ABC殺人事件

評判

ABC殺人事件の評価:

4.21/5点 レビュー 106件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全188件 101〜120 6/10ページ
No.88
(4pt)

1935年、既に『カーテン』の構想を描き始めていたのかも?

本書はABCの順に事件が起きるという構想、それに合わせて現場に残される「ABC鉄道案内」、ポアロ宛のABCの署名入りの犯行予告状など、ストーリーとその道具立てに関しては従来作品には見られない斬新さにあふれた作品である。

しかし、本書は謎解き部分が消化不良で、まず第一に事件関係者の中に真犯人がいると推理する根拠が薄弱である。
有力容疑者が犯人像に合致しないという推理はいいとしても、事件関係者以外の別の何者かが犯人ではないという根拠について、ポアロは満足のいく説明をしていない。

また、ポアロはある人物に関して、動機が計画殺人には向かないし8月初めに休暇を取っているから8月末の事件では機会がなかったはずだと消去しているが、計画的に殺人を犯す動機が隠れていたかも知れないし、休暇の件こそカムフラージュだったかも知れないと考えないのは推理が浅すぎると思う。

なお本書では、これまでの作品のいくつかに関する言及や翌年執筆される『ひらいたトランプ』を予告するかのような会話が見られるのも面白いが、それらにもまして、そのうちポアロ自身の死を捜査することになるのではというジョークに対し、それを書くのはヘイスティングズが適役だと『カーテン』を予感させるやり取りが、クイーンの『レーン最後の事件』の影響を思わせ興味深い。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300112
No.87
(4pt)

1935年、既に『カーテン』の構想を描き始めていたのかも?

本書はABCの順に事件が起きるという構想、それに合わせて現場に残される「ABC鉄道案内」、ポアロ宛のABCの署名入りの犯行予告状など、ストーリーとその道具立てに関しては従来作品には見られない斬新さにあふれた作品である。
しかし、本書は謎解き部分が消化不良で、まず第一に事件関係者の中に真犯人がいると推理する根拠が薄弱である。
有力容疑者が犯人像に合致しないという推理はいいとしても、事件関係者以外の別の何者かが犯人ではないという根拠について、ポアロは満足のいく説明をしていない。
また、ポアロはある人物に関して、動機が計画殺人には向かないし8月初めに休暇を取っているから8月末の事件では機会がなかったはずだと消去しているが、計画的に殺人を犯す動機が隠れていたかも知れないし、休暇の件こそカムフラージュだったかも知れないと考えないのは推理が浅すぎると思う。
なお本書では、これまでの作品のいくつかに関する言及や翌年執筆される『ひらいたトランプ』を予告するかのような会話が見られるのも面白いが、それらにもまして、そのうちポアロ自身の死を捜査することになるのではというジョークに対し、それを書くのはヘイスティングズが適役だと『カーテン』を予感させるやり取りが、クイーンの『レーン最後の事件』の影響を思わせ興味深い。
ABC殺人事件 (クリスティー・ジュニア・ミステリ 7) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (クリスティー・ジュニア・ミステリ 7)より
4152089202
No.86
(4pt)

1935年、既に『カーテン』の構想を描き始めていたのかも?

本書はABCの順に事件が起きるという構想、それに合わせて現場に残される「ABC鉄道案内」、ポアロ宛のABCの署名入りの犯行予告状など、ストーリーとその道具立てに関しては従来作品には見られない斬新さにあふれた作品である。
しかし、本書は謎解き部分が消化不良で、まず第一に事件関係者の中に真犯人がいると推理する根拠が薄弱である。
有力容疑者が犯人像に合致しないという推理はいいとしても、事件関係者以外の別の何者かが犯人ではないという根拠について、ポアロは満足のいく説明をしていない。
また、ポアロはある人物に関して、動機が計画殺人には向かないし8月初めに休暇を取っているから8月末の事件では機会がなかったはずだと消去しているが、計画的に殺人を犯す動機が隠れていたかも知れないし、休暇の件こそカムフラージュだったかも知れないと考えないのは推理が浅すぎると思う。
なお本書では、これまでの作品のいくつかに関する言及や翌年執筆される『ひらいたトランプ』を予告するかのような会話が見られるのも面白いが、それらにもまして、そのうちポアロ自身の死を捜査することになるのではというジョークに対し、それを書くのはヘイスティングズが適役だと『カーテン』を予感させるやり取りが、クイーンの『レーン最後の事件』の影響を思わせ興味深い。
ABC殺人事件 (講談社ルビー・ブックス) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (講談社ルビー・ブックス)より
4770026617
No.85
(4pt)

1935年、既に『カーテン』の構想を描き始めていたのかも?

