、人を謀って利を得ようとする。裏に潜んだ真相は普通の人には分からない。でも、推理をつなげていくと明らかにできるんだよなあ。犯人が分かりそうで分からないバランスが良いと思う。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.89
(5pt)

心の機微が丁寧に描かれた静かな作品

大変満足感の高い作品でしたが、派手さはなく終盤まで淡々と進むため、全体的にいまひとつ盛り上がりに欠けます。
しかし、心の機微はとても丁寧に描かれています。
ストーリーやトリックよりも、登場人物たちの思惑が複雑に絡み合った、人間関係や心理描写の方が楽しめたくらいです。
むしろそれらを際立たせるための、あえてのこの派手さのない展開なのかなと思います。
ポアロも珍しく前面に出てこないですし。

冒頭から緊張感ある法廷の場面ではじまり、終盤も法廷の証言から真相が徐々に明らかになっていくという、ポアロ物では珍しいパターンなのも新鮮でした。
他のポアロ物の面白さとは全く異なった性質の面白さを持つ、かなり完成度の高い作品ではないかと思います。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.88
(5pt)

心の機微が丁寧に描かれた静かな作品

大変満足感の高い作品でしたが、派手さはなく終盤まで淡々と進むため、全体的にいまひとつ盛り上がりに欠けます。
しかし、心の機微はとても丁寧に描かれています。
ストーリーやトリックよりも、登場人物たちの思惑が複雑に絡み合った、人間関係や心理描写の方が楽しめたくらいです。
むしろそれらを際立たせるための、あえてのこの派手さのない展開なのかなと思います。
ポアロも珍しく前面に出てこないですし。

冒頭から緊張感ある法廷の場面ではじまり、終盤も法廷の証言から真相が徐々に明らかになっていくという、ポアロ物では珍しいパターンなのも新鮮でした。
他のポアロ物の面白さとは全く異なった性質の面白さを持つ、かなり完成度の高い作品ではないかと思います。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.87
(5pt)

心の機微が丁寧に描かれた静かな作品

大変満足感の高い作品でしたが、派手さはなく終盤まで淡々と進むため、全体的にいまひとつ盛り上がりに欠けます。
しかし、心の機微はとても丁寧に描かれています。
ストーリーやトリックよりも、登場人物たちの思惑が複雑に絡み合った、人間関係や心理描写の方が楽しめたくらいです。
むしろそれらを際立たせるための、あえてのこの派手さのない展開なのかなと思います。
ポアロも珍しく前面に出てこないですし。

冒頭から緊張感ある法廷の場面ではじまり、終盤も法廷の証言から真相が徐々に明らかになっていくという、ポアロ物では珍しいパターンなのも新鮮でした。
他のポアロ物の面白さとは全く異なった性質の面白さを持つ、かなり完成度の高い作品ではないかと思います。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.86
(5pt)

高貴な被告者

エリノア、高貴だなっていうのが第一印象。色恋沙汰が殺人の理由かと思いき…それにしても殺害されたメアリィは何の罪もないのに可愛そう。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.85
(5pt)

高貴な被告者

エリノア、高貴だなっていうのが第一印象。色恋沙汰が殺人の理由かと思いき…それにしても殺害されたメアリィは何の罪もないのに可愛そう。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.84
(5pt)

高貴な被告者

エリノア、高貴だなっていうのが第一印象。色恋沙汰が殺人の理由かと思いき…それにしても殺害されたメアリィは何の罪もないのに可愛そう。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.83
(3pt)

4点はちょっと

ミスディレクションの連発。
所謂、叙述による騙し絵。
素晴らしいが、ドラマを先に見てしまっていたので、感動がイマイチになってしまった。

思うこと、殺意を持つこと、それだけなら許される。しかしながら、それを犯す者には容赦がない。そこが怖かった。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.82
(3pt)

4点はちょっと

ミスディレクションの連発。
所謂、叙述による騙し絵。
素晴らしいが、ドラマを先に見てしまっていたので、感動がイマイチになってしまった。

思うこと、殺意を持つこと、それだけなら許される。しかしながら、それを犯す者には容赦がない。そこが怖かった。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.81
(3pt)

4点はちょっと

ミスディレクションの連発。
所謂、叙述による騙し絵。
素晴らしいが、ドラマを先に見てしまっていたので、感動がイマイチになってしまった。

思うこと、殺意を持つこと、それだけなら許される。しかしながら、それを犯す者には容赦がない。そこが怖かった。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.80
(5pt)

愛の探偵

大好きなエピソードのひとつ。心理描写が秀逸。犯人はエリノアしか考えられない状況で、どうやって彼女を救うのかトリックの予想が全くつきませんでした。そしてラストは、ポアロの計らいで温かい光が見える。「愛の探偵」の本領発揮。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.79
(5pt)