本書はABCの順に事件が起きるという構想、それに合わせて現場に残される「ABC鉄道案内」、ポアロ宛のABCの署名入りの犯行予告状など、ストーリーとその道具立てに関しては従来作品には見られない斬新さにあふれた作品である。
しかし、本書は謎解き部分が消化不良で、まず第一に事件関係者の中に真犯人がいると推理する根拠が薄弱である。
有力容疑者が犯人像に合致しないという推理はいいとしても、事件関係者以外の別の何者かが犯人ではないという根拠について、ポアロは満足のいく説明をしていない。
また、ポアロはある人物に関して、動機が計画殺人には向かないし8月初めに休暇を取っているから8月末の事件では機会がなかったはずだと消去しているが、計画的に殺人を犯す動機が隠れていたかも知れないし、休暇の件こそカムフラージュだったかも知れないと考えないのは推理が浅すぎると思う。
なお本書では、これまでの作品のいくつかに関する言及や翌年執筆される『ひらいたトランプ』を予告するかのような会話が見られるのも面白いが、それらにもまして、そのうちポアロ自身の死を捜査することになるのではというジョークに対し、それを書くのはヘイスティングズが適役だと『カーテン』を予感させるやり取りが、クイーンの『レーン最後の事件』の影響を思わせ興味深い。
ABC殺人事件 (偕成社文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (偕成社文庫)より
4036518305
No.84
(4pt)

1935年、既に『カーテン』の構想を描き始めていたのかも?

本書はABCの順に事件が起きるという構想、それに合わせて現場に残される「ABC鉄道案内」、ポアロ宛のABCの署名入りの犯行予告状など、ストーリーとその道具立てに関しては従来作品には見られない斬新さにあふれた作品である。
しかし、本書は謎解き部分が消化不良で、まず第一に事件関係者の中に真犯人がいると推理する根拠が薄弱である。
有力容疑者が犯人像に合致しないという推理はいいとしても、事件関係者以外の別の何者かが犯人ではないという根拠について、ポアロは満足のいく説明をしていない。
また、ポアロはある人物に関して、動機が計画殺人には向かないし8月初めに休暇を取っているから8月末の事件では機会がなかったはずだと消去しているが、計画的に殺人を犯す動機が隠れていたかも知れないし、休暇の件こそカムフラージュだったかも知れないと考えないのは推理が浅すぎると思う。
なお本書では、これまでの作品のいくつかに関する言及や翌年執筆される『ひらいたトランプ』を予告するかのような会話が見られるのも面白いが、それらにもまして、そのうちポアロ自身の死を捜査することになるのではというジョークに対し、それを書くのはヘイスティングズが適役だと『カーテン』を予感させるやり取りが、クイーンの『レーン最後の事件』の影響を思わせ興味深い。
ABC殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (創元推理文庫)より
4488105386
No.83
(4pt)

1935年、既に『カーテン』の構想を描き始めていたのかも?

本書はABCの順に事件が起きるという構想、それに合わせて現場に残される「ABC鉄道案内」、ポアロ宛のABCの署名入りの犯行予告状など、ストーリーとその道具立てに関しては従来作品には見られない斬新さにあふれた作品である。
しかし、本書は謎解き部分が消化不良で、まず第一に事件関係者の中に真犯人がいると推理する根拠が薄弱である。
有力容疑者が犯人像に合致しないという推理はいいとしても、事件関係者以外の別の何者かが犯人ではないという根拠について、ポアロは満足のいく説明をしていない。
また、ポアロはある人物に関して、動機が計画殺人には向かないし8月初めに休暇を取っているから8月末の事件では機会がなかったはずだと消去しているが、計画的に殺人を犯す動機が隠れていたかも知れないし、休暇の件こそカムフラージュだったかも知れないと考えないのは推理が浅すぎると思う。
なお本書では、これまでの作品のいくつかに関する言及や翌年執筆される『ひらいたトランプ』を予告するかのような会話が見られるのも面白いが、それらにもまして、そのうちポアロ自身の死を捜査することになるのではというジョークに対し、それを書くのはヘイスティングズが適役だと『カーテン』を予感させるやり取りが、クイーンの『レーン最後の事件』の影響を思わせ興味深い。
ABC殺人事件 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (講談社青い鳥文庫)より
4061485334
No.82
(5pt)

訳・百々佑利子

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。 BそしてCでも同様の殺人が。 そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。 狭義の〈ミッシング・リンク〉テーマの逆パターン(広義では含む)。 ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を 誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。 読み終えて感じるのは、犯行意図の不自然さ。 道具立てや趣向は面白いんですが、いくらなんでもこんな手間が掛かって リスキーなことはやらないだろうと。どうしても思ってしまいますw ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは〈ミッシング・リンク〉以外に もう一つ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。 本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで色褪せない輝きを放っているのです。
ABC殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (講談社文庫)より
4061370049
No.81
(5pt)

訳・百々佑利子

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。 BそしてCでも同様の殺人が。 そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。 狭義の〈ミッシング・リンク〉テーマの逆パターン(広義では含む)。 ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を 誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。 読み終えて感じるのは、犯行意図の不自然さ。 道具立てや趣向は面白いんですが、いくらなんでもこんな手間が掛かって リスキーなことはやらないだろうと。どうしても思ってしまいますw ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは〈ミッシング・リンク〉以外に もう一つ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。 本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで色褪せない輝きを放っているのです。
ABC殺人事件 (角川文庫 赤) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (角川文庫 赤)より
4042502032
No.80
(5pt)

訳・百々佑利子

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。 BそしてCでも同様の殺人が。 そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。 狭義の〈ミッシング・リンク〉テーマの逆パターン(広義では含む)。 ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を 誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。 読み終えて感じるのは、犯行意図の不自然さ。 道具立てや趣向は面白いんですが、いくらなんでもこんな手間が掛かって リスキーなことはやらないだろうと。どうしても思ってしまいますw ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは〈ミッシング・リンク〉以外に もう一つ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。 本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで色褪せない輝きを放っているのです。
ABC殺人事件 (ポプラ社文庫―ミステリーボックス) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ポプラ社文庫―ミステリーボックス)より
4591081702
No.79
(5pt)

訳・百々佑利子

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。 BそしてCでも同様の殺人が。 そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。 狭義の〈ミッシング・リンク〉テーマの逆パターン(広義では含む)。 ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を 誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。 読み終えて感じるのは、犯行意図の不自然さ。 道具立てや趣向は面白いんですが、いくらなんでもこんな手間が掛かって リスキーなことはやらないだろうと。どうしても思ってしまいますw ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは〈ミッシング・リンク〉以外に もう一つ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。 本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで色褪せない輝きを放っているのです。
ABC殺人事件 (ポプラポケット文庫 (702-1)) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ポプラポケット文庫 (702-1))より
4591088898
No.78
(5pt)

人間の惰性的認識を衝く犯罪

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。 B、そしてCでも同様の殺人が。 そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。 明らかに連続殺人と思われるのに被害者相互の関連がつかめないという、狭義の《ミッシング・リンク》テーマの逆パターン(広義では含む)。 ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を 誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。 読み終えて、どうしても感じるのは、動機の不自然さ。 道具立てや趣向としては面白いんですが、こんなに手間が 掛かってリスキーな犯行を、実際にやる人はいないでしょうw ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは《ミッシング・リンク》以外に もうひとつ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。 本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで、色褪せない輝きを放っているといえます。
ABC殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (講談社文庫)より
4061370049
No.77
(5pt)

人間の惰性的認識を衝く犯罪

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。 B、そしてCでも同様の殺人が。 そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。 明らかに連続殺人と思われるのに被害者相互の関連がつかめないという、狭義の《ミッシング・リンク》テーマの逆パターン(広義では含む)。 ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を 誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。 読み終えて、どうしても感じるのは、動機の不自然さ。 道具立てや趣向としては面白いんですが、こんなに手間が 掛かってリスキーな犯行を、実際にやる人はいないでしょうw ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは《ミッシング・リンク》以外に もうひとつ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。 本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで、色褪せない輝きを放っているといえます。
ABC殺人事件 (角川文庫 赤) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (角川文庫 赤)より
4042502032
No.76
(5pt)

パターン認識の罠

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。 B、そしてCでも同様の殺人が。 そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。 明らかに連続殺人と思われるのに被害者相互の関連がつかめないという、狭義の《ミッシング・リンク》テーマの逆パターン(広義では含む)。 ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を 誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。 読み終えて、どうしても感じるのは、動機の不自然さ。 道具立てや趣向としては面白いんですが、こんなに手間が 掛かってリスキーな犯行を、実際にやる人はいないでしょうw ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは《ミッシング・リンク》以外に もうひとつ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。 本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで、色褪せない輝きを放っているといえます。
ABC殺人事件 (創元推理文庫 105-14) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (創元推理文庫 105-14)より
4488105149
No.75
(5pt)

人間の惰性的認識を衝く犯罪

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。 B、そしてCでも同様の殺人が。 そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。 明らかに連続殺人と思われるのに被害者相互の関連がつかめないという、狭義の《ミッシング・リンク》テーマの逆パターン(広義では含む)。 ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を 誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。 読み終えて、どうしても感じるのは、動機の不自然さ。 道具立てや趣向としては面白いんですが、こんなに手間が 掛かってリスキーな犯行を、実際にやる人はいないでしょうw ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは《ミッシング・リンク》以外に もうひとつ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。 本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで、色褪せない輝きを放っているといえます。
ABC殺人事件 (ポプラ社文庫―ミステリーボックス) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ポプラ社文庫―ミステリーボックス)より
4591081702
No.74
(5pt)