愛の探偵

大好きなエピソードのひとつ。心理描写が秀逸。犯人はエリノアしか考えられない状況で、どうやって彼女を救うのかトリックの予想が全くつきませんでした。そしてラストは、ポアロの計らいで温かい光が見える。「愛の探偵」の本領発揮。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.78
(5pt)

愛の探偵

大好きなエピソードのひとつ。心理描写が秀逸。犯人はエリノアしか考えられない状況で、どうやって彼女を救うのかトリックの予想が全くつきませんでした。そしてラストは、ポアロの計らいで温かい光が見える。「愛の探偵」の本領発揮。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.77
(5pt)

教養ある感受性の強い女性が選ぶべきは、恋する相手か、一緒にいて安心できる相手か

法廷の場で事の次第が明らかになり、そこにきらっとポワロの推理の影響が滲み出る、小気味良い展開が楽しめます。
アガサ・クリスティらしく、人物描写が秀逸です。今回はエリノアに心惹かれました。聡明で感じやすく、秘めた情熱を持っている。殺意を覚えたことと実際の殺人に境がないと感じ、罪の意識へと自分を追い詰めていく。自ら犯人の罠にがんじがらめにしていくように。。
そして、報われない恋に悩む女性の処方箋ともなる小説です。情熱的で温かみのある紅い薔薇を好むエリノアは、白い薔薇を好む、愛することから一歩引いたロディーよりも、平凡でも一緒にいて安心できるロードの方が幸せでできると、ポワロはロードの背中を押しています。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X
No.76
(5pt)

教養ある感受性の強い女性が選ぶべきは、恋する相手か、一緒にいて安心できる相手か

法廷の場で事の次第が明らかになり、そこにきらっとポワロの推理の影響が滲み出る、小気味良い展開が楽しめます。
アガサ・クリスティらしく、人物描写が秀逸です。今回はエリノアに心惹かれました。聡明で感じやすく、秘めた情熱を持っている。殺意を覚えたことと実際の殺人に境がないと感じ、罪の意識へと自分を追い詰めていく。自ら犯人の罠にがんじがらめにしていくように。。
そして、報われない恋に悩む女性の処方箋ともなる小説です。情熱的で温かみのある紅い薔薇を好むエリノアは、白い薔薇を好む、愛することから一歩引いたロディーよりも、平凡でも一緒にいて安心できるロードの方が幸せでできると、ポワロはロードの背中を押しています。
杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11)) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-11))より
4150700117
No.75
(5pt)

教養ある感受性の強い女性が選ぶべきは、恋する相手か、一緒にいて安心できる相手か

法廷の場で事の次第が明らかになり、そこにきらっとポワロの推理の影響が滲み出る、小気味良い展開が楽しめます。
アガサ・クリスティらしく、人物描写が秀逸です。今回はエリノアに心惹かれました。聡明で感じやすく、秘めた情熱を持っている。殺意を覚えたことと実際の殺人に境がないと感じ、罪の意識へと自分を追い詰めていく。自ら犯人の罠にがんじがらめにしていくように。。
そして、報われない恋に悩む女性の処方箋ともなる小説です。情熱的で温かみのある紅い薔薇を好むエリノアは、白い薔薇を好む、愛することから一歩引いたロディーよりも、平凡でも一緒にいて安心できるロードの方が幸せでできると、ポワロはロードの背中を押しています。
杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DLM
No.74
(5pt)

心理劇自体を読者のミスリードに使った、斬新で野心的な作品。

知られざる人気作らしい。殺人容疑を掛けられたエリノアの裁判シーンで始まり、真相が明らかになっていくのだけど、とてもミステリアスで屈折した女性として描かれるエリノアの印象が、読み進めるに連れて変わってゆく。初め彼女の心理描写が全くないので、読んでいて疑心暗鬼に陥るが、徐々に彼女の心理が描かれても、やっぱりスッキリしないのだ。婚約者の心を奪った被害者への嫉妬と言う犯行動機が正しいのか、どうか。この辺りがクリスティーの技巧的な所で、容疑者の心理描写がされてるのに、読み手にはちっとも真相が見えてこないので、気になってどんどん読まされた。そしてラストで明かされる真相で、これまでの彼女のミステリアスな言動や心理描写の意味合いがわかった時、初めて読者は納得し、満足した読後感を得る事が出来る。

  特異な犯行のトリックも、不可解な動機も登場しない。それでも心理描写のない状態から、徐々に心理描写を入れて、なおかつ読者をミスリードしてしまうクリスティーの手腕には、舌を巻かざるを得ない。心理劇自体を読者のミスリードに使った、斬新で野心的な作品。
杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
415130018X