人間の惰性的認識を衝く犯罪

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。 B、そしてCでも同様の殺人が。 そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。 明らかに連続殺人と思われるのに被害者相互の関連がつかめないという、狭義の《ミッシング・リンク》テーマの逆パターン(広義では含む)。 ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を 誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。 読み終えて、どうしても感じるのは、動機の不自然さ。 道具立てや趣向としては面白いんですが、こんなに手間が 掛かってリスキーな犯行を、実際にやる人はいないでしょうw ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは《ミッシング・リンク》以外に もうひとつ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。 本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで、色褪せない輝きを放っているといえます。
ABC殺人事件 (ポプラポケット文庫 (702-1)) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ポプラポケット文庫 (702-1))より
4591088898
No.73
(5pt)

訳・百々佑利子

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。
BそしてCでも同様の殺人が。
そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。
狭義の〈ミッシング・リンク〉テーマの逆パターン(広義では含む)。
ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を
誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。
読み終えて感じるのは、犯行意図の不自然さ。
道具立てや趣向は面白いんですが、いくらなんでもこんな手間が掛かって
リスキーなことはやらないだろうと。どうしても思ってしまいますw
ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは〈ミッシング・リンク〉以外に
もう一つ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。
本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで色褪せない輝きを放っているのです。
ABC殺人事件 (角川文庫 赤) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (角川文庫 赤)より
4042502032
No.72
(5pt)

人間の惰性的認識を衝く犯罪

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる
地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。
B、そしてCでも同様の殺人が。
そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。
明らかに連続殺人と思われるのに被害者相互の関連がつかめないという、
狭義の《ミッシング・リンク》テーマの逆パターン(広義では含む)。
ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を
誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。
読み終えて、どうしても感じるのは、動機の不自然さ。
道具立てや趣向としては面白いんですが、こんなに手間が
掛かってリスキーな犯行を、実際にやる人はいないでしょうw
ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは《ミッシング・リンク》以外に
もうひとつ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。
本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史の
なかで、色褪せない輝きを放っているといえます。
ABC殺人事件 (角川文庫 赤) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (角川文庫 赤)より
4042502032
No.71
(5pt)

訳・百々佑利子

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。
BそしてCでも同様の殺人が。
そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。
狭義の〈ミッシング・リンク〉テーマの逆パターン(広義では含む)。
ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を
誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。
読み終えて感じるのは、犯行意図の不自然さ。
道具立てや趣向は面白いんですが、いくらなんでもこんな手間が掛かって
リスキーなことはやらないだろうと。どうしても思ってしまいますw
ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは〈ミッシング・リンク〉以外に
もう一つ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。
本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史のなかで色褪せない輝きを放っているのです。
ABC殺人事件 (ポプラポケット文庫 (702-1)) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ポプラポケット文庫 (702-1))より
4591088898
No.70
(5pt)

パターン認識の罠

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる
地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。
B、そしてCでも同様の殺人が。
そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。
明らかに連続殺人と思われるのに被害者相互の関連がつかめないという、
狭義の《ミッシング・リンク》テーマの逆パターン(広義では含む)。
ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を
誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。
読み終えて、どうしても感じるのは、動機の不自然さ。
道具立てや趣向としては面白いんですが、こんなに手間が
掛かってリスキーな犯行を、実際にやる人はいないでしょうw
ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは《ミッシング・リンク》以外に
もうひとつ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。
本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史の
なかで、色褪せない輝きを放っているといえます。
ABC殺人事件 (創元推理文庫 105-14) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (創元推理文庫 105-14)より
4488105149
No.69
(5pt)

人間の惰性的認識を衝く犯罪

「ABC」を名乗る正体不明の犯人により、Aで始まる
地名の町で、Aで始まる名前の人が殺害される。
B、そしてCでも同様の殺人が。
そして現場には、ABC鉄道時刻表が残されていた……。
明らかに連続殺人と思われるのに被害者相互の関連がつかめないという、
狭義の《ミッシング・リンク》テーマの逆パターン(広義では含む)。
ある法則に基づいた連続性を提示することにより、捜査を
誤った方向に誘導しようとする犯行が描かれた作品です。
読み終えて、どうしても感じるのは、動機の不自然さ。
道具立てや趣向としては面白いんですが、こんなに手間が
掛かってリスキーな犯行を、実際にやる人はいないでしょうw
ただ、それでもやっぱり、クリスティがすごいのは《ミッシング・リンク》以外に
もうひとつ、当時としては先駆的なテーマを盛り込んでいるところ。
本作は、そうした「合わせ技一本」もあり、ミステリ史の
なかで、色褪せない輝きを放っているといえます。
ABC殺人事件 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (講談社文庫)より
4061370049